ロシアに旅行に行くなら絶対に外せないおすすめ人気観光スポット15選

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アジアとヨーロッパにまたがる大国ロシア。そんなロシアに旅行に行くなら絶対に押さえておきたい人気のスポットをご紹介します。ぜひロシア旅行計画の参考にしてみてください。

ロシアのおすすめ観光スポット:①血の上の救世主教会

日本語訳の名称を見るといったいどんな教会なのだろうかとちょっと怖くなりそうですよね。
この教会はロシアの西部の都市「サンクトペテルブルク」にあるロシア正教会の聖堂です。
公式名はハリストス復活大聖堂といいますが別名の血の上の教会(Church on Spilt Blood)の方が有名。
この恐ろしい名前の由来は教会ができた経緯によるものです。
ロシア史上まれに見る大改革を行ったロシア皇帝アレクサンドル2世ですが、急すぎる改革に反発心を抱く人も多くテロの標的になってしまいます。
そしてテロリストが投げた爆弾によりロシア皇帝アレクサンドル2世は62歳で崩御。
血の上の救世主教会はまさにアレクサンドル2世が息を引き取った場所に慰霊の意味を込めて建てられました。
文字通り皇帝の血の上に建っている教会なのです!

血の上の救世主教会は中世のロシア建築に強いインスピレーションを受けて建てられたのではないかと言われています。
しかしモスクワの教会とも違うオリジナリティーがあるため建築物としても見どころたっぷり!
可愛い外観だけをみて内部に入らない観光ツアーも多いようですが時間がある人は是非中へ。
内部には皇帝暗殺という悲劇を表現するために面積7500平方メートル以上のモザイク画が用いられていて圧巻です。
モザイク画の題材は聖書の悲しみを感じさせる部分が使われていて聖書を知らなくても悲しみが伝わります。
聖書に詳しいという人はどの部分なのかよく見てみましょう。
200ルーブルでレンタルできる日本語オーデイオガイドを利用して現地で解説を聞きながら見るのもおすすめ。
教会内の撮影はOKですが貴重な文化財を守るためにもフラッシュは禁止です。

血の上の救世主教会(Church of the Savior on Spilled Blood)
住所:
Griboyedov channel embankment, 2Б, Sankt-Peterburg, ロシア 191186
営業時間:
10:30~18:00
電話番号:
+7 812 315-16-36
アクセス:
ネフスキープロスペクト駅から徒歩5分
営業時間:
5/1-9/30 10:30~22:30
料金:
250ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:②エルミタージュ美術​​館

1990年にサンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群として世界遺産に登録されている美術館です。
エルミタージュ美術館は5つの建物から構成されていることをご存知ですか。
小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮殿と区別されていて建物自体も観光での見所がたくさん!
本館として利用されている冬宮殿はロマノフ朝時代の王宮なので中世にタイムスリップした気分になれること間違いなし!
美術館としても歴史が古く1764年にまでさかのぼります。
女帝としてロシアを支配したエカチェリーナ2世がドイツから購入した美術品を自分で見るために作ったのが始まりと言われています。
その後はロシア革命時に貴族が持っていたコレクションもエルミタージュ美術館に集められ現在に至っています。

美術館に集められている貴重なアイテムは300万点と言われ幅広い地域、年代にわたるのが特徴的。
ピカソ、マチスの若いころの作品やレオナルド・ダ・ヴィンチ 、ラファエロ の絵画は特に必見です。
華麗なる雰囲気が漂う調度品やインテリアにも注目しましょう!
初めて滞在する場合はあまりの広さと膨大な美術品にどこを見たらよいのか分からないという状態になるでしょう。
時間が無いという人はできればガイドを頼んで要点を絞って観光することをおすすめします。
時間があるという人もすべてを見て周ることは年単位かかるといった話もあるので覚悟しましょう。
スムーズに入場するためにもチケットは事前にインターネットなどで手配しておくのがおすすめ。
火曜日が混雑しやすいという口コミもあるので訪れる際の参考にしてみては。

エルミタージュ美術​​館(State Hermitage Museum)
住所:
Palace Square, 2, Sankt-Peterburg, ロシア 190000
営業時間:
10:30~18:00
電話番号:
+7 812 710-90-79
アクセス:
営業時間:
水・金10:30~21:00
定休日:
月曜日
料金:
300ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:③トレチャコフ美術館

モスクワで美術館巡りがしたいという時におすすめなのがこちら。
ロシアファインアートで有名なトレチャコフ美術館は誕生してから160年以上の歴史を持つことでも有名です。
モスクワの商人だったトレチャコフ兄弟がワシーリー・フジャコフが手掛けた『フィンランドの密輸業者たちとの交戦』をペテルブルグで購入したことが始まりとされています。
収集家としてのトレチャコフの評判は画家たちの間では最高。
皇帝よりもトレチャコフの方に絵を売りたいと思っていた画家もいたそうです。
現在では約13万点ものコレクションが収蔵されていて見ごたえたっぷり。
展示室はかつてトレチャコフ邸があった建物を改装して使われています。
建物自体もロシアの伝統的なデザインが多様されていて大変美しいです。
じっくり観光してみましょう。

主に20世紀の初めごろまでの作品が展示されています。
特に見るべきおすすめのポイントはロシアのイコンの代名詞でもあるアンドレイ・ルブリョフが手掛けた『至聖三者』。
15世紀頃に描かれたと言われてロシア芸術の極みとも称されています。
他にもイワン・クラムスコイの『見知らぬ女』やカジミール・マレーヴィチの『黒い正方形』なども必見です。
日本語のオーディオガイドは取リ扱いしていない模様。
ミュージアムショップで日本語のガイドブックは販売しているようです。
可能であればイコンやロシアの美術史についてあらかじめ知識を入れておくとより楽しめます。
こちらの美術館もフラッシュをたかなければ撮影OKなので気に入ったものはSNSにアップすることも!
新館ではロシア革命より後の作品も展示されているのでそちらも要チェック!

トレチャコフ美術館(The State Tretyakov Gallery)
住所:
Lavrushinsky Ln, 10, Moskva, ロシア 119017
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
+7 499 230-77-88
アクセス:
トレチャコフスカヤ駅から徒歩5分
営業時間:
木・金・土 10:00~21:00
定休日:
月曜日
料金:
250ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:④ファベルジェ博物館

時間が無いけれど美術館に行きたい人におすすめのコンパクトなサイズの博物館です。
ファベルジェとは帝政ロシアの終わりの方で皇帝や貴族がこぞってアクセサリーや置物を注文していた宝石商の工房の名「カール・ファベルジェ」から付けられました。
2013年11月に誕生した比較的新しい博物館です。
ロシアで初めての私設博物館というところもポイント。
12億ルーブルかけてイノベーションされたフォンタンカ運河にほど近い宮殿が建物として利用されています。
ロシアのお金持ちヴィクトル・ヴェクセリベルグ氏が収集した作品などが展示されています。

この博物館で見るべきなのは豪華絢爛なインペリアル・イースターエッグ。
時のロシア皇帝アレクサンドル3世、ニコライ2世は革命がおこるまで奥様やお母様に贈るために毎年豪華なイースターエッグを工房で作らせていたそうです。
毎年趣向を凝らしたイースターエッグを作らせて家族で楽しんでいたという話が残っていて仲が良かった皇帝一家の様子を感じることでしょう。
その後革命なのでインペリアル・イースターエッグは散逸し現在も約4分の1が行方不明状態です。
ファベルジェ博物館では9つのインペリアル・イースターエッグを所有しているのでじっくりと鑑賞しましょう。
他に食器入れやシガレットケースなども見ることができます。
まだ大きなガイドブックなどでは紹介されていないことも多いので穴場的観光スポットと言えるでしょう。

博物館のチケットにイースターエッグの写真が利用されているので、チケットをとっておけば旅の記念になりますよ。

ファベルジェ博物館(Faberge Museum)
住所:
Fontanka river embankment, 21, Sankt-Peterburg, ロシア 191023
営業時間:
10:00~21:00
電話番号:
+7 812 333-26-55
アクセス:
Gostinyy dvor駅から徒歩7分
定休日:
金曜日
料金:
450ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:⑤国立ロシア美術館

続いてご紹介する観光スポットはかつてアレクサンドル3世皇帝記念ロシア美術館と呼ばれていたこともある国立ロシア美術館。
本館に使われているのは19世紀最初の頃のロシア新古典主義建築の最高傑作とも言われるミハイロフスキー宮殿です。
美術館としての歴史は1895年4月13日にロシア皇帝ニコライ2世が父を記念して作らせたのが始まりとされています。
元々はエルミタージュ美術館やアレクサンドロフスキー宮殿、ロシア帝国美術アカデミーなどにあった美術品を展示していたそうです。
ロシア革命後は貴族などが個人で所有していた美術品もコレクションに加わり現在では約37万点もの所蔵品が!
コレクションはいまだに増え続けているということなので一度足を運んだことがあるという人も新たなコレクションをチェックするためにリピートしてみるのもおすすめ。

本館だけでは所蔵品が収まりきらないので別館にストロガノフ宮殿、大理石宮殿、ミハイロフスキー城が利用されています。
別館も鑑賞するためのセットチケットも3日間有効期限があるものもあります。
チケットからもその広さや収蔵品の多さが感じられることでしょう。
主な展示品はカール・ブルーロフが手掛けた『ポンペイ最後の日』やアレクサンドル・アンドレイェヴィチ・イワノフ作『ノリ・メ・タンゲレ - 復活したイエス・キリストがマグダラのマリアに現れる』など。
美術の教科書にも登場した作品が多く展示されています。
口コミではエルミタージュ美術館よりも日本で有名な作品が多かったという声も。
イコン絵画の作品も多く、見応えがあります。
エルミタージュ美術館の混雑ぶりは嫌だという人はこちらの美術館の方を訪れてみましょう。

国立ロシア美術館(State Russian Museum)
住所:
Inzhenernaya St, 4, Sankt-Peterburg, ロシア 191186
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
+7 812 595-42-48
アクセス:
Inzhenernaya Stから徒歩5分
営業時間:
月 10:00~20:00
     木 10:
00~21:00
定休日:
火曜日
料金:
850ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:⑥赤の広場

ロシアの観光スポットといえば赤の広場をイメージする人も多いのではないでしょうか。
多くの国家的なイベントが行われている場所でもあり、世界遺産登録されている場所でもあります。
広さはなんと7万3,000㎡!
どうして作られたのかというとその起源は15世紀の終わりごろ。
キタイ・ゴロドと言われる商業スペースを作るようにモスクワ大公国イヴァン3世が命じたからとされています。
当時は赤の広場ではなく別の名前で呼ばれていたのだとか。
赤の広場と呼ばれ始めたのは17世紀後半のこと。
赤ということでソビエト連邦の影響があると思われがちですが違います。
実はロシア語の「赤い」という意味であるクラスナヤには「美しい」という別の意味が!
美しい広場というニュアンスでつけられたそうですが現在は世界的にRed Squareという名称で知られています。

ソ連時代には政治的な利用がなされることが多かった赤の広場!
ソ連崩壊後はコンサートやCMの撮影場所としても提供されより身近な存在になっています。
気候の良い時期はイベント会場として利用されることも多いのでご注意を。
冬場にはスケートリンクを楽しんだりクリスマスアイテムが販売されたりと季節によって様々な表情を見せてくれます。
ロシア国立歴史博物館やカザン聖母聖堂、クレムリンやレーニン廟などモスクワ観光の重要なスポットに囲まれているのでモスクワ旅行のハイライトとして利用するのも◎。
赤の広場では例年5月9日の戦勝記念日には軍事パレードが開催されます。
日本でもニュースなどで紹介されることも多いので、事前にどういう雰囲気の場所なのか詳しく知っておきたいという人はチェックするとよいでしょう。

赤の広場(Red Square)
住所:
Red Square, Moskva, ロシア 109012
電話番号:
292-4019
アクセス:
Teatral'naya駅から徒歩5分

ロシアのおすすめ観光スポット:⑦エカテリーナ宮殿

皇帝の夏の暑さ対策として建てられた離宮「エカテリーナ宮殿」。
ピョートル大帝の奥様で第2代ロシア皇帝でもあったエカテリーナ1世が1717年に作らせたものが最初と言われています。
建てられた当時は今よりも素朴な感じでしたが第6代ロシア皇帝でエカテリーナ1世の娘であるたエリザヴェータが手直しするように指示し現在の豪華絢爛な姿に!
パリのベルサイユ宮殿にひけをとらないような建物を作ることが目標だったようです。
インテリアや外観には多数の金が使われていてロマノフ朝の権力と財政力がいかに凄かったかが分かることでしょう。
外観もブルーをベースにホワイトの円柱の対比が綺麗でSNS映えすること間違いなし。
部屋の総数は55室あるそうです!
窓が多く自然の光だけでも十分宮殿内が明るいように作られています。

現在一般に公開されているのは20部屋以上。
ぜひ外観だけでなく内部も見学してみましょう。
特に見ておきたい部屋は「琥珀の間」。
部屋のインテリアが琥珀でできていて圧巻です。
この部屋は第二次世界大戦中ドイツ軍に琥珀自体を持ち帰られ大きく傷ついてしまいました。
写真なども残っておらず修復作業はとても困難だったそうです。
かかった年数も1979年から2003年と長期にわたります。
長年地道な作業が続けられ現在は完全に復元された姿を見ることが。
エカテリーナ宮殿は日本にもなじみがあることをご存知ですか。
1791年に日本人でロシアに漂流してしまった大黒屋光太夫がエカテリーナ2世と謁見した場所でもあります。
当時の大黒屋光太夫がエカテリーナ宮殿の豪華絢爛さに驚いたことは容易に想像できることでしょう。
歴史に思いを馳せつつ観光すると存分に楽しむことができるでしょう。

エカテリーナ宮殿(Catherine Palace )
住所:
Garden St, 7, Pushkin, Sankt-Peterburg, ロシア 196601
営業時間:
10:00~17:00
電話番号:
+7 812 466-66-69
アクセス:
バスターミナルLeont'evskaya St から徒歩4分
営業時間:
月 10:00~21:00
定休日:
火曜日および最終月曜日
料金:
320ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:⑧モスクワの地下鉄

ロシア観光に来た際には移動はモスクワの地下鉄を利用してみましょう!
利用者が東京に続いて世界第2位というモスクワの地下鉄は豪華絢爛ということで知られています。
社会主義思想を讃える社会主義リアリズムの様式が採用されている駅が多く、まるで美術館や宮殿に迷い込んだ気分にさせてくれることでしょう。
12路線で長さは293.1km。
入口は他の国同様にMの看板が掲げられているので分かりやすいと思います。
路線には番号が割り当てられているので迷いそうと思った時は数字をチェックしてみましょう。
音声アナウンスも男性の声と女性の声と行先によって区別されているのでロシア語や英語のガイダンスが早くて聞き取れなかったという人も声を頼りにすることもOK!
すりなどに注意しながらモスクワの地下鉄を楽しみましょう。

普通の駅なのに大理石でステンドグラス窓があったり、柱の彫刻が美しかったりとじっくり見て周りたいスポットが多いです。
おすすめの駅をいくつかご紹介します。
オリジナル・ランプが多数飾られているエレクトロザヴォーツカヤ駅や76体もの銅像が設置されているプローシャディ・レヴォリューツィ駅は彫刻好きにはたまらないスポットです。
少し休憩したい人にはシャンデリアが美しいアルバーツカヤ駅で観光客も利用できるカフェがあります。
モザイク画が見たい人はキエフスカヤ駅に足を運んでみましょう。
さらにモスクワの地下鉄には様々な噂があり核シェルターとしても利用されるように作られているのではないかと言われています。
そして国の要人が隠れるためのシェルターにつながる路線がどこかにあるのではと囁かれています。
非常に美しい駅が多いのでそういったミステリアスな部分も感じてみてはいかが。

モスクワの地下鉄(Moscow Metro)
電話番号:
+7 495 688-02-93
アクセス:
各駅による

ロシアのおすすめ観光スポット:⑨海の聖堂

サンクトペテルブルクに足を運んでまだ時間があるよという人におすすめしたい観光スポットがこちら。
サンクトペテルブルクから北西に電車やバスを利用して約2時間のコトリン島にある都市クロンシュタットにある聖堂です。
かつてクロンシュタットは軍関係者のみが訪れることができた要塞としても利用されていた特別な場所。
そんな場所にある海の聖堂は海軍に所属していた兵士たちに捧げられています。
海軍らしく海をモチーフとした装飾がなされていることが特徴的!
内部はロシア正教会の様式に添って作られています。
高さはなんと約70mと、大変大きい建築物です。
海の聖堂の前の広場にも銅像があり観光客で賑わっています。
中は30分ほどあれば見て周ることができますよ。
丸型のシャンデリアなどの豪華なインテリアにも注目してみては?

観光スポットにはなっていますが、日露戦争から命を落とした海兵の名前が金文字で年代順にプレートに刻まれていて鎮魂を祈る場所なので服装には気を付けましょう。
帽子は脱ぐように指示されたという口コミやスカーフが入口に用意されているとの情報も。
内部の祈りをささげる部分などは基本的に撮影が禁止されているそうです。
マナー違反になっていないかどうか気を配りながら教会の美しさを楽しみましょう。
天井やステンドグラスの美しさは圧巻です。
床の部分の装飾もお魚のモザイクが採用されている部分がありとても綺麗と評判なのでそちらも要チェック!
教会の前にある庭はよく見ると白で大きな錨のマークが描かれているのでよく見てみましょう。
カレンダーやポストカードも販売されているので旅の思い出にぜひ。

海の聖堂(The Naval Cathedral of Saint Nicholas in Kronstadt)
住所:
Yakornaya pl., 1, Санкт-Петербург, ロシア 197762
電話番号:
+7 921 379-29-93
アクセス:
サンクトペテルブルクから電車とバスで約2時間

ロシアのおすすめ観光スポット:⑩クル・シャリフモスク

モスク巡りは好きという人におすすめしたい観光スポットです。
ロシア連邦の一員であるタタールスタン共和国の首都カザンにあるモスクでモスクワから列車で行くこともできます。
時間がある人にはカザンまで寝台列車で行くとよいでしょう。
ロシアらしい旅の経験ができます。
クル・シャリフモスクは元々イスラム教を信仰していたカザン・ハン国によって建築されていましたが、イワン雷帝が16世紀の中頃カザン・ハン国を滅ぼした際に破壊されてしまいました。
しかし以前モスクがあった場所に2005年にヨーロッパでも最も大きいクラスのイスラム建築物として再建され現在に至ります。
建築費用は全て寄付で賄われましたが現在のモスクの価値は4億ルーブルとも!
アメリカ合衆国のリベラル系メディアであるハフィントン・ポスト紙は世界でも有数の印象的なモスクだと絶賛しています。

建物の中も非常にラグジュアリーな雰囲気。
シャンデリアや絨毯、ステンドグラスの美しさは思わず息をのんでしまうことでしょう。
イスラム教徒はもちろんのことイスラム教徒ではない人用の見学用のバルコニーも用意されています。
カザンは比較的多様な宗教の信仰に寛容な地域なんだとか。
宗教施設なので女性はスカーフなどを巻く必要があるのでご注意を。
土足は禁止のようなので靴を袋に入れて見学します。
地下にはイスラム・ミュージアムという展示施設もありイスラム教のことを知るきっかけになります。
夜にはライトアップされてよりミナレットが幻想的な雰囲気になるので、できればカザンで一泊はしておきたいところ!
完成したときには約40ヵ国から1万7000人がお祝いにかけつけたクル・シャリフモスクの美しさをぜひあなたの目で。

クル・シャリフモスク(Kul Sharif Mosque)
住所:
proyezd Sheykmana, Kazan, Respublika Tatarstan, ロシア 420014
営業時間:
09:00~18:00
電話番号:
+7 843 567-80-77
アクセス:
バスターミナルTsentral'nyy Stadiumから徒歩6分
営業時間:
金 09:00~21:00
入場料:
無料、ただし靴の袋代3ルーブルが必要

ロシアのおすすめ観光スポット:⑪ツァリーツィノ公園

のんびり過ごしたいなという人はモスクワの南側にあるこちらの公園でゆっくりしてみませんか。
公園内にはツァリツィノ宮殿もあり雰囲気抜群!
この土地は歴史的に様々な権力者が所有した場所としても知られています。
元々は16世紀のツァーリの妹であるイリナ・ゴドゥノヴァの土地でボゴロツコエと呼ばれていました。
その後はエカチェリーナ2世がこの土地の美しさに一目ぼれし買い上げたという話が残っています。
建築家のワシリー・バジェーノフが宮殿を作るように命じられましたが、女帝が気に入らず取り壊しされてしまうことに。
現在もその一部分は保存され見ることが可能です!
その後は新しい宮殿の建築中に女帝が亡くなったこともあり200年もの間宮殿は完成されず放置されていました。
2005年~2007年にかけて行われた工事によりついに宮殿は完成します。

公園自体は入場が無料なので気軽に市民が憩える場になっています。
宮殿はもちろんのこと噴水や橋、ロシア正教会の鐘楼なども必見です。
宮殿内も有料ですが博物館になっていたり、他にもフォークアート・コレクションが見られたりする観光スポットや博物館として利用されている建物があるので1日中楽しむことも可能!
まるでロシアの田園風景画に迷い込んだ気分になれます。

公園ではロシア周辺地域では定番のバーベキューのような肉料理「シャシリク」が美味しいお店があるようなので小腹を満たすのにはぴったりです。
宮殿内にはカフェもありモスクワの街並みを見ながらお茶を楽しむことも可能です。
定期的にコンサート会場としても使われているのでイベントをチェックしてモスクワ市民になった気分で訪れてみたいものですね。

ツァリーツィノ公園(Tsarytsino Open-Air History and Architectural Museum)
住所:
Dolskaya ul., 1, Moskva, ロシア 115569
営業時間:
11:00~18:00
電話番号:
+7 495 321-63-66
アクセス:
Orekhovo駅から徒歩11分
営業時間:
土 11:00~20:00
     日 11:
00~19:00
定休日:
月曜

ロシアのおすすめ観光スポット:⑫グランドマキエットロシアインタラクティブ博物館

ファミリーでロシア観光をしているという人におすすめの博物館です。
広さが800 ㎡ もある博物館ではミニチュアになったロシアの名所を楽しむことができます。
時間が無くてロシア各地は周れないという時にもこの博物館に訪れると行った気分になれるのでおすすめです。
まるで巨人になった気分が味わえるほど精巧に作られているレプリカは圧巻!
大きなジオラマには鉄道模型が走っているので、お子さんは夢中になって見てくれることでしょう。
基本的に説明などはロシア語が書かれているので日本語ガイドに通訳をお願いするか、ガイドブックを照らし合わせながら見るとより楽しむことができるのでおすすめです。
地域ごとにジオラマがあり細かい部分まで忠実に再現されているのでロシアという国を学びたいという人にもぴったり。

サンクトペテルブルクとモスクワが中心になっているので、観光の最終日に足を運んでここに行ったと思い出を語り合うスポットとしても大人気!
サンクトペテルブルクのエリアでは15分毎に夜になるような仕掛けが取られているので美しくライトアップされたジオラマを堪能できるので必見です。
中にいる人も非常に凝った作りをしていてロシアで生きている人々の日常風景を眺めている気分になれますよ。
飛行機や電車や車を使ってミニチュアの人形が移動している演出もあり。
さらに晴れた日だけでなく天気が悪い時の様子も再現されているので一日中眺めていても飽きないです。
どのように作ったのかを映像にまとめた30分程度の映画も定期的に見ることができるので興味のある人はそちらも要チェック!
双眼鏡を借りてよく見ることもできます。

グランドマキエットロシアインタラクティブ博物館(Grand Maket Russia Interactive Museum)
住所:
Tsvetochnaya St., 16, St. Petersburg 196084, Russia
営業時間:
10:00~20:00
電話番号:
7 812 495-54-65
アクセス:
路面電車Zastavskaya Stから徒歩9分
定休日:
なし
料金:
480ルーブル

ロシアのおすすめ観光スポット:⑬マザーランドコールズ

日本語では母なる祖国像とも訳されることがある超巨大像です。
人類史上最も犠牲者が出たと言われているスターリングラード攻防戦を忘れないために1967年に作られました。
大きさは剣の先端から台座の天面まで驚きの85m!
建造された当時は世界一の大きさの像でした。
マザーランドコールズがあるママエフ・クルガンには200日間も続いたスターリングラード攻防戦をモチーフに200段の階段が設置されています。
この場所にはスターリングラード攻防戦でソ連軍を導いたワシーリー・チュイコフや狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフのお墓もあります。
その他現在でも犠牲になった人の骨や金属片が見つかることもあるそうです。
訪れる際には歩きやすい服装で臨みましょう。
女性像はサモトラケのニケ像をイメージして作られたという説も。

マザーランドコールズに登ってボルゴグラードの街並みを見てみると激しい戦闘があったとは思えないほど静かで平和な街並みが広がっています。
マザーランドコールズに登ることで再度平和について考えるきっかけにしてみませんか。
マザーランドコールズの周りには大きなビルや建物がないため迫力が間近で感じやすいと言われています。
同じ女性像であるニューヨークの自由の女神の像よりもはるかに大きいので見比べてみるのもおすすめ。
ただし近年マザーランドコールズの地下水位が大きく変わったことが報告されています。
そのためマザーランドコールズの基礎が揺らぎ始めているとの話も。
もしかすると将来マザーランドコールズは倒壊してしまうのではという声もあり今後何かしらの対策が取られることでしょう。
今しかこの姿が見られないのかもしれません。
ロシア観光にきた際は必見のスポットです。

マザーランドコールズ(The Motherland Calls')
住所:
Mamaev Kurgan, pr. V.I. Lenina, Volgograd, Volgogradskaya oblast', ロシア 400005
電話番号:
+7 844 223-67-23
アクセス:
ボルゴグラード駅から車で10分

ロシアのおすすめ観光スポット:⑭ボリショイ劇場

モスクワでバレエ、オペラ劇場を楽しみたいという人はこちらに足を運びましょう。
ボリショイとは元々ロシア語で大きいという意味ですがモスクワでボリショイ劇場と言えばこちらを案内されるのでタクシーなどを利用する人も安心してください。
1776年にピョートル・ウルソフ公爵の豪邸で常設の劇場ができたことが起源と言われているボリショイ劇場。
何度も火災やドイツ軍の攻撃によって損傷を受けるもその都度復活した力強い歴史を持っています。
現在の建物は2005年7月1日から修復作業が加えられ200億ルーブルを超える費用をかけ2011年10月28日に完成したもの。
管弦楽団とバレエ団をもつボリショイ劇場はロシア文化の極みとも言われることも。
ソ連時代には政府の国立劇場となります。
全面的なバックアップを受ける反面規制もあったそうです。

ボリショイ劇場で初公演が行われた演目も多いのが特徴的。
特にバレエは世界的にも有名な作品が多いです。
1869年には『ドン・キホーテ』 、1877年には『白鳥の湖』 などバレエに詳しくなくても耳にしたり目にしたりすることがある作品も!
敷居が高そうなオペラやバレエですがネットで簡単にチケットが取れるのでぜひ。
あらかじめ日本で見たい演目を決めておくことをおすすめします。
オペラはロシア語での上演が主なのでストーリーを頭に入れてから見ると理解しやすくなります。
インテリアも優美でロマンチックな雰囲気です。
思いっきりドレスアップして最高の思い出を作りましょう。
中にはお手洗いが少ないという情報もあるので事前に済ませておくとスムーズ。
座る場所も舞台の見やすさに大きく関わってくるので観光で訪れる予定の方は早めに良い席は押さえておきましょう。

ボリショイ劇場(Bolshoi Theatre)
住所:
Theatre Square, 1, Moskva, ロシア 125009
電話番号:
095/292-0050
アクセス:
バスターミナルTeatral'naya Squareから徒歩1分

ロシアのおすすめ観光スポット:⑮ルースキー島連絡橋

ロシアってかなり遠い国だと思っていませんか。
実はロシアのウラジオストクなどは日本から3時間程度で行くことも可能。
とても近い場所にある都市もあります。
そんなウラジオストクで見てもらいたいのがウラジオストクのムラヴィヨフ・アムールスキー半島とルースキー島の間にあるルースキー島連絡橋!
東ボスポラス海峡を簡単に渡ることができるようになった利便性の良い橋であると同時に、2本ある主塔の間が世界で最も長く1104メートルあることでも有名!
橋の完成においては日本の大手重機メーカーが技術協力したこともあり、ぜひとも近くを訪れたらチェックしてほしい観光スポットです。
2012年ロシアで開催されたAPECで要人の交通の便が良くなるようにと建築されました。
工事は当時のプーチン首相が厳しく監督し異例の速さで完成しました。

よく見るとケーブルロープがロシア国旗と同じ色になっていることがお分かりいただけます。
よく色合いを確認したいという人は遊覧船に乗ってじっくり観察することがおすすめです。
昼に青空と雲、美しい海とのコントラストを楽しむことも◎。
夜にはライトアップされてよりロマンチックな雰囲気になるのでそちらも要チェック。
美しい造形美を堪能しましょう。天気の悪い日や濃霧が出た日は見にくいとの口コミもあるので天気が良い日を狙って足を運ぶようにしましょう。
ルースキー島はルースキー島連絡橋が完成してからは地元の人の日帰りリゾート地としても大人気!
要塞跡地巡りなどを楽しめます。
ただしロシア軍の重要な軍事拠点でもあるので外国人は行動を制限される場合も!
十分注意して観光するようにしましょう。

ルースキー島連絡橋(Russky Bridge)
住所:
Nazimov peninsula, Vladivostok, Russia
電話番号:
+7 924 243-72-76
アクセス:
ウラジオストク駅から車で30分

まとめ

広大な国ロシア!
今回ご紹介しきれなかった観光名所もたくさんあるので今度の連休を使って旅行計画を立ててみませんか。
但し旅には注意も必要。
ロシアではパスポートの携帯がマストです。
悪徳警官がパスポートの提示にトラブルがあるとその部分に付け込んで金銭を要求するケースも有るそうですのでご注意を。
さらに非常に寒い時期に旅行に行くときにはかなり着こんでいく人も多いでしょう。
屋外は非常に寒いですが屋内は暑すぎるほど暖房設備の整っているスポットもあるので温度調節しやすい恰好がおすすめです。
ロシアは英語が中々通じない場所でもあります。
ロシア語が通じず迷子になるかもと心配な人は海外Wi-Fiをレンタルしてスマホで調べながら観光スポットなどを巡ったほうが無難かも。
しっかり準備して楽しい旅を。

さとひろろ

鉄道好きの夫と全国を鉄道で飛び回っています。娘と息子を鉄子にするか悩んでいる今日この頃。

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