アメリカ・ロサンゼルス発日帰りルート66お楽しみプラン！観光スポットぎっしりの欲張り徹底ガイド

一度は聞いたことがあるルート66という名前。テレビドラマや映画、歌にもなっているルート66は、アメリカのシカゴ～ロサンゼルスまでの3,700kmの国道。車やバイク好きの人が走ってみたい憧れの道なんです。

「母なる道」とか「アメリカン・メインストリート」と呼ばれているルート66は、西部開拓時代の歴史をつくった道。こちらはアリゾナでの一枚、荒野に走る1本の道…カッコいい！

周辺には観光スポットも多く、雄大な自然美で有名なグランドキャニオンもルート66沿い。

そんな見どころいっぱいのルート66、今回の欲張り観光はロサンゼルス周辺で1日分楽しみましょう。では、ここは見ておきたい！というスポットをご紹介していきます。

まずはロサンゼルスのダウンタウンから、フリーウェイで一気に東へ。
1987年に作られた西ドイツの映画、「バグダッド・カフェ」の舞台として知られるバグダッド・カフェで一息。古き良き時代を思わせる佇まいです。

こちらが店内、お土産を買いに立ち寄る観光客も多いお店。でもせっかくだから、コーヒーブレイクしていきませんか？

バグダッド・カフェを出たら、次はロイズ・モーテル＆カフェに行ってみよう。1938年創業の歴史が感じられるお店。モーテルは営業していませんが、建物は昔のまま残っています。

有名なのはガソリンスタンド。この辺りにはガススタがないから、丁度ガソリンを入れたいなと思うような絶妙な場所にあるという話が有名なんです。

昔のままのレトロな内装のカフェも人気。

ロイズ・モーテル＆カフェで一生の記念に残る給油を体験したら、ルート66を引き返す形でマザーロード博物館を見学しましょう。
展示スペースは小さめですが、マザーロードの歴史を感じられる博物館。セリグマンからキングマンの道がそのまま残っているなど、一見の価値ありです。

マザーロードゆかりのものが展示されています。ギフトショップも併設、ルート66のお土産はいかがですか？

マザーロード博物館と、鉄道博物館は隣あって立っています。こちらもルート66同様、アメリカの西部発展に貢献した鉄道の歴史がぎっしり。砂漠の家とよばれる旧駅舎が見どころ。

ルート66をロサンゼルス方向に戻りながら、もう一軒カリフォルニア・ルート66博物館を見学しませんか？
博物館といってもそう大きくはないですが、眺めるだけでも十分楽しめるので是非。通り沿いには、ルート66にちなんだ博物館がたくさん。それだけ親しみがあるということでしょうか。

昔の車に乗って記念写真はいかが？希望者にはヒッピーのウィッグとサングラスを貸し出してくれるサービスも。

ルート66で実際に使われていた看板なども展示されています。お土産ならオリジナルグッズを探してみてください。

カリフォルニア・ルート66博物館から西に向かうと、非公式マクドナルド博物館があります。今は営業はしていないのに、なぜか看板に15￠の文字。

博物館があるのは、マクドナルド兄弟がハンバーガーを1個15￠で初めて売った場所なんです！

マクドナルド好きにはたまらないキャラクター！レトロな展示品も当時のマクドナルドを感じさせてくれます。気になる『公式』1号店はシカゴにあります。

欲張りツアーはさらに西側に向かいます。ルート66の終点近くの小さな町にある、薬局フェア・オークス・ファーマシー・アンド・ソーダ・ファウンテンは1915年創業。今のお店は1990年の初めに建て替えられた建物で、タイル張りの床などアンティーク感が漂います。建物はアンティークだけど、薬局はすごくハイテク！最先端のコンピューター化された調剤を行っています。

ソーダ・ファウンテンという名の通り、カフェが併設されていてドリンクや軽食をいただけます。

文具やアクセサリーなど雑貨の販売も。昔からある、小さな町の何でもあるお店的な存在。今ではお土産も買えます。

シカゴから続いてきたルート66は、ロサンゼルスのビーチサイド、サンタモニカ・ピアで終わり。こちらが『End of the Trail』の標識。

サンタモニカ・ピアは、南カリフォルニアで現存する中で最古の桟橋。最古といっても、今でも人が賑うところ。ルート66の終着地点にふさわしい場所のような気がします。

桟橋の先には、100年前から親しまれてきたカラフルでワクワクするような遊園地。人気のアトラクションは手彫りの復刻版木製メリーゴーランドで、最新の太陽光で動く観覧車も水族館もあるし、ビーチでゆっくり過ごすことも釣りもできます。

猛スピードで走り抜けたルート66はいかがでしたか？一旦足を踏み入れると、西部開拓時代の活気に魅了されてしまいます。次は時間をかけて端から端までドライブしたくなりますね。