東京駅周辺で温泉・銭湯・シャワーのあるおすすめの場所まとめ！早朝＆深夜営業も！

東京駅周辺は、日本の首都東京の中でも中心に位置します。
ホテルなどで宿泊しないと、なかなかシャワーやお風呂に入れない雰囲気はありますが、そんなこともなく、宿泊せずにお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりして汗を流せる場所はいくつかあります。
旅行やビジネスで、ちょっと汗を流してさっぱりできるスポットには、伝統的な銭湯、ちょっとおしゃれな温泉SPA、インターネットカフェなどがあるので、おすすめのスポットを一つ一つ見ていきましょう。

東京VIPラウンジは、高速バス路線を運営している、VIPライナーが運営している高速バスの待合室で、既存の待合室と違って、快適で充実した空間が用意されています。
本来はバスの利用客向けの施設で、利用者には時間帯によって無料開放されています。
しかし、東京駅にも近く、その設備の良さから、バスの乗客以外の一般客も有料で利用できるので、積極的に活用しましょう。
早朝5時から深夜24時30分まで営業しているので、会社への出勤前や帰りに立ち寄ることも可能です。

他の待合室ではあまり見かけない、予約不要のシャワールームがあるので、積極的に活用しましょう。
バス利用者以外に早朝などで、シャワーを目当てで利用する方が多くいます。
利用時間は25分間で、受付のスタッフよりタイマーが手渡されますので、その間は体の汗を流せますよ。
利用料金は1回500円ですが、利用時間が22:00までということと、25分を過ぎると追加料金が発生するので、注意しましょう。リンスインシャンプーとボディシャンプーは無料で使えますが、タオルは有料の貸し出しです。

東京VIPラウンジには、シャワールーム以外にもお勧めの施設がめじろ押しです。
別途有料ですが、個室のお座敷ルームでくつろげたり、貸し切り予約もできる大広間があったりと、バスの待ち時間や到着してからも、しばらくのんびりすることができます。
女性にはシンデレラプランなども用意されているので、活用の価値が大きいでしょう。
無料の充電エリア(30分間）、マッサージチェアー、ブランケットの貸し出しなど、とてもバスの待合所とは思えないサービスの充実ぶりに、バス利用者以外でも利用したくなるのは間違いありません。

大手町温泉（SPA大手町）も、東京駅からほど近い場所にあります。
「心・美・体」をコンセプトに、大手町駅から直結した非常に便利の良い立地、世界をまたにかけたビジネス街のど真ん中に、日頃の厳しい業務から解放できる、癒やし空間として登場しました。
設備は男女のスパゾーンをはじめ、プール、トレーニングルームにホットヨガ利用スタジオなど、心と体をリラックスできる施設がそろっています。
女性限定ですが、岩盤浴もあるので、普段のストレス発散、ダイエットにと、またとない施設ですね。

スパゾーンの温泉は、天然温泉を地下1500mから源泉をくみ上げており、泉質はナトリウム－塩化物強塩温泉です。なめると塩味を感じるのが特徴で、療養泉に分類されるほどの本格的な温泉です。
とろみのある少し黒めの温泉で、保温効果が高く、冷え性や疲労回復にも効果てきめんなので、仕事の疲れに効果的でしょう。
お湯の他にも、ロウリュウサウナ（男性）、ミストサウナ（女性）も併設しています。
施設は会員制ですが、ビジターでの利用も可能。ただし、温泉入浴は90分以内の利用となるので、注意しましょう。

スパゾーンの他にもトレーニングルームやプール、リフトアップサロンなど充実した設備がそろっていますが、これらの設備を数多く利用したくて、何度も通うなら、ビジター料金よりも手軽な会員に登録することをおすすめします。
会員も終日の「レギュラー会員」の他に、平日日中の「デイ会員」や朝だけ利用可能の「モーニング会員」もあり、月会費もお得ですよ。
タオルやウエア、シューズのレンタルもありますが、お得な月額制もあるので、近くの人にとっては、非常に活用する価値が絶大でしょう。

東京ドームに併設しているスパ ラクーアは、東京駅に比較的近い場所にあるのでおすすめです。
スパゾーンは、都会にいながら開放的な空間で、天然温泉の露天風呂・大浴場などが楽しめるようになっています。
こはく色のお湯の泉質は「ナトリウム塩化物強塩温泉」で、疲労回復、冷え性、肩こりに効果が認められ、「美人の湯」「痩身の湯」との異名を持っています。
露天風呂は通常の38度と、43度の「あつ湯」の2種類が用意されているので、お好みに応じて入ってください。
人気のミルキーソーダ「炭酸泉／酵素泉」もありますよ。

お風呂の他にもサウナが複数種類があって充実しており、80℃の中高温のサウナや100℃の高温のサウナなどが備え付けられています。
70℃のフィンランドサウナでは今話題の「ロウリュ」が、中高温サウナの1つヴィルデンシュタインでは、サウナストーンにアロマオイル入りの水をかけて蒸気をかくはんさせる「アウフグース」のサービスも行っています。
サウナで思う存分汗を出して、お湯でそれを流すことを繰り返せば、新陳代謝が活発化するので、気が付けばどんどん体が健康になっていくでしょう。

スパの他にも充実した施設が備わっていて、湯上りにリラックスできる空間や、いろんなジャンルのグルメどころもあります。
そして、女性を中心に根強い人気を誇る「岩盤浴」も、用途ごとに6種類備わっていて、時間を忘れてゆっくりするのには最適でしょう。
オープンデッキやデッキチェアでくつろいで、カフェでトロピカルなドリンクをいただけば、まさに南の海リゾート気分！東京駅近くであることすら忘れてしまいます。
同じ施設内にフィットネスやアトラクションもあるので、休日の1日を過ごすのに幸いな施設です。

東京駅からほど近い銀座。全国の商店街でこの名前を付けるほど、日本を代表する繁華街には、驚くことに昔ながらの銭湯が現役で残っています。
金春湯（こんぱるゆ）は、幕末の文久3年に開業しました。木造だった建物も、昭和の高度経済成長が始まったころ、当時ではまだ珍しいビルの中に銭湯が設置されます。
ちなみに名前の由来は、江戸時代に能の４大名家の一つ「金春流」の屋敷があったことから名づけられました。
全盛期には3000軒近くあった銭湯も現在は550軒強まで減少した東京の銭湯ですが、銀座には1丁目にある銀座湯とここの2カ所が残っています。

銀座の街も年々変わっていきますが、金春湯の入口に一歩入れば、昔ながらの世界が残っています。
木札のカギが付いた下駄箱へ靴を入れて中に入ると番台があります。そこで料金を支払えば、正面にある大正時代の神棚の存在が目に映るでしょう。
トイレは洋式で、ウォシュレット（温水洗浄）付きと新しいのでご安心ください。
浴槽のタイル絵には、銭湯でよく見かける富士山の他にも、花鳥風月や何匹ものニシキゴイが泳いでいるものがあり、風情を感じます。これらは九谷焼のタイルに描かれていて、以前は倍のタイルがありました。

浴槽は2槽で、1つはジェットバス付、季節によっては湯船に花を浮かべることもあります。
スーパー銭湯やスパのような高機能な浴槽もなく、いたってシンプルですが、銀座で江戸の風情が味わえる絶好の場所といえるでしょう。
金春湯の入っている「銀座金春ビル」の地下には「笑座こんぱる」という施設があり、ダンサーによるショーを見ながら、飲み放題の食事ができるようになっています。
銭湯で汗を流してからショーを見るのも楽しいでしょう。
ビルには他にも沖縄料理店「ぱいかじ」、画材店の「月光荘」などがあります。

東京八重洲口から南東方向八丁堀近くにも、銭湯「湊湯」があります。
昔ながらの銭湯ですが、マンションの様なビルの1階にあって、看板の表記からしてスタイリッシュな雰囲気が漂っているでしょう。
品川にあるおしゃれでセンスあふれる銭湯として人気がある「天神湯」の店長の兄が、湊湯の店長を務めており、姉妹店でもあります。そのためこちらの銭湯も、同様の香りを感じることができるでしょう。
館内が広々として清潔な空間が広がっているので、昔ながらの銭湯のイメージで行くと戸惑ってしまうかもしれません。

しかし、脱衣所で裸になってからが、さらに驚くことになるでしょう。
浴室中は、どこかのホテルのスパにいるのと錯覚するような造りになっています。水の流れをイメージしたという壁面、吹き抜けになっている天井など、それまでの銭湯のイメージが見事に覆されます。浴室内は銭湯にあるような、富士山のような絵はもちろんありません。
そのため若い人も入りやすく、そういう世代が多い銭湯です。
とはいえ、料金はスパなどと比べて、はるかに安い銭湯料金で利用できるので、穴場スポットといっても、申し分ないでしょう。

そして、この銭湯の良さは外見だけではありません。浴室内の浴槽の種類が多いのも特徴です。
浴室の雰囲気にピッタリな黒石タイプと、思わず落ち着いた気持ちになれる、木目調タイプがあります。
昔ながらの電気風呂や、心地よい刺激が味わえるシルク風呂もあるので、時間をかけて入り比べしましょう。
使用しているお湯は軟水で、水中に融解しているカルシウムやマグネシウムといった硬度成分を、イオン交換機能を使って取り除いているので、体に優しいです。
サウナも別料金ですが、2種類あり本格的です。

銭湯の屋号でよく使われる「日の出湯」は、東京駅の周辺にも3カ所あります。
その中でも、台東区元浅草にある日の出湯は、深夜まで営業していておすすめです。
樹齢1000年という古代の檜（ひのき）を使った檜風呂の浴槽があり、そのことを聞くだけでもワクワク気分が高まるでしょう。そしてその雰囲気だけでなく、実際に入ると檜の香りがうっすらと漂い、思わず長湯をしたくなりますよ。
2階には露天風呂もありますが、週替わりで1階と2階の男女が入れ替わるので、事前に確認しましょう。

日の出湯のは、古代檜の浴槽だけでなく、お湯にもこだわっており、お風呂のお湯はすべて地下100ｍからくみ上げた地下水をボイラーで64度まで熱してから使用します。
地下水を使用したお湯は、お客様から「お湯が良いですね。温泉なんですか？」と声を掛けられるほど質が良いと評判のようです。一度は古代檜の浴槽に東京の地下水のお湯をはったお風呂を体験してみたいものです。
また、1階のスチームサウナは、追加料金なしの無料で入れます。銭湯料金でスチームの蒸気で汗と疲れを流せば、翌日はスッキリ間違いないでしょう。

日の出湯の経営者は、銭湯の未来を考えながら「SAVE THE 銭湯」というウエブサイトを立ち上げ、銭湯業界について新しい風を吹かせるべく情報発信を続けています。
日の出湯のある稲荷町は上野駅に近く、浅草も徒歩圏内にあります。また近くにはもう一つの銭湯「寿湯」もあり、こちらも人気があるので、上野や浅草観光とセットで銭湯巡りをするのも楽しいでしょう。
公式ページからは新しい情報を発信し続けているので、訪問の際には、事前チェックしていくことをおすすめします。

山手線の田畑駅近くにある「梅の湯」は、2016年にリニューアルオープンした銭湯です。下町の雰囲気漂う「小台本銀座商店街」にある銭湯で、真新しい建物が目を引きます。
1階は下足箱だけがあって受け付けは2階にありますが、エレベータもあるので、バリアフリー面もばっちりでしょう。
2階の受付（番台）のところは広々としています。そこには昭和26年の創業時に描かれていたという「いろはカルタ」が、壁に飾られています。
新しいので、清潔感も大変良く、入る前から期待に満ちた気持ちになるでしょう。
脱衣を終えて浴室に入ると、同様に真新さと清潔さを感じる広々とした空間が広がり、大人数でも余裕で入れそうな浴槽が並んでいます。
その浴槽の一つは、東京都内の銭湯で初めて設置されたという「高濃度水素風呂」です。疲労回復やアンチエイジングに効果があるとされ、ぬるめの温度設定となっており、7分ほどお湯につかると効果が実感できるでしょう。

水素風呂の他にも寝風呂やジェット風呂など、くつろぎながら楽しめる浴槽がいくつもあるので、いつも以上に長居してしまいそうです。
梅の湯にはサウナもあるのですが、他の銭湯と大きな違いがあります。
通常別料金であることが多い、サウナが無料で入れるのです。これはサウナ好きにはたまりません。そのため、常連さんの姿を多く見かけるでしょう。
そして、リニューアル前から存在していた併設の焼き鳥屋「梅京」は、銭湯がリニューアル後に同じく再オープンしました。風呂上りで心待ちにしていた、お客さんでにぎわいます。
広々としたお風呂で体の汗を流して、十分に温まったら、焼き鳥屋で一杯飲むのも楽しいところです。

ファーストイン京橋は、東京駅から徒歩圏内にあるカプセルホテルで、ビジネス街にあるので、仕事や遅くまで飲んだ後あるいは、早朝出勤の前に利用するのには最適です。
宝町駅からも近いので、羽田空港も乗り換えなしで行けるなど、アクセスが便利で良いのが特徴です。
シャワールームは、地下1階にあり、実はシャワーだけの利用も1時間500円でできるので、深夜の移動で東京に来たときにも利用しましょう。
シャワーは3台あるので、朝早く起きて、スキッとさせるのには最適です。

基本的に24時間営業していますが、週に一度月曜日の朝は休館となっているので注意が必要です。
また女性専用のフロアもあるのも、うれしいところでしょう。
宿泊者向けですが、シャワー以外にも浴室があり、またサウナルームもあります。
いずれも1階にありますが、男女入れ替え制の施設なので、利用時にフロントに確認しましょう。
その他の設備としては、洗面所と自販機、コインランドリーが地下1階に、下着の販売やワイシャツの自販機もあるので、突然の利用になっても安心です。

カプセルの中も結構充実していて、2チャンネルビデオ付きのカラーテレビをはじめ、ライディングディスク、リスニングランプなど、寝るだけではなく、作業なども十分できるようになっています。
マットは寝心地の良い健康マットを使用し、セーフティボックスもあるので、シャワールームや浴槽を利用する際にも安心です。
またしっかりとした、アコーディオン式のカーテンを引けば、カプセル内のプライバシーは十分守れるでしょう。
最後にデジタルアラームをセットすれば、ぐっすり寝ても翌朝安心して起きられます。

電気屋街で電脳街、オタク（ヲタク）の聖地「秋葉原」には、その雰囲気がぴったりのネットカフェ「和style.cafe AKIBA」があります。
癒し・寛ぎ・和（なごみ）をコンセプトにしたインターネット兼漫画カフェ。中に入ると京都にあるような旅館か、海外にある日本料理店にいるような錯覚を覚えるでしょう。
料金設定は、時間帯や利用日によってさまざまなものがありますが、自動的に最もお得な料金に自動的にシフトしてくれるので、時間を気にせずに利用できます。

和style.cafe AKIBAでは、シャワー室が備えられていて、これは店内を利用している客だけでなく、シャワーだけを利用したい人も利用できるようになっています。
シャワー室のみの利用は30分500円となっており、以降延長は30分ごとに280円ずつ加算されています。
また、バスタオル、ひげそり、スポンジがついているから手ぶらでも安心、シャンプーやリンス、ボディーソープなどのアメニティももちろん備えられているので、シャワーを浴びたい時にはぜひ利用しましょう。

シャワー以外の利用も充実していて、食事も定番なものはひととおりそろっています。ドリンクは、50種類のソフトドリンクをフリーで提供、アルコールも販売していますよ。
途中の外出などもできるので、より自由度が高まるでしょう。
作務衣の貸し出しやコピーなどもでき、ちょっと懐かしい駄菓子の販売もあるので、ついつい長居してしまいそうです。
荷物の預かり所もあるので、旅行での利用もばっちりでしょう。
ちなみにコミックは25000冊を用意、オンラインゲームやシネマ、ネットカフェ限定のアニメもおすすめです。

グランサイバーカフェ バグース新橋店は、新橋駅の近くにあるインターネットカフェです。
高級感漂う洗練された大人の内装になっていて、ホスピタリティも重視しているので、やや年配の客も利用しやすくなっています。
女性専用の「レディースエリア」もあるので、女性の一人の利用も安心でしょう。
豊富なフリードリンクやソフトクリームの食べ放題、無料動画配信など、それまでのインターネットカフェや漫画喫茶の物はもちろんこと、コピーやFAXも完備しているので、ビジネス利用もできます。

シャワールームについては、2019年3月の時点で、最初の20分が無料で利用できるようになっています。また延長は10分ごとに200円かかるのと、2回目以降は料金がかかるので注意しましょう。
アメニティについては、基本は有料となっていますが、①バスタオル、②シャンプーセット、③ボティスポンジ、④歯ブラシ、⑤洗顔クレンジング、⑥化粧水、⑦乳液をセットにしたお得なセットもあるので、手ぶらでも安心して行けます。
非会員でも利用できますが、追加料金がかかりますので、入会してからの利用がお得です。

シャワー以外にも、フルフラットシートが広くてくつろぐことができ、無料動画コンテンツが7本見られ、Wi-Fiも無料で利用できます。
フリードリンクで、コーヒーについては豆から引いてくれる機械が備わり、フードメニューもパスタなどが充実しています。
料金は少し高めですが、非常に清潔感がり、ホテルのような居心地の良さが、その問題をクリアしてくれるでしょう。
また、同じビルにある系列店では、ビリヤードやダーツができる所があります。
途中外出が可能なので、途中でゲームをプレイして戻ってくるというようなこともできますよ。

東京駅の周辺には、昔ながらの味わい深い銭湯、ちょっとおしゃれで洗練された温泉SPA、そしてシャワールームが利用できる、インターネットカフェやカプセルホテルなどがあります。
大都会東京の中心部で、かつ宿泊しなくてもお風呂およびシャワーを浴びられるところが意外にあるので、活用しましょう。
ビジネスや旅行で、東京駅周辺に来た時にちょっと汗を流せば、その後の行動にメリハリがつくので、きっと効率よく過ごせますね。