
カンボジアのお土産おすすめ15選!ばらまき系や安くゲットするコツも!
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アンコールワットやプノンペンの王宮が有名なカンボジアは近年、経済発展の波に乗り、リゾート開発が盛んです。なかでも話題を呼んでいるのが「4リバーズ・フローティング・ロッジ」。川面に浮かぶリゾートホテルです。
インドシナ半島南部に位置するカンボジア王国。アンコールワット遺跡をはじめ、クメール朝時代からの歴史遺産が観光の中心ですが、最近は東南アジアのリゾート地として、国外から熱い視線を向けられています。
カンボジアでもリゾートは海浜部に多いのですが、変わり種はこちら。カルダモン山脈のジャングルに抱かれて流れる川に、水上コテージが連なる「4リバーズ・フローティング・ロッジ」です。このロケーション、驚きですね。
「4リバーズ・フローティング・ロッジ」はカンボジア南西部、ココン州の広大なペアム・クラサオプ野生生物自然保護区(Peam Krasop Wild Sanctuary)のなかにあります。目の前を流れる川はタタイ川。タタイは、州都ココンから30kmほど離れた町です。
ロッジへはタタイ橋の船着き場から、専用ボートでアプローチします。ここからがもう、手つかずの熱帯林と川を楽しむ旅のはじまりです。
こんな光景を目にしながら、ロッジへ。
やがて、白い屋根が連なる「4リバーズ・フローティング・ロッジ」に到着します。水上コテージは、レストラン棟を中心に川上に6棟、川下に6棟が配され、計12室の客室があります。
客室はテント張り。水上に浮かせているのは、保護区内の宿泊施設なので、森林を伐採するなど周辺の自然環境にできるだけ影響を与えないため。エコロジーを重視したロッジです。しかし、冷蔵庫やミニバーなどが備えられており、アメニティは抜群です。
各客室には、川に面した専用のバルコニーがあります。隣の宿泊客とはつかず離れずの距離感で、自然に会話も生まれます。
こちらは客室のバスルーム。木桶のなかに入りシャワーを使うところが何ともユニークです。お湯はふんだんに使えますし、トイレも水洗になっています。
一番人気のアクティビティはカヤックでのリバー・トレッキング。ロッジのある水域は、川でも流れが緩やかで、波もない湖畔のようなところなので、初心者でも大丈夫。ちょっとしたトレーニングをするだけで、すぐにカヤックを楽しめるようになります。
いろいろなエコツアー・プログラムも用意されています。ボートでタタイ川を移動し、ジャングルの中をトレッキングしたり、川辺の集落を訪ねたり。マングロープの林へ、あるいはカルダモン山脈の山登りへ。楽しみは尽きません。
最もポピュラーなエコツアーは、タタイ滝へのボートツアー。何層にも水が流れ落ちる豪快なタタイ滝の滝つぼで、カヤックや水浴が楽しめます。
「4リバーズ・フローティング・ロッジ」があるペアム・クラサオプ野生生物自然保護区は、今でも新種の生き物が見つかるほど未知の熱帯雨林帯。絶滅が危惧されるウンピョウやボウシテナガザル、ギンイロヒゴロモ、オオサイチョウなどが生息しているとわれます。哺乳動物は100種以上、鳥類は530種以上が確認されているそうです。
手つかずのマングローブも見もの!
帰り道には、こんな空を見られることもしばしば。
時間とともに色を変える川の景色は、忘れられない思い出となるでしょう。
ロッジの中央にあるレストラン棟。川側はオープンカフェになっています。
食事はカンボジア料理を交えたメニュー。淡水と海水が入り混じるタタイ川の下流域でとれた新鮮な魚介類や、トロピカルフルーツが食卓を飾ります。
レストラン棟の夕景です。夜が更けると、ロッジのまわりは漆黒の闇。アジアの都市の喧騒からはまったく隔絶された環境。ゆったりとした時間が流れます。宿泊客の多くが「もう一度訪れたい」と口にする隠れ家リゾートでの休日。お勧めです。
ロッジの計らいで、蛍ツリーの見学ツアーを行っています。(希望者のみ)
ふわり、ふわりと浮かびあがるように光が点灯する蛍ツリーは夢の中のよう。手つかずの熱帯ラグーンがもたらしてくれる幸福な光景に心奪われること間違いなしです。
50代の旅好き、歴史好き、食いしん坊。洋の東西を問わず古代から中世の歴史文化に興味があります。
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