栄のおすすめ観光スポット20選！定番から子供向けまで一挙ご紹介

旅行ガイドマップやSNSでも多くの商業施設や飲食店が掲載されているのが、今回ご紹介する名古屋市の栄エリア。地下鉄を利用して移動をするのがおすすめなので、滞在先や目的地最寄りの駅を事前に確認しておくと時間を有効的に活用することが可能です。昼間は幅広い年齢層の人々が行き交い賑やかな栄ですが、夕方を過ぎた頃くらいから居酒屋や飲食店のネオンがパッと光って煌びやかな繁華街に変わります。

名古屋駅を出発地点と考えた時、栄にアクセスすることができる地下鉄は3つの駅。地下鉄桜通線で”久屋大通駅”、地下鉄東山線で”栄駅”または”矢場町駅”のいずれかで下車をして目的地まで訪れるのがおすすめ。待ち合わせ場所や移動をするときの目印にすると良いのが、「オアシス21」と「名古屋テレビ塔」です。商業施設エリアであれば、「名古屋PARCO」を待ち合わせにしている方も多いかもしれません。栄・伏見エリアと総称されることも多いので、少し足を伸ばしてお散歩をしながら訪れることができるようなスポットも併せてご紹介！

栄に到着して、まずはじめに気になる施設として足を運ぶ方も多いのが「オアシス21」。施設周辺には愛知県芸術劇場があるため、音楽や舞台の観劇を予定している方が開演時間前に訪れていることが多い印象を受けます。一際目立つ透明の建築物は、「オアシス21」のシンボルである”水の宇宙船”です。栄エリアを一望することができる屋上階となっていることからも、「オアシス21」に訪れたタイミングでこちらに向かうという方も少なくありません。夜間になるとライトアップされて、昼間とは全く違う印象を与えてくれます。

景色が展望できる”水の宇宙船”だけでなく、憩いの場として利用されている”銀河の広場”や季節を感じることができる”緑の大地”は「オアシス21」を語るうえで外すことができません。施設中央部にある”銀河の広場”では、中央部分でイベントが開催されることもあるので、事前にスケジュール確認をしておくとより楽しむことができるでしょう。1階には、飲食店や雑貨が入居しているので食事やショッピングも可能です。バスターミナルがあり、鉄道駅の通路と直結していることからも、栄エリアの観光拠点として訪れる方が非常に多い観光スポットです。

2020年9月にリニューアルオープンを果たした名古屋テレビ塔は、「MIRAI TOWER」という名称変更と共に新たに生まれ変わりました。かつてのテレビ塔周辺は、緑豊かな公園に囲まれており、誰もが楽しめるような季節イベントが開催されていました。出入りが自由なイベントが多いため、地元の方々や観光客など制限なく楽しむことができるのが魅力でした。現在は、「Hisaya-odori Park」としてリニューアルオープン。こちらの施設では、1階〜5階に飲食店やオリジナル商品を取り扱うショップが入居しています。景色を眺めながらランチやお酒が楽しめる「Farm&（ファームアンド）」は、1階で営業している地産地消をテーマとした店舗です。

2階はエリア一帯が眺望できるレストランの「lily（リリィ）」があり、ランチやディナーのコースを利用することでゆったりとしたお食事を楽しむことができます。火曜日のみが定休日となっているので、事前に営業時間等を確認するのがおすすめです。注目の3階エリアには、オリジナルグッズを取り扱う「多仲（タチュウ）」や美味しい珈琲が飲めるカフェの「base lab.」をはじめ、複数店舗が入居しています。新スポット「MIRAI TOWER」の新たな楽しみ方を探しに訪れてみては？

開発事業が盛んに行われてきた栄エリアですが、「MIRAI TOWER（新・名古屋テレビ塔）」と共にリニューアルオープンしたのが「Hisaya-odori Park」です。かつては「久屋大通公園」の名で親しまれ、憩いの場として人々に利用されていた公園です。散歩をする人々の姿や、イベント開催などが行われる公園でしたが、リニューアルに伴い商業施設と公園が一体型となりました。栄駅から地上を歩いて向かうことも可能ですが、地下のセントラルパークを通りながら「RAYARD Hisaya-odori Park」に訪れることもできるようになりました。

施設全体は4つのコンセプトによって構成されており、芝生の広場や中央に広がる水盤の”ミズベヒロバ”は新たな憩いの場として人々が集う場所になっています。名古屋エリア初の出店となっているテナントも数多くあり、飲食店や雑貨店などSNSでも話題となっていうようなブランドも充実しています。「ポロ ラルフローレン/ラルフズコーヒー」や「タリーズコーヒー」など、カフェメニューをテイクアウトして公園でゆっくりと景色を眺めながら時間を過ごすのもおすすめです。

愛知芸術文化センター内にある「愛知県芸術劇場」は、舞踊・演劇・音楽など多岐にわたるジャンルの公演が上演される劇場として利用されています。地下2階にはリハーサル室、地下1階にはあらゆる舞台形式に対応することができる小ホール、クラシックコンサートが公演される4階のコンサートホール、多面舞台劇場の大ホールが2階にあります。音響や舞台設備が完備されていることも、多くのアーティスト等に利用されている理由の一つとなっています。

実際に「愛知県芸術劇場」で鑑賞をする際には、周辺施設である「オアシス21」や「MIRAI TOWER」などの商業施設で開演前に時間を過ごすのがおすすめです。飲食店やショッピングスポットも多いため、合間の時間を過ごす方法に迷ってしまうこともないでしょう。また、手荷物が多くて困ってしまう方には、リターン式のコインロッカーや担当者に荷物を預けるクロークなどの利用が便利です。

百貨店や商業施設が密集しているエリアの栄には、2020年に創立40周年を迎えた「名古屋三越 栄店」があります。地下街から直結している百貨店であることから、天候に左右されることなく訪れることが可能です。地下2階から9階までのフロアには、レストランやファッション・雑貨ショップなどを中心に充実したテナントが揃っています。また、地下1階にある商業施設の「LACHIC」と連絡通路によって繋がっているので、2つの施設の移動にも便利です。

また、百貨店ならではのサービスがあることを事前に知っておくのもおすすめ。例えば、無料Wi-Fiサービス、ベビーカー・車椅子の無料貸し出しサービス、ベビー休憩室前では粉ミルクや離乳食を販売しているサービスなど知っていると何かと便利なものが多々あります。ショップ数の充実や手厚いサービスなども含めて、百貨店ならではの魅力は訪れることでより感じることができるはず。

“自分らしく”という意味が込められた商業施設の「LACHIC」は、栄駅から徒歩約3分の場所にあります。愛知県エリアで聴くことができるZIP-FMのサテライトスタジオが1階にあるのも特徴です。おしゃれに敏感な人々が注目をしているようなテナントが数多く入店しており、ファッション・雑貨・レストランなど1日ゆっくりと「LACHIC」に滞在して過ごすことが可能です。

デザイン性が高くリーズナブルな価格でファンの多いブランドや、誰もが知る世界的に有名なブランドショップなど年齢問わずに利用しやすい店舗が充実しています。日本全国の選りすぐりのブランドを販売している「中川政七商店」や、リーズナブルなアクセサリーを取り扱う「ANEMONE」などは、誕生日プレゼントや手土産にも選びやすいような商品が揃っています。もちろん、買い物の合間にレストランやカフェで一休みするのもおすすめ。「祇園茶寮×タニタカフェ」、「ハーブス」、「マンゴツリーカフェ」など人気のカフェを利用してみてはいかがですか？

地下鉄の名城線矢場町駅、栄駅からの利用が便利な「松坂屋 名古屋駅店」。最寄り駅は矢場町となっていますが、栄エリアを徒歩で移動していると栄から矢場町までは程遠い場所ではないということにも気づくはず。オアシス21やMIRAI TOWER方面からも、お馴染みの松坂屋マークを目指しながら歩けば到着可能。デパ地下でお惣菜や手土産に選びやすい和菓子・洋菓子を購入できることや、年齢問わず人気の高いファッションブランドのテナントが入居しているので利用しやすい百貨店として地域に根付いています。

また、美術作品の鑑賞が趣味という方には、お買い物だけでなく美術画廊や美術館へ訪れてみるのもおすすめします。本館の8階にある「美術画廊」では、巨匠から若手作家に至るまで様々な芸術家等の作品の展示が行われています。「第一画廊」「第二画廊」「松坂屋ホール」では定期的な展覧会が開催されているので、こちらは公式サイトで事前に確認しておくと新たな作品との出会いを楽しむことができるはず。芸術作品により触れてみたいという方は、画廊に訪れた後にそのまま「松坂屋美術館」へ。

“なごパル”の愛称で親しまれている「名古屋PARCO」。東館・西館・南館の3つの施設で構成されています。それぞれの館は連絡通路によって接続しているため、いずれかの館に入店することによって行き来することが可能です。魅力的な常設店舗も多くありますが、期間限定のポップアップショップにもぜひ注目をしてみてください。例えば、2020年12月11〜17日までの1週間限定でオープンする「sAn」は、個性的なアクセサリーショップ。一点ものを取り扱うようなショップの出店も多いため、一期一会の出会いを楽しみながらお買い物をしてみてください。

ロックバンドを中心としたライブに参加する機会が多い方は、この”なごパル”は親しみ深いはず。東館の6階にある「タワーレコード」で新譜のチェックやアーティストのサインの写真を撮って、夕方からチケットを握りしめて8階のライブハウス「クラブクアトロ」で音楽を楽しむという流れを経験したことがある方もいるのでは？当日に公演がある時には、「名古屋PARCO」内のレストラン・カフェはやや混雑する傾向にあります。また、連絡通路で連結してはいませんが、外から入店可能な「midi」にもぜひ立ち寄ってみてください。

栄駅の8番出口から直結している「SUNSHINE SAKAE」は、透明の観覧車がシンボルの複合方施設です。2階にある「SKE48劇場」を目指している方も、この8番出口を利用すれば迷うことなく訪れることが可能です。全体的なテナント数は多くありませんが、1階には「タリーズコーヒー」、2階には「マクドナルド サンシャインサカエ店」があるので軽食を摂ることができるような店舗を探している時には覚えておくと良いでしょう。

4階フロアは全てが「ホットヨガスタジオ LAVA」なので、駅チカでヨガをすることができる場所を探しているという方にとってはぴったりのはず。5階は、薬局や皮膚科をはじめとしたヘルスケア系のテナントが5店舗入居しています。特に、ポップな赤色が特徴のカフェ「CoLaBoNo」は、サブカルチャー好きの方が見逃せないカフェ。アニメや漫画作品とのコラボメニューを提供してくれたり、オリジナルのグッズを購入することができるスポットとして注目を集めています。観覧車はもちろんのこと、日本のカルチャーを存分に楽しむことができる「SUNSHINE SAKAE」へ訪れてみてください。

地上・地下のあらゆる場所からアクセス可能な「サカエチカ」は、商業施設や専用通路を通じて訪れることができるショッピングストリート。目的地に最短ルートで訪れるためには、公式サイトの出入り口マップを参考にするのがおすすめです。中央の”クリスタル広場”を中心に、放射状に軒を連ねる店舗はファッション系やグルメ系と大まかにまとまっているので目的地へ訪れるために迷うことも少ないはず。地図の見方としては、三越・スカイル/メルサ・北通路の3つの地上出口を目印にしておくのがおすすめです。

クリスタル広場にほど近い場所には、「高級食パン 嵜本」や「PABLO mini」があるので手土産選びのヒントにしてみてはいかがでしょうか。味も話題性も高い商品を取り扱っているので、喜ばれること間違いなし。駅チカのストリートであることからも、飲食店探しをしている方は、迷わず北通路方面に行かれることをおすすめします。オムライスなら「卵と私」、少しお酒を飲みたい時には「銀座ライオン」、コーヒーを飲んでひと休みしたい時には「上島珈琲店」を利用してみませんか？

複合型施設の「ナディアパーク」は、アトリウムやイベントスペースが充実している情報発信の地として活用されています。栄エリアには、愛知県芸術劇場をはじめとしたイベント開催ができるスポットが密集しています。施設全体は、デザインセンタービル・ビジネスセンタービルの2つの大きなビルによって構成されており、デザインセンタービルの地下1階から2階にあるのが本記事でもご紹介をしている「CREARE」となっています。

「ナディアパーク」の中央には、作品展示や情報発信をするために活用が可能な”アトリウム”があります。館内のイベントスペースの利用を希望している時には、公式サイトのお問い合わせページや電話で直接情報方収集をしてみることをおすすめします。また、バラエティ雑貨を販売する「LOFT」やアウトドア雑貨ブランド「mont-bell」、名古屋のクリエーターを支援する「Loop」というクリエイターズショップが施設内にあります。ショッピング目的であれば低層階、アートやイベント目的であれば高層階の利用となります。

地下鉄東山線の栄駅から徒歩約8分の場所にある「CREARE」は、ナディアパークの地下1階から2階にあるファッションビルです。ファッションを中心としたテナントが集っているのが特徴です。日本製のレザーブランドを取り扱う「sot」、職人の高い技術が評価されている商品を販売する「quadro」など、上質でプレゼントにも選びたくなるような素敵なアイテムを揃えたブランドが人気です。

公式サイトのショップニュースでは、各店舗の最新情報やおすすめ情報が発信されています。新商品の入荷などの情報を見て店舗に訪れてみてはいかがですか？「CREARE」では、お買い物をするたびにお得に貯まるポイントカードの発行がされています。”クレアーレカード”に入会することによって貯められたポイントは、無期限有効となっているのが嬉しいポイントです。入会金・年会費が無料となっているので、立ち寄ってお買い物をした時にはぜひチェックをしてみてくださいね。

1973年創業の「メルサ 栄本店」は、ミセス世代が好むファッションブランドや雑貨などを中心に取り扱った商業施設としてオープン。愛知と東京エリアに店舗拡大をしており、本店である栄店舗はエリアのメインストリートで歴史を積み重ねてきました。2020年の5月に新たなコンセプトのもとにリニューアルし、「a.v.v」や「AMERICAN HOLIC」をはじめとしたファッションブランドが新たにオープンしています。

飲食店は地下1階の「かつ房 大黒や」と「洋麺屋五右衛門」のみではありますが、ファッションや雑貨を取り扱っている店舗が多いのでショッピングを中心に立ち寄りたい時には問題ないでしょう。栄の中心地にあるので、周辺でランチを楽しんで再び「メルサ」に戻ってお買い物をするといったような使い方をすることもできます。

「サカエチカ」同様に地下街でショッピングや食事をすることができるスポットがあります。それが、”センパ”の愛称で親しまれている「セントラルパーク」です。アクセス方法は、地下鉄で”久屋大通駅”または”栄駅”での下車がおすすめ。案内板があるので、迷った時にはセントラルパークの文字を探して移動をしてみるとよいでしょう。

ファッション、コスメ＆ビューティー、ライフグッズなど様々なアイテムを取り扱うテナントが揃っているので、駅チカで買い物をサッと済ませたい時こそ利用するのがおすすめ。疲れた体をほぐしてくれる「カ・ラ・ダファクトリー」「Dr.ストレッチ」「Raffine」は、仕事帰りの方や金曜の夜に利用している方も多いお店です。地上に出てお店を探して食事をするのは少し面倒というときには、レストラン&カフェエリアへ。「コメダ珈琲店」は、愛知県に訪れたら一度は訪問をしておきたいところ。空腹を満たしてくれるお店も充実しているので、半日はこのセントラルパークで十分に過ごすことができます。

矢場町または栄駅からのアクセスが便利な「久屋大通庭園フラリエ」は、季節の花々の鑑賞が楽しめる庭園です。”ふらりと立ち寄れる花いっぱいのアトリエ”の意味をもつ「フラリエ」の名前通り、栄エリアでの観光途中に立ち寄れば綺麗な花々を鑑賞して癒しの時間を与えてくれます。ライフスタイルガーデンというテーマの庭園であることからも、少し敷居の高いようなイメージを持たれるかもしれません。しかし、誰でも気軽に入ることができる庭園だからこそおすすめしたいと思っています。

しっかりと手入れが行き届いた庭園は、どのエリアも全て入園無料。レストランでのお食事や、フラワーアレンジメントなどの教室参加のように異なる目的で訪れる方が多いのも特徴です。春にはヤマザクラ、夏にはサルスベリ、秋にはコスモス、そして冬にはシクラメンやポインセチアなど季節ごとに花の見頃をチェックして訪れてみてください。公式サイトを通じて紹介されている情報は、はじめて「久屋大通庭園フラリエ」を利用する方であれば一度は見ておくと何かに役立つかもしれません。

久屋大通りを中心としたメインストリートから少し移動すると、地下鉄を利用しなくても訪れることができるのが伏見エリア。栄・伏見エリアと総称されることも多いため、両方のエリアの観光スポットを確認しておくと便利です。「白川公園」は市バスの広小路伏見停留所での下車、伏見駅から徒歩約5分のいずれかでのアクセスがおすすめ。公園の中央には、”虹の舞・白川”と名付けられた噴水があります。この噴水の目の前に大きく開けた広場があるのですが、これが公園中央に位置する”中央広場”。天気の良い日には、レジャーシートを敷いてお弁当を食べたり、子供達が走り回っている元気な姿を見かけることができます。

中央広場を囲うようにしてあるのが、「名古屋市科学館」と「名古屋市美術館」。科学館は噴水の裏手側にあり、美術館は児童公園側にあります。いずれかの施設に車で訪れる際には、有料の白川公園駐車場や若宮大通公園白川前駐車場の利用がおすすめです。噴水左手側には、木々の間を抜けて散歩できる”彫刻の散歩道”があるので、公園を一周しながらお散歩をしてみてください。