フィリピン基本情報 【ビザ・大使館・税関編】

30日以内の場合であればビザは不要です（入国の際、無料のツーリストビザとしてスタンプが押されます）。31日以上滞在する場合、59日間まで有効なツーリストビザを在日本フィリピン大使館や総領事館で取得することができます。また現地でも滞在の延長を申請することができ、1回目は29日間まで（合計59日間）、2回目以降は1か月ごとの申請が可能です。

観光ビザの発給には下記の要件がありますので、注意が必要です。
・パスポートの残余期間が、滞在日数＋半年（6ヶ月）以上あること
・往復航空券、もしくは第三国への出国チケットを持っていること

日本にはフィリピン大使館/総領事館がいくつかあり、その中で代表的なものをご紹介します。

【住所】 〒106-8537　港区六本木5-15-5
【電話番号】 03-5562-1600
【URL】http://tokyo.philembassy.net/ja/

【住所】 〒540-6124　大阪市中央区城見2-1-61　Twin21　MIDタワー24階
【電話番号】 06-6910-7881
【管轄】 中部（山梨、新潟、長野、静岡を除く）、近畿、中国、四国、九州

上記についてはいずれもビザ発給などの領事関係業務を行っています。

続いてフィリピンにある日本国の大使館をご紹介します。

【住所】
2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300
【電話番号、FAX】
代表　電話：（02）551-5710 FAX：（02）551-5780
領事班直通電話：（02）834-7508（日本語） FAX：（02）551-5785
※邦人援護ホットライン:（02）551-5786（24時間対応）
【email】
ryoji@ma.mofa.go.jp
【受付時間】
●旅券・証明・戸籍・国籍・在留届・在外選挙窓口
　開館日：月曜日～金曜日（祝祭日を除く）
　申請受付：8:40～12:00，13:30～16:30
　交付：9:30～12:00，13:30～15:30

【住所】
7th Floor, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City
【電話番号、FAX】
電話：（032）231-7321，7322 FAX：（032）231-6843
【email】
cebucoj@ma.mofa.go.jp
【受付時間】
●旅券・証明・戸籍・国籍・在留届・在外選挙窓口
　開館日：月曜日～金曜日（祝祭日を除く）
　申請受付：8:40～12:30
　交付：14:00～16:30

【住所】
Suite B305 3rd Floor, Plaza de Luisa Complex, 140R. Magsaysay Avenue, Davao City, 8000
【電話番号、FAX】
電話：（082）221-3100 FAX：（082）221-2176
【email】
cojd2@ma.mofa.go.jp
【受付時間】
　●旅券・証明・戸籍・国籍・在留届・在外選挙窓口
　開館日：月曜日～金曜日（祝祭日を除く）
　申請受付及び交付：8:40～12:30、14:00～16:30

アルコールは1リットルサイズのものを2本まで、 たばこは紙巻きたばこ400本、葉巻50本、パイプ用たばこ250gまで免税扱いとなり、無税で持ち込むことが可能。またフィリピンペソの持ち込み、持ち出しについても規制があり、それぞれ1万ペソまで。外貨に関しては無制限となっていますが、1万ドル相当を超える場合は、申告が必要となっていますのでご注意下さい。

他の多くの国と同様、重火器や麻薬類、ワイセツ物や偽ブランド品については持ち込み、持ち出しともに厳禁となっています。

筆者は空路でマニラに入った経験がありますが、税関のチェックは特に厳しいといった印象は受けませんでした。もちろんスタッフ次第だったりタイミングによるものではあると思いますが、少なくとも空路でフィリピンに入国する場合、それほど神経質になる必要はないかと思います。

フィリピンの基本情報としてビザや大使館に関する情報をお届けしましたが、いかがだったでしょうか？観光や商用、また留学など、様々な目的でフィリピンを訪れる方がいると思いますが、短期であればビザの準備が不要だったり、また税関の申告についても、他の国と比べても一般的なレベルが多く、それほど手間取ることはないのかと思います。とは言えマニラやセブシティなどで治安が悪いところもあり、何かあった時に頼ることができる大使館の情報など、基本的なところは抑えた上で、南国フィリピンの滞在を楽しんでくださいね！