ネパール基本情報 【ビザ・大使館・税関編】

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ネパールに旅行に行ってみたい!でも、ビザはどうやって取ったらいいの?まずそんな疑問にお答えしたいと思います。 また、ネパールに来ると、その居心地の良さに長く滞在したいと思われる方も多くいます。そんな方のために、長期で滞在できるビザについての情報も取り上げます。

ビザの取得について

ネパールに入国する際には、10才未満の子供などの例外を除き、ビザが必要になります。観光ビザで滞在できるのは、1年間で最大150日までです。
前もって日本でビザを取得してから来ることもできますし、現地で取得することもできます。

空港でのビザ取得

ネパールでは、空港ですぐに観光ビザを取得することができます。種類は、15日間25USドル、30日間40USドル、90日間100USドルの三種類があります。日本円での支払いも可能なようですが、スムーズに手続きを行なうためにも、ドルを持参することをお勧めします。こちらのビザは、マルチプルエントリーで、滞在可能期間内であれば、何度でも出入国が可能です。

2013年12月より、オンラインビザ申請が開始されました。このシステムにより、ビザ取得に要する時間が大幅に短縮されました。ここで、方法をご紹介しますね。
まず、オンライン申請方法は2通りあります。ご自宅のパソコンで申請してから来るか、空港の申請機を利用するかのどちらかです。どちらも申請方法に変わりはありません。空港にある機械は、数に限りがありますので、できれば自宅で済ませて来るのがお勧めです。

まず、ネパールイミグレーションのサイトから、ビザ目的の申請ページを開き、ツーリストビザの用紙に必要事項を入力します。顔写真も必須です。細かい数字など分からないところは「00」と記入します。すべての入力し申請後、バーコード付の画面をプリントアウトして持参します。忘れると、同じ手続きをもう一度空港ですることになりますので、お気を付けくださいね。

空港に到着し、オンライン申請と入国カードの記入が済んだら、まずは銀行でビザ代の支払いを行います。その後、領収証、パスポート、ビザの申請用紙、入国カードを持ってカウンターに提出します。そこで、ビザのシールを張ってもらって完了です。

このとき、申請通りのビザのシールが貼られているか、きちんとサインがされているかをすぐに確認するようにしましょう。うっかりミスがなかなか多い国です。後で、面倒なことにならないためにも、ぜひしっかり見るようにしてくださいね。

日本でビザを取得

ネパールの空港でビザを取るのは難しくありませんが、やっぱり到着してからビザを取るのは不安という方は、日本のネパール大使館でビザを取得してから来ることもできます。大阪と東京の二か所での申請が可能です。
その際には、パスポート、申請書、証明写真が必要です。料金は、15日間3000円、30日5000円、90日間12000円です。そのほかに、遠方にお住いの方は、郵送料金も必要になります。総合的に考えると、やはり現地でのビザ取得がお勧めかと思います。

ビザを延長するとき

最初は2週間ほどの予定だった人も、ネパール旅行が思った以上に楽しく、延長したいと考えるかもしれません。延長方法は簡単です。
ネパールに入国するときと同じことをもう一度します。申請用紙を持って、イミグレーションオフィスに行き、お金を払って、ビザのシールを張ってもらいます。このとき、申請用紙とお金のほかに必要なのが、パスポート、パスポートの写真のページと現在のビザのページのコピーです。ビザのページのコピーは必要のないこともありますが、念のため持参することをお勧めします。

延長料金は、15日間までは一律で30USドル、それ以降は1日2USドルです。ドルでもルピーでも支払いが可能です。たった1日でも15日の延長でも30ドルかかりますから、折角なら、がっちり2週間滞在を延ばすと、お金も無駄なくネパールを楽しむことができますね。

イミグレーションオフィスは、カトマンズとポカラの2箇所にあります。

観光以外のビザの種類

ネパールに魅了され、しばらくネパールに住みたいと思ったあなた。観光ビザは年に150
日まで、ではどうしましょうか?観光ビザ以外には、ビジネスをする人のための商用査証、学生査証、結婚した人などのための特別査証などがあります。

そこで、有力なのが学生ビザということになるでしょう。多くの旅行者が利用しているのが、ビショバサキャンパスという言語学校への入学です。一度に半年から一年のビザを取得できます。ネパール語を勉強しながらネパール生活も楽しめるので外国人に人気があります。

しかし、これにはいくつか注意点があります。入学時期が2月と7月の年に2回のみであること、ネパールの銀行にドル口座を作りお金を入れておく必要があることです。残念ながら思い立ってすぐに入校できるというものではありません。本気で長期滞在を検討するときには、しっかり考えて準備するようにしてくださいね。

日本大使館

在ネパール日本国大使館は、カトマンズのパニポカリという場所にあります。基本的に土日が休み、平日も13時から1時間ほど休憩時間があります。もちろん日本語で対応してくれますので、パスポート紛失などをはじめ、何かあれば親切に対応してくれます。基本的な情報などは、大使館のホームページから情報を得ることができます。情報は定期的に更新されますので、旅行前に確認することをお勧めします。

税関について

ネパールに入国する際、個人の私物であれば問題なく税関を通過できます。また、タバコ200本、葉巻50本、アルコール類1.15リットル入り1本まで、フィルム15本までであれば、無税で持ち込むことができるという規定があります。厳密にチェックされるかは不明ですが…。
それ以外の荷物に関しては、その時の担当者の気分によって、無税だったり課税だったりするようです。善意からネパール支援のために荷物を持ち込んでも、税金を要求されることもあります。
担当者の気分によって対応が異なるのが、ネパールの残念な点ですね…。

最後に

いかがでしたか?
ネパールは不便も多いですが、魅力あふれる国でもあります。ビザの取得が難しくないので、旅行者にとってうれしい国ですね。日本とは違った、ゆったりした時間の流れをネパールでぜひ味わってみてくださいね。

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