東京でおすすめの駄菓子屋15選！子どもから大人まで楽しめるお店をご紹介

東京というと大型のショッピングモールや近代的なビルのイメージが強いですが、実は昔ながらの風情を感じられるスポットも街中に見つけることができます。その1つが駄菓子屋さんです！
駄菓子というとみなさんは何を思い浮かべるでしょうか？ガム、ラムネ、イカ、ソースせんべいに麩菓子…懐かしいあの日の思い出と一緒にお気に入りがどんどん出てくる方も少なくないかもしれません。
子どものお小遣いでも買うことができる色とりどりの駄菓子たちやおもちゃ、レトロなゲーム等遊び心と好奇心、そして大人は懐かしさをくすぐられる魅力的なお店がたくさんあります。
今回はそんな中から東京でおすすめの駄菓子屋さん15選をご紹介致します♪

東京でおすすめの駄菓子屋さん1つ目は「駄菓子屋げん」。東武スカイツリーライン「竹ノ塚」から歩いて8分程、古民家風の建物の入り口には「焼そば」「たこ焼き」「お好み焼き」ののれんがかかっています。そこだけ見ると駄菓子屋さんとは気が付かないかもしれません！
昭和の駄菓子屋さんは、お菓子だけではなくこうした軽食を提供しているお店も多くありました。平成を経て、令和の時代になってもその文化が愉しめるお店なのです♪

店内には駄菓子の並ぶ棚と共に鉄板のある席が。入口すぐのカウンターでお好み焼きやもんじゃ焼き等お好みのメニューを注文すれば、熱々を店内で愉しむことができます。
「たこせん」という食べ物をご存知でしょうか？大阪府を中心に食べられている駄菓子メニューで、大判のせんべいにたこ焼きとソースを挟んだものなのですが、こちらではこのメニューも提供されています。
鉄板系フードが焼きあがるのを待っている間に駄菓子を見てみるのも楽しそうですね！
その他かき氷やスープ類といったメニューもあり品揃え豊富♪
お店の外にはレトロなゲームがあり、そこで遊ぶこともできます。
おやつを求めに訪れるのは勿論のこと、ちょっとしたお昼ごはんを食べることもできる、アットホームな駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん2つ目は「上川口屋」。東京メトロの雑司が谷駅から歩いて3分程、鬼子母神神社の境内内にある駄菓子屋さんです。なんとこちらのお店、創業1781年、江戸時代から続く長い歴史を持っているのです！
その歴史をしっかりと目でも感じられる店構えに、タイムスリップしたかのような気分を味わうことができます。屋根の軒下に天井があるのは、昔大名が買い物に来た際に雨でも濡れずに過ごせるようにという心遣いの名残なのだそうですよ。
店先には所せましと駄菓子が並び、レトロな瓶詰に入っている様子にもワクワク感が高まりますね。

昔ながらのポン菓子や、串にささって買ったらそのまま食べられるタイプのきなこ棒、ミルクせんべいにたこせんべい、ミルキーにカステラ等々、昔子供だった大人たちには懐かしく、今の子供たちにもなじみのあるものから目新しいものまで、正に駄菓子の宝庫！
駄菓子もさることながら、十三代目店主の雅代さんもこのお店の魅力と評判なので、お菓子を選びながら会話を愉しめると良いですね♪
日本屈指の歴史をもつ、東京で一度は訪れてみたい老舗の駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん3つ目は「駄菓子乃瀧ちゃんwith蹴球乃瀧」。東高円寺と新高円寺のちょうど間ぐらいにあります。
こちらのお店のテーマは”駄菓子×サッカーゲーム”！店内にはオンラインサッカーゲーム、WCCF FOOTISTA 通称”FOOTISTA”がどどんと設置され、気軽に遊ぶ方から全国大会に向けた練習に励む方までいらっしゃるようです。
お昼から夜までがっつり営業しているので、お子さんは勿論のこと大人にとっても憩いの場所になっています。

ゲームだけでなく駄菓子も充実！昔なつかしの商品からちょっと気になる新商品まで幅広い品ぞろえで、公式Twitterでは商品情報の他、オススメの食べ合わせの紹介もあり好奇心がくすぐられますよ♪
その他おもちゃの販売や、のんびり過ごせるテーブル席スペースもあり、こちらに座って宿題を進める子もいるようです。きっと居心地が良いのですね！
駄菓子を片手にサッカーゲームも楽しめる、エンターテイメント性の高い駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん4つ目は「菊地商店」。南大井にあるこちらのお店は、創業40年を超えます。店頭にはガチャガチャや昔ながらのゲーム機が並び、レトロな雰囲気に思わず吸い寄せられそうな店構えです。
店内には駄菓子コーナーとゲームコーナーがあり、駄菓子コーナーには手書きの値札とともに所狭しとお菓子が並べられています！100円でも組み合わせ次第で色々と選択肢が広がる駄菓子屋さんの醍醐味が存分に味わえますよ♪

駄菓子屋さんにゲームコーナーが併設されている店構えは70年代に多く見られたそう。その頃子供だった大人には懐かしく、今どきの子供たちには新鮮に映るのではないでしょうか。
奥にあるゲームコーナーには、レトロなゲーム機が並びます。1プレイ何十円でけっこうがっつりと遊べてしまうので、初めてだとびっくりしてしまいます。最初は遊び方がわからなくても、なんとなく遊んでいるうちにきっと要領がつかめますよ♪
昭和の空気を存分に感じられる、遊んで食べて楽しめる駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん5つ目は「BOWWOW316」。北千住駅西口から歩いて10分弱、なんとも可愛らしい店構えはおしゃれな雑貨屋さんのようでもあり、パッと見ただけでは駄菓子屋さんと気が付かないかもしれません。2019年にオープンしたばかりの新しいお店で、店内にはあの「どこでもドア」そっくりのピンクのドアが設置されているなど、大人も子どもも思わずワクワクしてしまう空間が広がります。
洗面所の蛇口はやかんになっているそうで、遊び心満載です♪
とってもフォトジェニックなので、店内で撮影をしてSNSにアップする方が多いことにも納得です。
駄菓子は常時350～360種類という豊富な品揃え！

今どきの可愛らしい店構えながら、駄菓子は昔懐かしいものがしっかりと揃っています。また、今東京ではなかなかお目にかかれないような珍しい駄菓子も取り寄せをしているそうで、珍しい一品に出会えるかもしれません！
店名の由来となった看板犬や看板猫もいるので、動物好きのお子さんにとっては何重にも愉しめるまさに天国のような空間♪店内にはキャットウォークまで設置されています。
大人にとっても種類の豊富さに思わずお財布のひもが緩んでしまいそうです…！
おもちゃ箱のような新感覚の駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん6つ目は「駄菓子とおかしのみせ エワタリ」。JR錦糸町駅北口から歩いてすぐのこちらのお店は、駄菓子を卸価格で販売している菓子問屋さんで、建物に描かれた巨大なうまい棒のキャラクターが目印です。元々、錦糸町には菓子問屋さんが多くあったそうですよ。
問屋さんならではの圧巻の品ぞろえと商品ボリュームが特徴で、1階は通常の駄菓子屋さんと同じように愉しむことができる小売り仕様、2階は夢の大人買いに最適なまとめ売りをしている仕様のコーナーになっています。

見つからない駄菓子は無いのではないかとも思える程の品ぞろえで、一通り見て回るだけでもがっつり暇つぶしになってしまいそうな”駄菓子天国”。”駄菓子のデパート”等と例えられることもあるようですよ。
可愛い消しゴムやお面などお子様の好きなちょっとした雑貨もみつかります。街中にいながらいつでもお祭り気分が味わえそうですね！
自分の楽しみには勿論の事、予算を決めて大量買いしてオリジナルの駄菓子セットをプレゼントしても喜ばれるのではないでしょうか♪
幼かったころの「大人買い」の夢を叶えるのにはもってこいの巨大な駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん7つ目は「ハイカラ横丁 お台場 DECKS Tokyo Beach店」。お台場で人気のショッピングモール内にあるハイカラ横丁は、昭和レトロな世界観が再現された没入感のある空間です。
駄菓子屋キャラクターグッズ、おもちゃにブロマイド等昔懐かしい商品がところ狭しと並んでいます。
シガレットやクッピーラムネ、フルーツガムにふがし、さくら大根等一度は目にした事のある定番商品に思わず心が躍ります♪ショッピングのついでに気軽に寄れるところも魅力です。

豊富な駄菓子の他、今普通のお店ではなかなかお目にかかることのできないレトロなドリンクやアイス、カレー等の販売もされています。雑貨も豊富で、昔懐かしのケロリン桶グッズなどにもお目にかかれますよ♪
人気のお出かけスポットで、お祭りの縁日のような、ちょっとした非日常感に浸りながら昭和の時代の子供になった気分で愉しめる駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん8つ目は「ぎふ屋 GIFUYA」。新井薬師駅北口から歩いてすぐ、昭和24年創業の歴史ある駄菓子屋さんです。昭和の雰囲気そのままなノスタルジックな店構えは冒険心をくすぐられます！
店頭には10円のパチンコゲーム。今どきめったにお目にかかれませんよね。もちろん遊ぶこともできます。店内には種類豊富な駄菓子がずらり！複数の駄菓子問屋さんから買い付けを行うことで、その充実のラインナップが実現しています。

また、たくさんの駄菓子とともにちょっとしたおもちゃも販売されており、小さなお子様は宝物と出会えるかもしれません♪駄菓子屋さんとしての顔の他、タバコ屋さんとしての顔も持っているこちらのお店。大人の喫煙者の方はコンビニではお目にかかれないようなタバコをゲットできるチャンスです。
店内には昔懐かしい商品の看板や黒電話等もあり、見渡しているだけでもワクワクできますよ♪
昭和30年代にタイムスリップした気分で、大人も子どもも愉しめる駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん9つ目は「駄菓子屋さんぽ」。田園調布駅から歩いて5分程、店主が40年間続いた喫茶店を辞め、子供たちのために始めた駄菓子屋さんだそうです。
店頭には人気のキャラクターやおもちゃがお出迎え！お子さんはつい引き寄せられてしまいそう…！近所の子供たちでにぎわっているのも納得です。
天井から吊り下げられた大きなかごにも駄菓子が盛りだくさん。こういったディスプレイにもワクワク度が上がりますよね。
10円のお菓子も豊富にあり、お財布を気にせずに色々選べるのはまさに駄菓子屋さんの醍醐味です！

駄菓子の他、100円未満で購入できる昔ながらのおもちゃも充実しています。現代の子供たちや若者は初めて見るものも多いかもしれませんね。未知なるおもちゃとの出会いは思い出になること間違い無しです♪
店頭にはベンチもあるので、購入したお菓子をそこに座って食べてみるのも良いですね。
高級住宅街のイメージの強い田園調布にありながら、子供と一緒に大人も童心にかえって愉しめる駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん10個目は「駄菓子屋やました」。中野新橋駅から歩いて7分程の場所にある、ストライプのテントが目印の昔ながらの雰囲気を感じられるお店です。
店内はこじんまりとしていながら、壁一面の棚にずらりと駄菓子が並び、充実の品ぞろえ！上から下まで1つ1つくまなくチェックしていくと気づけば時間が経っていそうです。凧など今ではなかなか気軽には手に入らない昔ながらのおもちゃも一緒に販売されていますよ♪

今やお祭りの縁日ぐらいでしか見かける機会も少なくなってきたラムネやミルクせんべい、串にささったカステラ等昭和の時代を思い起こさせる懐かしい顔ぶれに、今でも定番人気のポテトチップス等、大人も子どもも大好きなもので溢れています。
お小遣いを握りしめて通いたくなるような王道ではずさない、東京の駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん11個目は「ヤギサワベース」。西武新宿線の西武柳沢駅北口から歩いて5分程、こちらは2019年にリニューアルオープンしたばかりの現代的な店構えのお店です。駄菓子屋兼デザイン事務所ということで、店内の壁のペイントにもセンスが光ります！
店内は広々としたスペースが広がっており、公式HPによるとお店のコンセプトの1つは「子どもの居場所･秘密基地」だそう。何が無くても子どもたちが集まって過ごせるようにフリースペースが設けられているのです。店内で購入したお菓子を食べながら、のんびり楽しく遊ぶことができます。

本や漫画、初代ファミコンまで置いてあり、テーブルを使って宿題をするのも自由。子供たちが思い思いの時間を過ごせるように工夫がされています。
駄菓子の品ぞろえもとっても豊富で、200種類ほどが揃っています。昔ながらのベーゴマやけん玉といったおもちゃも販売されていますよ。頻繁に通っても飽きませんね♪
靴を脱いで店内に入る仕様で、アットホーム感・くつろぎ感も抜群！まさに子供たちの”ベース”となる場所のようです。
明るく清潔な店内で駄菓子も遊びも思いっきり楽しめる、現代的な駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん12個目は「駄菓子屋 いぬづか」。JR大井町駅から歩いて10分程、ガチャガチャと大きなくまさんが目印のレトロな雰囲気漂う店構えです。このくまさんは綿菓子製造機なんですよ♪
店内に入ると一面に色とりどりの駄菓子のパッケージが並びます。種類ごとに小さなケースに収められていて、お菓子を探しやすい仕様。飴玉のばら売りもあり、小銭を握りしめて行けばいろんな可能性が広がる駄菓子屋さんの醍醐味が味わえますね。

こちらのお店には小学4年生までのお子さん限定のちょっと変わったシステムがあります。その名も”こどもぎんこう”。持ってきたお小遣いの中で収まるように計算したもののどうしても足りないという子には一時的に足りない分を貸してあげるのだそうです。借りた子供はしっかりと返しに来るそうで、お金や約束事の勉強をする場にもなっているようです！
100円でもその日その人次第で色々な楽しみ方のできる、昔ながらの温かみある駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん13個目は「1丁目1番地 池袋サンシャインシティアルタ店」。
池袋駅東口から徒歩10分程の商業施設内にあるお店で、ショッピングのついでに気軽に立ち寄ることができます。
さすがの品ぞろえで、ラムネやにんじんポン菓子、シガレット等懐かしの駄菓子から現在でも人気のお菓子まで安価な商品が盛りだくさん。駄菓子の他にこれまた安価なおもちゃも豊富に取り扱っており、子どものみならず大人にとっても心踊る空間となっています。

ちなみにこちらのお店は昭和30年代の駄菓子屋さんをイメージして作られたそう。都会のど真ん中にありながら、一気にタイムスリップした気分が味わえます。
サンシャインへ家族で遊びに来たついでに、こちらで小さなお子さんにお買い物の練習をしてもらうのも良いかもしれません♪
商業施設内にあるので大人子供を問わず誰でも気軽に入りやすく、日本の古き良き時代の駄菓子屋さんの雰囲気を堪能できるスポットです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん14個目は「駄菓子の木村屋」。地下鉄千代田線千駄木駅から歩いてすぐ、人気の谷中商店街に向かう途中にあります。かつては多くの駄菓子屋さんがあった地域ですが、現在ではこちらの木村屋さんのみとなっているようです。
店頭の木とガラスでできたケースがなんともレトロな雰囲気を醸し出しています。昭和の雰囲気そのままな店構えに期待が高まりますね♪店内はこじんまりとした空間に木のケースやプラスチック瓶に入った駄菓子がずらり。それぞれ温かみのある手書きの値札が付きます。

プラスチック瓶の入ったイカを購入してそのまま店頭で食べるというのも風情があって良いですよね！
また、駄菓子だけでなく紙風船やシャボン玉、めんこといった昔ながらのおもちゃも販売されており、今の子供たちには目新しいものとの出会いも待っています。かつて遊んだ大人たちにはとっても懐かしいですよね。買ったものは広告で手作りした袋に入れてもらえるそうですよ。こんなところも雰囲気が有って面白いです。
下町情緒あふれる街で、ノスタルジックな駄菓子屋さん体験ができる魅力的なお店です。

東京でおすすめの駄菓子屋さん15個目は「だがし夢や 東京スカイツリータウンソラマチ店」。実は東京屈指の観光地であるソラマチの中にも昔ながらの雰囲気を味わえる駄菓子屋さんがあるのです！
ソラマチ4階のジャパンスーベニアゾーンの一角、多種多様な駄菓子やおもちゃが並びます。駄菓子の中でもトップクラスの人気を誇るうまい棒は、実は本社がソラマチと同じ墨田区。うまい棒コーナーも沢山の味が揃いとっても充実していますよ♪
定番の駄菓子の他、昔ながらのシンプルな包装の麩菓子やおせんべい、飴なども豊富に扱われている点も魅力の１つです。

キューピーちゃん人形やコマ、おめんに紙せっけんといった昭和の香りのするおもちゃも気軽に手に入れることができます。今どきの子供たちにとってはなかなか物珍しいのではないでしょうか。かつて子供だった大人の方たちも、思わず手が伸びてしまうかもしれませんね。昔のアイドルのブロマイドもあり、こちらもレアです！
国内外ともにたくさんのお客さんをお迎えするのにふさわしい、とっても豊富な品揃えで見ているだけでも楽しい気分にさせてくれる駄菓子屋さんです。

東京でおすすめの駄菓子屋さん15選をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
昭和の時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえるお店から、現代ならではのポップでおしゃれなお店まで、それぞれ違った魅力にあふれていますね♪
お菓子だけでなく、その空間で寛いで過ごしてもらうことを大切にしているお店もあり、想いが伝わるお店作りも私たちを惹きつける魅力の１つなのかもしれません。
あの頃大好きだったお菓子を見つけに行くのも良し、新たなお菓子との出会いを探しに冒険しに行くのも良し。大人の方もお子さんも、東京の駄菓子屋さんで気軽に宝探しをしてみてください！