カンボジア基本情報 【トイレ編】~郷に入っても郷には従えない方必見!~

35,361

views

0

カンボジアを旅行する際に気になるのがトイレ事情。日本のようにコンビニや公衆トイレが利用できるのか、衛生面には問題はないのか、どうやって使うのかといったカンボジアのトイレ事情についてご紹介。

カンボジアは洋式トイレ!?

カンボジアでは、外国人観光客が多く訪れる場所などであれば水洗式の洋式タイプが主流です。しかし、現地の人が利用するトイレといえば、お尻を洗うシャワー付き洋式タイプや桶に水を汲んで洗浄する和式タイプの割合が高いです。

トイレットペーパーは基本置いてありません

カンボジアのトイレでは、ホテルなどを除き基本的にはトイレットペーパーは置いていません。そのため、カンボジア旅行にはポケットティッシュは必須アイテムです。

紙は基本流してはいけない

下水管の細いカンボジアでは、ホテルなどのトイレでも使用後の紙は基本流さずに便器横に置いてあるゴミ箱へ捨てます。便器に流すと紙詰まりのトラブルになるので、注意が必要です。

カンボジア人のトイレの使い方

現地の人は排泄後にはシャワー付きトイレであればシャワーでお尻を洗浄したり、桶が置いてある和式タイプなら桶に水を汲んでお尻洗浄+便器洗浄をします。

和式タイプのトイレ利用方法

和式タイプのトイレだとどう使えばよいのか戸惑う人も。現地の人なら右手に水を汲んだ桶を持ち、指を揃えてお茶碗型にした左手は局部にあてて水を流し洗浄します。洗浄後は、汚れた左手と便器も桶の水で洗浄します。

シャワー付きトイレ利用方法

シャワー付きトイレは、日本の温水洗浄便座のような使い方をします。便器横に備え付けられたシャワー(お水)で、排泄後にお尻を洗浄します。使ってみたい方は、水圧が強いと水が飛び散ってしまうので、使用前に水圧チェックすることをおすすめします。

地方への旅行をお考えなら

カンボジアでは郊外に行くほど観光客の集まるエリアから遠ざかるので、水洗式洋式トイレはもちろん、シャワー付きトイレすらなくなり、桶で洗浄する和式タイプのもののみになります。場所によっては、有料トイレもあるので小銭は用意しておくことをおすすめします。

出先でトイレに行くなら

出先でトイレに行きたくなった場合は、ホテルやデパートのトイレ利用をおすすめします。カンボジアでは公衆トイレ自体の数も少なく、衛生面においても利用するには少し抵抗を感じるかもしれないからです。

コンビニのトイレは使えるの?

残念ながら日本以外の国々では、コンビニにトイレを設置している国はほぼないと考えた方がよいでしょう。

さいごに

東南アジアの地方へ旅行プランをお考えの方は衛生面なども考慮すると、できるだけホテルでトイレを済ませるようにした方が良さそうですね。
衛生面も気にしながら、安全な旅をお楽しみください!

Lindos77

沖縄でウェブライターとしてストレスフリーな生活を満喫しています。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • 《レシピ付き》カンボジア・クメール料理6選!カンボジア料理...

    優しくてどこか懐かしい、そしてさっぱりした後味が日本人にも人気のカンボジア・クメール料理。たくさんの郷土料理の中から、特に筆者の好きだったものをピックアップしてみました。あの時の味をおうちで再現できるレシピ付きでご紹介したいと思います。

  • カンボジア基本情報 【トイレ編】~郷に入っても郷には従えな...

    カンボジアを旅行する際に気になるのがトイレ事情。日本のようにコンビニや公衆トイレが利用できるのか、衛生面には問題はないのか、どうやって使うのかといったカンボジアのトイレ事情についてご紹介。

  • カンボジア伝統舞踊アプサラダンスを楽しむなら!おすすめレ...

    世界中からアンコール遺跡を目当てに観光客が集まってくるカンボジアの一大観光地シェムリアップ。遺跡だけと思われがちですが、ここにはそれ以外にも素晴らしい伝統芸能、アプサラダンスがあります。一度は失われてしまったクメールの伝統舞踊は、毎夜カンボジアを訪れる人々の目を楽しませています。今回は、アプサラダンスを見ることができるレストランを5つご紹介します。

  • カンボジアのお土産に!プノンペンでココナッツオイルが買え...

    カンボジア産のココナッツオイルは、品質とコストパフォーマンスの良さから現地の人や観光客に大変人気があります。しかし日本では入手が困難で、一部のマニアからなかなか手の届かないココナッツオイルとして注目されています。高品質で低価格と大人気というカンボジア産ココナッツオイルをほんの少しご紹介します。

  • カンボジア料理はおいしい?おすすめクメール料理8種類

    遺跡のイメージが強いカンボジア。カンボジアには、遺跡だけでなくおいしいグルメもたくさん存在します。かぼちゃの語源でもあるカンボジア。実はエスニック料理のイメージを覆すほどに、日本人でも食べやすいものばかり!カンボジアには、一体どのような料理が存在するのでしょうか。

  • カンボジア基本情報 【Wi-Fi事情編】

    カンボジアは果たしてどこまで進んでいるの?世界遺産のシェムリエップにも行ってみたいけど、ちょっと不安。でも大丈夫!ネット環境だけでいったら、日本よりも便利かもしれません。ホテルはもちろん、こんな所まで?とビックリしてしまうかも。

このエリアの新着記事
  • 世界遺産だけじゃない!ホテルにいながらカンボジアの文化に...

    カンボジアと言えば、旅人として押さえておきたいのはやはりアンコールワットに代表される遺跡群!そんな遺跡群を見ながら遠い昔に滅んだ王朝へ思いを馳せるのも素敵ですが、一味違う旅の楽しみ方が注目されています。天候にも左右されず、ホテルでも気軽にできるその楽しみ方とは・・・?

  • カンボジア伝統舞踊アプサラダンスを楽しむなら!おすすめレ...

    世界中からアンコール遺跡を目当てに観光客が集まってくるカンボジアの一大観光地シェムリアップ。遺跡だけと思われがちですが、ここにはそれ以外にも素晴らしい伝統芸能、アプサラダンスがあります。一度は失われてしまったクメールの伝統舞踊は、毎夜カンボジアを訪れる人々の目を楽しませています。今回は、アプサラダンスを見ることができるレストランを5つご紹介します。

  • アンコール遺跡で行くべきポイント5選!基本情報・定番から穴...

    トリップアドバイザーによる日本人対象の「行ってよかった観光地ランキング」で例年No.1に輝いているカンボジアのアンコール遺跡。1日では回りきれないほどの広大な敷地に、今まで見たことのないような独特の遺跡が、まるで異世界に来たような空間を作り出しています。そんな、人生で一度は行ってみたい観光名所、アンコール遺跡で必ず行くべき5つのスポットをご紹介。

  • カンボジアの人気観光スポットランキングBEST15!定番から穴...

    カンボジアには新旧の文化を堪能できる観光エリアがたくさんあります。発展し続ける首都プノンペン、数々のアンコール遺跡が残存するシエムリアップ。芸能分野では王宮古典舞踊、クメールの影絵劇などが人気。親しみやすいカンボジア料理、縦横無尽にバイクが行きかう道路など実際の生活を目の当たりにするのもおすすめですよ。

  • カンボジア基本情報 【祝日・祭日・ビジネスアワー編】~カン...

    海外旅行を計画する時点で注意すべきは訪問予定国の祝祭日。多くの国は祝祭日に休みとなる観光スポットやショップがあるため、その期間に旅行をする場合は日程変更を余儀なくされることもあります。本記事では、カンボジアの祝祭日&ビジネスアワーについてご紹介。

  • カンボジア基本情報 【言語・お役立ち会話編】~カンボジア流...

    海外旅行は楽しいものですが、一方その度に不安を抱くのが現地の言葉。英語が通じる国なら、カタコト英語でも多少の意思の疎通はできるものです。では、世界遺産“アンコールワット”のあるカンボジアの公用語はなんなのか、英語は通じるのかなど、本記事ではカンボジアの言語や会話についてご紹介します。

  • カンボジア料理はおいしい?おすすめクメール料理8種類

    遺跡のイメージが強いカンボジア。カンボジアには、遺跡だけでなくおいしいグルメもたくさん存在します。かぼちゃの語源でもあるカンボジア。実はエスニック料理のイメージを覆すほどに、日本人でも食べやすいものばかり!カンボジアには、一体どのような料理が存在するのでしょうか。

  • カンボジアのお土産に!プノンペンでココナッツオイルが買え...

    カンボジア産のココナッツオイルは、品質とコストパフォーマンスの良さから現地の人や観光客に大変人気があります。しかし日本では入手が困難で、一部のマニアからなかなか手の届かないココナッツオイルとして注目されています。高品質で低価格と大人気というカンボジア産ココナッツオイルをほんの少しご紹介します。

  • ダンスやお芝居で充実のカンボジア観光を!カンボジアの伝統...

    今回ご紹介するのはカンボジアの伝統芸能、アプサラ・ダンスとスバエクです。観光客向けに多くのレストランやホテルでショーが開催されています!魅力的な伝統芸能について、そしておすすめの鑑賞場所についてまとめました♪

  • 《レシピ付き》カンボジア・クメール料理6選!カンボジア料理...

    優しくてどこか懐かしい、そしてさっぱりした後味が日本人にも人気のカンボジア・クメール料理。たくさんの郷土料理の中から、特に筆者の好きだったものをピックアップしてみました。あの時の味をおうちで再現できるレシピ付きでご紹介したいと思います。

このエリアの人気記事
今週の人気記事