岩手県のわんこそば人気店14選!満足度が高いおすすめわんこそばをご紹介!
930495views- 住所:
- 岩手県盛岡市八幡町10-21
- アクセス:
- 仙北町駅から1,451m
- 営業時間:
- 昼11:00~15:00/夜17:00~20:00
- 定休日:
- 水曜日、日曜日の夜の部
- 電話番号:
- 019-651-7184
- 料金:
- わんこそば食べ放題 梅2400円(+税)<要予約制>
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岩手県の名物といえば「わんこそば」。チャレンジしてみたいけど、どこのお店へ行けばいいのかわからないということもありますよね?ですので今回は、宮沢賢治も愛したという、わんこそばにチャレンジできるオススメのお店を14店舗ご紹介いたします。
昭和35年創業の老舗。岩手県内に系列店も合わせれば数店舗あるチェーン店でもあります。店舗では普通にお食事もできますよ。さらに仕出し弁当や出張わんこそばもされています。
こちらのお店の「わんこそば食べ放題」は要予約制で3つのコース(桜・松・梅)があります。違いは、3種類の薬味以外に、おかずが増えることと桜には必ずわんこそば手形が付いてくること。しかし、100杯以上食べられれば手形はもらえます。目の前にどんどんお椀を重ねていくのを見るのは楽しいですよ。目指せ100杯超え!
お店に行くと外にも中にも大人の手のひらサイズ程の「わんこそば手形」を持った人が多く見受けられるでしょう。
せっかくならば是非100杯以上食べて、手形をゲットしたいものです!
初駒の方曰く、成人男性は平均で60~80杯ほど食べる人が多いそう。意外にも1つ1つのわんこそばはそこまで大きくないので、頑張れば100杯も射程圏内かもしれません。
「同じそばを100杯も食べるなんて無理なんじゃないか!?」と初めてわんこそばにチャレンジする方は思われるかもしれませんが、岩手のわんこそばは細くてさらりとしており、そば粉の香りもふんわり豊かで美味しいので、女性でも30杯くらいは食べられると思いますよ!
平泉駅前にありますので、世界遺産を巡ってから寄るには便利です。さらにこちらは、盛り出し式平泉わんこそばの元祖のお店でもあります。
これがこちらの「わんこそば」。通常のわんこそばとは違い、盛り出し式平泉わんこそばといって、最初からお椀にそばが盛られて出てきます。12杯が1段に並べられており、それが2段の24杯が1セット。この24杯で大体ざる2枚分。足りなければ1段12杯のおかわりも可能です。焦らずゆっくりとわんこそばが食べたいのであれば、こちらがオススメです。
なお平泉周辺は世界遺産のお膝元とだけあって、右に左にたくさんの「平泉名物わんこそば」と書かれた看板を目にすることができます。どのお店も特徴的で、個性豊かなので、是非お腹の具合や味の好み等に合わせて、ぜひお食事処を選んでみてください。
わんこそばは、もともとは「朱塗りのお椀に一口分ずつのったそば」のことを指しました。古くから岩手県内では冠婚葬祭の時などに宴会の席でのおもてなしのひとつとして、おそばが振る舞われており、一度に大勢の分を作ることが出来ないがゆえに、現在の「わんこそば」スタイルが確立したのだとか。
たしかに、見た目も華やかで絶妙な茹で加減のものが食べられるわんこそばは、最高のおもてなしスタイルですよね!
こちらのわんこそばは、通常の仲居さんが1杯ずつ給仕してくださるスタイル。お店自慢のタレは無添加。そしてコースは「上わんこそば」と「特上わんこそば」の2コース。違いは付属のお料理の品数。こちらは10杯でざる1枚分で、食べ終われば杯数とお相撲の格付けが書かれた証明書がもらえます。
宮沢賢治はやぶ屋の「やぶ(藪)」の英語にちなんで、この店を「ブッシュ(藪)」と呼んで愛していました。「花巻市と言えば宮沢賢治」というほど、花巻市では駅に降り立った瞬間からたくさんの宮沢賢治関連の施設や土産店、ポスターなどを目にすることができるでしょう。
中でも「やぶ屋」は賢治ファンにとっての聖地のひとつ。宮沢賢治はここで天ぷらそばと三ツ矢サイダーを食べることをなにより楽しみにしていたので、お店ではわんこそばを食べている人と同じ位、この異色のコラボメニューを食べている人も多くいます。
観光地としても見逃せないお店ですね!現在のお店は賢治が通っていた頃の建物ではありませんが、今でも当時と同じかそれ以上に多くの人で常に繁盛しています。
直利庵は「ちょくりあん」と読みます。明治17年創業の老舗で、1階は普通のお蕎麦屋さん、右側の別入り口から入って2階でわんこそばが食べられます。お蕎麦以外のメニューも豊富に取り揃えられている為、地元の人もとっておきの外食の際に使うことの多いお店。地元の方に人気なのは季節ごとに旬の素材をふんだんに取り入れて作った「変わりそば」や「かつ丼」などの丼もの。そしてなんと「ラーメン(中華そば)」なのだそう。
1階席にいると意外にもお蕎麦以外のメニューを食べている人も多く、バラエティ豊かなラインナップについつい目移りしてしまいます。年末になると「年越しそばのご予約承ります」なんてポスターも張り出され、地元の人に長く愛されている店であることをさらに痛感することでしょう。
こちらも普通のわんこそばの食べ方。コースは特・上・普通の3コースで、違いはお料理の品数。仲居さんたちが次々とそばを入れてくれるのですが、こちらはお椀を積み上げるのではなく、マッチ棒で自分でカウントする方式。数え間違い要注意ですよ!
明治37年創業の老舗であり、わんこそば大会発祥のお店。こちらにも宮沢賢治がよく訪れていたそうです。
わんこそば大会発祥のお店だからといって、せかされることもなくゆっくりとわんこそばを食べられます。なぜなら、お店が大事にされているのが、おもてなしの心だからなのです。そして常に湯がきたてのおそばが出てきますので、その美味しさも堪能できますよ。
こちらもお椀を積み上げるのではなく、マッチ棒で杯数を計算します。さらに、前掛けも記念にもらえるのが嬉しいですね。
うまいおそばの条件は「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」の、俗にいう「三たて」だと言われています。常に多くのお客さんで賑わい、わんこそば大会発祥店ならではのてきぱきとした店員さんのオペレーションが見事な嘉司屋では、いつでもこの「三たて」そばを堪能することが出来るでしょう。
わんこそば大会は1957年よりはじまった50年以上の歴史を持つ由緒正しき大会で、なんと優勝候補の方は、10分間で300杯近くたいらげてしまうそう。動画なども多く配信されていますので、是非食べ方の予習がてらご覧になってみてはいかがでしょうか?実際に大会を観戦に行くのもおすすめです!元祖わんこそば大会は「わんこそば全国大会」ですが現在は盛岡市にて開催される「全日本わんこそば選手権」という大きな大会もあります。
東家本店は、創業明治40年の老舗のわんこそばとそば会席のお店です。このお店もまた、ご当地の食のエンタメが楽しめるスポットのひとつ。明治の創業以来割烹料理屋として地元に愛されてきたお店で、地元のお客さんもきています。もちろん名物わんこそばがおすすめです。割烹料理屋と聞いて、さすがにこれは静かに食べられそうとのほほんとしていてはいけません。岩手のおもてなしの心意気はやっぱり半端ない。
よく見かけるあの一対一のお椀を巡る攻防戦が始まってしまうのです。「はぁい、どんどん!はぁい、じゃんじゃん!」と元気な掛け声が聞こえてきます。ああ・・・戦っている人がいるんだと、注文前に思わず周囲を見渡してしまいます。
お店に入ると、説明ではお椀15杯の分量が大体ざるそば1枚分にあたるとか。男性では60杯、女性も30杯くらいは平均で食べていくそうです。ちょっと待ってください、60杯だとざるそば4枚、30杯で2枚?それ以上あるように見えますが、錯覚でしょうか?
まずおそばを注文すると、薬味がきます。そうです大食いのコツは味を変えることですよね。途中で味を変えるのはもはやみんなが知っているノウハウです。でも「どんどん!」「じゃんじゃん!」でお椀を満たされてしまうと薬味の味はするのでしょうか。ここはやはり長時間じっくり仕込んだといわれる出汁と、つるっと喉越しのよいそばの勢いに頼るしかありません。100杯以上達成すると東家オリジナルの「わんこそば証明手形」がもらえます。
中尊寺に参詣する途中にある夢乃風。お餅と堂々と出ているのぼりが目印です。一関はお餅文化が発達していて様々なトッピングが楽しめます。地域的に近い平泉もまた一関・平泉もち街道で有名です。ここ夢乃風も、美味しいお餅が食べられると期待に添うお店。なんといっても中々味わうことができない搗きたてのお餅は、のびのびっとしてしっかりした食感がなんともいえません。焼き餅より確実に伸びます。
そんなお餅も食べたいし、やっぱりわんこそばも食べたいという人にはピッタリのお店です。女性にうれしいのは、一対一のバトル、あの抜け目のなく継ぎ足される伝統技の光るわんこそばではなくきれいに並んで会席料理のように出てくること。インスタばえも抜群です。
わんこそばの薬味は、長芋、山菜、葱、もみじおろしで出汁はあっさりとした薄い色をしています。東北だと色が濃くてしょっぱいイメージがありますが、上品な味です。自分のペースと薬味をそれぞれ好みのままに入れて食べられるので、女性には好まれますね。お膳のセットについてくるお餅は、メニューによって違います。ずんだ、あんこ、くろごま、くるみ、しょうが、お雑煮の6種類のトッピングされたお餅が楽しめるセットと、特に郷土料理として代表格のずんだ、あんこ、くるみの3種類のお餅が出るセットがあります。お口直しで大根おろしがついていて、それもまたいい感じです。関東だと大根おろしはお餅に絡めて食べるのが一般的なので、やはり土地柄によって食べ方も変わっておもしろいですね。注文を受けて、すぐ柔らかいお餅が出てくる仕組みは知りたいところですが企業秘密なんでしょうね。
岩手の盛岡の名物わんこそばは、実は花巻が発祥の地なんです。その花巻でわんこそばを食べるなら、宮沢賢治が通ったと言われるやぶ屋花巻総本店がおすすめです。わんこそばではないのですが、宮沢賢治が好んで食べたと言われるメニューがあります。
その名も賢治セット。天ぷら蕎麦とサイダーがお好みだったそうで、サイダーは三ツ矢サイダー。お酒の飲めない宮澤賢治がお酒の代わりに飲んでいた「三ツ矢シャンペンサイダー」だったそうです。また、やぶ屋をもじったブッシュと言う方もしていたそうで、ブッシュセットと言うメニューもあります。こちらはもりそばか、かけそばと天ぷらが六種、 お寿司が三貫と小鉢が付いてプチ贅沢なメニューです。
名物のわんこそばは、子供用(小学生以下と小学生)、中学生以上で分かれています。特上は要予約ですので、天ぷら盛合わせやシメの水菓子が食べたい方は予約しましょう。特上を頼む場合、勢い余って追加されるわんこそばに追われ、せっかくの天ぷらやお刺身が食べられなくなる可能性もあります。そんな作戦失敗にならないよう、おそばを食べる前、美味しく食べられるうちに先に食べておくほうがいいみたいです。
小学生未満のちびっこわんこそばには、お刺身と薬味に使うなめこおろし、風味漬、とろろ、ねぎ、権八、削り節、海苔。そして水菓子がついてきます。小学生用は、同じ品数ですがおそばの量に比例するようです。中学生以上のわんこそばでは、刺身の他に、味覚が大人になったという時期もあるのか筋子や塩辛といったお酒のつまみ的な一品もついてきます。薬味はちびっこわんこそばと一緒です。ですが、ちびっこたちに付く水菓子はありません。
予約が必要な特上わんこそばは、お刺身2種盛りと天ぷら盛合わせ、後は中学生以上のメニューと同じで、水菓子がプラスされてきます。
おしゃれで伝統的なおそば屋さんには見えない九十九草は、盛岡でも老舗のわんこそば屋さんが経営する隠れ家的ダイニングバーです。わんこそばの東家が創業99年を記念して、ニューヨーク帰りのジュニアがプロデュースしたという和洋折衷で地産地消のレストラン。食材は地元、おそば屋さんの系列店らしい日本各地の地酒を取り揃えているのが特徴です。
九十九草は、わんこそばご本家東家の本店の隣にあります。入り口の行灯は、盛岡出身の版画家大場富夫氏の作品。この九十九草と書かれている行灯と白を基調にした外壁が目印です。店内もおしゃれな隠れ家のような雰囲気で、照明は押さえてくつろぎのムードたっぷり。カウンター席と奥にはテーブル席、席と席もゆったり配置されています。
九十九草はランチタイムは近所で仕事をしている人たちが、夜はワインや洋酒でディナーを楽しむ人で席が埋まっています。ランチでは、和洋折衷のメニューは肉料理、魚料理そして野菜料理と地元の食材を使って作られています。そしてわんこそばは?ですよね。サラダに老舗東家のおそばが潜んでいます。大根サラダ的な見た目ですが、わんこそばの1椀と同じ分量おそばが入っているのです。食欲がなくてご飯が食べられない、さっぱりしたものを食べたい。そんな時、自宅でもこんな風にサラダ感覚で食卓に出せそうなアイデア満載の一品ですね。ディナーでもおそばを使った創作料理、コースメニューでは最後におそばが出てきます。正統派の三種盛りの他にも、おそばの可能性が広がるメニューがたくさんあって楽しめるお店です。
わんこそばがはじめての方は、お試しと食べ放題があるやぶ屋フェザン店がおすすめです。お店の人から自分のペースで食べられることもできると案内があります。お店で他の人が挑戦しているのを見て、やっぱり無理そうだと思ったら自分のペースでというのも「あり」ではないでしょうか。おそばはコシがしっかりしていて、かつおだしの出汁もおいしいのでゆっくり堪能しないともったいないほどですから。わんこのお椀15杯が、おそば一人前の勘定。
フェザン店限定のお試し10杯コースは、おかわり10杯で500円。10杯では少ない!という方には20杯まで注文できます。おそばの他に薬味が4種類、なめこの大根おろしといかの塩辛、とろろがついてテーブルに並べると盛りだくさんな感じです。
さらっとするっとわんこそばの食べ放題でチェレンジしていると、ピークは50杯目あたりになるのです。もうだめかなと弱気になったところで「60杯目からは小結に認定ですよ。」とおかわりを出してくれる店員さんの悪魔の囁き。後10杯ならなんとかがんばれるかなという絶妙なタイミングなんです。100杯だと額縁入りの大食い証明書「横綱」に認定されます。そして栄えある100杯以上食べた横綱に認定された人は、記入ノートがありそこへ記録されるんです。最高は300杯を超えているというから、上には上がいるようですね。
藤原三代で有名な平泉の中尊寺の近くにあるそば処義家。わんこそばのおそばが変わっています。義経を頼むと普通のおそば、静を頼むと茶そばです。さらに清衡は両方の二種盛りになっています。店内はテーブル席とお座敷があり、元気な店員さんが声をかけてくれます。ここのお店の使っているそば粉は、岩手県産のもの。石臼挽きで製麺され蕎麦のコシが強くて香りも抜群です。出汁には贅沢に枯本節を使かっている本格派。色は薄めですがかつおだしの旨味がしっかり出ています。外の景色はちょうど月見坂が眺められ、とても風流な雰囲気があるお店です。
小さな赤いお椀を給仕さんがつきっきりで次から次へとおそばを投入する、戦いのようなわんこそば。平泉のわんこそばは、盛り出し式といわれ先におそばのお椀の個数を決めて注文します。給仕さんがお盆を捧げてどんどん継ぎ足してく雰囲気とはちょっと違うのです。わんこそば一重だとお椀の数は12個、おおきなお盆に乗って出てきます。12椀というと、量は普通に食べるざるそばの1枚分と同じ。二重や三重になっていくとお盆の段数が増えていくという仕組みです。お椀の中は一口サイズの量のおそばが盛りつけされてきます。テーブルの上は薬味や出汁、香の物や水菓子のお盆とわんこそばのお盆でギュウギュウな状態。薬味は、なめことろろと海苔、山菜、ネギ、わさびがついてきます。
泉橋庵 支店は、毛越寺の側にある立派な店構えのおそば屋さんです。こちらのわんこそばもハチマキ姿の給仕さんが「ハイ!ハイ!」と攻め立てるようにお椀におそばを入れるわんこではありません。店内は観光地の食事処というより、地元にあるおそば屋さんといった感じです。やはりお盆にのせられた赤い小さなお椀が24杯、出汁は自分で作ってお蕎麦を入れて食べていきます。おそばのお盆だけでもテーブルの上はいっぱいになってしまうのに、出汁と薬味は同じ大きさのお盆がど~んと目の前に置かれます。1人前で2人分のテーブルの広さが必要になるという、都会の場所代の高い地域ではなんとも贅沢な使い方です。
薬味は同じわんこそばを出すお店でもお店ごと地域ごとに違います。花巻のあたりでは塩辛や筋子などお酒のおつまみ系の海産物がついていますが、平泉の周辺では正統派おそばの薬味といったら全国的にこれでしょうというものが出てきます。泉橋庵支店の薬味は、とろろ、なめこ、削り節、刻みねぎ、わさび、山菜です。最初に目の前に薬味のお盆が届き、店員さんから説明をしてもらっているうちにわんこそばののったお盆が到着します。分量的には、お椀10杯から15杯で、通常のかけそば1杯分の目安です。お店のメニューにあるざるそばやかけそばなどとの違いは、わんこそばのおそばは細くやわらかめで出てくること。確かに味わうというより流し込むのでコシがあると消化に悪いでしょうし、のどに抵抗があるかもしれないですね。
東家 駅前店は駅から近い便利なお店です。創業明治40年という全国的に有名なわんこそばのお店。どこにでもあるような駅前の繁華街のテナントビルに入っているのですが、お店の外観はいきなりレトロな世界が。昭和初期の商家を改築したという店構えは、昔ながらの木造建屋の風情で落ち着きます。使い込まれた柱の黒光りなど、めったに見られない古民家の良さが漂っています。わんこそば以外にもそば会席や一品料理などもメニューにあり、わんこそばに挑戦する人の同伴できても選択肢が多いので安心です。花巻と平泉はわんこそばの出され方に特徴がありました。ここ盛岡ではいったいどんな出され方になるのか気になりますね。
わんこのお椀は食べたものを重ねていくものと、数え棒で数える方法があります。メニューのわんこそばは二種類あり、ひとつは杯数を算木という数え棒で数を数え食べたお椀はテーブルに重ねません。そして、もうひとつのわんこそばでは杯数は重ねたお椀で数えていきます。おそばは、短く切ってあるのが特徴で食べやすく、しっかりコシが残っていておいしいです。わんこそばを食べるとき、お店で前掛けをくれます。しかしなにしろ熱い戦いが繰り広げられるわけですから、白熱すると前掛けをしていない場所に汁やらおそばの水分やらがピッピっと勢いよく飛んでしまいます。お椀毎飛んできたり、おそばを上手にキャッチしきれないこともあります。よそゆきの洋服や白のトップスなどは避けたほうがいいかもしれません。
おそば屋さんで日本酒とおそばを頼むのは通の楽しみといいますから、居酒屋にお蕎麦があってもおかしくないでしょう。南部藩長屋酒場はわんこそばがある居酒屋です。盛岡市にあり大通りを歩いてたまたま発見する人や、宿で紹介されてという人もいます。地元では人気がありおすすめできるお店なんですね。キャッチフレーズも、ここ一軒で岩手県という面白い&心意気を感じるフレーズ。お店の入口がいろいろ置いてあってちょっとわかりにくいですが、諦めずに探してみましょう。小さな扉から店内に入ると、和太鼓の音で歓迎されます。中は家具や建具は古民家のようです。しかもかなりの広さで豪農の家か民宿のような佇まい。畳敷で囲炉裏の部屋やこたつの部屋も、今日はここに泊まり気分になります。
盛岡の三大麺といわれる、わんこそば、盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺もメニューに有ります。わんこそばは10杯セットになっていて、お椀に入って運ばれてきます。残念、あの掛け声はありません。でもおわんに入った量はやや多めかもしれませんじっくり味わってお酒のシメにしましょう。岩手県は、日本の国土面積の4%を占めていると言われています。沿岸部の三陸には、多種多様な地形で捕れる新鮮な魚介類が豊富です。岩手の名物と言われる料理がメニューに並び、本当にここだけで岩手の郷土料理を網羅できてしまいそうな品揃え。確かに観光客におすすめする宿があるのもうなずけます。ガイドブックでは載せきれないような、岩手のおいしいものを発見できそうです。
普通のわんこそばから、自分のペースで食べられるわんこそばまでご紹介いたしました。記念品をもらえるお店ありますので、旅の思い出にわんこそばにチャレンジしてみてくださいね。
気軽に試したい方は盛岡駅周辺などでも試せます。出張で盛岡市を訪れたビジネスマンなども、帰りの新幹線の待ち時間などを利用してわんこそばにチャレンジしていることも多く、意外にも強者揃いなので、店内はどこも常に熱気むんむんなんですよ!
わんこそばは、決して沢山食べることを強いられるものではないので、少食の方や女性のみなさんも心配しなくてOKです。テーブルの上にずらりと並ぶお椀はそれだけでインスタ映えするので、記念撮影がてら是非チャレンジしてみてください。
岩手といえば「わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」の三大麺が有名ですが、その中でわんこそばは現地でしか体験できない貴重なソウルフードですので是非お見逃しなく!
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