バイクで行くソロキャンプにおすすめのアイテム10選！コンパクトに持ち運べる実力派のアイテムをご紹介

ソロキャンプにはバイクでお出かけですか？2020年に入ってからドドッと人気が増したソロキャンプのキャンプ場へツーリング(遠乗り)で乗りつけるキャンプツーリングに興味がある方もいらっしゃることでしょう。

「ソロキャンプ×バイクの組み合わせは身軽で最高に楽しいから、ずっと前から楽しんでいるよ」というバイカーさんも多そうです。身軽にキャンプツーリングをするためには、テントやタープ、バッグなどのアウトドア用品も積載可能なサイズや重量である必要がありますね。

軽量でコンパクト、さらに素材が防水の万能アイテムなら素晴らしい！選び方やおすすめする理由・魅力的なポイントなどを交えた、キャンプツーリング持ち物リストを作りました。

キャンプ場に「来た時よりもキレイにして帰る」「道具の使い方の注意点までしっかり読む」「近隣の方に迷惑をかけない」などキャンプ場独自のルールや、ずっと受け継がれてきたキャンプの流儀を大切に、出来るだけ多くの人が心地よく過ごせるように心がけながら、ソロキャンプへのバイクでのお出かけを楽しいものにしましょう！

ソロキャンプへバイクで行く時におすすめの道具として、まず最初にご紹介するのは、コンパクトなテントです。小さく収納できるテントはキャンプツーリングに必須のアイテムですよね。そこでオススメしたいのが日本のアウトドア用品ブランド・モンベル(mont-bell)が販売する「ツーリングテント ムーンライトテント 1型(新型)」というもの。

ポール、ペグ、張り網などテントを張る時に最低限必要なギアを全て含めた時の重量は1.65キログラムと、大変軽量です。付属のスタッフバッグに収納した時のサイズも本体が30センチ×16センチ、ポールが56センチ×9センチ、とバイクへの積載にも充分に適した大きさです。

「ツーリングテント ムーンライトテント 1型」をオススメしたい、もう一つの理由は設営が簡単であるということです。たたんでおいたフレームをバラバラっと広げ組み立て、4ヶ所のプラグをさしこんだら本体をペグダウンし、さらにその上にフライシートを広げるだけで設営が完了！慣れれば5分もかからずに設営できることから特に初心者の方に一推ししたいアイテムです。

防水性のある生地が採用されていることや、雨天にみまわれてもテント内部が濡れにくい構造になっているのも魅力の一つ。茶色っぽいライトタンと鮮やかなグリーンの二色展開でお値段は27,800円。

設営完了時のサイズも220センチ×110センチ×高さ106センチとコンパクトなので、不安な方はまず一度ご自宅で練習してみると良いかもしれません。

ソロキャンプへバイクへお出かけする方の中には「バイクと一緒に眠りにつきたい……」という夢を描いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。なんと皆さんのその夢かないますよ！

バイクが入るテントとしてバイカーから人気を集めている「DOD ツーリングテント ライダーズバイクインテント T2-466」はキャノピーを立てて前室部分を作れば、バイクを雨や風からしのげるだけではなく、テント内から愛車を眺めながら、ゆったりと過ごすことができます。

キャンプツーリングを楽しむ方から絶大な支持を受けている、こちらのおすすめテントはワンタッチで設営が可能という点でも魅力的。バイカー目線で作られ、収納時のサイズもコンパクト。付属のコンプレッションバッグに入れれば58センチ×20センチの大きさになります。

ペグやアルミポールなどすべて含めた本体の重量は5.5キログラムと少々重めです。そのためご自身のバイクの積載可能な装備かどうか確認してみてくださいね。通販(通信販売)サイトなどで30,000円前後から入手することができます。

ソロキャンプにバイクで行こうかなーと、ネットで便利そうなアウトドア用品を探していると、こんな画像にたどり着いたことはありませんか？テントの上に何か張ってあるけれど、これって一体なに？こちらは「タープ」というギア(道具)で、タープを張ることによって雨風をしのぐことができたり、テント内部以外にもプライベートな空間をもてるという魅力があります。

キャンプツーリングにタープは必要ないよ、というキャンパーの先輩たちのご意見も多く聞かれますが、もしタープを買うのならコレ！というアイテムをご紹介します。先にご紹介したモンベルが販売している「ミニタープHX」はペグなどを含めた重量が870グラムと軽量です。

付属のスタッフバッグに入れれば23センチ×12.5センチとコンパクトサイズなのも選ぶ時に重要ですよね。7,700円前後から購入可能。小さめのタープで積載もOkなら憧れの「小川張り」にも挑戦できちゃいます。

ソロキャンプへバイクでお出かけ予定のみなさんは、就寝時どのような道具を使って眠りにつく予定ですか？まず見て頂きたいのは、こちらの写真です。キャンプツーリングにぴったりの就寝時アイテムなのですが、一体なんなのでしょうか……。

付属のバッグに収納すると51センチ×16センチ×奥行き15センチとコンパクトになり、このようにバイクに積載できるこちらの商品名はDODの「バッグインベッド」。キャンプ用語でコットと呼ばれる道具でベッドのことを指します。

広げると183センチ×172センチ×高さ5.5センチと大きな簡易ベッドの完成！地面と直接触れないので寒くないというポイントでもおすすめしたいグッズです。お値段は10,000円ほど。重量は2.4キログラムです。

実際にテントの中にコットを置くとこんな感じ。就寝時はベッドとして、そして昼間はお昼寝用のベッドとしてテント外に持ち出すこともできますね。こちらはキャンプツーリングをする方におすすめしたい、もうひとつのコット「サーマレスト(THERMAREST) ヘリノックス ウルトラライトコット」です。

広げた時のサイズは183センチ×61センチ×高さ11センチ。収納すると41センチ×13センチとコンパクトにおさまります。重量が約1.19キロと軽量なのもおすすめしたい理由のひとつです。27,000円前後と高額ですが、ベッド派の方には一推し！説明書が丁寧に書かれているので組み立てに不安をお持ちの初心者さん向きでもあります。

ソロキャンプをするキャンプ場までバイクでツーリングをしている時に何だか、ちょっと疲れてきた……そんな時にもササッと広げて少し休息をとれることから、オススメしたい「コンパクトなマット」。安全運転で行って、帰ってくる！大事な要素ですよね。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の「EVAフォームマット」のサイズは182センチ×56センチ。発泡素材を用いていることから、厚さ2センチですがフカフカの寝心地と断熱性を実現してくれるアイテムです。

また、地面の整備されていない大きな石のゴロゴロしたキャンプ場で使用する際には、寝袋の下に敷きクッション材の役目を果たしてくれます。コット派ではない方におすすめしたいですね。こちらの商品を特にオススメする最大の理由は二つ。

まつ一つ目に2,000円程度で手に入るという安価な価格。そして二つ目にコンパクトであるというポイントです。重量は270グラム。付属のゴムバンドでジャバラに折りたためば横56センチ×13センチ×12.5センチという小ささになります。マット購入でまず悩んだら、手に取っていただきたい品です。

ソロキャンプへバイクでお出かけ。どんな小旅行になるのかワクワクしてきますよね。自分のバイクに積載できるテントはコレで、最低限必須の道具はコレで……と、あれこれ悩む段階にもたくさん情報収集をしてぜひ楽しんでくださいね。

さて、実際にキャンプツーリングへやって来たのは良いものの寒くて全く眠れなかった、なんて想いはしたくありませんよね。そこで、軽量で暖かいのでバイクキャンパーにおすすめ！という寝袋をご紹介します。

エジプトのミイラを連想させる形からマミー型とよばれている寝袋の中でも、国産ブランド・ナンガ(NANGA)の「シュラフ オーロラライト 900DX」は少々高額ながら修理や修繕、さらにファスナーの交換まで無料で対応してくれることから信頼を集めています。

いくつものバリエーションがあるナンガの寝袋ですが、こちらは重量1,400グラムと軽量なのにもかかわらず厳冬期から海外の高所登山にまで対応した暖かさをほこるモデルです。広げた時の大きさは203センチ×80センチで21センチ×41センチのコンパクトな小ささにまでたたむことができます。

ショートサイズでの推奨は身長165センチまでの方のため、身長178cmまで推奨のレギュラーサイズ、身長185センチまで推奨のロングサイズなど色々と検討してみてください。お値段は60,000円から。

キャンプ場では自分で食事を作ったり、のびのびと自然の空気の中で深呼吸してリフレッシュしたいですよね。皆さんがソロキャンプへバイクでお出かけする時に一番したいことは、どんなことでしょうか？満点の星空を眺めたり、焚き火のパチンパチンという音を聞くのも、素敵ですね。

焚き火をしたいキャンプツーリング初心者さんには、なんとA4サイズという驚きの小ささに収納できる「ピコグリル」という焚き火台をオススメします。まるでセカンドバッグのようですよね。

付属の収納ケースにしまった時のサイズは33.5センチ×23.5センチ。厚さはなんと1センチです！重量も448グラムと軽量でキャンプツーリングにはぴったりで魅力満点。13,000円前後と少々高値ではありますが、オプションの串・スピットを購入すれば鍋料理や串料理も楽しめるというポイントも高評価を得ておりイチオシです。

オプションがあるかないかという選び方を基準にキャンプツーリングの道具を揃えてみるのも良いかもしれません。因みにキャンプ場で地面に直に火をつけるのは事故防止などの観点から禁止されています。

ソロキャンプへバイクで行く時におすすめの道具として、持ち物リストに加えて頂きたい「バイクに積める椅子」もご紹介。キャンプコットやマットで今回は充分だから必要ないな……という方もいらっしゃるかもしれませんね。

バイクに積める小ささまで折りたためるコンパクトな椅子は様々なメーカーから販売されているため、ご自身のお好みの高さや大きさ、値段のものを選んでみてください。

オススメは、ヒロ・コーポレーションの「キャンピングチェア」です。収納バッグに入れれば35センチ×10センチまでコンパクトになります。広げれば57センチ×62センチ×高さ64センチのローチェアーに変身。重量は1.5キログラム。お値段も2,000円程度とリーズナブルです。

料理道具や食材、濡れてほしくない焚き火用品そしてモバイルチャージャーなどの電化製品を持ってソロキャンプへバイクでお出かけをする時には「完全防水のツーリングバッグ」がキャンプツーリングの強い味方になってくれますのでご安心を。

おすすめしたいのはTTPLの「完全防水ツーリングバッグ touring60」です。7リットルという大容量。しかもインナーウォールと呼ばれる内壁が内側にとりつけられているため、中身が空っぽの時でも、この形状を維持したままなので積載の安定が叶うんです。

付属のストラップを取り付けるだけで装着が完了するので、初心者さんには是非手にとって頂きたい逸品です。そしてやはり秀逸なのは完全防水という点。縫製を一切することなく特殊な接着技術により600デニールTPUという防水に優れた生地をツーリングバッグの形に仕立てています。

サイズは33センチ×18センチ×高さ14センチ。お値段は7,000円前後です。その他ご紹介して参りました「ソロキャンプへバイクで行く時におすすめの道具」との組み合わせも色々と考えてみてくださいね。

ソロキャンプへバイクで行く時におすすめの道具として、最後にご紹介する万能アイテムは「荷物の固定ベルト」です。どんな形状のテントや焚き火台を選んだ時にも必要になる道具ですよね。いつも使用しているベルトがあるよ、という方も、もう一度耐久性などをチャックして買い替えておいても良いかもしれません。

もしキャンプツーリングのために買い替えてもいいかな？と思っている方がいるならば、こちらタナックス(TANAX) の「固定ベルト Kシステム」はいかがでしょう。Kシステムという、ずれにくい仕様を採用しているため、荷物がしっかりと固定され何度もベルトを締めなおす必要がありません。

1,600円、とタナックスが販売している他のベルトよりも高額ですが、耐久性もあり何より荷物のズレのストレスがなくて良い！とバイカーから高評価を得ています。

タナックス製のバッグにのみ純正対応しているため、ベルトも購入するならタナックスのシートバッグの同時購入がおすすめです。ですがこちらはまたの機会に……。どうぞ「荷物の固定ベルトが必要だなー」というぼんやりした感覚でとらえていて下さいね。

ソロキャンプとバイクを掛け合わせたキャンプツーリングにおすすめのアウトドア道具を、持ち物リストとしてご紹介しました。ご自身のバイクにピッタリのアイテムは見つかったでしょうか？

2020年にやってきたソロキャンプの大流行で「キャンプ場に到着した時よりもキレイにして帰宅する」「挨拶をする」「近隣に迷惑をかけない」、などの脈々と受け継がれてきたキャンプ場のルールが守られなくなってしまった……と悲しむ古参キャンパーさんも多いようです。

ですが、ソロキャンプ流行りでキャンプ業界に続々と万能な新製品が登場し、キャンプツーリングにピッタリのサイズ感のテントや防水素材のグッズが手に入るようになったのも事実ではないでしょうか。

これからソロキャンプへバイクでお出かけする初心者さんは、ぜひ先輩たちの心を受け継いで、出来るだけ多くの人がお互い心地よく過ごせるよう行動すると、良いかもしれません。せっかくキャンプツーリングを楽しむのなら安全に・怪我のないように。こちらの記事だけではなく色々なサイトを巡って、コレは！という先人キャンパーの知恵やコツに出会ってみてくださいね。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。