近未来都市シンガポールの一人旅おすすめスポット15選！

シンガポールにはマリーナベイサンズやブギスストリートなどさまざまなショッピングエリアがあります。その中でも一番のショッピングエリアと言えば「オーチャードロード」でしょう。有名ブランドのブティックや高島屋や伊勢丹といった日本でも大手のデパートがあり、日本で言うところの銀座のような場所です。

シンガポールのシティーエリアと呼ばれるところにあります。買い物以外にもおいしいレストランもたくさんあり、1日中楽しめるエリアとなっています。土日になると地元シンガポールの人たちもたくさん押し寄せてくるため、余裕のある平日に行くことをおすすめします。

このオーチャードロードはそれぞれのショッピングモールが地下街へとつながっているため地上へ出なくともそれぞれのショッピングモールへ行き来できるのが便利です。開発が本格的にスタートしたのは2000年に入ってからで、続々と高級デパートが立ち並びシンガポールのシンボル的エリアとなりました。

若い層からマダム層まで高級ブランドだけではなく、「forever21」や「H&M」などの日本でもおなじみのファストファッションを幅広く展開をしています。今後さらに発展していきそうなエリアですので要チェックです。

シンガポールの中でもフォトジェニックな場所として人気を集めているのが、ここ「リトルインディア」です。インドのエキゾチックな雰囲気とカラフルな建物が オシャレにマッチしており、たいへんアーティスティックな街並みがひろがっています。

ここリトルインディアには昔、競馬場がありヨーロッパの人々が多く住んでいました。その後、牛の売買が広がり牛飼いであったインド人が住み着くようになったと言われています。現在ではすっかりその風景は消えてしまいましたが、モダンでオシャレなレストランやデザイナーズホテルなどが立ち並ぶたいへんオシャレな街となりました。

さらにこのリトルインディアのエリアには、ヒンズー教寺院、中国寺院、モスクとそれぞれの寺院が建てられていてさまざまな宗教の人が足を運んでいる場所でもあります。そして、24時間営業しているショッピングモール「ムスタファ・センター」では、食品や生活用品、電化製品までありとあらゆるものが取りそろえられていることで有名です。

日中の人が多く出入りする時間をさけて夜の時間帯に行ってもいいですが、昼間のカラフルで活気のある感じとは違い、夜は少しディープな雰囲気となりますので女性の方は昼間に行くことをおすすめします。

2013年にオープンしたティラミス専門店「ティラミスヒーロー」はシンガポール発のお店で、かわいい容器とキャラクターがSNSで話題となり瞬く間に日本でも人気となりました。今では日本からのネット注文もできるようになりましたが数カ月先までいっぱいになることもしばしば。催事などで期間限定で出店するときなども売り切れ必死で日本では常に行列を成しています。

しかし、そんな話題のティラミスがここ、シンガポール本店では並ぶことなく手に入ります。シンガポール店では、カフェエリアとしてイートインできるスペースも設けられており、その場でティラミスヒーローを楽しめます。

種類は常に10種類ほど。季節のものを使ったティラミスもありその時々で店頭に並ぶものが変わることもあります。容器のキャラクターもティラミスのフレーバーによって変わります。10種類全てそろえたくなるデザインがとてもかわいいです。

160ccの大きめの瓶に入っていますが、ペロッと丸々食べきれてしまうあっさりしたテイストです。ティラミスのリキュールも抑えめですので、お子様でも召しあがれます。そして、この本店ではティラミスのキャラクター「アントニオ」のグッズを販売していて、手に入れられるのはもちろんここだけです。ぜひ行かれる方はアントニオグッズも手に入れてください。

観光客に大人気の「アラビアンストリート」は、ブギス地区付近の通りの一本裏に入った所にあるアラビアンのムード漂うストリートでテーマパークのような通りです。シンガポールには、さまざまな国の人が暮らしているストリートがあり、一本入るだけでもガラリと雰囲気が変わります。このアラビアンストリートもとても民族色豊かなストリートとなっています。

アラブと言えば絨毯（じゅうたん）のイメージではないでしょうか。ここでは、豊富な絨毯を取り扱うお店がたくさんあります。いかにもアラブらしいデザインがたくさんあり、枚数や値段によってはお値引きもしていただける場合もありますので交渉をしてみてもいいかもしれません。

また、「サルタン・モスク」というシンガポール最大のモスクもここアラブストリートにあり、必ず訪れたいスポットとなっています。大きく黄金に輝くドームは遠目からでも目立っており、アラブストリートが見つからない場合の目印にもなります。モスクの中も見学が可能となっているため、お時間に余裕のある方は中へ入ってみることをおすすめします。

モスクはイスラム圏の国にさまざまな形をしたモスクがありますので、それぞれの特色を感じながら見て回るのも面白いです。見学される際の注意点として土足厳禁、そして肌の露出の多い服装の場合には貸出用のガウンを借りられますので必ず着用してから入るようにしましょう。

シンガポールと聞いて初めに思い浮かぶものはこのシンガポールの象徴的シンボル「マリーナベイサンズ」ではないでしょうか。57階建てもある3棟のビルの上に乗せられたボート型のような作りの不思議な形をした建物で、屋上にはこの建物に併設された全長約150メートルにもなるインフィニティプールがあり、そこからはシンガポールの景色を一望できます。このインフィニティプールの利用はホテルの宿泊者のみとなっており、たくさんの旅行者憧れの施設となっています。

たいへん高価なホテルということで人気もあるため、ホテルの予約ができなかった方に必見です。サンズ スカイパークという空中庭園からであれば宿泊者以外でも絶景を楽しめます。昼間もすてきですが、やはり夜景がおすすめですので夕暮れ時から景色の移り変わりを楽しんでください。

そしてもう一つ、空中庭園以外にスカイオン57などの屋上にある飲食店を利用することでも同じように絶景を楽しめます。テラス席であればドリンクのみでも利用可能ですので、空中庭園の入場料を払わなくてもリーズナブルに景色を楽しめます。このエリアは大変混み合うため予約をしておくことをおすすめします。

シンガポールのお土産を探すならやはり「ブギスストリート」がおすすめでしょう。ここでは安くて面白い、そしてシンガポールらしいお土産を手に入れられます。平日でもにぎわいを見せ活気あるブギスストリートは、日本でいう原宿のような場所と言えるでしょう。

多くのお店がある中にもそれぞれ違ったものが手に入りますので、掘り出し物を探してみるのも楽しいです。おしゃれなものはあまりありませんが、みやげ話しにもなるためお友達へのお土産などを探すのにちょうどいいですね。いろいろな国で見かける「I ♡」シリーズのシンガポール版Tシャツなども手に入れられます。

メイン通りから枝分かれした細い道にもお店が並んでいます。お土産店以外にもフードコーナーのエリアもあります。お土産探しの途中にフードコーナーに立ち寄ってみるのもいいでしょう。屋台にありそうなカステラやソーセージなど食べ歩きしやすいものがたくさん並んでいます。フルーツをその場で絞ってくれるフレッシュジュースなどがあり東南アジアらしいですね。毎日がお祭りのようににぎわうブギスストリートへお土産探しにぜひ行ってみてください。

どの国にも「チャイナタウン」はありますが、このシンガポールのチャイナタウンはいつでも楽しめるシンガポールの大人気の観光スポットです。そのチャイナタウンエリアの中にある「パゴダ・ストリート」という通りには、アジアンテイストの雑貨やお土産ものなどが売られていて、とてもカラフルな通りです。

アジア風のお土産を選びたい方はこのパゴダ・ストリートをのぞいてみるといいでしょう。また、チャイナタウンには飲茶のお店がたくさんあります。本場の香港スタイルでワゴンに乗せて周り、たくさんの種類の飲茶を注文ができるため、おなかいっぱい飲茶を楽しめるでしょう。

そして、ここチャイナタウンのもう一つの観光ポイントが「スリ・マリアン寺院」です。チャイナタウンの中心に建つ1827年に建造されたシンガポール最古の色鮮やかなヒンドゥー教寺院です。当時、この辺りにはインド人が住んでいたこともあり、このチャイナタウンにヒンドゥー教寺院があると言われています。

この寺院は悪い病気を治す女神マリアマンを祭っており、ヒンドゥー教の神様やたくさんの動物たちなどが彫刻されています。ジッと見つめていると今にも話し出しそうです。チャイナタウンに行かれた際はぜひこのスリ・マリアン寺院を訪ねてみてください。

イギリスの植民地であった歴史を持つシンガポールでは「ハイティー」という、イギリスで言うアフタヌーンティーのような習慣があります。アフタヌーンティーは上流階級者のためのもので、ハイティーは労働者用と分けられていました。そのため、アフタヌーンティーよりもハイティーの方が時間も遅めだったと言われています。

現在ではシンガポール流に言うとハイティーと言われているくらいで内容が変わるわけではありません。基本的にハイティーはホテルで提供されているところが多いため、少しオシャレをして行くのがいいかもしれませんね。

もちろん、ハイティーはお一人様でもご利用可能です。お一人であるからこそ、ゆっくりとそしてぜいたくに過ごしたいですよね。「Fullerton Hotel」という、シンガポールのシンボルであるマーライオンの近くにある高級ホテルのレストラン「コートヤード The Courtyard」で行われているハイティーがおすすめです。

楕円形のかわいらしい台に乗せられたティーセットは、なんとおかわり自由です。もちろんお食事だけではなく、紅茶も飲み放題で、コーヒーやアルコールの用意もあります。コートヤードは天井が高く広々とした空間でゆったりと自分だけの時間が楽しめます。週末は2時間制の2部制となっていますが、平日は3時間の1部制となっているため平日がおすすめです。

2015年7月にユネスコの世界遺産に登録されたシンガポールが誇る巨大な植物園「ボタニックガーデン」は、150年前にオープンしたシンガポールの歴史的植物園です。人気の観光スポットとなっており、地元の方から観光客まで多くの方々が日々訪れています。この施設は、東京ドーム13個分という膨大な広さを誇り、全部回りきるためには半日近くかかると言われています。

ボタニカルガーデンの回りには無料の公園もあり地元の方々はここでジョギングをしたり、のんびりと本を読んだりと各々が自分の時間を過ごしているようです。この公園にも南国らしい植物がありますが、やはりここまできたら中に入ってみましょう。

ボタニックガーデンの入り口は全部で7ゲートとなっていますが、タクシーなどで訪れる場所には、タングリンゲート・ナッシムゲート・ブキティマゲートの3つのどれかを伝えすると入り口前まで送り届けてくれます。それぞれ異なるゲートとなっていますが、ナッシムゲートには、ギフトショップや「カーサ・ベルデ」という食事のできるレストランがあります。

このレストランは、朝7時から営業しているため、ボタニカルガーデン散策の前に公園を見ながら朝食を食べてもいいですね。たくさんの魅力があるなかでナショナル・オーキッド・ガーデンがおすすめです。美しい花々が咲き誇るエリアですのでここは外したくないところです。

シンガポールの代表的なグルメと言えば、「海南鶏飯（ハイナンチキンライス）」と言っても過言ではありません。別名シンガポールチキンライスと言われるこの料理は、しっとりとした鶏肉とこの鶏肉エキスで炊き上げたご飯が絶品の料理です。

海南鶏飯は、地元シンガポールの人々に愛され続け、行列の絶えないお店「天天海南鶏飯」で地元の方々に混ざって食べられます。チャイナタウン付近にある「マクスウェル・フードセンター」というホーカーズにこの天天海南鶏飯はあります。ホーカーズとはシンガポール風に言う屋台街です。

マクスウェル・フードセンターは、たいへん大きなホーカーズで両サイドにたくさんのお店が立ち並びます。エントランスから入って奥の方に青い看板が目印の天天海南鶏飯はあります。周りと比べても混雑具合が違うためわかりやすいです。並ぶと言っても回転が早い屋台街ですので、20分前後でしょう。

海南鶏飯がメインなので注文は簡単。お値段はSサイズ3.5SGD（約300円）ととてもリーズナブルですのでお安くランチが楽しめるのも魅力的です。さらにMサイズ5SGD（約425円）、Lサイズが7.7SGD（約655円）と、シンガポールの中でもお安い値段設定です。

シンガポールの代表的なローカルフードのひとつである「フィッシュヘッドカリー」をご存じでしょうか。耳慣れない言葉ですが、名前の通り魚の頭が豪快に入ったユニークなカレーです。そんなフィッシュヘッドカリーがおいしいと話題のお店がリトルインディアにある「トゥースカリー（Muthu’s Curry）」というカレー屋。こちらは地元シンガポールでも大変人気のフィッシュヘッドカレーの有名店です。店内も清潔感があり、落ち着いて食事ができます。

このフィッシュヘッドカレーの発祥は、シンガポールのマラヤーリ人という南インドのケララ州出身の民族達のコミュニティから誕生したカレーと言われています。イカンメラーという鯛の頭と野菜を煮込んだもので、タマリンドの風味がこの料理の特徴です。少し酸味のあるとてもおいしいカレーです。また、本場インドらしくタンドールも置いてあり、そこではタンドリーチキンが焼かれています。ぜひこの機会にタンドールをご覧になってください。ほかにもさまざまなおいしそうなメニューがあるなかで、サンバルやラッサムもおすすめですよ。

シンガポールには、300種類、500匹の動物や魚類が飼育されている世界最大の淡水生物の専門の動物園「リバーサファリ」があります。人工的に作られたアマゾン川をボートに乗って下り、間近で動物たちを見られることでも人気を集めている動物園です。2013年にオープンして以来、客足の絶えないリバーサファリは、世界でも有名な8つの運河を再現し、エリアごとに見られる動物が違います。市内からタクシーで30分ほどの比較的アクセスもしやすいところにあります。

チケットはインターネットでも購入できますが、2014年にできた「アマゾンリバー・クエスト・ボート・ライド」というアマゾン川を下る新アトラクションは完全予約制になっているため、カウンターでチケット購入後、必ずアトラクション予約専用のカウンターで予約をしてから入場しましょう。

それぞれのエリアには見どころがありますが、なかでもアマゾン川で見られるマナティーには圧巻です。11頭いるマナティーの水槽では、上からも横からも優雅に泳いでいる姿が見られ、マナティーの餌やりの時間に遭遇すると上から食べている様子もうかがえます。

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、マリーナベイサンズのほど近くにあり、スーパーツリーグローブというインパクト抜群なスーパーツリーが印象的な巨大植物園です。夜には幻想的なライトアップがされ、SF映画さながらの風景が広がる近代未来の象徴とも言える場所です。スーパーツリーをつなぐ吊り橋を渡れるOCBCスカイウェイやフラワードーム・クラウド・フォレストなど一部の施設は有料となりますが、その他ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへの入園は無料ですので、お時間ができたときなど気軽に散策するにはいいですね。

また、このガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内の有料エリアでの見どころの一つが「クラウド・フォレスト」と呼ばれる巨大なタワーです。こちらも見るからに映画の世界観が表現されており、緑に覆われたタワー・流れ落ちる滝・そしてミストで作り出す雲となんとも幻想的な空間となっています。この建物の6階は「ロスト・ワールド」と名付けられた、標高2000メートルの世界観を表現しています。暑いシンガポールのイメージからガラリと変わり、ひんやりと冷たい空気感を味って、一風変わったシンガポールを楽しんでみるのもいいでしょう。

シンガポールにはたくさんのスイーツがあります。その中でも、暑いシンガポールで食べるスイーツなら冷たいものがいいですよね。おすすめの「味香園甜品」は、ふわふわなかき氷で知られているシンガポールで人気のアイスカチャンが食べられることでたいへん有名です。こちらのかき氷はおいしいだけではなくお値段もリーズナブル。場所もチャイナタウン駅の近くということもありアクセスは良好、21:30まで営業しているため夜のチャイナタウンで食事をした後のデザートに食べるのもいいですね。

種類は20種類ほどあり、1種類の味のものもあればハーフ&ハーフで2種類になっているものもあります。日本の宇治金時のような抹茶に小豆が添えられているものや、ドリアン味、マンゴーといちごの2種類など、人気のフレーバーがたくさんあります。無味の氷を削ってシロップをかける日本のかき氷と違い、もともとジュースを凍らせてから削っているため味が薄くなったり、シロップで溶けることなく食べられるのがうれしいですね。フルーツフレーバーに添えられているシロップをゼリー状にしたタピオカのような粒々としたものも新食感で少し違うポイントです。

シンガポールの南に位置する「セントーサ島」は、島の大半がレジャー施設化していて多くの観光スポットがある島です。日本の大阪にもあるユニバーサル、10個のエリアに分かれている大きな水族館などもセントーサ島にあります。また、それらのレジャー施設の中でもアジア最大とも言われている複合エンターテインメントリゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」には、カジノがあることでも有名です。このカジノはシンガポール内では、ここセントーサ島とマリーナ・ベイ・サンズだけとなっており、絶大なる人気を集めています。

このカジノは500のゲームテーブル、ブラック・ジャック、 ポーカーをはじめとする19種類のテーブルゲームがあり、たいへん広いカジノとなっており一日中楽しめます。一人の場合、時間を気にせず遊べるのも魅力ですよね。リゾートワールドセントーサカジノには21歳以上という年齢制限があるため注意が必要です。必ずパスポートを持参するようにしましょう。21歳未満の子連れも拒否されますので、託児所に預ける必要があります。また、リゾートワールドセントーサカジノでは、ドレスコードの指定もあり、基本的に短パン、Ｔシャツ、ジーンズでも大丈夫ですが、ビーチサンダルは控えましょう。

いかがでしたか？一人でも回れるスポットが目白押しだったのではないでしょうか。さまざまな民族が暮らし合うシンガポール、独自の文化が発展するとともに別々の民族が壁を超えて手と手を取り合い共存し合う、そのようなシンガポールへ新たな発見をしに行ってみてはいかがでしょうか。