天空のサバンナ「岩手サファリパーク」でエサやり体験♪子連れ旅行にも最適!

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全国に動物園は89カ所ありますが、そのうちサファリパーク型の動物園は10カ所程度しかありません。最近の動物園は生態や能力を見せる工夫がされていますが、サファリパークのように車で彼らの生息地に入り込むのも、また違った楽しさがあります。所要時間約60分の冒険を始めましょう。

キャッチフレーズは、天空のサバンナ

「天空のサバンナ」がキャッチフレーズの岩手サファリパークは、2008年4月16日に岩手県一関市藤沢町の標高200mの丘陵地にオープンしました。サバンナほどではないですが、東北の中では気候が温暖で雪も少ないため、この土地が選ばれたそうです。

現在、岩手サファリパークは自家用車の乗り入れ禁止のため、観覧はバスを利用します。自家用車の乗り入れが可能なサファリパークでも、動物に突進されたり噛みつかれたりするので、バスを利用したほうが良いようです。

さあ、冒険の始まりだ!

重々しいゲートが上がると、約50~60分のサファリツアーの始まりです。約70種類700頭の動物の楽園を探検しましょう。

まずはインドやネパール、バングラデシュなどに生息するベンガルトラがお出迎えです。岩手サファリパークの黄金のトラ、"ゴールデンタビータイガー"は、世界で30頭程度しか捕獲されていないため、一見の価値があります。

猛獣のエリアには希少なホワイトライオンをはじめ、チーターなどが飼育されています。とても危険なため、下車はもちろん窓を開けることも禁止です。

動物たちとの距離が近い!

肉食動物のゾーンを抜けて草食動物のゾーンに入ると、窓を開けることができます。さっそく羊の原型と言えるバーバリーシープが寄ってきました。

バスが止まったら餌をあげましょう。エサ代はバケツ1杯千円と高価!「なんで入園料まで払って動物を養わなきゃならないんだよ!」と思いますが、これだけの動物を飼育して、楽しませてくれるのだから仕方ないと割り切るしかありません。

「飯をくれよ」と大きな体ですり寄ってきたのはアメリカンバイソンです。毛皮や狩猟目的で、19世紀末には数百頭にまで激減しましたが、近年は少しずつ回復しているようです。しかし、こんな巨大な生き物を絶滅寸前まで追い込むとは、人間の威力は凄まじいものです。

キリンがバスの中に首をつっこんできました。これはアミメキリンと言う種類です。アフリカには模様が小さいマサイキリンも生息しています。おとなしい動物なので、暴れることはありません。エサをあげるとむしゃむしゃと食べ始めます。

ゾウと戯れる

サファリツアーが終わっても、まだまだ楽しめます。一人2,000円でゾウに乗ることもできますし、ショーだけなら無料で見ることができます。ボール遊びをしたり演奏をしたり、フラフープを披露。最後は勢いよく鼻から水を噴射しますので、ご注意ください。

広いフィールドを駆け回る躍動感、間近な動物とのふれあいなど、サファリパークには動物園とは違った楽しさがあります。大人も子どもも楽しめますので岩手に来た際は、ぜひとも立ち寄ってほしいスポットです。なお、季節によって中止している展示もありますので、詳しい内容はホームページなどでご確認ください。

岩手サファリパーク
住所:
岩手県一関市藤沢町黄海字山谷121番2
アクセス:
・一関ICを右折、磐井大橋を渡り花泉方面へ、「花と泉の公園」を経由して花藤橋を渡り約45分
・若柳金成ICを右折3km先コンビニを左折、花泉方面へ、「花と泉の公園」を経由して花藤橋を渡り約40分
・国道284号線を一関方面へ、「道の駅川崎」手前コンビニの信号を左折約25分
営業時間:
通常営業期間 8:
00~17:00
冬期営業期間 8:
30~16:30
休館日:
年中無休
電話番号:
0191-63-5660
料金:
大人:2,500円、小人:1,500円、シニア:1,500円
MASAKAZU

動物園、水族館、アウトドア、ローカルヒーロー、藤子F不二雄、ダートバイク、ビールが好きです。まとまりのない趣味でスミマセン!

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