沖縄でおすすめのホエールウォッチングランキングTOP6！

日本のリゾート沖縄のホエールウォッチングをご紹介します。日本人にとっては、かつては食料としての利用が多かったホエール（くじら）は、最近では食べることよりも、海を泳いでいる姿をウォッチング（鑑賞）する対象となりました。なぜなら、地球上の最大の生命体の仲間たちの豪快な姿が見れると人気になっているから。

沖縄には、ホエールが多数生息する海域が複数あります。はるか北の海域から冬の時期（1月から3月）になると、沖縄の海域に身を寄せながら、海中から潮を噴き上げたり、巨大な巨体を潜水艦の浮上のように水上に出したりする姿は、人工的な水族館のイルカショーとは迫力の次元が違います。そんな沖縄のホエールウォッチングのおすすめを6カ所厳選しました。分かりやすいランキング形式で紹介します。

プルースタイルでは、沖縄のホエールウォッチングが楽しめます。イチオシは、遭遇率99％のスポットへの案内です。目標は慶良間諸島で、いわゆる「ケラマブルー」と呼ばれる美しい青い海。対象となるホエールはザトウクジラです。

この海域の遭遇率は99%です。自然の生き物相手のことなので、万が一1%の確率で出会えなかった場合は、全額返金保証なので、最悪の場合でも安心してください。ザトウクジラに遭遇すると、船が一気に接近を試みます。彼らの圧倒的なパフォーマンスを目の前にすれば、ただただ心奪われるでしょう。

プルースタイルのホエールプランの料金は、4200円で3歳から参加可能。3時間のスケジュールで行われます。1人から予約可能なので気軽に参加してください。出航場所は那覇市内から40分離れた北谷フィッシャリーナウミンチュワーフで、バスの場合は20番、28番、29番のバスが便利。空港からは120番バスが直通しており、伊平で下車してください。車の場合は近くの有料駐車場となります。

9時からと13時からの1日2回開催しております。現金のみの決済となっており、別途施設使用料100円が必要です。乗り物酔いに自信がない人は事前の酔い止めの服用は必須。多少の雨なら決行するので頑張って素晴らしいホエールを見に行きましょう。

リーファーズも楽しいホエールウォッチングをやっています。イチオシは晴れた時の遭遇率の高さです。荒れた天気以外は、限りなく100％の確率で、大きなザトウクジラに出会えます。もちろん相手は生きた動物なので確約はできません。

ザトウクジラの大きさは15メートルもあり、30トンもの巨体を動かしながら海面下でパフォーマンスを演じます。その迫力は水族館で行われているイルカやシャチの比ではありません。可能な限り船は近くまで行き、間近でその威力を見せてくれます。最大の見せ場は、海中から水上に向かって巨体が起き上がる、圧巻の舞「ブリーチ」です。この迫力に、思わず歓喜の声があがるでしょう。

リーファーズのホエールウォッチング料金は4500円です。年齢制限なしで参加可能。3時間の所要時間で、最大90人までの予約が可能なので、団体で申し込んでもよいでしょう。出航は那覇港で、集合場所は三重城（みえぐすく）港内待合所。ここは那覇ビーチサイドホテルの近くです。8時30分と13時の2回行われます。ライフジャケットに身を包んでポイントであるケラマブルーの地を目指します。

目の前でパフォーマンスが繰り広げられるため、どうしても船は揺れます。乗り物いに自信のない人は酔い止めを持参し、事前に飲んでおくと安心です。また、季節によっては寒いこともあるので、防寒着を持参しても良いでしょう。

フィールダイブでも、ホエールウォッチングを行っています。こちらのイチオシは体験ダイビングとのセットになっているプランです。パフォーマンスをしながらホエールたちが意気揚々に泳いでいるのを見ていると、自らもその海の中に入りたくなってしまいます。そこでダイビングをセットにしました。

当日の状況により順番などに影響がでてきますが、ホエールたちのようにダイビングで海中散歩ができれば、両方のアクティビティをぜいたくに堪能できます。ダイビングはインストラクターが指導するので、安心してチャレンジしてください。

フィールダイブのこのプランは、12800円です。10歳以上が対象となっており、高齢者などは「病歴診断書」の提出が必要な場合があります。所要時間は6時間から8時間。予約可能人数については直接問い合わせてください。ホエール遭遇率は9割を超えているため、よほどのことがない限り出会えます。

開始時間は8時から、場所は名護市にある店に向かってください。那覇方面からなら高速道路の終点許田から車を使って14分程度で到着。公共交通で来る場合は名護バスターミナルから徒歩12分です。船長はホエールの知識が豊富なので、解らないことがあれば何でも質問可能。大迫力のホエールたちをぜひ見てください。

ココオーシャンでもホエールウォッチングが可能。イチオシは巨大なザトウクジラとの遭遇です。シベリア海域を通常の生息域としているザトウクジラは、冬の時期になると子育てのために南下。ちょうど沖縄の海域にまでやってきます。そのタイミングで船を出して豪快な姿を見ようというもので、その圧倒的な存在感は、水族館のプールなどで行っているイルカショーなどとは全く違います。

快適な環境が保証され、常に飼育員に与えられた餌をもらってのんびり過ごすイルカと違い、野生種として長距離を泳いできた彼らのたくましさと豪快さ、ホエールはすべてにおいてはるかに上回ります。遭遇率も高い時なので、ぜひ沖縄の海で豪快なホエールたちに会いに行きましょう。

ココオーシャンのホエールウォッチングのツアーの料金は、5000円です。対象制限もなく1人から予約可能。3時間ほどのクルージングで楽しめます。場所はケラマブルーで有名となった美しい慶良間諸島です。9時からと13時の2回行っています。

集合場所については申込時に伝えられますが、基本的には駐車場がないため、近くの有料パーキングを使ってください。どうしても船は揺れるので酔い止めは必須。水着やビーチサンダルであればより楽しめます。またクレジットカードは使えないので注意してください。

恩納村ホエールウォッチング協会では、専門組織としてホエールの素晴らしい姿を見られます。17年目を迎える老舗組織の内容は、繁殖地域をホームグラウンドにしている点です。これは伊江島周辺となっており、場所は名護市の沖合、沖縄美ら海水族館の西側に位置します。

多くのホエールウォッチングを行っている業者が慶良間諸島方面に向かい、この海域では他社との遭遇がありません。そのため非常に近くでみられ、その場を拠点としているホエールたちも、あまり船から見られていことを意識していないかのようにパフォーマンスを演じます。

恩納村ホエールウォッチング協会を利用する場合の料金は4500円、年齢は5歳以上、予約可能人数50名までです。8時30分と13時の2回行われ、集合場所は恩納村商工会議所前です。100台以上収納可能な駐車場があります。

船は揺れるため、酔い止め出発の1時間前に飲んでおいてください。エリアまでは片道30分くらいクルージングし、途中景勝地の万座毛の近くを通るので、おまけの観光が楽しめます。海域に到着すれば船長と一緒に探してください。やがてブロー（潮吹き）が確認できた場所でボートは停止し、再浮上の時を待ちます。仮に運が悪く見つからなかった場合は、全額返金となるので安心です。

マリンショップハートランドでもホエールウォッチングが楽しめます。ここはホエールが多数生息する慶良間諸島のひとつ座間味島を拠点としており、すぐ近くでウォッチングが楽しめます。地元のベテララン船長がほぼ100％とという高確率でホエールの前まで接近。

その理由は陸から存在を見つけてから出航するからです。これはポイント間近にある島でないとできない芸当なので、参加者に安心感を与えてくれます。見つかるとその場を目指して船を直行させるため、間近で勇壮な姿に出会えます。ケラマブルーの美しい海で豪快に泳ぐホエールたちをじっくり鑑賞しましょう。

マリンショップハートランドのホエールウォッチングの料金は、1回5000円程度で楽しめます。1人から参加可能、10名以上は団体割引の対象。対象年齢は7歳以上、それ以下の場合は別途相談となります。船は揺れるため30分前には酔い止めを服用してください。

10時からと13時30分の2回行われ、2回連続で乗船することも可能。その場合は、お昼の準備を忘れないでください。また海上は想像以上に寒くなり、ホエールからの水しぶきが飛ぶことも多いため、ウインドブレーカー、レインコートを持参すると安心。日焼け止めや帽子、サングラスなどの対策もあれば便利です。

日本のリゾート地沖縄は、本土よりも長い期間海水浴が楽しめ、ざまざまなマリンスポーツが味わえます。そのほとんどが春から秋にかけてのもので、冬は閑散期。しかし唯一の例外がホエールウォッチングでこの冬の時期だけの風物詩です。もし冬場に沖縄に行く機会があれば、ぜひこのホエールウォッチングを体験してみてください。

ただし、見学用に乗船するボートなみの大きさの巨体が動き回るため、非常に揺れます。乗り物酔いをする人は乗船よりも1時間から30分前に酔い止めを飲んで備えてください。体調を万全にして、大海原を豪快に舞うように行動するホエールたちを見れば、どんな映像作品もかなわない、リアルな大自然の息吹が感じられます。