オーストリア・ウィーンは建築も凄い!魂を揺さぶる世紀末建築をじっくり鑑賞してみよう

音楽の都と言われ、有名な国立オペラ座などがあるオーストリア・ウィーン。音楽だけでなく、実は「建築」の名所がたっくさんあるんです。歴史的な建築はもちろん、現代的な建築も。今回は世紀末建築と言われる、当時は物議を醸し批判されることさえあった2大建築家の作品をご紹介します。必見です!

装飾は罪?! 建築家アドルフ・ロース

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建築家アドルフ・ロースは「装飾は罪悪である」という思想のもと、極限まで装飾をそぎ落としたデザインにこだわる建築家でありました。その建築は現代人のわたしたちから見れば、シンプルでモダンに見えます。しかし、当時は批判を浴びることも多かったようで…

ロースハウス

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代表作1911年ロースハウスです。ミヒャエル広場に面して建っていますが、反対側は華麗な装飾を誇る王宮。建設当時は質素すぎると非難を浴びたそうで、窓についているフラワーポットをつけることによって建設が再開できたという話が残ります。物議を醸した建築は現在は人気の観光スポットになっています。

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下層部分の灰色の大理石と上層部の白色のコントラストが印象的。無機質で機能を追求したデザインは私たちからみても異彩を放っているのが伝わります。現在は、下はショッピングセンター、上は住居として使用されています。

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内部も機能を重視した装飾のないデザインです。日本人には少し懐かしい昭和や大正のモダンな香りもします。

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ミヒャエル広場の写真です。左の建物が現在もオーストリア大統領府などで使用されているホーフブルク王宮。右側がロースハウス。確かに問題作と言われるのも納得です。時代の流れを無視したものを世に送り出せるのはすごいですよね。

ロースハウス(Looshaus)

住所:
Michaelerplatz 3, 1010 Wien, オーストリア
アクセス:
地下鉄3番線「ヘレンガッセ(Herrengasse)駅」徒歩5分 ホーフブルク王宮向かいミヒャエル広場

近代建築の巨匠 建築家オットー・ワーグナー

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ウィーンの近代建築に貢献した建築家オットー・ワーグナー。「芸術は必要にのみ従う」という主張のもと、機能性・合理性を重視した建物を数多く残しています。写真は郵便局の中央ホールでガラスに囲まれた美しい空間を生み出しています。

ウィーン郵便貯金局

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平面的で画一的な外観が特徴的な建物です。オットー・ワーグナーの名作と呼ばれ、当時は斬新なデザインとして注目を浴びました。街中に溶け込んだオフィスビルのようですので、一見すると通り過ぎてしまう位置にあります。

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壁の石材にビスとめがむき出しになっています。コンクリート打ちっぱなしの現代のデザイナーズマンションのようでお洒落。また、前述の中央ホールのガラス天井は遮熱のため二重構造になっていて、機能面もしっかりしています。
郵便局として現在も機能しているので、営業時間内であればゆっくりと内部も見学することができます。

ウィーン郵便貯金局(Postsparkasse)

住所:
Georg Coch-Platz 2, 1018 Wien, オーストリア
営業時間:
10:00~17:00
アクセス:
「シュヴェーデンプラッツ駅」「Stubentor駅」から徒歩
定休日:
土曜日・日曜日
電話:
+43 59 9053 3825

パヴィリオン・カールスプラッツ

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もともと「カールスプラッツ駅」の駅舎として建築された建物で、緑色に金色の縁取りが豪華な建物です。現在はワーグナーの博物館として、またカフェとしても利用できます。

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外観も内装も、グリーンと金色で統一されています。金細工は彼の得意分野だったそうで、ワーグナーの作品の資料や模型も飾られているので、建築の勉強にここを訪れる人もいるようです。

パヴィリオン・カールスプラッツ(Pavillon Karlsplatz)

住所:
Karlsplatz, Obj U26, 1010 Wien, オーストリア
営業時間:
10:00~18:00
アクセス:
地下鉄1・2・4番線「カールスプラッツ(Karlsplatz)駅」徒歩1分
電話番号:
+43 1 5059904
入場料:
大人4ユーロ

メダイヨン・マンション

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こちらは彼の設計した集合住宅「メダイヨン・マンション」です。金のメダルが外観に9つ装飾されていることから、そう呼ばれています。現在も住居として使用されているので、外観のみ見学することが可能です。

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9つのメダルに描かれている女性はすべて違う表情なのだそうですよ。

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隣には同じくワーグナーの「マジョリカハウス」と呼ばれる建物。こちらも現役の集合住宅で、タイルで外観ができています。本当に洒落ていて、ため息がでる光景です。赤い花が印象的なマジョリカハウスと、金と白のメダイヨン・マンションとの対比もまた素敵。細部にまでこだわりを感じます。

メダイヨン・マンション(Medaillon Mansion)

住所:
Linke, Wienzeile 38, Wien,オーストリア
アクセス:
地下鉄4番線「ケッテンブリュッケンガッセ(Kettenbrueckengasse)駅」徒歩1分
Instagram の投稿

出典:Instagram

いかがでしたか。建築に興味のある人も、建築なんて全く興味のないという人も、「見てみたいな」と思えるウィーンの街並みだったのではないでしょうか。その建築家の想いを知ることでまた、建物の見方もかわってきて楽しいですね。ウィーンを歩いたら、「世紀末建築」「アドルフ・ロース」「オットー・ワーグナー」という言葉には注目ですよ!

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nao7

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