福岡空港のおすすめランチ10選！美味しいと話題のお店を調査

福岡の玄関口である福岡空港。2017年にリニューアルし、ショッピングエリアや大型フードコートが新設され、話題のご当地グルメを堪能できると評判になっています。「エアポートからパークへ」がコンセプトなだけに、ターミナル前のレストランエリアの進化は目覚ましいものがあります。飛行機の待ち時間に利用するだけでなく、搭乗予定のない方もモーニングやランチタイムを過ごすためだけにエアポートを訪れることがあるとか。

スタイリッシュなレストラン・おしゃれなカフェ・鮮度抜群の魚介類を堪能できる老舗のお寿司屋さん・日本料理の名店など、ラグジュアリーな空間にはさまざまなジャンルの魅力あふれるお店がずらりと並んでいます。搭乗予定の方も、搭乗予定のない方も、福岡空港を訪れて美味しいと評判のグルメを堪能してはいかがでしょう。きっと、福岡でしか味わえない「美味しい」に出会えますよ。

福岡空港ターミナルビルの2Fにお店を構える「ローストビーフ&ステーキ ANZU（アンズ）」。福岡空港内でスタミナ満点の肉を味わいたいときにおすすめ。店内は、海外や日本各地から訪れた観光客だけでなく、地元・福岡の方たちでにぎわっていますよ。実は、肉の卸業を営んでいた会社がスタートさせたトンカツの名店「あんず」のセカンドラインとして誕生しただけに、肉の品質・美味しさにはかなりの定評があります。

お肉を知り尽くした名店の看板メニューは、ステーキとローストビーフ丼。コスパが優秀な上に、男性も満足できるボリュームの「牛ハラミステーキ（950円）」は、福岡空港を訪れたら外せないメニューの一つです。脂身の少ない牛ハラミを使用しているステーキだけに、ヘルシーなところがポイント！

程よいレアで提供される牛ハラミは、肉の旨味を最大限に引き出す「ANZU（アンズ）」のオリジナルソースとの相性抜群で、噛むごとに旨味が口の中に広がります。また、ステーキをさっぱりいただきたい方には、おろしポン酢やわさび醤油なども用意されています。

幅広い世代に人気の「ローストビーフボウル（1,382円）」は、ローストビーフでご飯を覆いつくした贅沢な逸品！ソースもステーキ同様に「わさび醤油」、「おろしポン酢」、「ジャポネソース風のオリジナルソース」の3種類から選べます。ぜひ、福岡空港を訪れたら、美味しいお肉を食べてエネルギーチャージしてください。

1970年代から福岡で人気を博しているレストラン「風月」のロングセラーメニュー「ビーフバター焼き」を新スタイルで提供して話題となっているのが、福岡空港内にある「天神B.B.Quisine」。熱々の鉄板の上にパスタを敷き詰め、基本となる熱々のビーフソテー（600円）の上に、好みの食材をトッピングするのが「天神B.B.Quisine」スタイルです。オリジナルの和風バーベキューソースをかけた熱々のビーフソテーに、さまざまな食材をトッピングして味わう新スタイルの鉄板料理は、幅広い世代に人気。

気になるトッピングは、アボカド・辛子高菜・パクチー・チーズ・半熟卵など、約20種類の食材がショーケースに並べられています。基本スタイルに、自分の好みの食材をチョイスしてカスタマイズできる斬新なスタイルが多くのお客さんを魅了しています。おしゃれなオープンキッチンに設置された鉄板では、お客さんのオーダーが入ると肉を焼き、仕上げにかけたオリジナルソースがジュージューと音を立て、芳ばしい香りとともに食欲を刺激します。

アルコールは生ビール以外にも、飲みきりサイズのワイン（赤・白・ロゼ）各600円が用意されているので、休日に昼のみを楽しみたいときにもおすすめです。早朝6:00からオープンしているので、ランチだけでなくモーニングメニューも味わえますよ。

創業約70年の博多うどんの名店の味を空港内のフードコートでも味わえます。初出店となる「因幡うどん」は、1951年に現在の天神一丁目で店を構えたのが始まりとされる老舗のうどん店で、ふっくら柔らかい麺が特徴です。うどんの決め手となる出汁には、北海道の羅臼産の昆布・長崎五島・島原産の煮干しなどの魚介をベースに、赤穂の塩・大分日田の「原次郎左衛門」の醤油などの厳選された食材が使用されています。豊かな香りと奥行きのあるコクと旨味を味わえるのは、創業当時からの製法にこだわっているからこそ！

博多うどんならではの「茹で置き麺」との相性も抜群です。「因幡うどん」の系列店での不動の人気メニューは「ごぼう天うどん（530円）」ですが、福岡空港内の店舗で味わうときは、福岡空港店限定の「博多鶏うどん（650円）」がおすすめ。癖になるほど美味しいと評判のスープは、うどん出汁に鶏白湯スープをブレンドしたような濃厚な旨味とまろやかさをダイレクトに味わえる一品です。うどんだけでなく、蕎麦のメニューも用意されていますよ。どちらも温冷メニューを取り揃えているので、その日の気分や天候に合わせて選んでみてはいかがでしょう。

佐賀県・武雄市の老舗ちゃんぽん店「井出ちゃんぽん」が手掛ける丼専門のお店が「井出カツ丼」です。「井出ちゃんぽん」の隠れた逸品としてファンの多いカツ丼が満を持して、福岡空港のフードコートに登場しました。ファンの多いカツ丼なだけに、店内は連日多くの人でにぎわっていますよ。こちらのカツ丼は、揚げたばかりのサクサクのカツに、程よい甘さと濃厚な味わいの秘伝のタレを絡ませ、卵2個を使用してふんわり閉じます。トロットロの卵はクセになる美味しさ！

人気メニューは「至福のカツ丼温玉のせ（1,100円）です。通常のカツ丼のお肉を増量して、温玉を乗せた逸品はボリューム満点のランチを味わいたい男性もきっと満足するはず。まず、ブランド豚を使用した揚げたてのカツを旨味たっぷりのタレを張った玉ねぎ入りの小鍋に投入します。直火でグツグツに煮詰め、その上から卵2個をまわしかけふんわり閉じたカツ丼。

それだけでも十分に美味しいのに、その上にポンとトッピングした温玉を絡めながら食べると、濃厚でまろやかな味わいがプラスされ、口福を感じます。カツ丼以外にも「親子丼」、「他人丼」、「玉子丼」なども楽しめます。丼に目がない方、卵好きの方は、ぜひ足を運んで味わってみてください。

福岡空港のフードコートに出店している「スーラーメン まくり」は、知る人ぞ知る福岡県飯塚市に店を構える「黄金の福ワンタン まくり」の系列店です。福岡空港店では、黄金の肉汁があふれる「ワンタンメン（850円）」など、本店で人気の高いメニューを厳選して提供しているため、飯塚まで出かけなければ味わえない名店の味を楽しめることから、連日多くの方でにぎわっています。空港店の一押しメニューで、海外からの観光客の方に好評なのが「スーラーメン（850円）」です。

白と黒のコクのある2種類のお酢の酸味とブラックペッパーとラー油の辛みのバランスが絶妙。鶏ガラベースのとろみのあるスープが細麺に絡んで、のど越しの良さが際立ちます。スタンダードはピリ辛ですが、好みに応じて激辛にも無料で対応してくれますよ。そのほかにも、女性に人気の「完熟トマト玉麺 黒酢風味（850円）」や濃厚な胡麻の風味を楽しめる「担々麺（850円）」もおすすめです。ボリュームが足りないという方は、残ったスープにライス（180円）を投入して雑炊風にして〆てみてはいかがでしょう。

せっかくなら、福岡の新鮮な魚介類を使用したお寿司を味わいたい！と思っている方におすすめなのが「第一玉家寿し」。福岡の地魚にこだわったお寿司屋さんで、福岡魚市場から仕入れた鮮度抜群のネタで握るお寿司を堪能できる老舗の名店として知られています。

シーズンごとの旬の魚を使用しているため、訪れるたびに新しい味に出会えるのも「第一玉家寿し」ならでは！にぎり寿司のほかに、押し寿司やちらしずしなどもメニューに並んでいるのであらゆる世代の方に満足していただけます。新鮮な海の幸を比較的リーズナブルな価格で楽しめるということで、休日ともなると子供連れのファミリーがたくさん！

地魚にこだわっているお寿司屋さんなので、福岡旅行の〆のランチに持って来いのスポットといえます。飛び立つ飛行機を眺めながら、お店の人気メニューの「博多地物づくし」を楽しんではいかがでしょう。飛行機を眺めながらのランチは、空港ならではの醍醐味です。また、テイクアウトに最適な押し寿司や巻きずしなども販売されているので、福岡の味を家族へのお土産にいかがですか？きっと、喜んでくれるはずですよ。

国内線ターミナル3Fのレストランエリアにある「博多 もつ鍋 おおやま」は、もつ鍋の激戦区として知られる福岡でも地元の方に人気のお店です。福岡空港店は博多にちなんで屋台風のつくりになっているところもポイント！お店自慢のスープは、数種類の味噌をブレンドした「味噌味」が定番ですが「水炊き風」や「しょうゆ味」なども用意されているので、それぞれ試してみて自分のお気に入りを見つけるのもありですよ。

空港店ならではのうれしい気づかいといえば、カウンター席が用意されているところ。出張などで福岡を訪れている際、空港店なら一人でも気軽にもつ鍋を楽しめます。

また、ランチタイムには博多名物の「辛子明太子」とご飯もセットになっているため、福岡の名物を一度に二つも味わえます。食材にこだわっている「博多 もつ鍋 おおやま」では、厳選した野菜の数々と100％鹿児島県産の黒牛のモツを使用しています。

素材の旨味を最大限に引き出したスープは、ふくよかな香りと深みのある味わいが特徴。モツと一緒に野菜を食べると、より野菜の旨味を堪能できます。丁寧に下処理された「モツ」は臭みがないので、初めての方でも「福岡の美味しい」を丸ごと楽しめますよ。

子供連れで気軽にランチを楽しみたいときにおすすめなのが「HAKATA 空香 DINING」。博多の美味しいが詰まった洋食屋さんは、到着口の近くにあるお店なので博多に降り立って「まずは食事を！」というときに大変便利です。開放感あふれた店内は、落ち着いた雰囲気なので居心地抜群。九州産の食材を使用したメニューを豊富に取り揃えているので、メニューを眺めているとあれもこれも食べたくなってしまうはずですよ。

人気のおすすめメニューは「博多御膳 ハーブ鶏唐揚げ南蛮」や「博多とんこつラーメン」など！ランチの後は、カフェとして利用することが可能なので、搭乗時間までコーヒー片手にのんびりくつろいでいる方の姿もよく見かけます。ティーブレイクで立ち寄るときには、よそではなかなか楽しめない福岡の特産品の一つ「八女和紅茶」も味わってみてください。幅広いジャンルの福岡グルメを堪能できるお店なので、ランチタイムは込み合う可能性大です。なるべく早めに訪れることをおすすめします。

2017年のリニューアル前にも福岡空港に店舗を構えていた「博多洋膳屋RОYAL」。こちらも福岡空港の改修に伴い、開放的なおしゃれな空間に生まれ変わりました。ダイニングカフェのような店内は、搭乗時間までのんびり過ごすには最適なスポット。子供から大人まで楽しめる豊富なラインナップのメニューも魅力的です。ホテルのような朝食はもちろん、ランチタイムに用意されるボリューム満点の定食料理の数々からも目が離せません。

アルコール類も揃っているので、美味しい食事やおつまみと一緒にビールで乾杯！なんて楽しみ方も可能ですよ。搭乗前にちょっとだけ昼飲みしたくなったら、「博多洋膳屋 RОYAL」がおすすめ。長年、多くの旅行客を見送ってきた「博多洋膳屋 RОYAL」は早朝6:30～21:30まで営業しているため、ランチはもちろんモーニングメニューからディナーまで楽しめます。何を食べるか迷ったら、ぜひ足を運んでみてください。

毎朝、魚市場で仕入れた鮮度抜群の魚介類を使用したお寿司を堪能できるのは福岡天神に本店を構える「音羽鮨」。戦後まもなく天神で小さな屋台のお寿司屋さんからスタートし、創業60年を超える老舗店の2号店となるのが福岡空港店です。地元・長浜の魚市場で仕入れた新鮮な魚介類を使用したメニューは、握り寿司のほかにちらし寿司、握りや小鉢がセットになった「音羽定食」など！落ち着いた雰囲気の店内では、美味しいお寿司とともに贅沢な時間を過ごせます。

鮮度が命の「鯖寿司」も提供されているため、九州でしか味わえない鯖寿司を味わいたい方は、ぜひ足を運んでみてください。ランチタイム限定のゴマサバ丼も人気メニューですよ。地魚を使用したさまざまなメニューが楽しめるため、リピーターが多いのも「音羽鮨」ならでは！飛行機の最終便まで営業しているので、ランチはもちろんディナーもお楽しみください。また、梅にぎり（1,620円）・巻き寿司（756円）など、お持ち帰りメニューも充実しているので、福岡のお土産にいかがですか。

リニューアルを機に、目まぐるしく進化し続けている福岡空港。ショッピングエリアはもちろん魅力あふれるレストランエリアは、地元の方をはじめ多くの観光客を魅了しています。福岡空港から飛び立つ前、そして福岡空港へ降り立った後に、空港内のレストランエリアで美味しいご当地グルメを味わってみてはいかがでしょう。美味しい食事でエネルギーチャージしたら、次のアクションもスムーズにこなせるはずですよ。また、飛行機に搭乗する予定はなくても、空港ならではの雰囲気の中でランチを楽しむのも、素敵な時間の過ごし方の一つです。ぜひ、時間を見つけて福岡空港で美味しい福岡グルメを堪能してください。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。