伊豆の人気観光スポットおすすめ15選！欠かさず行きたい定番から穴場まで！

明治末期に築造された日本に現存する最長の石造道路トンネル。平成13年に国の重要文化財に指定されました。

旧天城トンネルの「天城」は「あまぎ」と読みます。ご存知、川端康成の小説「伊豆の踊り子」や松本清張の小説「天城越え」のゆかりの地として有名で、おそらく伊豆で一番の観光スポットのひとつでしょう。
歌がお好きな方は石川さゆりさんが唄う「天城越え」の歌詞も思い浮かんだかもしれませんね。

小説「伊豆の踊り子」で、大学生の主人公が14歳の踊り子（薫）と出会ったのがまさにこのトンネルです。
近づくとひっそりと、そこだけ時が止まったかのような静寂の広がる旧天城トンネル。
是非小説の主人公気分で足を運んでみてください。
なお「旧天城トンネル」は通称で、正式名称は「天城山隧道（あまぎさんずいどう）」と言います。

修繕寺温泉街の中心を流れる桂川に沿って竹林があり、遊歩道が整備されています。竹林の中はしんと静まりかえっており幻想的。途中にはギャラリーや茶店もあります。

平成９年度都市景観最優秀賞も受賞したことがある見事な竹林は、決して広大なものではありませんが、日本らしい情緒があって癒されるスポットです。
泊まりがけで伊豆に来る予定の方には夜のライトアップもおすすめ！
小径（こみち）がキラキラと照らされ、その光が空に伸びてなんとも幻想的な風景が広がります。
夏はお風呂上りに浴衣を着て散歩がてらお出かけ♪なんてのも、風情があって素敵ですね。
観光客に特に人気があるのが小径の中心あたりにある大きなベンチ。
人が少なければ是非頭を横にして空を見上げてみてください。
美味しい空気に綺麗な空。心の底からリフレッシュできることでしょう。

1900年代初頭のイギリスを模したエリアや日本庭園のあるテーマパーク。広い園内を走る「ロムニー鉄道」はイギリスで実際に使われている世界最小の鉄道です。

修善寺虹の郷のある修善寺（しゅぜんじ）は、伊豆半島きっての温泉街で、先ほどの竹林の小径などもこのエリアにございます。観光客が多く訪れることから人気のアクティビティスポットやレストラン・ホテルなどがたくさんありますので、伊豆にご宿泊予定の方はこの辺りでホテルを検討してみても良いかもしれませんね！
修善寺虹の郷は、中心街から1．5㎞ほど離れた場所にあり、アクセス抜群です。なんと敷地面積はあの東京ディズニーランドとほぼ同じというからビックリ！広大なエリアはとにかく自然が豊かで、四季折々の楽しみ方が出来るのが特徴です。是非季節を変えて何度でも足を運んでみてください。

ペリーの黒船来航によって開かれた下田港の、当時の資料や道具などを展示。毎年行われる下田太鼓祭を再現したものなどもあり、下田の歴史をわかりやすく伝えています。

歴史の授業で習ったであろう「ペリーの黒船来航」は、1854年の出来事。
それ以前も下田は港町として栄えていましたが、黒船来航をきっかけにさらにその賑わいは加速していきました。

1854年にアメリカのペリー提督率いる黒船艦隊が来航し、その後はロシア・イギリス・フランス・オランダなどからも次々と要人が下田を訪れ、明治維新に向けて下田は一気に日本を飛び出し世界にその名をとどろかせる一大都市となりました。

博物館の周辺にはペリー上陸記念碑・ペリーロードなどのペリーゆかりの地も沢山あります。
来館後は町を歴史探訪するのも良いですね！是非アカデミックな伊豆観光もご堪能ください。

動物園、遊園地、パターゴルフの施設があるテーマパーク。ホワイトタイガーのエサやりやサイの角に触れられる体験などが人気です。

伊豆アニマルキングダムはとにかく広い！
動物園と遊園地がひとつになっているとだけあって、小さなお子様は大興奮間違いなしでしょう。
周辺には良質な温泉も沢山あるため、おじいちゃんおばあちゃんと孫との旅行の際も、ご指名率の高い人気観光スポットなんですよ！
園内で特に人気なのが猛獣エリアに隣接する「レストランアニマルキングダム」です。
140席ある大きなレストランではガラス越しにホワイトタイガー・ライオンを至近距離で観察しながら美味しいご飯を食べることが出来るとだけあって連日大盛況です。
入口で、どの席に座るか選ぶシステムですので、お目当ての動物に会いたい方は是非早めに行ってみてください。

15種類約140頭のワニが飼育されている施設。園内は3つに分かれており、ニシレッサーパンダやアマゾンマナティーなど他ではめったにいない動物にも会えます。

「伊豆でワニ!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ、熱川バナナワニ園は伊豆きっての超人気テーマパークで、全国的にも有名なんですよ！
テレビや雑誌などでもしょっちゅう取り上げられ、ガイドブックでは必ずと言っていいほど手厚く紹介されている為、行ったことはなくともその名前を聞いて気になっていた方も多いのではないでしょうか？

1958年開園とその歴史は古く、当時から温泉の熱を利用したワニの飼育や熱帯生物の栽培は大変話題でした。
最近では映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても話題になりましたので、是非DVDでチェックしてから来てみてくださいね！

雨の日の観光スポットとしてもおすすめです。

1500種類のサボテンや多肉植物、露天風呂に入るカピバラなど可愛らしい動物が見られるテーマパーク。メキシコ政府から送られたメキシコ古代遺跡のレプリカも展示されています。

熱川バナナワニ園と双璧をなす老舗テーマパークの伊豆シャボテン公園は、1959年に開園しました。
地元っ子は親子二代で遠足・校外学習の行き先としてお世話になった方も多いのではないでしょうか？
園内には平日でも沢山の老若男女で溢れています。

公園は四季を通して楽しむことが出来ますが、なんといっても露天風呂に入るカピバラの姿を見られる冬は格別です。
1980年代に地元紙に取り上げられ、一躍有名になったその姿は30年以上経った今でも人々の心をわしづかみにして離しません。
ゆず湯で温まるカピバラの姿は静岡っ子にとっての冬の風物詩。
是非、県外の方もその愛くるしい姿を見に来てくださいね！

伊豆南部にある大室山の噴火でできた奇岩が特徴。これは、流れた溶岩と波の浸食でできたものです。長さ48メートル、高さ23メートルの門脇吊橋があり、スリルと絶景を求めて多くの人が訪れます。

伊豆シャボテン公園から海側に少し走った所にある城ケ崎海岸は、公園とセットで足を運ぶ方も多い景勝地です。
昔マンガや絵本で見たことのあるような「いかにも！」といった雰囲気の門脇吊橋は、周辺一帯がピクニックコースになっており、約3キロの絶景巡りが楽しめますよ！
門脇灯台や展望台など絶景スポットがてんこもりですので、是非トライしてみてはいかがでしょうか？

体力に自信のある方は、ピクニックコースの2倍の長さの「自然研究路」もおすすめ。
こちらは国の天然記念物に指定されているヤマモモの日本一の大群落を見ることが出来るとだけあって、これを楽しみに城ケ崎海岸に来る人もたくさんいらっしゃいます。

東京ドーム5つ分の広さのなかにさまざまなアトラクションを構えたテーマパーク。巨大風船の中に入って水の上を歩けるウォーターバルーンや国内初の船型の立体迷路が人気。ドッグランがあり、一部のアトラクションは犬と一緒に乗ることができます。

伊豆ぐらんぱる公園は伊豆シャボテン公園グループのひとつでこちらも開業から50年以上経つ老舗のテーマパークです。
ちょうど城ケ崎海岸とシャボテン公園の間あたりに位置する為、3つセットで行ってみてもよいでしょう。
魅力点は枚挙に暇がありませんが、特に嬉しいのは冒頭でもご紹介した、ワンちゃんと一緒に楽しめる施設が充実していること。
愛犬と一緒に入れるレストランやドッグランなどは犬好きさんたちの聖地として親しまれています。
また、ここ数年は冬のイルミネーションが大変話題となり、クリスマスシーズンは雑誌でもたくさん特集が組まれるようになりました。
イルミネーションを鑑賞して温かい温泉につかれば最高の思い出になるでしょう！
是非チェックしてみてください。

西伊豆にある景勝地で、土石流や火山灰が積もった地層を波が削り取り、独特の景観を生み出しています。洞窟や島があり、干潮時に島と陸がつながるトンボロ現象が見られることで有名。

地理の教科書でおなじみの「リアス式海岸」の、複雑に入り組んだ地形の織り成す絶景が望める堂ヶ島。
その景観の美しさから「伊豆の松島」なんて言われることもあるほど、一度来たら離れがたくなってしまうほどの絶景は必見です。

周辺は西伊豆きっての温泉街ですので是非泊まりがけでゆっくり遊びに行ってみて下さい。
離れた所から望む堂ヶ島も素敵ですが、せっかくならば洞窟内からの景色もいかがでしょうか？
現地ではクルージングツアーに参加すれば簡単に洞窟内を探検することができますよ！
お天気の日は海面が青く輝き、まるで「青の洞窟」のよう！
こちらも旅の思い出に花を添えてくれることでしょう。

「夕日日本一」を宣言している美しい海岸。夕日に照らされた奇岩や小島のシルエットが海に浮かぶ様子は多くの写真愛好家の心をとらえています。

大田子海岸は「おおたごかいがん」と読みます。
2005年9月に「夕日日本一」を宣言して以来、夕暮れ時は県外からも沢山の人が訪れる景勝地となりました。
インスタグラムなどでは「♯大田子海岸の夕日」などと入れて検索すると、日々沢山の絶景がアップされています。
是非真似っこして、とっておきの一枚を撮ってみてはいかがでしょうか？

海岸には無料駐車場やお手洗い、展望デッキもあるので、安心してゆっくり景色を楽しむことが出来るでしょう。
特に海岸から見える「男岩」「女岩」そして通称「メガネッチョ」と言われるなんとも奇妙なシルエットの岩は必見です。
それぞれどんな岩なのかは現地に行って確かめてみてください。

昭和40年に閉山するまで多くの金を産出した土肥（とい）金山。現在は金山採掘に関する資料が展示され、砂金採り体験もできます。また、ギネス認定の250キロの巨大金塊も見所の一つです。

土肥金山の名前は社会や歴史の授業で耳にしたことのある方も多いことでしょう。
新潟県の佐渡金山に次ぐ生産量を誇った土肥金山は、今でもパワースポットとして多くの人で賑わっております。

なんとその歴史は大変古く、1370年代に足利氏の時代から採掘がはじまったそう。
その後、徳川家康らも開発に力を注ぎ、長らく徳川幕府のドル箱としてその名をとどろかせていました。

歴代の大名をも魅了して止まなかったほどの土肥の「金」の持つ魅力は一見の価値ありですよ！
砂金採り体験では優秀者への豪華プレゼントもあります。
30分間に30個以上採れば「砂金採り名人」として記念のキーホルダーと「免許皆伝之証」がもらえますので是非頑張ってみてください！

駿河湾の先に富士山を望める絶景スポット。展望台の先端にある鐘を3回鳴らすと恋が実るといわれており、ここで結婚式を挙げる人もいます。

恋人岬と名の付くところは全国にいまやたくさんあります。
しかし伊豆の恋人岬は「元祖」恋人岬とだけあって、年間約25万人もの人が訪れる一大観光地。
是非恋人の方もそうでない方も行ってみてくださいね！

恋人岬の名前は、伊豆に伝わる「福太郎とおよねの恋物語」に由来します。
ここ、土肥で出会った二人は、遠く離れ離れに…
しかしある日神様がそれぞれのもとへあらわれ2つの鐘を渡しました。
2人が1つずつ鐘を持ち、福太郎が漁船で恋人岬の沖を通る際に、およねが岬に立ち、お互い3回ずつ鐘を鳴らして愛を確かめ合ったのだそうです。
なんともロマンチックな物語は現地に行くとより深く心にしみることと思います。

江戸時代に建造された、鉄を溶かして大砲を作るための溶解炉。世界に現存する唯一の反射炉であり、2015年「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界遺産に登録されました。

韮山反射炉の「韮山」は「にらやま」と読みます。
現在は大仁町・伊豆長岡町と合併し「伊豆の国市」となりましたが、昔は三島市と並んで伊豆の一大都市として大変栄えていました。

古くは源頼朝が鎌倉幕府を開くきっかけとなった地であり、江戸時代は伊豆国の拠点として韮山代官所が設置されていました。
明治維新の際は韮山県の県庁にもなったことがあります！
そういうことで、この地には韮山反射炉を始め、当時の栄華を思わせる史跡が沢山あるんです。
歴史ファンの方もそうでない方も是非ゆっくり巡ってみてください。
なお見学は日中限定となっていますのでご注意を。
また毎月第三水曜日はお休みです。

夏は海水浴場、冬は野生の水仙が群生することで有名な海岸。白亜の灯台や俵磯（たわらいそ）と呼ばれる柱を束ねたような奇岩もあります。

爪木崎は開国博物館などのある「下田市」に位置します。
水仙が見ごろを迎える12月末から2月上旬にかけては「水仙まつり」が開催され特に観光客で大賑わい。
特に1～2月のピーク時には、約300万本もの花が咲き乱れ、寒さで縮こまった人々の身体を甘い香りで癒します。

お祭りは月ごとに様々な催しものが用意されていますが、特に定期開催される「池之段煮味噌鍋（いけんだにみそなべ）のおふるまい」が人気です。
爪木崎に伝わる郷土料理で獲れたて魚介を大鍋に入れ、野菜や味噌でぐつぐつ煮込んだ絶品メニューですので是非チェックしてみてくださいね。
一口食べれば身体の中からぽかぽかになります。

ペリーロードは、日本史に出てくる江戸時代末期の一大事件「ペリーの来航」で登場する港にあります。大型船で港の沖合から下田へ上陸し、条約の締結を迫って300人もの軍隊とともに練り歩いたといわれる道をペリーロードと呼んでいます。

初めて目にする西洋人の大群に驚く市民の様子と、海上から桜の咲く陸地の美しさに驚いたという一行のエピソードが残されています。ペリーロードの周辺は現在でも江戸時代の頃の名残を留め、風情ある景観が楽しめます。ペリー来航の記念碑と、アメリカ海軍から寄贈された当時使われていた錨が港を代表するモニュメントになっています。

ペリーロードの起点となったペリー一行上陸地、下田港から伊豆の海を周遊する観光遊覧船もおすすめです。ペリー一行が驚いたという春の桜の光景も、船の上から体験できます。観光遊覧船サスケハナは、ペリーが乗っていた黒船の姿をしていてタイムトラベル気分も味わえそうです。また、カモメが飛ぶ季節にはカモメの餌付けも。豪快なカモメの飛来を体感しましょう。

ペリーロードの周辺には、歴史的価値のある建造物やペリーとの条約の交渉場所となった了仙寺もあります。境内にはアメリカジャスミンが1000株植えられ、桜の終わった5月に一斉に咲き誇ります。アメリカとの交流の歴史を感じながら散策してみてはいかがでしょう。

気候が温暖でほとんど雪の降らない伊豆。ソリ遊びができるスポットがあるのをご存知でしょうか。田牛サンドスキー場では天然のサンドスキーが楽しめます。砂浜を利用したサンドスキー場は、雪のスキーとは趣の違う滑り心地が楽しめます。

冬場は強い季節風が吹き荒れる田牛海岸の砂浜では、白砂が巻き上がり岸壁から滑り降りる天然のスキー場になっています。このスキー場のゲレンデのでき方は特徴があります。吹き上げられた砂は背後の崖に吹き付けられて流れ落ちたり、崖からの斜面の途中にたまったりするのです。そのうち砂の塊が大きくなると、自然に斜面に固定できなくなり下へ流れ均等な斜面を作ってしまうのです。

こうしてできるサンドスキー場のゲレンデは、急角度になることはなく常に同じような角度の滑り台のように仕上がります。坂の角度は30度。100ｍの幅の長さ70ｍの砂の上をソリでダイナミックに滑り降ります。

頂上まで徒歩で上ると海の眺めも素晴らしく、何といっても天候さえ良ければ１年中ソリ遊びを楽しめるというサンドスキー場。段ボールなどでは柔らかすぎて滑らないそうですので、近くの民宿などでレンタルできます。

ゲレンデのある岸壁は、火山活動で隆起した時海底にあった火山灰やマグマが急激に冷えたことでできる水冷破砕溶岩という溶岩流が観察できるスポットです。地球の胎動のようなマグマの残した痕跡を岩脈で確認できます。

ヒリゾ浜、聞きなれない名前の浜ですね。カタカナ名称ですが日本国内の本州に所属する地域（伊豆町）にあります。不思議な音の名前ヒゾリとは、日の入り洞が元々の呼び名。この「ヒノイリドウ」が3文字に短縮され「ヒリド」となり「ド」の部分が「ゾ」に変わったといわれています。

ヒリゾ浜は、静岡県賀茂郡南伊豆町の海岸で伊豆半島の陸続きにあります。しかし、そこへ行く道がありません。船でしか行くことができない人気の浜辺なのです。人の手が入っていない自然のままの海、山からの栄養豊富な土砂が流れる大きい河川がないことから赤潮被害も縁がなく透明度が抜群です。透明度には黒潮の影響も。黒潮に乗ってやってくる海洋生物の宝庫でもあります。

ヒゾリ浜は、伊豆半島の先端の切り立った崖で囲まれた国定公園になっています。開発されない貴重な海岸は、伊豆でも最も海水の美しい海水浴場といわれています。豊かな黒潮の恵み南国からの季節回遊魚やそれをエサにして追ってくる大物の回遊魚もたくさん見られます。伊豆半島屈指のシュノーケリングに絶好ポイントといえますね。

深さ4～7ｍにはヒメエダミドリイシの大群落があり、暖かい海で生息する貴重なエダサンゴの群生も。自然のままの景観の美しさなどからも日本ジオパーク認定を受け、伊豆半島ジオパークとして登録されています。サンゴは保護の観点から触れないように、またトイレも水道もない浜で、ごみなどは持ち帰るなど注意事項があります。

一碧湖は伊豆を代表する景勝地のひとつです。その美しさから「伊豆の瞳」と呼ばれています。一碧湖は、周囲4kmでひょうたんのような形をしています。

かつての文人たちも愛したといわれる一碧湖。夫婦で時代を代表する俳人だった与謝野鉄幹・晶子夫妻もこの湖の美しさに魅了されたといわれています。

湖畔に遊歩道が整備され、自然を楽しみながら桜や新緑、紅葉や冬景色が堪能できます。釣りを楽しむ人も多く、バス釣りが有名。幻の大物が出ると釣り人たちに人気があります。

静かで美しい一碧湖は、南東から北西にかけてひょうたんの形をしています。実際はふたつの池がつながったもので、北西側が大池。大池は西側に十二連島という小島群があります。

一碧湖の大池の成り立ちは、約10万年前に噴火でできた火口湖です。多くの噴火の火口にあるように、噴火の後丸い窪地ができました。活火山の大室山は、4000年前にも噴火。溶岩が大池に流れ込み十二連島を造りました。

橋が架かっている南東側の小さい池を沼池と呼んでいます。沼池は湿地で、葦などの植物が自生しています。ひょうたんの形の小さい部分の沼池は、水位が低い時期は大半が干上がってしまいます。