台湾・台北観光の人気スポット！必ず行くべきおすすめ観光スポット15選

美麗華百樂園（Miramar Entertainment Park）は、ショッピングモールに隣接した台北で有名なデートスポット。高さはおよそ100メートルにものぼり、天の楽、地の彩、風の舞をテーマにイルミネーションが光ります。昼間もおすすめですが、夜景を楽しみたいなら夜の観光もおすすめです。

一周するのに約17分かかります。夜の台北を一望しながらその日を振り返るのもいいですね。美麗華百樂園は台湾でもトップの人気を誇るデートスポットで、多くのカップルが訪れます。周辺には高層ビルなど景色を遮るものがほとんどないので、眺めがいいです。

台北の玄関口にあたる台北駅より電車で約30～40分の所にある美麗華百樂園は、2004年のオープン以来、地元台北っ子たちからも「ミラマー」の名前で愛されております。お台場のような一大エンターテイメント施設の中にそびえる観覧車は、6年間もの歳月を経て完成に至ったもの。ショッピングモール自体もとても大きく、特に雨の日レジャーにはもってこいです。日本のショッピングモールのように巨大フードコートや最新トレンドショップ、スポーツ用品やキッズ向けの施設も充実していますよ！
また、館内の映画館はアジア最大級のIMAX（映写システム）を完備！とにかく画面が大きくて、スクリーンの中に吸い込まれてしまいそう！日本よりもお安いお値段で映画鑑賞できるので、映画ファン必見です。

国立故宮博物院（National Palace Museum）は、世界四大博物館のうちの一つとしても知られています。中国古代から伝わる高品質な展示品がそろっており、貴重な展示物を見ることができます。歴史が好きな方は是非行ってみて欲しい観光スポットです。

台湾の数ある観光スポットの中でも、非常に人気のある場所です。70万点もの展示物があり、歴史的、文化的に価値のある収蔵品を見学できます。広大な敷地の中に建つ施設なので、敷地内を行き来するシャトルバスも運行しているほど。レンタルサイクルサービスまであります。

台北観光は絶景観賞にグルメにファッションにと、魅力点を挙げればキリがありませんが、「折角なので少しアカデミックな要素も旅に盛り込みたい！」という方は、故宮博物院が一押しです。
建造物自体も台湾らしく、日本ではまず見ることの出来ないものですので、ひとたび足を踏み入れれば一気に旅情が掻き立てられることでしょう。
博物院はいつ行っても観光客でごった返しておりますので、できれば朝イチで行くのが良いでしょう。お土産品のモチーフなどでもいまや定番の、博物院の二大看板「翠玉白菜（すいぎょくはくさい）」と「肉形石（にくがたいし）」は、生で見るとやはりそのオーラに圧倒されます。
いずれも「玉器」という分野の工芸品で、どちらも石で出来ているとは思えないリアル感。「美味しそう」と思わずつぶやいてしまいそうな国宝を是非ご覧ください。

こちらも人気観光スポットである、猫空ロープウェイ（Maokong）。猫空はお茶の産地として有名な場所で、茶農家が直営するカフェなんかもあります。雰囲気たっぷりのテラス席でのお茶がおすすめなので、天気のいい日を選んで行くことをおすすめします。台北らしい体験ができるのも魅力。

ロープウェイには2つの種類があり、ノーマルなタイプと床が透明になっているタイプがあります。高所恐怖症の方にもおすすめできませんが、スリルを感じたい方はチャレンジしてみる価値あり。このロープウェイは週末になるとかなり行列ができますが、あらかじめオンライン予約をしていくと待ち時間を軽減できます。

猫好きさんの聖地としても名高い「猫空（地元の人からは“マオコン”の名前で愛されています）」は、お茶だけでなく猫グッズもお土産として有名です。
台湾人にも大人気のハローキティとのコラボアイテムは定番！それ以外にも、台湾らしいユニークな猫グッズがたくさんゲットできるので見逃せません。
猫グルメも豊富で、特におすすめは猫空産のお茶を使ったソフトクリーム！なんとソフトクリームの上にお茶を練り込んだ可愛い猫型クッキーが乗っており、訪れる観光客のハートをわしづかみにしております。絶景を見ながらのんびり出来るスポットですので、都会の喧騒に疲れたら是非癒されに行って見てくださいね！

動物好きの方や、お子さん連れの方におすすめな観光スポットといえば、台北市立動物園（Taipei Zoo）ですね。台北の中心地近辺にあるので、比較的に楽にアクセスできるところもうれしいです。パンダやキリンなど、たくさんの種類の動物を見ることができます。広大な敷地なので、たっぷり時間を取りましょう。

オープンしてからなんと20年以上もの時間がたつという台北市立動物園。歴史の長い動物園ですが、施設内はとても清潔で綺麗です。小さなお子さんを連れて歩くのにも安心ですね。敷地内にはコインロッカーやセブン-イレブンもあるので便利。

台北市立動物園は猫空の中腹にあります。上野動物園より一回り小さいくらいの敷地面積を誇り、園内には400種類以上の動物がおりますので、最低でも約半日は見学時間をとってゆっくり見学するのがオススメです。
動物たちの中には台湾にしかいないものもおりますのでどうぞお見逃しなく！「台湾の動物コーナー」という専門エリアで大切に育てられており、タイワンジカ（台湾梅花鹿）やタイワンツキノワグマ、タイワンザル、サンケイ（台湾固有のキジ）などの台湾固有種をみることができます。その他、大きく七つに分かれた展示室では、パンダ・コアラ・ペンギン館が人気で連日混雑が予想されますので、気になる方は午前中のうちに足を運んでチェックしてみてくださいね。

台北のランドマーク的な存在の台北101（Taipei 101）。高さ500メートルもある台北101は、世界でもトップレベルの高層ビル。現在は記録を塗り替えられてしまいましたが、世界一高いビルとしてギネスに認定されていました。台北の景色を望める展望台は、一度は観光しておきたいですね。

夜に行くのもおすすめです。また、台北101には展望レストランもあり食事を楽しめます。大きなショッピングモールも隣接されているのでショッピングも楽しめ、現代の台北を満喫できる観光スポットとなっています。

台湾101内のショッピングモールは最旬ファッション・グルメ・スイーツが一堂に会しているので施設全体から台湾の現在（イマ）を感じることが出来るでしょう。
また、台湾きっての有名店小籠包のディンタイフォン(鼎泰豐)のテナントも入っており、味は全く変わらないにもかかわらず、本店よりも幾分待ち時間が少なくて済むと評判です。
展望台の中は公衆無線LANサービス（TAIPEI 101 Free Wifi）が提供されていて、世界中からの観光客が簡単に目の前の絶景を投稿することが出来る仕組みになっています。また壁や案内板に書かれたQRコードを読み取ると、窓の外に広がる景色についての解説動画が流れるサービスなどもあり、IT技術を駆使した最先端技術の数々にも驚かされること間違いなしです。

台北の文化を体験したいなら、饒河街観光夜市（Raohe Street Night Market）がおすすめ。観光客にも人気の饒河街観光夜市は、いわゆるナイトマーケットのこと。食べ物だけでなく、衣類や雑貨などさまざまなアイテムが並びます。金魚すくいなど子どもが楽しめる屋台もあるので、お祭り気分を味わえます。

食べ歩きが好きな方には欠かせない観光名所ですね。お茶やフルーツ、スープにステーキなどとにかく多様な食べ物を扱うお店がずらり。占いなどユニークなお店もあり、隅から隅までしっかり見て回りたいところ。MRT松山線が通ったことにより、アクセスが格段と楽になったので是非行ってみてください。

「饒河街」は日本語で「じょうががい」、現地の言葉では「ラオフージエ」と言います。「夜市（よいち）」は現地の人には「イェスー」と呼ばれて親しまれており、一年を通して、あたりが暗くなり始めると店々のエンジンがかかりはじめ、深夜に向けて盛り上がりは最高潮に達します。アジアっぽい風景、台湾っぽい風景を堪能出来る場所なだけあって、夜市を楽しみに台湾を訪れる方も多いハズ。饒河街観光夜市は市内きっての有名夜市ですが、これ以外にも大小様々な夜市があり、それぞれに個性がありますので是非訪れる目的やホテルの場所などを踏まえてどこに行くか調べておくとよいでしょう。
屋台によっては小額現金のみ（クレジットカードや大きなお札は不可）の所もありますので、行く前にはお財布のチェックをどうぞお忘れなく！

台北有数のパワースポットでもある龍山寺（Longshan Temple）。1740年に建てられた由緒正しいお寺で、観光客だけでなくローカルの人々もよく見ます。
第二次世界大戦があった時代に、ここに逃げてきた人々に死者がいなかったことから、多くの人々が龍山寺を訪れるようになりました。受験の神様がいるとも言われています。

創建約270年という龍山寺。入り口と出口が別々になっているので注意しましょう。
また「月老神君」という神様がまつられており、恋愛成就のためたくさんの女子たちが訪れます。正しい作法で願い事をすると「運命の赤い糸」をいただくことができ、良縁を引き寄せてくれるのだとか。

龍山寺は現地の人には「ロンシャンスー（もしくはマンカーロンシャンスー）」と呼ばれ、愛されております。同名の地下鉄「龍山寺駅」のほど近くにあるため、初めて台北を訪れた方でも迷わず行くことが出来るでしょう。台北市への玄関口である「台北駅」からもたったの2駅なので、あっという間に行くことが出来ますよ！
龍山寺は外観は日本のお寺と少し似ていますが、参拝方法は日本式と異なる為、せっかく行くのであれば是非台湾式の参拝方法をチェックしてから足を運んでみて下さい！昼間の龍山寺も素敵ですが、夜もまた味わい深く、すぐ近くにはローカルに人気の夜市「華西街（ホワシージエ）夜市」もあります。

通化夜市（Tonghua Night Market）は、台北で有名なナイトマーケット。先ほどご紹介した饒河街観光夜市（Raohe Street Night Market）よりもローカルの人々が多く、現地の雰囲気を味わいたい方におすすめです。スイーツなど、グルメにはたまらないお店も多くあるので知る人ぞ知る観光スポットですね。

お昼頃から開いているお店もありますが、夕方の6時くらいから盛り上がり始めます。
肉そぼろご飯や台湾そうめんなど、台湾のローカルフードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。人気の台湾バーガーもおすすめ。

「通化街（トンホァジエ）」にあるこの夜市は「臨江街」というエリアにも面しており、二つのちょうど交差点のところにあるため「臨江街夜市」と表記されていることもありますのでご注意ください。
通化夜市（通化街夜市ともいいます）は、特に台湾グルメを楽しみに旅行を計画されている方には絶対欠かせないスポット！台湾の肉そぼろご飯は現地では「魯肉飯(ルーローハン)」と呼ばれるソウルフード。朝から食べる人もいる、日本人にとってのいわばカレーライスのような国民食です。 台湾そうめんは現地語で「麺線（ミェンシェン）」と言い、こちらも一日を通して人気の台湾フード。お土産用に缶詰肉そぼろやインスタント麺線もあるのでこちらで食べてハマってしまった方は是非帰りに買って帰りましょう。

台北植物園（Taipei Botanical Garden）は、2000種以上もの植物がある庭園です。緑豊かな庭園内を歩くと、心も身体もリフレッシュできます。台北の中心地にあるので、のんびりとした時間を過ごしたい方におすすめ。朝早くからオープンしていて、無料で入場できるので観光プランに組み込みやすいですね。

台北植物園の入り口は4つあります。非常に広大な敷地なので、案内所でパンフレットをもらうとスムーズに観光できるかと思います。太極拳をしている人がいたり、子どもたちを連れて見学をしている団体がいたり、現地の人々の生活も垣間見ることができる場所です。

台北は多少の寒暖差はあるものの、一年を通じて温暖な気候の為、季節を選ばず植物園に行くことが出来る点も魅力です。コンパクトな市内にこれだけの緑豊かな植物園があるなんて、現地の人がなんだか羨ましくなってしまうほど、ゆったりとした時の流れを感じることが出来るでしょう。
無料で入場できるので、地元の人々に混じってジョギングを楽しむのもおすすめ！海外の主要都市の中でも台北は比較的治安が良いので、気楽に足を運ぶことができます。
たっぷり汗を流した後の台湾グルメはまた一段と美味しく感じられますよ！場所は国立歴史博物館のすぐ目の前で、ここには植物園や博物館以外にも様々な文化施設が集まっています。

台北といえば温泉！新北投温泉（New Bei Tou Hot Spring）は温泉街にある有名な観光温泉施設で、台北中心部から気軽にアクセスできるところが魅力。鉄湯や炭酸泉など、種類豊富な泉質を持つお湯を体験できます。海外旅行で温泉というのも、なんだか新鮮な感じがしませんか？

この新北投温泉は、ドイツ人によって発見された温泉です。皮膚病や筋肉痛に効く「青硫」、婦人病やリウマチに効く「白硫」、神経痛や痛風に効果があるという「鉄硫」など、場所によってお湯が異なります。また周辺にはリゾートホテルがたくさんあるので、そちらに宿泊するのもいいかもしれませんね。

新北投温泉はガイドブックには「北投」「北投温泉」と書かれていることも。いずれも同じエリアのことを指し、現地の人には「ベイトウ（もしくはペイトウ）」と呼ばれて、親しまれています。
台湾はその昔、日本による統治時代があり、この温泉の開発もその時代に進められました。それゆえ足を運ぶとどこか日本の風情を感じることが出来ると思います。硫黄の香りも何となく日本の温泉街を彷彿とさせますし、日本料理店などもあるので、旅行中に胃が疲れてしまったという方にもオススメです！
「温泉に入るのにはさすがに勇気が要る・・・」という方も、温泉沿いの遊歩道を散策したり、源泉を観ることのできる地熱谷公園に足を運んだりすれば、素敵な思い出となることでしょう。

台北戲棚（Taipei EYE）は、外国人観光客向けに作られた劇場。エンターテインメントを通して台湾の文化を伝えようという目的で建てられた場所です。
ステージは2部構成となっており、獅子舞や雑技、布袋劇を鑑賞できます。外国人観光客向けのショーなので、台湾文化を知らない方でも楽しむことが可能です。

台北戲棚は特に、日本や韓国からの観光客が多いです。そのため日本語対応のパンフレットがあるなど、便利な面もあります。開演までは、劇場内のお土産ショップでお買い物をすることも可能です。また、出演する役者さんと記念撮影ができたりと楽しみ方はさまざま。

チケットは現地で購入することも出来ますが、公式ホームページから事前にオンライン予約をしておくと良いでしょう。
日本語のしっかりとした専用サイトが完備されているので、安心して旅のハイライトに向けた準備を進めることが出来るはずです。平日他、週末は土曜日のみ公演を行っており、こちらは土日を利用して台北にやってくる日本と韓国からの旅行者が殺到しますので、行きたい方は早めの予約をオススメします。
公演はいずれも20時スタートですので早めの夕食を済ませ30分ほど前には現地に行けるように計画を立てましょう。テンポが良く、アクションシーンも盛りだくさんの物が多いのでハラハラドキドキが止まりませんよ！

台北で人気のショッピングセンター、欣欣百貨（ShinShin）。レストランやアパレルショップ、フードコートに映画館など、施設が充実しているショッピングセンターです。ここに来ると必要な物が全てそろうので、現地の駐在員や日本人観光客もよく利用します。

日本のデパートと同じように「デパ地下」があります。デパート自体は小規模なのですが、店舗や施設が充実していて、若者からの人気も高いです。中でも映画館は最新設備を備えており、たくさんの人が訪れます。邦画も上映しているので、時間がある方は是非。

欣欣百貨（現地では「シンシンパイフォ」と呼ばれています)の館内は日本のデパートにそっくりで、扱っている物の値段も比較的手頃なものが多いので気楽に足を運ぶことが出来るでしょう。
1階にはスターバックスやユニクロなどの日本でもおなじみのショップもあります。
いわゆる「デパ地下」エリアには「Jasons」というスーパーマーケットや、大きなフードコート、ちょっとしたお土産物が買えるエリアもあるので「夜市や屋台はちょっと怖くて不安・・・」なんて方や、家族連れ、高齢の方などにもおすすめです。
レストランには台湾料理以外にイタリアなどもある為、なんだかガラっと違う料理が食べたい！という時にも便利です。

台北郊外にある九份（Jiufen）。映画「千と千尋の神隠し」の風景と雰囲気が似ているということで観光地として有名になりました。写真を見てもわかるように、映画の世界観を体験できるところが魅力。映画を見たことがある方は楽しめること間違いなし！

台北の中心部より車で40分ほどかかりますが、一度は行ってみる価値のある場所だと思います。日本ではなかなか体験できない雰囲気を味わうことができます。街ブラしたり、写真を撮って歩いたりするだけでも楽しめますよ。

台湾郊外にあるため、バスや電車、タクシーなどを利用して現地に向かいます。「海外旅行で現地の公共交通機関を利用するのは不安」という方も少なくないかもしれませんが、台湾の電車やバスは、外国人観光客にも使いやすいように細かな所まで工夫がされているので諸外国の中でも比較的利用しやすいと思います！
また、九份はとにかく人気の観光地なので「観光客の流れに付いて行ったらあっという間にたどり着いてしまった」との声も・・・むしろ、人が沢山いすぎて現地に行ってからの方が大変だった！という声の方は多いので、仲間とはぐれた場合の連絡の取り方や、巡るスポットなどを吟味されてから行くと良いかもしれません。

冷水坑温泉（Lengshuikeng Hot Spring）には、無料で開放している足湯があります。台北にあるこの温泉は40度程度と一般より低く、100%の炭酸泉の源泉につかれるところが特徴です。足湯なら気軽に楽しめると思うので、観光がてら行ってみることをおすすめします。

冷水坑温泉がある場所は、国立公園となっており、週末になるとたくさんの人々でにぎわいます。観光客だけでなく、ローカルの人々にも親しまれている温泉なんです。公衆浴場はバス停の近くにあるので、アクセスに困ることもないでしょう。

冷水坑温泉は台北郊外の陽明山（ヨウメイサン）という所にあります。ガイドなどには「陽明山」の名前の方でこの周辺エリアが紹介されていることも多いかもしれません。
バスは北投温泉方面からも出ている為、セットで台湾の湯めぐりを楽しむ方も多いです！公衆浴場は無料ですが、清掃時間やメンテナンス日（休業日）に当たると利用できないので、バスの時刻を調べる際には、公衆浴場の開放時間も事前にチェックしてから行きましょう。
周りの温泉よりも少し温度が低いことから「冷水」という名の付いたこの温泉は山景色に囲まれていてとっても長閑です。素敵なカフェやお土産所もあるので是非ゆっくり時間を取って行ってみて下さい。

中正紀念堂（Chiang Kai-shek Memorial Hall）も台北で人気の観光地。広大な敷地と中正紀念堂に圧倒されてしまいます。衛兵交代の儀式は特に観光客から人気のあるイベントで、見応えあり。中正紀念堂の八角形の屋根は、儒教の「八つの徳」を表現しているんだとか。

観光客もたくさん訪れますが、地元の人々にとっても憩いの場です。広場ではイベントが開催されることも。実際に行ってみると、子どもからお年寄りまで、幅広い年代の人々が集まっていることがわかります。施設内にはお土産ショップやフードコードもあります。

中正紀念堂の「中正」とは蒋介石のこと。敷地内にはレジャー施設の他にも、彼の軌跡を辿ることの出来る資料館などもありますので、歴史探訪をしたい方にももってこいです。蒋介石の没後から5年経った1980年に完成した紀念堂は蒋介石にまつわる有名な史跡の一つですが、それ以外にも台湾各地に彼の銅像を観ることができるでしょう。
台湾の紙幣にも彼がデザインされたものがありますし、多くの人が利用するであろう「台湾桃園国際空港」も以前は「中正国際空港」という名前だった為、いまもこの名前で呼ぶ人が多いです。
日本との関係も深い台湾の歴史は、知れば知るほど旅の奥行きがグッと深まりますし、台湾人の日本人に対する想いもより深く理解できることと思います。