静岡伊豆温泉「馬場温泉 楠の湯」で老舗の湯を!公衆浴場は明治34年創業

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静岡県伊豆市土肥にある「馬場温泉 楠の湯」。明治34年から続く公衆浴場で、昨今のスーパー銭湯のような目新しい設備はありませんが、地元の方や気さくな番台の方との距離感が近い古き良き温泉です。関東からの旅行客も多く、海水浴帰りのお客さんも多く訪れる穴場的スポット「馬場温泉 楠の湯」をご紹介します。

馬場温泉 楠の湯

馬場温泉 楠の湯は、静岡県伊豆市土肥にある公衆浴場で、名前の由来は、近くの安楽寺にある楠の大木にちなんでつけられたそうです。土肥は、江戸時代には金の精錬所があった所ですが、現在は漁業と温泉の町となっています。

楠の湯へ行くには?

楠の湯には、車5台分ほどの駐車スペースがあるので、車でも行くことができます。

バスを利用する場合は、修善寺駅より東海バスに乗り、「馬場」バス停で下車すると、徒歩3分の所に、お風呂が見えてきます。

外にある券売機で入浴券を購入しよう!

出典: ameblo.jp

区民の方、区外の方で料金体系が異なります。頭を洗いたい場合は、最近の公衆浴場では見かけない洗髪料金を別で払う必要があるので、ご注意ください。
割高になってしまいますが、手ぶらで来ても入れるように、お風呂グッズを購入することもできます。

建物内に券売機がある所が主流ですが、楠の湯は外にあるので気を付けましょう。建物に入る前に、券売機で入浴券を購入してから、男女別々に入っていき、中にいる番台さんに入浴券を渡して、お風呂へ向かいます。

お風呂へGO!

内湯は、4人くらい入るといっぱいになりそうな浴槽で、湯温はやや熱めになっています。お湯は柔らかい感じがして、とても入りやすいです。
区外からのお客さんで、ここのお湯を持ち帰られる方も多いそうで、湯質の良さをうかがえます。

出典: ameblo.jp

洗い場は3カ所で、別途洗髪料が必要なためか、シャンプーやリンスなどのお風呂グッズは常備されていませんので、必要な方は事前に購入しておきましょう。

浴槽の隅に設置された湯口からは、源泉が勢いよく流れています。楠の湯の源泉温度は54.5℃で、いくつかの源泉をブレンドしたものだそうです。

浴室内には、若山牧水の短歌が壁に書かれています。若山牧水は、沼津の自然、特に千本松原の景観を愛し、一家総出で沼津に移住した明治・大正時代の歌人です。
若山牧水の短歌が旅情を引き立たせます。

露天風呂は2人が入るのがやっとの大きさの浴槽で、内湯に比べるとやや温めの温度になっています。小さな箱庭のようで、景観には期待できませんが、清潔にされているので気持ちの良いお風呂です。

馬場温泉 楠の湯
住所:
〒410-3302伊豆市土肥795-2
営業時間:
13:00~21:00
アクセス:
東名沼津インターよりR1、R136号線経由で1時間15分 修善寺より東海バス45分「馬場」下車
定休日:
毎週火曜日 
電話番号:
0558-98-1212(伊豆市観光協会土肥支部)
料金:
大人400円 小人300円
おススメの時期:
いつでも

馬場温泉 楠の湯をご紹介しましたが、いかがでしたか?明治34年に公衆浴場としてスタートし、平成8年に改装され、現在の楠の湯が誕生しました。100年以上の歴史を持つ楠の湯で、旅の疲れを癒やしてみてはどうでしょうか?

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