天神でおすすめの定食屋TOP20！夜も営業しているお店をご紹介

福岡天神は、鉄道駅や空港のある博多エリアの西に広がる繁華街。福岡市内はもちろん。九州全体から見てもトップクラスの繁華街とされています。そしてこの周辺には美味しい定食屋が数多くあります。ランチタイムにお得な定食を出しているお店が多い中、今回は夜営業に特にスポットを当ててみました。夜の仕事帰りや買い物帰りなどに立ち寄って、気軽に食べられる定食屋をひとつずつ紹介していきます。

「今泉魚忠」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は中央区今泉で、天神駅から国道202号線沿いに西に進んだ細い道にあり、隣には季離宮という商業地、目の前には浄土宗の仏教寺院があります。22時30分まで営業。こちらの定食は「本日のお刺身と選べるメイン膳」というセットがイチオシです。メインの料理を1膳ないし2膳選びそれにご飯、味噌汁、玉子焼き、胡麻醤油の刺身、小鉢、漬物が付いたもの。メインは季節ものも含めると20種類ありますから、毎日仕事や買い物帰りに立ち寄っても飽きることなく食べられます。

また、鯛茶漬け、豚汁膳、本マグロ中落ち膳、黒毛和牛すき焼き重などの定食、あるいは丼をセットにした定食もあります。これらほとんどのメニューでは、メインのサイズを変えることで料金の違いがあったり、丼のご飯の量で調整できたりします。また夜の時間は居酒屋利用もできる、小料理が用意されています。特にひと手間かけた魚料理が多く、かんぱちや鯛を胡麻醤油で味付けしたものが絶品です。また日替わりの煮魚、鯖の塩焼き、かんぱちのカマ塩焼きなどもおすすめ。ランチタイムはさらにお得で、テイクアウトができるのもうれしいところです。

「博多華吉」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神駅から東方向、天神中央公園のすぐ南側にあります。ここは鹿児島の屋久島出身の店主が開いたお店。屋久島と奄美大島の料理が味わえます。そして夜営業は大変遅く、深夜3時まで営業しているので残業帰りや終電前の夕食でも利用可能。この夜定食としてぜひ味わっておきたいのが、鶏飯（けいはん）です。奄美大島の名物で、ご飯の上にさまざまな具材をお好みで乗せ、その上から鶏のスープを掛けるというもの。居酒屋の締めにも良さそうな鶏茶漬けでもありますが、身体に優しいのと奄美大島へのショートトリップが体験できる味と言えます。

また牛すき土鍋ごはん、海鮮炊き込みご飯もおすすめ。出汁の風味がしみ込んでおり、さらに増幅するように具材の旨みが加わり至高の味わい。ただし注文を受けてから作りますから、15分の時間は覚悟してください。さらにもう一品、夜のお酒のおつまみにおすすめしたいのが、燻製盛。屋久島ではトビウオが多数水揚げされ名物でもありますが、このトビウオを狙って島に近づくシイラを燻製にしました。珍しい味なのでぜひ試してみてください。そのほかトビウオを100パーセント使用したさつま揚げ。珍しいトビウオの風味を感じながら、ふわふわした食感は絶妙の味わいです。

「真（まこと）」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神駅から東方向、ちょうど中州を構成する那珂川のほとりに位置します。このお店は22時まで営業しており、仕事や買い物帰りの夜定食をとるのに最適。またランチタイムは行列必死の人気店でもあります。ここの名物は鯖。ランチタイムは、鯖の一枚焼き定食だけを提供するほど、鯖へのこだわりが強いお店です。夜の時間帯は居酒屋利用ができ、鯖の他にもおつまみや揚げ物といったメニューや、そんなおかずに合わせられるライスメニューもあるのがうれしいところ。小ライス、大ライス、おにぎりから選べます。味噌汁や茶漬けメニューもあります。

真の鯖はこれまで100万枚以上を売ったというミリオンセラー。旬の季節にこだわらず年中食べられるのがうれしいところです。見た目から焦げ目のつけ方が絶妙で職人の技が光ります。そして心地よい香ばしさがわかるでしょう。箸で皮をつつけばパリッとしていて、それでいながら中の身はふっくらとメリハリがついた味わいとなっています。腹側からにじみ出る脂のジューシーさがほどよい旨みとなり、ご飯が進みます。お好みで醤油を掛けたり、添え物の大根おろしを箸休めに食べたりすると、さらに美味しさが口の中に広がります。

「博多ごまさば屋」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神から西側、赤坂駅の手前で昭和通り沿いにあります。ここは食券スタイルでカジュアルに利用できる定食屋です。22時まで営業しているので、夜ご飯にもばっちり。夜の定食メニューのイチオシは、ごまさば丼定食で通常の味とみそ味から選べます。九州の海域では内臓にしか寄生虫のアニサキスが付かないと言われ、そのため適切に処理することで、生のさばを胡麻醤油で味わえます。そんな貴重な生鯖の丼をがっつり食べれば、一日の疲れもあっという間に吹き飛ぶでしょう。

この他におすすめなのが海鮮丼定食、開業当初からの不動の人気を持つ丼も夜ご飯におすすめ。別盛にした刺身盛り合わせ定食もあります。またセットになったお得な定食も用意されており、ごまさばとあら炊き、あるいはごまさばと鶏のから揚げ、アジフライ、鯖の塩焼きといったダブルメインの定食も根強い人気があります。店のすぐ近くには長浜鮮魚市場があり、店主自らの目利きで吟味厳選した鮮度の高い魚介類だけを使用。鮮度の良い鯖を入手し、あとは職人の腕を使って安心のごまさばが提供できる仕組みです。九州出張などで夜ご飯に困ったときには、ぜひアクセスも良いこちらでごまさばを味わいましょう。

味の正福は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの東側。天神中央公園の北側にある商業施設アクロス福岡の中にあります。かつては姉妹店が天神コアにありましたが、2020年3月末で商業施設のコアそのものが閉館したため、現在は1店舗だけの営業となっています。ちなみに夜は22時まで営業しています。ランチタイムは行列ができるほどの名店ですが、夜は比較的すいています。そんな夜も食べられる定食メニューが充実。その数は季節ものを含めて25種類もあります。種類がとにかく多いので、どれを選べばよいのか迷いながらお好みを探しましょう。

定食にはメインのほかに、ご飯、味噌汁、小鉢、漬物が付いています、日替わり定食は3パターンあり、焼魚定食、煮魚定食、魚唐揚げ定食があります。そのほかで人気なのが銀だらみりん定食、またごまさば定食も侮れません。それから冬期限定メニューもあり、カキフライ、水炊きが堪能可能。さらに最もリッチな正福定食も懐に余裕があれば押さえておきたいところです。定食のほか海鮮丼、カツ丼もあります。ごはんが不要な人向けの一品料理や刺身だけという人向けのメニューも存在。面白いところでは、味の正福オリジナルソースを販売しており、万能の調味料として家庭にひと瓶置いてみるのも良さそうです。

「天神 わっぱ定食堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの中心、西鉄駅の南出口からすぐのところにあります。夜は22時30分まで営業していますので、帰りの夜ご飯で立ち寄れます。夜も楽しめる定食メニューは全部で11種類。最もリーズナブルな定食なら税抜1000円でおつりがくるようなものもあります。その中でもおすすめなのが、博多定食。これはご飯、小鉢、里芋煮、明太子、ざる豆腐、高菜そして豚汁が付いています。天神と並んで福岡の博多を意識したおかずの数々を1日の終わりに味わいましょう。

また、ご飯のおかわりは無料というのもうれしいところです。そんなご飯は国内産の「さがびより」を100パーセント使った混ざりっ気なしのもの。またご飯にプラス280円で半カレーに変更することもできます。また味噌汁をプラス200円（大290円）で豚汁、プラス280円（大380円）で肉吸いに変更できます。また納豆、キムチ、玉子焼、ミニサラダ、ポテトサラダ、温泉玉子、ちょい明太子、極上生卵がプラス150円で、ちょい唐揚げ、ちょい南蛮がプラス250円で追加可能。そのほか「ドン田中」というカテゴリーで丼物のメニューも注文でき、すべての丼に小鉢、漬物、味噌汁が付いています。

「新天町倶楽部」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの中心、駅からすぐ近くにあります。これは天神の繁華街を構成しているアーケードの商店街「新天町」で店を運営している人たち向けに作られた社員食堂。ところが一般の人にも開放されていて、リーズナブルに利用できます。営業時間は16時までと残念ながら夜定食ではありませんが、早い目の夕飯を採る機会があればぜひ立ち寄りたいところ。建物の3階にある店の前では、その日食べられる料理が並んでいます。それも食品サンプルのようなものではなく本物の料理を展示していますから、食べたいという気持ちがより高まります。

本来商店街で働く人たちがリーズナブルに食事をするために作られたお店ですから、とにかくコスパが良いのが大きな特徴。定食メニューのほか、食堂らしいセルフコーナーもあり、惣菜を自由に取れ、それも皿単位で料金が発生するので、大食漢もうれしいところ。皿一面に惣菜を盛り付けそれにご飯とみそ汁を別途注文できます。そしてこのお店でぜひ頼みたいのがオムライス。洋食店と同レベルのオムライスが食べられると評判です。丸い皿に盛りつけられたオムライスは玉子のツヤとデミグラスソースのツヤによって光り輝いています。味はもちろん絶品。ここは天神で食事ができる超穴場スポットと言えるでしょう。

「一膳めし青木堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの西に広がる繁華街の中、ちょうど鉄砲町通りの西の突きあたりにあります。ここは20時30分まで営業している夜も利用可能な定食屋。創業60年以上も経過する老舗で、ここだけはいまだ昭和の雰囲気を色濃く残しています。グルメ漫画にも登場する名店で、創業時とほとんど変わらない店内には年配者には懐かしさが、そして若者には新鮮に映るでしょう。店内のショーケースにはどれも美味しそうな料理が並んでいます。その中からご飯、味噌汁を選んでいくという伝統的な食堂スタイルとなっています。

通常はご飯セットとして、中サイズのご飯とみそ汁がセットになっていますが、ご飯が小から特大まで4段階から選べるようになっているので大食いの人も小食の人も安心です。味噌汁に至ってはノーマルな物からいろんな具材によって細かく料金設定されているので、お好みで選んでください。そのほかには丼物とチャーハン、カレーライス、また注文を受けてから作る一品料理があります。そしてオムレツや玉子焼きのメニューが多いのが特徴。急いでいるときにはショーケースのものをサクッと、ゆったりしている時には一品料理や玉子料理などを注文するのが良いでしょう。

「やゆよ・食事屋」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの中心近く、国道202号線沿い、今泉公園通りとの交差点付近にあります。ここは24時と遅くまで営業しているので残業帰りでも気軽に利用できます。店内には短冊のメニューが壁に貼られており、お酒の肴になりそうなものが多いので、夜は大衆居酒屋の雰囲気に。もちろん夜定食や穴子天丼といった食事メニューもあるので安心してください。全体的にリーズナブルな料金設定となっているので、気軽に立ち寄りましょう。

また、ひとりでもつ鍋などの鍋を食べられるのもうれしいところ。仕事帰りにお酒を飲みながら鍋をつつくと、リッチな気分になれます。またメニューは日本語のほか英語、中国語、韓国語が明記してあり、外国人と食事をするときにも助かります。写真が付いているのも安心。食事をしながら飲むのがメインなら壁の短冊にあるメニューを注目してください。リーズナブルでかつ美味しいおかずばかりなので、お酒もどんどん進みます。このほかランチタイムでもお得なランチを行っていますから、昼夜とも楽しめるお店と言えるでしょう。

「一（かず）やのごはん」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの中心から南東の位置、那珂川の灘の川橋の近くにあります。ここは24時まで営業していますから、残業帰りでも気軽に立ち寄れます。定食が中心のメニュー構成となっていて、40種類以上もの定食があります。中にはリーズナブルな、600円メニュー、500円メニューというものがあり、非常にコスパの良いものが味わえます。安いからといって量が少ないわけでもなく、ボリュームは満点。がっつりワシワシ食べたいなら非常にお得と言えます。さらにテーブルにふりかけが付いており、白ごはんにふりかけて夜ご飯がさらに進みます。

数多くある定食の中でも変り種が3種類あります。それは鮭の味噌漬け焼き、卵かけごはん、とろろめしの各定食。これは別途おかずを追加してダブルのメインで楽しめるものです。具体的には唐揚げ、アジフライ、ポテトコロッケ、塩サバとそろっており、この中から一品選んでください。また定食以外の一品メニューもいくつかそろっており、ちゃんぽん、焼きそば、うどんといった麺類、お好み焼き、いろんな具が入ったオムレツなどがあります。またカレーライスもありますが、これにはトッピングが付けられるようになっており、とんかつ、唐揚げ、目玉焼き、チーズから選択しましょう。

炙りや秀苑は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神エリアから見て南東方向、国道202号線沿いにあり那珂川や天神中央公園の近く。24時まで営業している宮崎牛専門焼肉店で、リッチに焼肉が食べられます。そしてうれしいことに19時まで注文できる夜定食があります。これは本来ランチタイム用のメニューだったのですが、客の要望が相次いだために夜の時間でも食べられるように変更したもの。肉の部位や内容によって料金が違うので、詳細は来店時に確認してください。非常にお得な料金で国産牛が味わえる定食はイチオシです。

定食メニューは、メインとなる肉のほか、小鉢、味噌汁、ごはん付。美味しい焼肉はご飯が進みます。ちなみに炙りランチの肉の種類は、カルビ、ロース、上カルビ、上ロース、ホルモン盛り合わせ、ハラミ、熟成薄切り赤身、厚切りタン、サーロイン、ヒレ肉シャトーブリアンとピンきり。予算に合わせてお好きな肉を注文に、好きな焼き加減にして味わってください。また一人焼肉でもいろんな部位が楽しめる、一頭盛り合わせは肉にこだわる人には特におすすめ。量でいくなら肉ケーキ。こちらは肉を立体的に盛り付け、メッセージを付けることもできますから記念日などでも人気があります。

「ホルモン大名」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつ。場所は天神エリアの西、東小姓町通りの西端近くにあります。夜の営業時間は深夜1時までとなっているので夜が遅くなっても安心して利用可能。セットとしての定食はお昼だけですが、夜はホルモンとセットで白ご飯を注文できるようになっています。白ご飯は大から小まで3つのサイズから選んでください。ホルモンは斜めにセッティングしている鍋を使っていて、一番低い場所に肉汁が集まってそれを付けて味わいます。またご飯の代わりに焼うどんを注文することもでき、その濃厚な味わいは、締めにピッタリです。

ホルモン大名は、お得なコースのほか単品でホルモンが注文可能。好みでいろいろアレンジしてみてください。また箸休めになりそうな一品メニューも充実しています。具体的にはホルモン入りのホルモン餃子、ブラックペッパーを効かせた塩豚チャーシュー、甘めの醤油味で煮込んだ紅焼肉だんごなどがあります。そのほかランチタイムにお得な定食が目白押し。300グラムの肉が味わえるボリュームが十分な焼肉定食、夜の締めにも人気の焼うどん、それにご飯とスープが付いたご飯セットで定食化も可能です。またリッチな牛タンステーキ定食にカレー定食もあります。

「梅山鉄平食堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神エリアの南側、地下鉄渡辺通駅のすぐ近くにあります。本店のほか姉妹店が博多エリアにもあります。玄界灘で水揚げされる魚を使った定食がメインで、毎日水揚げされる魚が違うので、メニューもその都度変わります。夜は22時30分まで営業していますから、仕事帰りに立ち寄るのも可能。内容は日替わりになっていますが、魚の定食だけでも刺身、焼物、煮物、揚げ物、あんかけとサブカテゴリーがあり、そこからさらに細かく種類が分かれています。長崎産・対馬産といった旬の魚介類を好みで選びましょう。

魚以外の定食メニューも豊富で、肉類の定食なら鶏もものから揚げ定食やチキン南蛮、焼肉定食があります。また唐揚げについては3分の2サイズというものも。また野菜中心の定食は、肉じゃが、なすみそ、豚しゃぶサラダの各定食があります。そのほか汁ものを主体とした定食もあり、豚汁定食、貝汁定食があります。通常の定食の多くには味噌汁が付いていますが、これを豚汁や貝汁、また魚のあら汁に変更することも追加料金で可能となっています。居酒屋利用ができるようにビールや焼酎、日本酒と言ったドリンクも充実。そんなドリンクに合わせたい小料理（一品）ものも取りそろえています。

「おきよ食堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神エリアから見て西側、赤坂駅から北に向かったベイサイドにあります。ここは鮮魚市場会館の1階にある食堂街で、市場で働く人たちが利用するお店のひとつ。そのため早朝5時から店が開いています。その上、夜は22時まで営業しているのがうれしいところ。仙台女将のニックネームが屋号の由来で、終戦直後の昭和22年創業と非常に歴史ある老舗です。現店舗は市場会館の新しいビルの中にあるので、清潔感漂います。定食メニューは豊富で、30種類以上。舌の肥えた市場の人相手の店ということもあり、ガッツリ食べられるものが目白押しです。

定食のスタイルは、メイン、小鉢2品、漬物2品、味噌汁、ご飯となっています。そして店内には保温ジャーが置いていて、ご飯はセルフで自由に食べられるようになっています。これなら大食漢も安心。美味しく味わいましょう。料金も安いものなら600円とコスパも強力で、高級魚キンキの煮付定食も、驚くほどリーズナブルに食べられます。また定食の他に海鮮丼やイクラ丼といった丼物もあります。夜遅くまで営業している関係で夕方以降の居酒屋利用、宴会利用にも対応しており、障子の扉の付いた小あがり席もあります。そして運が良ければ明太子のサービスが付くこともありますから、リピートしたくなるお店といえます。

「うみの食堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神駅と隣接する福岡パルコ内にあります。ここは2016年にできたばかりの新しいお店で、夜は23時まで営業していますから、仕事帰りに電車に乗る前などで利用可能。「これからの食堂は個性の時代」「心も魚も染みる定食」というコンセプトのもとに用意された定食のうち、イチオシなのが海鮮丼。これは5種類の海鮮丼があり、他より200円高い最高級の長浜直送うみの丼をはじめ一本穴子の天丼、博多海鮮丼、ネギトロアボカド丼、サーモンアボカド丼があります。

海鮮丼のほかには、お刺身豪快5点盛りがあり、これはその日のおすすめの刺身が5点入りです。それに別途メニューがあるおかずを1点選択。それにごはん、漬物、味噌汁が付いています。そのほかは選べるおかず定食があり、2品定食と3品定食に分かれています。その選べるおかずですが、魚、肉。野菜から選べるようになっています。つまり自由におかずを選んで自分好みの定食が何パターンでもアレンジ可能。基本はどのおかずを選んでも同じ料金ですが、鯛たら焼きについてのみプラス250円かかりますので注意しましょう。またメニューのイラストも、なかなかいい味を出しています。

「竜の字大名食堂」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神エリアの西側。赤坂駅に向かう途中、新雁林町通り沿いにあります。夜は24時まで営業していますから終電間際、残業帰りにも気軽に立ち寄れるメリットがあります。定食メニューは15種類用意していて、どの定食にしてもご飯については1杯分に限り無料となっています。また基本は味噌汁ですが、追加料金で豚汁、貝汁にも変更可能です。おすすめは選べる焼き魚定食で、鯖の塩焼き。アジの開き焼き、鯖のみりん焼き、から選べます。これには刺身の胡麻和え、豆腐の揚げ出し、小鉢、味噌汁、そしてご飯がついていてボリュームも申し分ありません。

このほかにもリーズナブルに食べられるのが、とり天豚汁定食です。ヘルシーな鶏胸肉の天ぷらと豚汁の大サイズにご飯が付いたもの。また元祖唐揚げ定食は特製のタレにじっくり付けた唐揚げをメインにサラダ、味噌汁、ご飯が付いています。唐揚げと共に人気のチキン南蛮定食にはオリジナル南蛮ソースをかけました。オリジナリティ豊かな鶏皮土鍋カレー定食は、想定外の旨さと評判です。和風鉄板ハンバーグ定食は150グラムのハンバーグをメインに、ソーセージとポテト、ミニサラダを付けました。そして海鮮天ぷらとお刺身定食はリッチな料金となっていますが、小鉢と貝汁、ご飯付。予算と好みに応じて選びましょう。

「大衆割烹まさ味」は、天神の定食のおすすめスポットのひとつです。場所は天神エリアから見て西側、赤坂駅から北に向かったベイサイド、鮮魚市場会館の1階にある食堂街にあります。ここは割烹とありますが、魚を中心とした定食が食べられるお店。入口には実際に食べられる定食が一目わかるようにディスプレイされています。夜は21時まで営業しています。海鮮系を中心とした定食と丼がメイン。市場で働く舌の肥えたプロもうならせる料理の数々が食べられます。イチオシの定食は「天然鯛のあら炊き定食｣。みりんや醤油をバランス良く配合して作られる甘辛い特製タレを、魚の身に染み込ませた味わいは、究極の美味しさ。至福のひとときが得られます。

有名ホテルで修業を積んだ店主はこの地に店を構えてから毎朝早朝、市場での目利きにより鮮度の良い魚を吟味厳選。それを最高の状態にして提供します。もうひとつ食べておきたいものが特上海鮮丼。丼と言いながらも魚とご飯を別盛にして提供するスタイルで、9種類のネタは特製の醤油に漬け込まれています。この海鮮丼は最もリーズナブルな普通の海鮮丼、上位クラスの、よくばり海鮮丼、最上級の特上よくばり海鮮丼がありますから、予算に合わせて選びたいところ。そのほかマグロ、いくら、ウニなどの丼物、コイワシ、ゴマサバ、フグ唐揚げといった定食があります。市場併設施設食堂で究極の魚定食を存分に味わいましょう。