メキシコの歴史を学ぼう!メキシコシティの文化観光スポット5選

メキシコ観光で人気の場所というとテオティワカンなどアステカ文明の遺跡やカンクンの美しいビーチが思い浮かびますが、メキシコについてもっと知りたい、メキシコの歴史に興味があるという人にぜひ訪れて欲しい場所がメキシコシティにたくさんあります。今回はその中から5つをご紹介しましょう。

①グァダルーペ寺院

出典:bestbuenestilosaludyturismo.wordpress.com

国民の9割以上がカトリック教徒であるメキシコ人にとって「聖地」となっている場所。
ローマ・カトリック教会公認の「三大奇跡」の一つを見ることが出来る寺院をはじめ広大な
敷地内にはいくつもの施設があり、観光客のみならず地元の人も多く訪れています。

出典:iluminet.com

こちらは18世紀初頭に建てられた旧聖堂。現在は地盤沈下の影響で少し傾いていますが、
祭壇や天井画、ステンドグラスなど見所は豊富です。

出典:500px.com

こちらが1976年に建てられた新聖堂。旧聖堂とは全く雰囲気が違いますよね。
まるでスタジアムのようですが、なんと2万人の収容が可能です。

出典:www.flickriver.com

大規模なミサも頻繁に行われています。

出典:www.flickr.com

そしてこれがバチカンも認めた奇跡「聖母グアダルーペ」の実物です。

奇跡の概略は次のようなものです。
「1531年12月、テペヤックの丘に現れた聖母マリアは、この地に教会を建てることを司祭に伝えて欲しいと先住民の男ファン・ディエゴに頼みます。しかし司祭は先住民の話など信じようとしません。ディエゴがそのことを聖母に伝えると、聖母は冬に咲くはずのないバラの花をディエゴに持たせ、もう一度司祭のもとへ行きなさいと言いました。ディエゴはバラを自分のマントに包んで司祭に会いに行きそこでマントを広げます。するとマントには聖母の姿が描かれていました。」

黒髪と褐色の肌を持つ異色の聖母マリア。メキシコの人たちの心の支えにもなっている聖母の姿はカトリック信者ならずとも一見の価値ありですね。

グァダルーペ寺院 (Basilica de Guadalupe)

住所:
Plaza De Las Americas, Num.1, Col.Villa De Guadalupe
アクセス:
地下鉄6号線バシリカ(BASILICA)駅から徒歩3分
営業時間:
6:00~21:00(土・日曜は11:00~15:00)
定休日:
なし
入場料:
無料
入場時の注意事項:
ショート パンツ、 帽子の着用は禁止
団体の場合は事前の予約が必要

②メキシコ文部省

出典:www.flickr.com

メキシコ革命の後、1920年代初頭に始まった「革命の芸術」運動を積極的に進めたメキシコ文部省。ここではメキシコを代表する画家ディエゴ・リベラやダヴィッド・アルファロ・シケイロスが描いた壁画100点以上を見ることができます。

出典:www.flickr.com

各階ごとにメキシコの革命の歴史を描いた壁画を見ることができます。
これは中央階段の天井に描かれたシケイロス作のもの。

出典:www.flickr.com

リベラ作の「革命のバラード」。真ん中にいる赤い服の人がリベラの妻でもあるフリーダ・カーロです。壮絶な人生を生きた女性で、サルマ・ハエックの主演で映画にもなりました。

政府の建物なので入口でのセキュリティ・チェックがありますが、そこを通れば壁画を見ながらメキシコの革命の歴史を知ることができる(しかも無料!)という、アートファンにも歴史ファンにも見逃せない場所になっています。

メキシコ文部省 (Secretaria de Educacion Publica)

住所:
Luis Gonzalez Obregon, Centro, Cuauht ・moc, Mexico City
アクセス:
ソカロ広場から徒歩で10分程
営業時間:
8:00~20:00
休館日:
土曜日・日曜日
入場料:
無料

③チャプルテペック城

出典:www.youtube.com

1785年、かつてアステカ王の保養地だった丘にスペインの統治者が建てた城。以後、何人もの権力者・為政者を城主として迎え、メキシコ激動の歴史を生き抜いてきました。
現在は歴史博物館として多くの観光客が訪れています。

出典:www.flickr.com

手入れの行き届いた美しい中庭。

出典:www.flickr.com

中に入ると色鮮やかなステンドグラスが目に飛び込んできます。

出典:www.flickr.com

各部屋を覗くと豪華な装飾が施された調度品ばかり。
それぞれの時代に権勢を誇った城主たちの贅沢ぶりが伺えます。

出典:www.flickr.com

このお城でもメキシコの歴史を描いた壁画をたくさん見ることができます。

出典:www.flickr.com

丘の上からはメキシコシティを一望できます。

チャプルテペック城 (Castillo de Chapultepec)

住所:
Primera Secc. Del Bosque De Chapultepec, Mexico City, D.F.
アクセス:
地下鉄1号線 チャプルテペック駅から徒歩約15分
     駅からバスも出ています(往復13ペソ)
営業時間:
9:00~17:00(入場は16:00まで)
休館日:
月曜日
入場料:
57ペソ

④革命記念塔

出典:commons.wikimedia.org

元々はディアス政権時代に着工したもので国の施設になる予定でした。ところが革命戦争が起きたことで工事が中断、その後革命の記念として残されました。塔の中は1階が革命の指導者たちの霊廟、地下が博物館になっており、革命の歴史を学ぶことができます。

出典:www.flickr.com

ドームの下から伸びているこの透明の筒はエレベーター。
これで高さ57メートルの展望台まで上がることができます。

出典:www.wikiwand.com

展望台からの景色。メキシコシティの街を一望できます。

出典:www.flickr.com

夜になると光と噴水の演出でこんな感じに様変わり。
2011年にはブリトニー・スピアーズがライブを行ったこともあるそうです。

革命記念塔 (Monumento a la Revolucion)

住所:
de la República S/N Tabacalera, Cuauhtémoc, 06030 Mexico City, Federal District, Mexico
アクセス:
地下鉄2号線レボルシオン(Revolución‎)駅から南へ約300メートル
●展望台
 営業時間:
火~木曜は10:00~18:00、
      金・土曜は10:
00~22:00、
      日曜は10:
00~20:00
 入場料:
無料(週末は夜も入場できます)
●博物館
 営業時間:
9:00~17:00
 休館日:
月曜日
 入場料:
23ペソ(日曜日は無料)

⑤三文化広場

出典:www.flickr.com

アステカ王国時代の遺跡、スペインによる植民地時代に建てられた教会、そして現代を象徴する高層ビル。時代の違う3つの建造物が一つのフレームに収まってしまう、そんな不思議な風景を見ることができる場所です。

出典:www.flickr.com

アステカ時代には商業都市だったこの地において、コルテス率いるスペイン軍とクワウテモク王率いるアステカ軍による最後の戦いが行われ、1521年8月13日、ついにアステカ王国は滅ぼされました。

出典:www.flickr.com

アステカ王国の名残が感じられる緻密で重厚な石組み。元はピラミッド状の建物でしたが、スペイン軍により破壊されたり埋められたりしました。

出典:www.flickr.com

そしてその破壊された遺跡の石材を使って建てられたのがこのサンティアゴ教会です。

出典:www.flickr.com

中に入ると全体的に質素でシンプルな造り。

出典:www.flickr.com

遺跡の向こうに建つ高層ビルは元々は外務省だったもので、現在はメキシコ国立自治大学の文化センターになっています。建物内には博物館があり、1968年に学生・労働者と政府軍の衝突によって多くの犠牲者を出した「トラテロルコ事件」についての資料等が展示されています。

三文化広場 (Plaza de las Tres Culturas)

住所:
Eje Central Lázaro Cárdenas, Tlatelolco, 06900 Ciudad de México, D.F.,
アクセス:
地下鉄3号線トラテロルコ下車。改札左側を出て通り
     を左折、3ブロック進んで右折。300メートル程進ん
     で高架橋を登ると左に見える。
●トラテロルコ遺跡
 開場時間:
8:00~18:00
 入場料:
無料
 定休日:
なし
●サンティアゴ教会
 入場料:
無料
●メキシコ国立自治大学 文化センター
 入場料:
30ペソ

出典:www.flickr.com

いかがでしたか?
今回紹介した場所に行けば、ラテンムードで陽気なメキシコの違った一面が見えてきます。
気軽に「アミーゴ!」と声をかけてくれるメキシコの人たちのバックグラウンドに興味が湧いた人は是非訪れてみてください。メキシコという国がより魅力的に感じられるはずです。

この記事を読んだあなたにオススメの記事

このエリアの新着記事