アートを楽しみ尽くす!ロンドンにはミュージアムがこんなにたくさんあるんです!

5,925

views

0

世界でもトップクラスのミュージアムが集まるロンドン! そんなロンドンのミュージアムの中でも抑えておきたいアート空間13選を紹介します。

オシャレな街として人気のロンドン。そんな街で体感できるアート空間って、一体どんな場所なのでしょうか。英国の歴史的作品はもちろん、国内外の最新鋭アートに触れられる必見美術館をまとめました。

1 テート・モダン

上の画像は、オプ・アートと呼ばれる錯視的なアートを得意とするBridget Rileyによる作品「Hesitate」。
テート・モダンは、1900年頃からのナショナルコレクションを多く保有するミュージアムで、Umberto Bocchioniの代表的なブロンズ像や、Andre Derainが描いたアンリ・マティスの肖像画、キュービズムで有名なピカソ、シュルレアリスムのGiorgio de Chiricoの作品など、数多くの有名アートが揃っています。

テート・モダン (Tate Modern)
住所:
Bankside London, SE1 9TG
営業時間:
日-木 10:00~18:00、金・土 10:00~22:00 ※最終入場は閉館45分前
アクセス:
メトロ「Southwark駅」より徒歩約10分。テムズ川河口、ミレニアム・ブリッジ近く。
定休日:
なし
電話番号:
+44-20-7887-8888
料金:
無料 ※特別展示を除く

2 デザイン・ミュージアム

20世紀を代表するフィンランド建築家の一人Alvar Aaltoによるデザインチェアー。
アート&クラフトムーヴメントなどといったデザインの歴史に迫る展示はもちろん、毎年行われているという「デザインズ・オブ・ザ・イヤー」の展示は、近年の優れたデザインたちを垣間見る事ができる好奇心そそるイベント。

デザイン・ミュージアム (Design Museum)
住所:
28 Shad Thames London, SE1 2YD
営業時間:
10:00~17:45 ※最終入場は閉館30分前
アクセス:
メトロ「Bermondsey駅」から徒歩約15分。
定休日:
なし ※12/25,26は休業
電話番号:
+44-20-7403-6933
料金:
大人 £13.65、学生 £10.25、子供(6-15歳) £6.85、 6歳以下無料

3 ナショナル・ポートレート・ギャラリー

ポートレート(肖像画)専門のギャラリーというだけあって、歴史的なものから現代の肖像画まで、絵画や写真といったバラエティーに富んだ肖像画作品を楽しむ事ができます。写真は「ポートレート・アワード2015」の様子。

ナショナル・ポートレート・ギャラリー (National Portrait Gallery)
住所:
St Martin’s Place, London, WC2H 0HE
営業時間:
10:00~18:00、木・金は21:00まで
アクセス:
メトロ「Charing Cross駅」から徒歩約2分。
定休日:
なし ※12月24~26日は休業
電話番号:
+44-20-7306-0055
料金:
入場無料 ※特別展示を見学する場合はチケット購入が必要。
※金曜の夜は無料の音楽イベントが開催されます

4 ウォレス・コレクション

ハートフォードの伯爵のプライベートコレクションをもとにして1897年に設立された美術館です。レンブラントと言った有名アーティストたちの作品や、18世紀のフランス絵画、豪華絢爛な焼き物や家具など多くの作品が揃っています。

ウォレス・コレクション (The Wallace Collection)
住所:
Manchester Square London W1U 3BN
営業時間:
10:00~17:00 ※2015年8月現在、予算カットの為休みにする日が出てくる可能性ありとのこと。訪れる前に要確認。
アクセス:
メトロ「Bond Street駅」から徒歩約8分、「Marble Arch駅」からは約10分」。
定休日:
なし ※12月24~26日は休業
電話番号:
+44-20-7563-9500
料金:
常設展&テンポラリー展示共に無料。

5 コートールド・ギャラリー

質の高い印象派の作品が特に自慢のコートールド・ギャラリー。上の画像は、Edouard Manetの有名な作品の一つ「A Bar at the Folies-Bergere」。Vincent Van Goghの肖像画もあります。

コートールド・ギャラリー (The Courtauld Gallery)
住所:
Somerset House, Strand, London, WC2R 0RN
営業時間:
10:00~18:00 ※最終入場は閉館の30分前
アクセス:
メトロ「Temple駅」から徒歩約6分。
定休日:
なし ※12/25,26は休業(12月24日は15:30閉館)
電話番号:
+44-20-7848-2777
料金:
大人 £7、18歳以下や学生(学生証提示)は無料
メモ:
“The Prints & Drawings Study Room”は予約によって訪問可

6 テート・ブリテン

最初に紹介した「テート・モダン」同様、イギリスの国立美術館ネット―ワーク「TATE」の一部となっている美術館です。近代美術コレクションにハイライトを置くテート・モダンに対し、こちらのテート・ブリテンはイギリス美術のコレクションに特に力を注いでいるそうです。

テート・ブリテン(Tate Britain)
住所:
Mill Bank,London SW1P 4RG
営業時間:
10:00~18:00 ※最終入場は17:15
アクセス:
メトロ「Vauxhall駅」から徒歩約12分。駅近くのVauxhall橋を渡って右手。
定休日:
なし ※12月24~26日は休業
電話番号:
+44-20-7887-8888
料金:
無料 ※特別展は有料

7 自然史博物館

出典: www.nhm.ac.uk

世界でトップクラスと言われる自然史博物館です! 生命科学や地球科学コレクションなどの収蔵品はなんと7000万点以上もあるそう。また、美しいロマネスク様式の建物も見どころの一つです。

ロンドン自然史博物館 (National History Museum)
住所:
Cromwell Road, London, SW7 5BD
営業時間:
10:00~17:50 ※最終入場は17:30
アクセス:
メトロ「South Kensingtond駅」から徒歩約5分。
定休日:
なし ※12/24~26は休業
電話番号:
+44-20-7942-5000
料金:
無料 ※一部の特別展は有料の場合あり

8 アイシーエー

1947年に創設されたICA (Institute of Contemporary Arts=現代美術館)は、もともとは伝統的なロイヤル・アカデミー(王立芸術院)外で、アーティストや作家、科学者がアイディアを広げられるように作られたスペースだそうです。ギャラリーの他に、劇場、映画館、書店やバーが併設されています。

アイシーエー ( ICA:Institute of Contemporary Arts)
住所:
The mall, London, SW1Y 5AH
アクセス:
メトロ「Charing Cross駅」から徒歩約5分。バッキンガム宮殿からは約15分。
営業時間:
[開館] 火-日 11:00~23:00 [展示] 火-日~18:00、木~21:00まで見学可
定休日:
月曜
電話番号:
+44-20-7930-3647
料金:
入館無料 ※催し物によって有料チケットが必要となります。

9 フォトグラファーズ・ギャラリー

ロンドンで初の独立した写真ギャラリーであるフォトグラファーズ・ギャラリーは、1971年にオープンしたそうです。上の画像は、コンテンポラリーフォトグラファーSally Mannによる展示の様子。

フォトグラファーズ・ギャラリー (The Photographers' Gallery)
住所:
16-18 Ramillies Street, London, W1F 7LW
営業時間:
月-土 10:00~18:00、木 10:00~20:00、日 11:00~18:00
アクセス:
メトロ「Oxford Circus駅」から徒歩約3分。
電話番号:
+44-20-7087-9300
料金:
正午12時までの入場は無料、一日展示チケット £3、オンライン事前予約 £2.50、18歳以下無料
※学割などもあるのでウェブサイトを要確認。

10 ロンドン・ダンジョン

「恐怖の歴史博物館」としてスタートしたロンドン・ダンジョンは、現在は人気の恐怖と笑いのテーマパークとなっています。90分のツアーにはアトラクションや特殊効果などを使用したショーが含まれており、イギリスの歴史に残る恐ろしい実話や伝説を体験することができます。リアルな血生臭さやグロテクスさがあるので、お子様や怖いものが苦手な方はご注意を。ちなみにロンドン・ダンジョンは、入場者は少なくとも8歳以上であることをおススメしています。

ロンドン・ダンジョン (The London Dungeon)
住所:
Riverside Building, County Hall, Westminster Bridge Rd., London, SE1 7PB
アクセス:
メトロ「Waterloo駅」から徒歩約8分。ロンドン・アイのすぐ近く。
営業時間:
月-水、金 10:00~17:00、木 11:00~17:00、土日 10:00~18:00 ※繁忙期である7/1-8/31は営業時間が変更になる事あるので要確認。
定休日:
なし ※12/25は休業
電話番号:
+44-87-1423-2240
料金:
大人(15歳以上) £25.95、子供(4-15歳) £20.95、4歳以下無料。 ※オンライン予約でプライスダウン

11 ジェフリー・ミュージアム

英国の素敵なインテリアやガーデンに憧れを持つ人は多いのではないでしょうか?こちらはイギリスの過去400年にわたる家庭のインテリアの変化を知ることが出来る美術館です。
上の画像は、1870年の客間の様子の例だそう。

ジェフリー・ミュージアム (Geffrye Museum)
住所:
136 Kingsland Road, London, E2 8EA
営業時間:
10:00~17:00
アクセス:
電車「Hoxton駅」から徒歩約3分。
定休日:
月曜 ※聖金曜日、12/24~26、元日は休業
電話番号:
+44-20-7739-9893
料金:
無料
※博物館のハーブ園とピリオドガーデンは4月1日~10月31日に公開されています。

12 ヘイワード・ギャラリー&ビジュアル・アーツ

ロイヤル・フェスティバル・ホールと併設されており、二つ合わせてサウスバンク・センターと呼ばれているそうです。ビジュアルアートを展示するギャラリーだけでなく、音楽やダンスといったパフォーマンスアート&イベントが楽しめる場所。

ヘイワード・ギャラリー&ビジュアル・アーツ (Hayward Gallery & Visual Arts)
住所:
Southbank Centre Belvedere Road, London,SEl 8XZ
アクセス:
メトロ「Waterloo駅」より徒歩約5分。ロンドン・アイすぐ北。
営業時間:
月 12:00~17:00、火・水・土 11:00~17:00、木・金 11:00~21:00
定休日:
なし ※12/25,26は休業
電話番号:
+44-20-7960-4200
料金:
有料 ※展示会によって料金が異なる。

13 ジャーウッド・スペース

現代アートや写真を始めとした作品の展示や、トークイベントなど様々な企画が開催されています。才能ある現代アーティストたちの作品が楽しめるクリエイティブな空間を楽しみましょう。

ジャーウッド・スペース (Jerwood Space)
住所:
171 Union Street, London
営業時間:
月-金 10:00~17:00、土日 10:00~15:00 ※毎月最終金曜日は20:00までオープン
アクセス:
メトロ「Southwark駅」から徒歩約5分、「Borough駅」からは約8分。
定休日:
なし ※バンクホリデー、イースターウィーケンドの4/3~6は休業
電話番号:
+44-20-7654-0171
料金:
無料



こんなに多くの魅力的な美術館が揃っているロンドン。交通の便もよく、美術館巡りをするにはもってこいです。様々な顔を持つアートに触れ、自身に潜むクリエイティビティ―を刺激しに行きましょう!

この記事を読んだあなたにオススメの記事
このエリアの新着記事
  • イギリスのお菓子お勧め人気TOP22!お手軽お菓子から優雅なア...

    イギリスにはお菓子のバリエーションが少ないと思っている方、集合!ケーキやスコーン、クロテッドクリームにクリスマス限定のパイなど実は奥が深いイギリスお菓子の世界へご招待致しましょう。王室御用達のチョコレートからスーパーで買えるお菓子まで取りそろえはバッチリ。ハリーポッターやアガサ・クリスティの好物も登場!

  • ロンドンでオーダースーツが作れるアトリエ「Paul Smith West...

    イギリス・ロンドンに所在する「Paul Smith Westbourne House-ポール・スミス・ウェストボーン・ハウス-」はデザイナー、ポール・スミスの邸宅を改装したアトリエ兼フラッグシップストア。ここでしか作れないオーダースーツは必見です!旅の記念に1着オーダーしてみては?

  • イギリス基本情報 【時差・空港編】

    モノトーンの落ち着いた街並みの中を走る赤いバスが印象的な国「イギリス」。本記事では、イギリスに行く前に知っておきたい日本とイギリスの時差や、イギリスの玄関口、ロンドンのヒースロー空港までの飛行時間などの基本情報をお送りします。

  • スコットランド・エディンバラでおすすめの人気お土産ショッ...

    日本でのスコットランドの知名度、高いとは言えません。どんな国?と聞かれてもなかなか即答しがたい国の一つです。そんなスコットランドですが、行ったからにはスコットランドらしいお土産を買って帰りたいですよね♪ そこで今回は、スコットランドの民芸品やスコットランド人アーティストによるオリジナルアクセサリーを購入できるおすすめのお店3店を詳しくご紹介していきます!

  • ロンドンにあるおすすめホテル15選!人気観光スポットへのア...

    歴史がある国として、観光の見どころも多く、訪れる人が多いイギリス。首都であるロンドンまでは、日本から直行便が出ているので、旅先に選ぶ人も多いのではないでしょうか?英語も通じるので比較的旅行もしやすいですよね。今回は、そんなロンドン市内にあるオススメホテルを紹介しましょう。

  • ロンドンでおすすめのおしゃれハイセンスホテル7選!思わず予...

    歴史ある建物を訪れたり、洗練されたファッションストリートを歩いてみたり・・・せっかくのロンドン旅行ですから、宿泊先もおしゃれにキメませんか?そんなトラベラーの夢を叶えるハイセンスなホテルをドンと紹介します。

  • ロンドンのコヴェント・ガーデン観光スポットまとめ!おしゃ...

    常に人が集まっているコヴェント・ガーデン。ショッピング街にカフェやレストラン、しゃれた小さなお店が立ち並んでいます。今回はそんなおしゃれでにぎやかな街、コヴェント・ガーデンをご紹介します。

  • 【イギリス・コッツウォルズ】ブロードウェイのおすすめスポ...

    コッツウォルズの北にある町で世界で一番のコッツウォルズの羊毛を運ぶ拠点となりました。 そんなブロードウェイにはおしゃれなカフェやブロードウェイタワーなどの観光名所もあります。 イギリスのアフタヌーンティーやクリームティーを楽しめるお店も紹介します。

  • 007のロケ地、イギリス・ブレナム宮殿!極上の庭園や巨大迷路...

    元首相ウィンストン・チャーチルの生家としても知られるブレナム宮殿は、その規模だけではなく、美しさにおいても英国随一との評判です。1987年には世界遺産にも登録。一度は訪ねてみたいと思われている方のために、今回はその魅力の一端をご紹介したいと思います。

  • エディンバラのおすすめ観光スポット7選!鉄板観光スポット...

    スコットランド・エディンバラと聞いて何を思い浮かべますか?キルトやバグパイプなどが有名ですよね。そのほかにも美しいお城や建造物、奥深い歴史があります。そして忘れてはならないのがウイスキー!パブの文化があるため、美味しいお酒や食事がたくさん!今回はそんな魅力触れるスコットランドの首都、エディンバラについてご紹介します。

このエリアの人気記事
今週の人気記事