有名な「白菜&角煮」が見たい! 中国美術品がぎっしり國立故宮博物院

中国の歴史ある美術品が台湾の國立故宮博物院に保管されています。展示品の中には思わず二度見してしまいそうな芸術品も!魅力満載の國立故宮博物院をご紹介いたします。

國立故宮博物院とは

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台北市内にある國立故宮博物院は、台湾の国立博物館のうち最大のもの。

中国の長い歴史の中で各王朝の皇帝たちが集めていた最高品質の芸術品や、王宮に献上された貴重な宝物などが、数多くの歴史的文献とともに保管されています。

なぜ中国の宝物が台湾に?

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20世紀の中国では国内外で大きな戦争がいくつも起こりました。
戦火で貴重な美術品たちが失われるのを避けるため、最終的に移された先が台湾だったのです。

中国最後の清王朝が滅びた際、紫禁城から皇帝が追放され、そこに保管されていた美術品たちを博物館として一般に解放したのが國立故宮博物院の始まりでした。

特筆すべきは収蔵品の多さ。なんと約69万点!

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故宮博物院には約69万点の収蔵品があるそうです。
そのため常時展示されているのは6000~8000点ほど。
その他の文物は時期によって入れ替えられるため、すべての収蔵品を見るには10年あるいはそれ以上かかるとも言われます。

新石器時代と呼ばれる4、5000年前につくられた玉器や、宋(960~1279年)の陶磁器、さらには考古学的に実在が確認されている中国最後の王朝、殷(紀元前1600年ごろ~紀元前1046年)の時代につくられたとされる銅器まで。

中国の膨大な歴史を彩ってきたさまざまな種類の美術品たちが収められています。

必見、行列必至。人気の展示品は?

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ガイドブックなどでも必ず掲載され、また実際に行列ができるほど大人気の展示品が、「翠玉白菜」と「肉型石」です。

「翠玉白菜」(制作年:18~19世紀)

「翠玉白菜」(制作年:18~19世紀)

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翡翠の色を生かした彫刻で作られた、本物の白菜そっくりの作品。
紫禁城内の永和殿に安置されていたもの。

葉の上にいる二匹の昆虫は、多産の象徴と言われていたキリギリスとイナゴ。
白菜と昆虫という組み合わせは、当時の絵画などで吉祥を象徴する題材として親しまれていたそうです。
芯の部分の筋、やわらかな葉の様子など細かく見事な彫刻を至近距離からじっくり見ることが出来ますよ。

「肉型石」(制作年:不明)

「肉型石」(制作年:不明)

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なんと、豚の角煮そっくりの石。

皮のように見える赤い部分は粘土鉱物を含んでおり、豚肉の毛穴を模すために赤く染色され、小さな穴がびっしりと開けられています。
脂身が入り混じった肉のように見える部分は、瑪瑙類の鉱物が層状に積み重なったもの。

製作者は不明ですが、天然物を活かした見事な細工です。

世界4大博物館のひとつ

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フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで、故宮博物院は世界4大博物館のひとつに数えられています。

施設はかなり広く充実。荷物の預かりやタクシーの呼び出しサービスも利用できます。(エントランス前に待機しているタクシーはぼったくりが多いといわれるのでご注意を!)

また日本語の音声ガイド(100元)も用意されています。展示物への理解が深まりより楽しめるのでぜひ利用して。利用にはパスポートが必要です。

國立故宮博物院(グーゴン ボーウーユエン)

住所:
台北市士林区至善路2段221号
営業時間:
8:30~18:30(チケット販売は8:20~18:00) ※金・土曜日は21:00まで開館(チケット販売20:30まで)
定休日:
年中無休
電話番号:
02-2881-2021
料金:
一般参観者チケット250元。団体チケット(10人以上のグループ)230元/人
アクセス:
MRT淡水信義線「士林駅」よりタクシーで15分(100元程度)。または「士林駅」より紅30バスに乗り、「故宮博物院正館入口」下車。または255、304、815、小型バス18、小型バス19などの路線バスで「故宮博物院大門広場前」下車。

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曜日や時間帯によってはかなり混雑し、人気の展示品では行列ができることもしょっちゅうです。
事前に見たいものをある程度しぼりこんで回ることをオススメします。
昼食前後の時間帯や夕方頃、また金・土曜日の夜間開放日などは比較的空いているので、その頃に来館しても。

世界4大博物館のなかで、日本からもっとも近い故宮博物院。台湾に来たならぜひ訪れてください。

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