夜景にグルメに買い物！台北101ってどんなところ？？

台湾の新しい観光名所がここ「台北101」。
台北101の101の由来は「地上101階建て」というところからきているそう。

地上101階、地下5階からなる高さ508メートルの台北101は世界有数の高層ビルで、施工は日系企業が中心となり、約7年かけて建設されました。

ここには展望台だけではなく、ショッピングやグルメなども楽しめます。
地下1階から地上6階までがショッピングモールとなっており、台北市民にも愛されるスポット。

台北101のショッピングモールは、各国の有名ブランド店が勢揃いしているので、台湾で世界のブランド品を見たいと思ったらここに来るのが一番です。
ZARAなどの街で見かけるカジュアルなブランドやお土産屋さんなどたくさん入っているので、買い物はここですべて済んでしまうかもしれませんね。

広くてお目当てのショップがどこにあるか分からない！等の心配もしなくて大丈夫です。
日本語OKなタッチパネル式の案内板が至る所にあるので、駆使しましょう。
そしてここは一つ一つのお店が広いのが特徴で、ゆったり見ることができます。

所々にベンチがあるので疲れた時には一休みでき、フードコートもあるので、雨でもここに来れば一日ゆっくり過ごせますね。
また、台北101のポストカードやマスコットのダンバーちゃんグッズなども、わざわざ展望台入り口の5階のお店や展望台内にあるお店に行かなくても買うことができます。

フロア中央にあるインフォメーションカウンターでは、お買い物の際の免税手続き、外貨両替の他、通訳サービスやベビーカー、車椅子の貸し出しも可能。
忘れ物・落し物案内等もありますので、何か困ったことがあったら行ってみましょう。

移動に便利なタクシー乗り場は、ファミリーマート前（B1階）。

2012年にリニューアルしたB1階のフードコート、シャンデリアが輝いて高級感たっぷり。
牛肉麺、麻辣鍋、蚵仔煎といった台湾料理のお店から、パスタ、インドカレー、韓国料理、香港茶餐店、回転寿司、ラーメン、日本料理、ファーストフード、ドリンク、デザート店と、30軒あまりの店舗があります。
座席数はなんと900席！
食事時は混雑しますが、それぞれが好きなものを食べられるのでいいですよね。

日本にもある、台湾といえば！の小籠包が有名なお店「鼎泰豊」もあります。
ニューヨークタイムズでも「世界の人気レストラン10店」にも選ばれた台湾の点心のお店で、人気メニューはもちろん小籠包。
テイクアウトもでき、フードコートで食べるのも良いですね。
モスバーガーや、北海道の旭川にある有名ラーメン屋・梅光軒もあるので、日本の味が恋しくなった時は行くといいかもしれません。

展望台の話をする前に、少しだけ豆知識をご紹介。
ここ台北101は、世界最速のエレベーターがあるという記録を持っています。

ここのエレベーターを使えば、89階にある展望台までたったの39秒！！
毎分100メートルというスピードで上がっていることになります。　
早いですね。

それでは展望台にはどうやって登るのかご説明します。

展望台の入り口は5階。
フロアのエントランスをくぐると、右側にチケットカウンターがあります。
チケットは半年に１回、デザインが変更されるそう。

チケットを購入したらエレベーターに乗りますが、スタッフが誘導してくれます。
展望台のある89階までは約380ｍですが、出発から37秒で到着。
そんな高さに一気に上がるのに不思議と耳が痛くなりません。
そのわけは…世界初となる「気圧制御システム」を採用しているからなんです！
ちなみにこのエレベーターは東芝製。

やはり日本の技術は凄いですね。

展望台についてエレベーターから降りるとガラス張りの窓が目に入ります。
無料で音声ガイド機を貸してもらえるので、是非借りましょう。
説明スタッフも日本語OKなので安心。
台北101の展望台からは、台北市の町並み、周辺の山々、離れている淡水の風景までも見ることができるのです。

実は91階には屋外展望台があります。
ですが、毎日開放しているわけではなく、お天気がいいこと、風が強くないこと・・・等の条件をクリアした日のみとなりますので、開放されていたら是非行ってみてください。

台北を一望できる綺麗な景色、美味しいご飯、お買い物……
なんでもできちゃう大人気スポット「台北101」、いかがでしたか？

台北101の展望台には日本の技術も使われていて、日本人としては是非チェックしたいところ。

台湾に行かれる際は、どうぞ一度は足を運んでみてください。