宮島のお土産おすすめ23選!人気のもみじ饅頭だけじゃない!雑貨やスイーツまでご紹介
508123views- 住所:
- 広島県廿日市市宮島町1-1
- 電話番号:
- 0829-44-2020
- 営業時間:
- 6:30~17:00
- 定休日:
- 無休
- アクセス:
- 宮島口から連絡船
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広島の初詣スポットを紹介します。広島といえば秋の宮島厳島神社を真っ先に思い浮かべますが、それだけではありません。広島市内を中心に、県内各所に人気でおすすめの初詣スポットがあります。そんなおすすめ初詣スポットを17か所厳選しました。見どころやご利益などを紹介します。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、各自治体ごとに往来の自粛を要請している場合や、施設によっては休業していることがあります。施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。
広島の初詣スポットは日本三景で世界遺産にも登録されている厳島神社をはじめ、広島市内や呉、尾道、福山、三原など、各地には多くの人でにぎわうおすすめの初詣スポットがあります。特に広島市内の神社の多くは、原爆投下で壊滅的なダメージを受けた物が多いですが戦後に復興しました。年初めの恒例行事に最適な初詣スポットを17か所厳選しました。
厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、日本三景のひとつ宮島(厳島)にあります。場所は広島県廿日市市にあり、本州側からは連絡船が運航しています。島の沖合に建つ大鳥居が有名で、ユネスコの世界遺産でもあり全国に500ほどある厳島神社の総本社。神社本庁の別表神社でもあります。初詣の人出は10万人程度。主祭神は、市杵島姫命(イチキシマヒメ)、田心姫命(タキリビメ)、湍津姫命(タギツヒメ)の3柱です。創建は593年で推古天皇の時代に神託を受けて佐伯 鞍職(さえき の くらもと)が創建。かつては伊都岐島(いつくしま)神社と呼ばれていました。
厳島神社は、平安末期に権力を誇っていた平家ゆかりの神社で、当時の宮司と平清盛との結びつきが強く、清盛が1168年に社殿を造営しました。これは現在の社殿と同規模です。平家の氏神として栄えたのちも、源氏など有力者の崇敬を受けています。1200年代に建物が焼失した後に、再建されたものが現在の社殿。満潮時に社殿の中まで海水が入る様は建築物としての見ごたえも素晴らしいです。そんな厳島神社のご利益ですが、主祭神や平家・戦国の毛利氏などへの恩恵などから交通安全、必勝祈願、開運、縁結び、商売繁盛などが挙げられます。
広島護國神社(ひろしまごこくじんじゃ)は、広島市にあります。明治時代はじめに創建された護国神社で神社本庁の別表神社。初詣の人出は60万人と市内にあるだけに、広島在住の人が多数参拝します。主祭神は明治から第二次世界大戦まで主に広島県西部出身の戦死者、そして原爆投下による犠牲者(女子挺身隊や動員学徒)が加わり、総数は9万2000柱です。もともとは1868年に行われた戊辰戦争に従軍して戦死した広島藩士を祀る水草神社として建立されたところから始まります。その後1934年に移転し、さらに5年後に現在の神社名になりました。
原爆投下により、大鳥居を残しで社殿は壊滅。跡地には終戦から2年後に昭和天皇の広島行幸のときに奉迎場を設置しました。1956年には現在地に移転し再建されました。現在の社殿はさらに時代が下り1993年のものです。その後拡張工事が行われ、2009年にすべてが完成しました。現在は広島市民の心のよりどころとして静かに鎮座しています。広島護国神社のご利益ですが、じつは昇鯉(しょうり)の像というものがあり、これは鯉が滝を登ろうとする姿を現しています。そこから勝利とかけて目標達成や勝ち運といったご利益が。ちなみにプロ野球の広島東洋カープがキャンプインの一月下旬にチームとして参拝します。
亀山神社(かめやまじんじゃ)は、広島の呉にある神社。神社本庁の別表神社で初詣時には10万人程度の人出があります。軍港の町でもある呉の氏神として、多くの人からの厚い信仰を受けます。主祭神は八幡神こと応神天皇の品陀和気命(ほむだわけのみこと)、 その父・仲哀天皇の帯中日子命(たらしなかつひこのすめらみこと)、そしてその妻・神功皇后の息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)の3柱です。創建は703年。もともと九州大分の宇佐にいた八幡神が途中2カ所を経由してこの地に鎮座しました。
当初は近くの亀山(入船山記念公園)に鎮座しましたが、1886年に現在地に移転しました。これは呉に海軍鎮守府が設置されたからです。以降は海軍の町、呉を見守ってきました。鎮守府廃止までは歴代の総司令長官は着任時に奉告祭に参拝しました。海軍の将兵たちも参拝を行い、その伝統は海上自衛隊呉地方隊になった現在も続いています。亀山神社のご利益は交通安全、安産、学業成就、そして勝ち運です。特に縁起物の勝守は著名人が身に着けていたとして話題にもなりました。ちなみに正月3が日は、お神酒の振る舞いもあります。
浄土寺(じょうどじ)は、尾道市にある仏教寺院で、真言宗泉涌寺派大本山。初詣の人出は3万人程度。十一面観音を本尊としています。歴史は大変古く、飛鳥時代の推古天皇の時代616年に聖徳太子により開かれたと伝わります。文献上に登場するのは鎌倉時代の後期ごろで、真言律宗の僧・定証が中興したとあります。その前までは堂塔を守る人がいないほど荒れていました。1325年に焼失しますが、すぐに復興されました。この当時の建物が現存しており、本堂と多宝塔は国宝。阿弥陀堂は国の重要文化財に指定されています。
南北朝の時代には、南朝側の後醍醐天皇、北朝側の足利尊氏の双方が浄土寺に近づき、味方につけようと画策したほどの勢力を保っていました。足利氏との結びつきを経て江戸時代には尾道の豪商たちの外護を受けるようになり、庶民の寺院になっていきました。このときの豪商たちにより、方丈や徑堂、食堂といった建物が建立され、現在は国の重要文化財に指定されています。寺院内の伽藍は文化財の宝庫ですが、寺院内にある庭園も国指定の名勝。本堂内部をはじめ庭園や寺宝を多数収蔵している宝物館は有料で拝観できます。
千光寺(せんこうじ)は、広島の尾道にある仏教寺院で、真言宗系の単立寺院。尾道の町の背後にある山の上にあります。本尊は千手観音で秘仏。初詣の人出は5万人程度です。寺伝では806年に創建され、開基者は不明。西暦900年代に活躍した武将・源満仲(みなもとのみつなか)が再興したとの記録が残ります。戦国時代には出城があったとも伝わります。現在は千光寺公園内にあり、尾道の中心部からはロープウェイや徒歩で上がれます。また徒歩の道は「文学のこみち」として整備されており、参拝客のほか、尾道に来る観光客にも親しみを持たれています。
千光寺は大願成就や縁結びにご利益があります。縁起物の御守りも個性的で、だるまの形をしており、前に傾けると目が出るという「目だしだるま」は、努力していることに目が出て運が開けるよう祈念されています。ひょうたんは、その中に千手観音と小さなひょうたん5つを中におさめ、6つの無病(六瓢)息災のご利益を祈念。赤白ふたつの紐のお守りで、片方だけを持っているとペアの相手を探してくれる縁結びを祈念したお守りもあります。また境内は山の上にあり、そこからは尾道市内をはじめ海の対岸に見える向島、そしてあたかも川のような細長い、尾道水道が見渡せます。
草戸稲荷神社(くさどいなりじんじゃ)は、広島県福山市にある神社です。主祭神は保食神(うけもちのかみ)、宇加之魂神(ウカノミタマ)、大己貴神(おなむちのかみ)の3柱。京都にある伏見稲荷系に属しています。初詣の人出は35万人程度。このタイミングにはすぐ目の前を流れる芦田川の対岸の河川敷が臨時駐車場として開放されます。創建は平安時代の初期で807年に空海が近くに開基した明王院の鎮守として芦田川の中州に祀ったのが始まりです。川の洪水で流出が続きましたが、江戸時代の初期に福山藩主の水野勝成が現在地に建てました。
草戸稲荷神社は、本殿の形が個性的です。拝殿の後ろ側に赤い要塞のような建物があり、その上に社殿があります。もともとは拝殿の後ろに本殿がありましたが、昭和の末期にコンクリートでできた建築物を増築します。そしてその上に本殿を移築しましたから、遠くからでも目立つようになりました。この本殿の部分は9時から16時まで自由に参拝可能で、空中に浮かんでいるようにも見えます。またそこから見える絶景はなかなかのもので、福山市内が一望できます。ちなみに草戸稲荷神社のご利益は、金運、仕事・出世運、商売繁盛となっています。
御調八幡宮(みつきはちまんぐう)は、広島県三原市にある神社です。初詣の人出は3万人。主祭神は八幡神こと応神天皇1柱となっています。社伝によれば777年創建とされます。奈良時代末期に朝廷で権力を握った弓削道鏡(ゆげのどうきょう)を皇位につけるか否かを宇佐八幡に神託をした際に起きた事件により、流罪になった和気広虫(わけのひろむし)が、八幡神を祀ったことが創建の由来です。その後1158年には京都の石清水八幡宮の別宮になり、栄えていきます。安土桃山時代には豊臣秀吉が参拝したという記録があり、その際に桜を手植えしたとされます。
御調八幡宮は、三原市の中心の北側にある通寺・御調八幡宮県立自然公園の中にあり、四季の自然を感じられる空間。春は桜の、秋は紅葉の名所として多くの人が訪れます。そんな山奥の自然に囲まれた社殿は、江戸時代の藩主浅野家が再建したものが現存します。文化財も多く残されており、木造の狛犬や木造女神坐像など国の重要文化財に指定されているものも。ちなみに御調八幡宮のご利益は、合格祈願、厄除け、商売繁盛となっています。そしておみくじやお守りといった縁起物もありますが、手渡しではなく自動販売機を使用しています。
不動院(ふどういん)は、広島市東区にある仏教寺院です。真言宗の別格本山で、市内にあることから初詣には多くの人が訪れます。本尊は薬師如来。創建の時期ははっきりはしていませんが、行基との伝説があり、本尊の仏像様式からの推定で平安時代といわれています。文献に登場するのは南北朝時代で、足利尊氏・直義兄弟が日本に設立した安国寺のひとつとして登場します。室町時代の守護大名武田氏の後、戦国時代には戦火に紛れましたが、戦国大名毛利氏の外交僧だった安国寺恵瓊が復興します。もともとは禅宗の寺院でしたが、関ヶ原の合戦の後に広島入りした福島正則の祈祷僧・有珍が住職になった際に真言宗になりました。
不動院は江戸時代には広島の藩主浅野氏からの保護を受けました。広島市の中心からは少し離れていることもあり、戦時中は疎開先に指定されています。そして原爆の被爆を受けました。爆心地から4キロメートル近くにあり、一部の損傷はありましたが、全体での倒壊から逃れます。そのようなこともあり、被爆者の受け入れ先として負傷者が収容されました。そのため古い建物が残り、金堂が国宝でこれは広島市では唯一の物です。このほか鐘楼、楼門、梵鐘などは国の重要文化財。そして被爆建物リストにも登録しています。
西国寺(さいこくじ)は、広島県尾道にある仏教寺院で、真言中醍醐派大本山。初詣には多くの人の参拝があります。本尊は国の重要文化財に指定されている薬師瑠璃光如来坐像。奈良時代に行基が創建したと伝わり、この場所にしたのは加茂明神の霊夢を見たことが理由でした。平安時代の1066年の火災で大半の建物を焼失しましたが、白河天皇の勅命により復興され、背後にある愛宕山の中腹にまで広げた大きな伽藍ができました。その後、法皇となった白河は勅願寺に西国寺を指名。100以上もの末寺をもつ宮寺として栄えました。
南北朝時代に火災で多くの建物が焼失しますが、守護大名の山名氏により寺院が復興。現代も残る金堂は、この時に再建されたものです。少し遅れて建てられた三重塔を含めて国の重要文化財。現在は尾道トップクラスの寺域を誇り、山陽花の寺二十四か寺の19番目、そして中国三十三観音霊場ではカウントされない特別霊場のポジションを有しています。愛宕山の山麓から中腹に伽藍がありますから高台からは尾道水道の絶景も見られます。境内は自由に出入り可能。文化財が見られる持佛堂の内拝は、有料となっていますが、お茶と茶菓子がついています。
糸碕神社(いとさきじんじゃ)は、広島県三原市にある神社。初詣時には3万人程度の人出があります。主祭神は帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと:仲哀天皇)、品陀和気命(ほんだわけのみこと:応神天皇)、息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと:神功皇后)の3柱。社伝では創建が奈良時代の729年です。大分にある宇佐八幡宮より勧請したことからとされ、広島県内最古の神社とも伝わります。中世から近世にかけてはこの地域とかかわりの深い武将たちの庇護を受けており、特に小早川氏からは社領や銭の寄進を受けた記録が残っています。
江戸時代に本殿が火災で焼けるという被害が2回ありましたが、その都度広島藩藩主だった浅野氏により再建されます。現在の本殿は1759年のもの。1924年には県社として昇格しました。そして現在でも瀬戸内に浮かぶ大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)と共に、新造船の祈祷を行う習わしがあります。また糸碕神社の境内には樹齢500年と推定される大楠があり、三原市の天然記念物。中四国地方で3番目の大きさです。さらにこの糸崎の地は、かつて長居の浦と呼ばれており、遣新羅使船のルートの寄港地でもありました。万葉集でも詠まれています。糸碕神社境内にはその歌碑があります。
三原八幡宮(みはらはちまんぐう)は、広島県三原市にある神社。三原駅から徒歩圏内にあるため初詣には多くの人が参拝します。主祭神は八幡神こと応神天皇とその母の神功皇后の2柱。創建は戦国時代の1510年ですが、1575年には時の戦国大名小早川隆景により現在地に移されたとの記録が残ります。江戸時代に入ると、藩主浅野氏が八幡宮の南にあった新田を寄進しました。実は現在の三原市の平野部はもともと海だった場所。江戸時代からの干拓事業により陸を増やして新田を形成していたものの一部です。
三原八幡宮の境内には、いろいろなものがあります。干拓事業が行われる前はすぐ近くにまで海が迫っていましたら、街に5メートルの常夜灯がありました。干拓により不要となったことから境内に移されました。また相撲場などもあります。そして古代の雄略天皇がしぐれのように美しいと評した「しぐれ松」の伝承があり、後に松尾芭蕉が1句を詠ったほど。そんな三原八幡宮のご利益は、厄払いと安産祈願です。なお境内に駐車場はありますが、初詣時には混み合いますから公共交通機関の利用を推奨しています。
住吉神社(すみよしじんじゃ)は、広島市中区にある神社。主祭神は表筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、底筒男命(そこつつのおのかみ)の住吉三神と大国主神(おおくにぬしのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の合わせて5柱。創建は比較的新しく江戸時代の享保年間です。これは木食快円という真言宗の僧が、広島藩の舟奉行に勧請したのが始まりです。1733年の創建から5年後の38年には船府一統の守護神になりました。その後1798年の火災で延焼は免れたものの、煙で社殿が汚れたので、翌年現在地に遷座しました。
住吉神社のご利益は多彩で、航海安全、交通安全、縁結びの神、復縁、和歌の神、学問の神があります。そして境内には、合格神社があるので、受験生は必見。また被爆松と呼ばれるものがあり、これは原爆投下で社殿を含め建物は全滅しますが、ごく一部の松だけが生き残り、現在も健在です。お守りもいろいろ用意しており、珍しいものではFIFA公認ワールドカップサッカー守りです。これは広島で唯一の物。サッカー観戦の前にはぜひ欲しいところ。また限定品ですが、改元記念として令和守りもあります。
広島東照宮(ひろしまとうしょうぐう)は、広島市東区にある神社です。初詣の人出は10万人程度。主祭神は東照大権現こと徳川家康です。創建は1648年で日光東照宮建立後に3代将軍家光が各大名に東照宮の造営を進めたために建てられました。時の藩主浅野光景は生母が家康の三女つまり孫にあたるため、他の大名よりも造営に熱心でした。明治維新後は荒廃しますが、後に再建。戦時中には通信兵が常駐し、避難所に指定されていました。原爆の爆心地から2.1キロメートルの所にありましたが、熱風で石鳥居が吹き飛ばされ一部の建物が焼けました。
1984年に本殿や拝殿などが立て替えられました。境内には唐門や手水舎など、一部の物が創建当時の物が現存し、広島市の重要文化財に指定。被ばく関連の碑も境内に数多く残ります。広島東照宮のご利益は、勝負運、仕事運、上昇運向上に効果があるとされます。また境内には安産にご利益がある稲荷神社があります。その隣には亥の子石と呼ばれるものがあり、多産、安産あるいは豊作繁栄のシンボルとされる亥(いのしし)に関わる石でこれを撫でることでご利益がもらえます。このほか七福神めぐりの福禄寿の社殿や背後にある金光稲荷神社への参道もあります。
三輪明神広島分祠(みわみょうじんひろしまぶんし)と呼ばれるパワースポットが広島市西区にあり、ここも広島の初詣スポットとして多くの参拝客が訪れます。これは奈良盆地の南東・三輪山を御神体とする、日本最古の神社とされる大神神社の分霊が祀られています。具体的な祭神名は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。これは古代に国造りを行っていた大国主の前に現れ、私を祀れば国づくりがうまくいくと説かれ、大国主がそのようにしたのが始まりです。そんな創造の神は世の中の幸福の増進のための守護神とされます。
三輪明神広島分祠は山麓に広大な敷地があり、本殿と祈祷殿を中心に構成されています。入口には広々した200台収容可能な駐車場がありますから、車でもアクセスしやすく、交通安全の祈願所も設置しています。ご利益は日本のあらゆる産業、農業、工業、商業すべてに効果が。授与品も数多く備えており、神札をはじめ縁結びや安産、合格祈願、旅行安全、開運のお守り、交通安全のステッカーなどがあります。人生・生活全般に関する祈祷も受け付けていますから、必要に応じて申し込みましょう。
河内神社(こうちじんじゃ)は、広島市の佐伯区にある神社です。主祭神は帯中津日子命(たらしなかつひこのみこと:仲哀天皇)、品陀和気命(ほむだたわけのみこと:応神天皇)、息長帯日売命(おきながらしひめのみこと:神功皇后)の八幡三神と素盞嗚尊(すさのおのみこと)など。記紀神話に登場する神々も祀っており、総数は11柱です。もともとは広島の河内地区には8つもの別々の神社がありましたが、1907年にすべて合祀してひとつにまとめたという経緯があります。場所は旧佐古神社の境内に、旧日吉神社の本殿を移築しました。
河内神社はそのような経緯があるので、多くの神々が力を合わせて祈願してくれます。最も古い神社は903年創建の物もあり、非常に歴史があるのが特徴。ご利益は豊富で、学問、産業、勝負事、夫婦仲、過去一新、恋愛、縁結び、経営、公津安全、厄除け、癒やし、そして芸能と多彩です。1月1日には歳旦祭(さいたんさい)がおこなわれ、開運厄除け獅子舞も登場。一年の初めに新しいものに取り換えるのがふさわしい縁起物も御札、御守、破魔矢など各種取りそろえています。この他厄払い、七五三、都市祝といった各種祈祷も受け付けています。
観音神社は、広島市の佐伯区にある神社です。観音といえば仏教の観世音菩薩を思い出しますが、これは直接仏教とは関係なく、もともとこの場所には観音村があったためにこのような名前が付いています。祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)、安藝都彦命(あきつびこのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)など13柱。創建は903年とされ、清明次判という人が伊勢から祭神を勧請しました。観音神社は元々は地区に6社ありましたが、明治時代に一つにまとめられて四宝神社に。その後現在地に移転して高山神社と合祀して観音神社となりました。
2002年に境内の修復や整備が行われました。そんな境内を見渡すと「結宮」があります。これは縁結びや恋愛成就にご利益がある神社となっており、この社の中からハート形をした石が見つかっています。そのほか狛犬が鎮座しており、盃状穴(はいじょうけつ)と呼ばれる穴が開いていて、これは非常に珍しいです。ご利益は恋愛関係の他種類が多く、安産祈願・初宮詣・初誕生祝 ・七五三詣・十三参り・成人奉告・結婚式・年祝い・厄除け・星祭りといった祈祷も受け付けています。初詣のタイミングに近くを通ったらぜひ訪ねておきたいスポットです。
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