ダイビングの免許取得なら！2泊3日の沖縄短期コースがオススメな理由

人それぞれ、旅行を楽しむポイントがあると思います。料理や景色、トレッキング、乗り物やスポーツ、自分の趣味の世界など。その大きな要素のひとつとなるのがスキューバダイビングです。南国に行けばきれいな海を訪れたいですし、海に行ったら外から眺めているだけではもったいない！海の中には、地上とは別の素晴らしい世界が広がっているのです。

都会でも免許は取れますが、実習がプールであることが多いです。その方が安心という方はそちらがおすすめ。ですが実際に海で実習するのはとても楽しいのです！レッスンでも生き物は見られますし、沖縄の空気がモチベーションを上げてくれるので、それが学習の助けになること間違いなしです。
また、沖縄は海に入れる期間が4～10月ととても長いので、計画が立てやすいのもオススメする理由のひとつです。

ダイビングショップのホームページを見ると、いろいろなコースがあると思いますが、まずダイビングの指導団体PADI、SSI、NAUIなどがあり、どれでも大丈夫です。一番有名なのはPADIです。
次にコースですが、18mまで潜れる「オープンウォーター」というのが一番旅行者には一般的なコースです。ダイビングをする場合、10mくらいははすぐに潜ってしまうので。
日程を決めて申し込むと、教材が送られてきますので、学科試験に向けて勉強をする必要があります。きちんとテキストを読んでいれば難しい試験ではありませんので、構えなくても大丈夫！

器材やウェットスーツはレンタルが基本です。事前に申し込みましょう。ビーチサンダルや中に着る水着は持参します。また、ダイビングのあとの着替え一式とタオルも持って講習を受けましょう。海から出たらボートでお湯のシャワーを浴びさせてくれるところが多いです。
最初のうちは「海に入る前の準備」と「海から上がったあと」が大変だと感じる人もいるかもしれませんが、すぐに慣れます！周りのペースが早く感じて焦るかもしれませんが、待ってくれますので大丈夫です。

まずは講習から入ります。それから初めてのウェットスーツの着方を習い、マスクを付けて、浅い所で練習が始まります。短い日程でも基本からちゃんと教えてくれますので、集中して取り組みましょう。ハードでついていけないようなことはないのでご安心ください。

ここで出会う生き物がダイビングデビューの思い出になるかもしれません。ですので、どんな生き物がいるかぜひしっかり見ておいてください。慣れてくるとあっちにもこっちにも泳ぐ魚の姿が見えだして、気がついたら魚さがしに夢中になり、最初の抵抗感や恐怖を忘れていることに気が付くかもしれません。

ビーチから海へ入るポイントもありますが、ダイビングのほとんどは「ボートダイブ」です。魚やサンゴの多い場所を「ポイント」と言い、そこまでボートで行って、ボートから海ヘ飛び込んでダイビングがスタートします。ボートはスピードが出るので心配な人は酔い止めを飲んでおきましょう。

いよいよ珊瑚礁の世界へ足を踏み入れる時がやってきました。学習したことを焦らず実行しましょう。海に入る瞬間はどうしても怖く感じるかもしれませんが、インストラクターとアイコンタクトをしっかりとり、落ち着いて呼吸して少しずつ慣れましょう。潜水していくと徐々にはっきり見えてくる珊瑚礁。今まで生活していたすぐ近くにこんな別の世界があったことに驚かされます。同じ地球の、まったく違う世界が大昔からそこにあり、刺激的で一生忘れることのない感動を味わうことができるはずです。

学科試験が終わったらすぐに採点が行われ、合格すればその場で仮Ｃカードが発行され、すぐに使用できるようになります。正式なカードは後日郵送されてきます。これで晴れてダイバーです！

ダイビングをした日は飛行機に乗れないので要注意。この日に帰ることはできないのです。試験は夕方には終わるので、その後のプランをしっかり立てておきましょう。ダイビングをしたあと1時間ほどすると強烈な眠気に襲われることが多いので、宿の近くでのんびり夕食や買い物くらいが無理なく楽しめるのでオススメです。

観光が待っていると思えば、レッスンも俄然やる気が出るというものです。あえて「美ら海水族館」へ行くのもオススメ。自然とどう違うか、どういう工夫がされているのか、海で見られなかった魚、これから見たい魚など、今までと観方が変わって面白いと思いますよ。

今回は講習2日＋予備日1日の2泊3日のモデルプランをご紹介しましたが、ショップによってさまざまなコースが用意されていますので、ご都合に合わせて選んで下さいね。

海の中はどこも似たようなものと感じるかもしれませんが、それは違います。海流や地形、気温、季節によってそれぞれ見える景色が変わってくるのです。国が違えばその景色も大きく異なります。一面の珊瑚礁もあれば、絶壁のポイントもありますし、沈船や砂地、さらに、海にも固有種というものがいます。海は繋がっていますが、その地でしか見られない生き物もいるのです。また、海を見るとわかる生き物の多さ、サンゴの鮮やかさなど、本数を重ねるごとに感じることが増えていき、次の旅がより楽しみになるのもまたダイビングの魅力なのです。