東京都内で人気のチャーハン20選！ラーメン店から中華料理店までこだわりの炒飯をご紹介

中華料理店の人気お品書きといえばラーメンに餃子、天津飯そして何と言っても…チャーハン！皆さんがお好きなチャーハンはパラパラ系？それともしっとり系？東京都内の大きな街・池袋や渋谷、新橋などにはチャーハン専門店までもが存在するほど人気の一品です。

ですがグルメな人たちが、こぞって通う人気のお店は都内各所の下町などに点在しています。チャーハンうまい店ランキングで上位に挙がる名店や穴場の中華料理店情報をご紹介します。デカ盛りは腹ペコさんのランチにもぴったり！東京都内のチャーハンの美味しい店へお出かけしましょう。

さあ、東京で皆さんのお好みのチャーハンを見つける旅にお出かけしましょう。最初にご紹介するお店があるのは神楽坂。老舗料亭が多く大人の街…といった雰囲気で、高級なレストランばかりかな？と思いきやリーズナブルな料金設定にもかかわらず絶品のチャーハンが食べられる中華料理店があるんです。

「幸せのはし」では満腹でも食べられる！と評判のアッサリ系ぱらぱらチャーハンが人気。ランチメニューのチャーハンセットには全てにサラダと杏仁豆腐がついてきます。こちらはシャキシャキとしたレタスの食感とふんわり玉子が美味しい定番の「焼き豚とレタスのチャーハン(800円)」というお品書きです。

細かく刻まれたチャーシューとネギがアクセントのシンプルで上品な味わい。マイナス50円で小盛りに、プラス100円で大盛りにすることも可能です。

ランチ時には20席にも満たないこぢんまりとしたお店へ、絶品チャーハンを求めてお客さんが大賑わい。待ち時間がかかるかな…なんて心配はご無用です。厨房でチャーハンを炒める店主の手際は見ていて清々しいものがあるぐらいテキパキ！フライパンから宙に舞う米粒に見入っている間に一品が仕上がりました。その調理時間なんと二分ほど。

リピーターも多いこちらでは850円の「月替わりチャーハン」を楽しみにしている方も多いそう。鶏そぼろときんぴらごぼうのチャーハンや、秋野菜のチャーハンなどバリエーション豊かです。お米一粒ずつの食感を感じられるうえ、出来上がりはふんわり。ぜひ自宅でも再現にチャレンジしたい！

グルメブログを書いているような舌の肥えたお客さんからも絶大な支持を集める「中華料理 新雅」も小さめのお店です。店内の10席の客席は全てカウンター席でランチ時ももちろん盛況しています。行列ができ始めるのは午前11時前後から。確かにお腹がすいてパワーチャージが必要な時間帯ですよね。

ちょっと空いた頃に来店したいな、という方には14時ごろに足を運ぶことをオススメします。ただ、こちらのお店も手際が良いので、行列ができていても割とすぐに入店することができます。

濃い色の焼き目がついた目にも美味しい「新雅」のチャーハンはゴロゴロと惜しみなく入った大きなサイコロ型のチャーシューが特徴です。焼き豚の味は少し濃いめですが醤油ベースのご飯と玉子、そしてナルトに絶妙にマッチして際限なく食べられてしまいそう。通常サイズでも充分に満腹になる量ですが、脂っこくないので大盛りでもペロリと完食できてしまいますよ。

隠し味には砂糖が使われているのだとか。通常サイズは700円、「チャーハン大盛り」はプラス100円の800円です。東京でコストパフォーマンス最高のチャーハンをお探しなら、ぜひ足を運んでみてください。

浅草線の本所吾妻橋駅から歩くこと12分。グルメを食べる前の腹ごしらえをするには、最寄駅からもちょうど良い場所にあるのが、次にご紹介したい東京でチャーハンの美味しいオススメ店のひとつ「中華料理 菜来軒」です。中華料理、と書かれた赤いのれんをくぐると、招き猫や小さな日本人形が雑多に並べられたカウンター席が8席ほどと、奥に4席ほどの小上がりがあるのが分かります。

庶民派らしさが漂い、下町らしい雰囲気を味わうことができます。何でもホール担当の奥さまの対応が大変丁寧で皆さん心が温かくなるのだとか。壁には「とりあえずの営業時間・お母さんに体調聞いてね・菜来軒を長く続けて欲しい委員会」という張り紙もあり、地元の方々に長く愛されてきたことが分かります。

こちらのお店のおすすめチャーハンは「五目炒飯」(700円)。大きくスライスされたチャーシュー、それを彩るように添えられたかまぼこ、プリプリの海老、しっかりと焼き目のついた玉子…このビジュアルを見ただけで既にお腹がぐーぐーと音を立ててしまいます。

スプーンで玉子を押してみると、固めかと思っていたのに半熟加減のトロトロ感がありビックリ！しっとり系のお米の中にもチャーシューやネギなどの具材がふんだんに使われています。セットのスープはあっさりとした、どこか懐かしい味でノスタルジック。1981年創業の下町の名店に足を運んでみてくださいね。

続いてご紹介するのも東京は神楽坂の地にお店をかまえるチャーハンの美味しい名店です。1978年創業の「龍朋(リュウホウ)」は神楽坂駅から徒歩1分とアクセスも抜群のため、東京散策初心者さんにも方向音痴さんにもオススメしたいお店です。もちろん味の面でもイチオシなのですが。黄色いひさしを目印に歩いてみてくださいね。

実はこちらのお店のチャーハンは冒頭にご紹介した、幸せのはし、さらに新雅と並び「神楽坂三大チャーハン」のひとつに数えられているんです。

カウンター席はなく全てテーブル席のため、女性客や家族連れが入りやすいという点では他二店とは一線を画すといっても良いかもしれません。

しっとり系のご飯に、ひと口ごとに違う食感を演出しているのは形や大きさが様々でジューシーなチャーシューです。ふんだんに使われたこのチャーシューの塩気とネギ、卵のバランスが絶妙と評判です。もう一点、口コミ評価で評判の良いのがセットでついてくる魚介ベースの旨みたっぷり濃厚スープです。

通常サイズのチャーハンは700円。プラス100円の800円「チャーハン大盛り」は、ゆうにお米二合分はあるのではないかという量なので、腹ペコさんやガッツリ食べたい派の方はオーダーしてみてください。

龍朋の大盛りチャーハンに負けず劣らずデカ盛りで、美味しくコスパの良い逸品を出すのは下町・荒川の中華料理店「光栄軒」です。店先に置かれた食材の段ボールや一斗缶から下町らしさが感じられて古き良き日本といった感じがしますね。カウンター席中心の客席頭上にはプロ野球のカレンダーが貼られており、アットホームな雰囲気です。

ふっくらと炊き上げられた米がチャーハンの美味しさを引き立てている！と感動するお客さんもいるほどツヤのあるご飯には、バランスよくチャーシュー、ナルト、ネギ、玉子などシンプルな具が合わせられています。

味は薄めでパクパクと勢いよく食べられてしまうアッサリ系。気になる「光栄軒」のチャーハンの料金は通常サイズが550円、大盛りが750円です。そして圧巻の1.8キログラムものボリュームを誇る「特盛チャーハン」は950円！実はこの特盛りは自然と口コミで広まるから、という理由から、意図的にメニューに載せていない裏メニューなんです。

写真からも分かるように平らなお皿に盛りつけられて提供されるため、チャーハンの山を崩してこぼさないように、スプーンでどこらへんから攻めていこうか悩んでしまいますね。ちょっと贅沢な悩みです。24センチもの大きなお皿にのせられて目の前にやってくる絶品メガ盛りチャーハン…ワクワクしてしまいますね！東京で美味しいと大盛りの両方を兼ね備えたチャーハンを食べたくなったら、ぜひこちらへどうぞ。

1965年創業の中華料理店「赤坂珉珉(アカサカミンミン)」は東京の餃子が美味しい店として、知られていますがチャーハンにも定評があるのでぜひ訪れてみてください。路面に面した石造りの外観には風情がありますよね。一瞬どこか中華圏の路地裏の穴場食堂へやって来たのかな？というような錯覚に陥ります。

評判なのはお品書きだけではありません。こちらのお店の名物のひとつ(ひとり)は看板娘でホールを切り盛りする接客担当のマダムです。「良い意味で癖があって愛嬌がよい」という口コミ。どんな方なのか気になりますよね。ぜひ来店して皆さんの生の感想もお聞かせください！

ニンニクのきいたパンチのある味の「ドラゴン炒飯」は、ふわふわパラパラ系。玉子、チャーシューとともに混ぜられた具のニラが、ひと口食べるごとに食欲を増進させ、もうひと口さらにひと口…とれんげを持つ手が止まりません。ほんの少しの脂っぽさが、またたまりません！

「ドラゴン炒飯」のお値段は750円。卓上に置かれた食べ放題のザーサイも美味しいと人気で餃子、チャーハン、ザーサイ、この三品の無限ループに陥ってしまうお客さんも多いそう。

東京のおしゃれタウン・表参道にお店をかまえる「中華風家庭料理 ふーみん」は、ここまででご紹介してきたチャーハンの美味しいお店の中では、客席の数が多め。カウンター席もありますがメインはテーブル席のため、ご家族連れや女性同士の来店に特にオススメです。

中庭を眺めながら食事ができるように配置された席もあり、開放感もばっちり。また、行列ができた時のために店外には順番待ちの人のための椅子も用意されています。この心配りはうれしいですね。

「中華風家庭料理 ふーみん」のチャーハンは、ちょっと変わりダネを食べてみたいという方にもイチオシです。免疫力アップの効果がある、と近頃見直されている日本独自の食材を使用しているのですが、皆さん何かお分りになりますか？そうです！答えは納豆。

納豆の美味しさを見事にチャーハンと融合させた「納豆チャーハン」には、ほんの少し納豆の粘り気が感じられます。しっとりとした納豆の豆の味とぱらぱらに炒められたご飯の絶妙なコンビネーションは、こちらでしか味わうことが出来ない味です。お値段は1,500円とほんの少し豪華なランチですが、ザーサイ食べ放題、セットの蟹味噌汁はコクがありカニの旨みたっぷりで、お値段以上のグルメと言えそうです。プラス100円で大盛りに変更もOK。

続いてご紹介する東京のチャーハンが美味しいお店は銀座にあります。銀座と言えば高級海外ブランドの路面店にアップルショップ、有名百貨店などが立ち並ぶハイソな街、というイメージですがオススメの中華料理店「中華三原」の外観はこういった感じ。

一等地と呼ばれるような地にも、一歩路地を入れば昭和の時代にタイムスリップしたかのような料理屋さんが残っているなんてうれしいですよね。

昔ながらの老舗料理店の店主、と聞くと少し頑固で一本気！な方々を連想しがちですが「中華三原」のご店主はと言うと食事の提供からお会計に至るまで大変腰の低い方で「こんな店があって良かった」と来る人を和ませているそう。お客さんも若者や中高年のサラリーマンなどと様々です。

おすすめは醤油ベースの濃い味しっとり「チャーハンの大盛り」です。濃い口に味付けされたチャーシューがゴロゴロと入った一品で、皆さん口々に喉が渇くんだけれど最後まで食べたくなっちゃうんだ…と呟かれています。焦がし醤油で仕上げられており、ひと口頬張ったときに鼻腔を刺激する食欲をそそる醤油の香りは癖になりそう！1合弱のボリュームで850円。セットのスープはおかわりも出来ます！

東京麻布の「新福菜館 麻布十番店」は中華そば専門店ですが、実はチャーハンも美味しいのでぜひオーダーしてみて。麻布十番駅から徒歩1分とアクセスも良い立地にあります。夜には赤い提灯が灯り〆のお店にもぴったり。

こちらのお店ではチャーハンではなく、お品書き上のメニュー名は「ヤキメシ」です。他店のチャーハンと比べるとずいぶんと濃い色のご飯ですよね。それでも見た目とは裏腹に味はあっさりとしているのでパクパクと食べ進められてしまいます。鼻に抜ける香ばしい醤油の香りもいい感じ。

パラパラでもなく、しっとりでもない絶妙な食感の「ヤキメシ」には大、並、小の三種類のサイズがあります。それぞれお値段は700円、540円、430円。看板メニューの中華そばのスープがヤキメシのセットについてくるので大満足！という声が多く聞かれます。これをちょっとこのヤキメシにかけると美味しいんだよ…なんて方も。

せっかくなら中華そば・小と焼きめし・小のセット(1,000円)を味わってみるのも良いかも！絶対人気店になっちゃうから誰にも教えたくないな、なんて常連さんも多いようですよ。そっとお邪魔していつの間にか常連になっていたいですね。

皆さんの中には、東京の中華料理店で美味しいチャーハンを出すお店として「兆徳」をドキュメンタリー番組で見た方がいるかもしれません。こちらは、ぱらぱら系チャーハンが名物のお店として2020年10月に情熱大陸で取り上げられたばかりなんです！

番組放送前から都内の美味しい中華屋さんとして有名でしたが、さらに評判を呼ぶこととなり現在では入店までに1時間以上の待ち時間が発生する時間帯もあるのだそう。

こちらが番組でも取り上げられた「玉子チャーハン」です。ここまでご紹介してきた、どのチャーハンよりも優しい色合いをしていませんか？お米の甘みが感じられるほどシンプルな味付けのこちらのチャーハンには塩味と醤油味があります。塩味の味付けは塩だけ、具材も玉子とネギだけ、といたって素朴。

「玉子チャーハン」塩味の色見のあまりの美しさに黄金色と称す人もいるほど！神々しいまでに光輝く黄金玉子チャーハンは、待ってでも食べたい人続出中の話題沸騰中の一品です。

東京にはチャーハンの美味しいお店がたくさんありますが、それが深夜まで営業している中華料理店ならば、なおさらうれしいですよね。そこで、続いて皆さんにご案内するのは、通常営業ならば年中無休で26時30分までオープンしている「銀座亭」です。

銀座で高級なお酒を飲んだ後に〆のチャーハン900円というリーズナブルなお値段は有り難い！厨房を囲むように作られたカウンター席からはホクホクの出来立てチャーハンが調理される様子を見ることができますよ。ビールを飲みながらホッと一息…落ち着きそうですね。

ネギ入りの濃い目の味付けのスープが先だしされるので、温かい汁物でホッとするのも良さそう。ちょっと贅沢な銀座の夜を「銀座亭」で感じてくださいね。

パラパラ系のチャーハンの具には玉子とネギそして少し甘く味付けされたチャーシューが使われています。このチャーシューがゴロッといくつも入っていて何とも豪華。こだわりのお米には国産のゆめぴりかが採用されているそう。都内の中華料理店でチャーハンのお値段が900円とは銀座ならではの銀座価格！とも感じられますがボリュームも満点で、こだわりも詰まっているため、お支払いの価値はありそうです。

チャーハン以外のメニューも美味しいから、注文した後も「あ…やっぱりあっちにすれば良かったかしら」と悩むお客さんがいるほど、どのお品書きも絶品という評判の「中華徳大」は荻窪にあります。平日の開店前からランチお目当ての方で行列が出来る繁盛店のこちらの人気の秘密は、ご店主やホールに立つ奥さまの丁寧で実直なお人柄にもあるようです。

東京には美味しいチャーハン目当てでお出かけしたけれど、お店に行くだけで活気から元気をもらえて一挙両得だった、なんて方もいるそうですよ。

さて「中華徳大」で皆さんにぜひ食べてほしいのは、ほうれん草炒飯です。細かく刻まれた大量のほうれん草と玉子を具に、塩で味付けをした、どちらかと言うと薄味あっさり系のチャーハンなのですが、この上に醤油系濃い味の揚げ豚ばら肉が乗っています。これを混ぜ合わせると絶妙のコンビネーションが完成！

さらにオススメしたいのが二つ分の卵を使って作った玉子焼きをトッピングする「ランラントッピング」です。ふんわりとした玉子焼きが加わることで味が変化するのでお試しあれ。ちなみに食券制ですが、トッピング代は手渡しの現金払いです。ほうれん草炒飯は940円、ランラントッピングは200円です。

東京のチャーハンが美味しいお店「一寸亭(チョットテイ)」からは二種類のおすすめチャーハンをご紹介します。食べ歩きで人気の谷根千エリアにある中華料理店ですよ。

まずひとつ目は定番の、しっとり系の食感が癖になる「チャーハン」。こんもりとドーム型に盛られたチャーハンの具は玉子、ナルト、チャーシューだけとシンプルです。醤油ベースの味付けで、ラードの旨みが感じられます。お値段は750円。

ふたつ目のおすすめは、こちらもこんもりとした盛り付けがイラストのように可愛らしい「カニチャーハン」です。スタンダードなチャーハンよりも薄い色合いですね。味付けもアッサリとしています。が、大きなカニの身にはしっかりと旨みがあり味がついているため、物足りない感じはありません。お値段は980円。二種類どちらのチャーハンともに優しい口あたりです。

東京、とくに都心には専門店まであるほど日本人の食文化に根付いたチャーハン。中華料理店でも食べることができますが、ラーメン店でも食べることができますよ。続いてご案内するお店はラーメン屋さんの「せきぐちラーメン末広店」です。

金町の住宅街にあり地元の人たちに長年愛されてきました。金町に住んでいる方なら一度は名前を聞いたことがある、という人気店なのだそう！清潔な店内にはカウンター席あり、テーブル席ありで女性同士のお客さんの姿も見られます。

お店の前を通ると香る中華料理独特の香ばしい香りにあらがうことが出来ません！さあ入店して「チャーハン」を注文しましょう。ゴロゴロと入ったチャーシュー、ナルト、玉子のほかに野菜の具としてネギとモヤシが入っているのが特徴です。また、パラパラなお米からは、しっかりとラードの甘みが感じられます。

チャーハンのお値段は650円、半チャーハンは400円で単品でのオーダーは不可ですが、人気のチャーシューやワンタン麺を一緒に食べたいときにはオススメです。