- 住所:
- 東京都千代田区九段北1-9-2 エクセントビル九段 1F
- 電話番号:
- 03-6256-9929
- 営業時間:
- [月~金]11:00~15:00、18:00〜21:00[土]11:00~15:00
- 定休日:
- 日曜、祝日
- アクセス:
- 都営地下鉄新宿線、東京メトロ半蔵門線九段下駅から徒歩3分
- ※営業時間・定休日等は変更にある場合がございますので事前に店舗にご確認ください。
九段下にある絶品ラーメンを10選ご紹介します。観光スポットが多く、沢山の人で賑わう九段下にはレベルの高いラーメン店がずらり。東京百名店に選ばれたお店、ミシュランガイドに掲載されたお店、行列の絶えない二郎インスパイア系のお店など何度も通いたくなるお店をご紹介します。
靖国神社や皇居、通称”大きな玉ねぎ”とも呼ばれる武道館、そして東京ドームシティなど観光名所の多い九段下。さらに東西線、半蔵門線、都営新宿線、都営三田線の利用が可能で、都心へのアクセスが抜群であることも相まっていつも多くの人で賑わっています。
さて、そんな九段下ですが、人が多いと言うことは当然美味しいお店も沢山あり、ランチの激戦区と化します。本記事では九段下で絶品ラーメンが食べられるお店をご紹介します。すぐに食べられるラーメンはランチでも人気があり、九段下にはレベルの高いラーメン店が沢山!
ぜひ訪れてみてくださいね。
「八咫烏(やたがらす)」と聞くと、サッカー日本代表を思い出してしまうのは私だけでしょうか。八咫烏は足が三本生えており、導きの神として信仰されています。天武天皇が蹴鞠を好んでいたことにちなんで、サッカー日本代表のシンボルマークになったのだそう。
知識自慢は置いておいて、八咫烏は2016年にオープンした比較的新しいラーメン店。白い提灯に味のある筆文字で書かれた店名、金色の看板、そして「ラーメン」の文字を強調していないところから、なんだか高級感のある外観です。夜に訪れるとちょっとした小料理屋のようで、初めて訪れる人は見付けるのに苦労してしまいそう。
ドギマギしながら入店すると、愛想の良い店員とともに、食券機が迎えてくれます。「なんだ、そこは普通のラーメン店と同じか…」なんて思いながらラーメンを注文します。
2020年に九段下のラーメン百名店にも選出された八咫烏は普段から多くのお客さんで賑わっています。そりゃそうですよね、私も近所だったら行きたいですもの…。
ラーメンには群馬の生醤油を使用した”黒ラーメン””と、塩味の白ラーメンとがあります。写真は特選黒ラーメン。動物系のダシを一切使用せず、厳選した数種類の煮干しと昆布、鰹節から丁寧に仕込んだスープは美しく澄み渡っています。臭味は一切なく、魚介のいい香りが鼻をくすぐります。ひと口スープを口に運べば、魚介の旨味が口いっぱいに広がります。甘めの味付けがなんとも言えない美味しさです。
そして何よりトッピングの綺麗さたるや。ピンクがかったチャーシューに、ねぎ、味玉がお互いの良さを引き立てています。シンプルなのに気品すら感じられますよね。澄み渡るスープに細めのストレート麺がよく合います。
サラリーマンホイホイの外観である、「中華そば 二階堂」。こんなにも分かりやすい中華そばのお店ってあるんでしょうか。一見ラーメン店とは思えないおしゃれなお店も好きですが、こう言った古き良きラーメン店もやっぱり大好きです。
入店すると、地元の人であろうお客さんがいっぱい。子供からOL、そしておじ様まで年齢層はさまざまです。歴史のあるお店なのかなと思いきや2016年創業の比較的新しめのお店だそうです。ニコニコ笑顔の店員が迎えてくれ、気持ちよく客席に座ることができます。綺麗に清掃されたカウンターで、数多くあるラーメンの中から、迷いながらオーダーして待ちましょう。
縮れ麺で、濃いめのスープ、味玉・海苔・メンマ・チャーシューといった昔ながらの中華そばが来るであろうと想像していたら、意外にモダンな感じのラーメンが運ばれてきてビックリ。2016年創業なので、当たり前なのかもしれません。
黄金色に輝くスープの中に、ピンク色のチャーシュー、トロリとした半熟卵が食欲をそそります。我慢しきれずまずはスープをひと口。鶏ベースのダシに煮干しがバランスよく溶け合っています。椎茸や香味野菜、貝ダシもブレンドしてあるそう。塩気がやや強めなのが印象的。そのスープに絡むのは細めのストレート麺。食べ応えのあるシャキッとした食感です。ワンタンはぷりぷりしていて、噛めば肉汁が溢れだします。
特製中華そばはもちろん人気ですが、ほかにも人気メニューは沢山あります。限定メニューも存在しているので、何度来ても違った美味しさを発見できるラーメン店ですよ。
ビジネスホテルに宿泊しているときの楽しみと言えば、ご飯。近くのコンビニで食品を買ってもよいですし、飲食店でリッチに食べるなんてのも素敵ですよね。なんとここ「天雷軒」は、アパホテルの一階で営業しています。和食屋さんが入っていることはありますが、ラーメン店は結構珍しいですよね。アパホテルは九段下駅から徒歩3分、宿泊すれば下に降りればいいいだけなので、気軽に行くことができるのはかなり魅力的ではないでしょうか。
そもそもなぜ、ホテルの一階にラーメン店をオープンしたのかというと「幅広い世代の人に身体によいラーメンを食べてもらいたかったから」なのだそう。そんな店主の真心がつまった一杯、ぜひ食べてみてください!
高級感のある器に盛りつけられた”琥珀醤油拉麺”。”琥珀”の名の通り黄金色に澄み渡ったスープと、立体的に盛り付けられたトッピングは見事に調和しています。細く切られた白髪ねぎの上には鰹節と魚粉がのっており、スープに溶かしながら食べるようです。
スープはあっさりしながらもコクのある味わいで、ストレートの細麺にベストマッチ。細麺ながらも、もちもちとコシがあり、食べ応えがあります。さて、圧倒的な存在感を放つチャーシューはというと。しっかりと下味がついており、口にいれるとホロホロ崩れていきます。
スープが名残惜しい人は、ぜひお茶漬けセットをオーダーしてみてください。ご飯にわさびとおかかを乗せ、ラーメンのスープをたっぷりかければ、ラーメン茶漬けのできあがりです。
天雷軒目的でアパホテルに泊まるのもいいかもしれませんね。
その大きさとシンプルすぎる看板が特徴的な「タンメンしゃきしゃき」。店名もなかなか特徴的ですね。ラーメン店の紹介なのにタンメンを紹介するかどうかはかなり迷いましたが、人気店ですので細かいことは気にせずにいきましょう。
タンメンしゃきしゃきは九段下のほか、錦糸町と新橋にも店舗があります。両店舗とも、看板は白をベースにデカデカと”タンメンしゃきしゃき”の文字が書かれているので、初めて訪れる人でも一発で分かるはず。どの店舗も人気店なので、早めに訪れることをおすすめします。
九段下店の店内はこじんまりとしていて、初めて訪れるのに何故か安心感があります。
タンメンの最大の特徴と言ったら、たっぷりの野菜です。普段は外食ばかりで野菜をなかなか摂ることが出来ない人でも、タンメンを食べて野菜を補給しましょう。
さて、タンメンしゃきしゃきの最大のポイントはシャキシャキ感!店名に恥じないシャキシャキ感は食べていて楽しくなってくるほど。もう麺はなしで、永遠に野菜のシャキシャキ感を感じていたいほどです。いや、でも麺もやっぱり欠かせません。縮れ平打ちの手打ち麺でしっかりと小麦の香りを堪能できます。
スープはたっぷり入る野菜を計算して、旨味の強い塩スープ。麺、野菜、スープどれをとってもバランスが良く、気が付けば完食しています。カウンターに置いてある刻みしょうがをトッピングすればさらに身体はぽかぽかに。
タンメンとラーメンは絶対に違うと思うあなたも、ぜひ一度訪れてみてはいかがですか。
東京でも博多ラーメンが食べたい!そんな博多っ子におすすめなのが「麺徳」。
ランチタイムには油断しているとあっという間に席が埋まり、少しでも乗り遅れると行列に並ぶしかなくなってしまいます。行列に並びながら、ふと目に入るのが黄色と黒の看板。黄色と黒は人間の防衛反応が働き、無条件に危険だと感じる色らしい。つまり、麺徳のラーメンは危険を感じるほど中毒性があるということか…。そんなことをごちゃごちゃと考えているうちに威勢のいい店員が案内してくれます。
今か今かとわくわくしながら席に着き、さっそく豚骨ラーメンを注文します。こってりかあっさりかを聞かれますので、お好みの方をどうぞ。
注文するとあっという間にラーメンが到着。このスピード感は麺徳の魅力のひとつでもあります。
豚骨のこってりとしたスープに、白ごま、紅しょうがのトッピングは博多ラーメンには欠かせません。紅しょうがは豚骨の臭味を消してくれる役割があるそうですが、美味しければ細かいことは気にせずにいただきましょう!麺は博多ラーメンらしく、細めのストレート麺です。硬めの食感で食べ応えがあります。スープはスタンダードタイプの豚骨スープ。こってりとしたクリーミーな味わいで、どこか懐かしさを感じます。
ラーメンのほか、枝豆やキムチといった単品メニューやお酒などのドリンクメニューも充実しています。ラーメンついでにお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「由◯」の看板が愛らしい、「由丸」。由丸は全国に11店舗を構える博多ラーメンのチェーン店です。本格的な博多ラーメンを味わえると評判で、12時前には満席になってしまう人気店なんです。12時前に入店すると、トッピングもしくは替え玉が無料になるそうで、こうしたサービスの良さも人気の秘密なのかもしれません。
店の外観は小料理屋のようですが、中に入ると昔ながらのラーメン店を思わせる作りになっています。シンプルな丸椅子で、かき込むようにラーメンをすするお客の姿でさらにお腹が空いてきます。メニューは豚骨ラーメン以外にも豊富にあるのでどれを頼もうか迷ってしまいますよ。
もりもりとトッピングされた圧巻な光景。つやつや輝くスープから豚骨の良い香りが漂ってきて、一刻でも早く食べたい気持ちを抑えることが出来ません!
由丸は”正統 博多ラーメン(公式ホームページより引用)”を自称しているだけあり、そのこだわりは並々ならぬものがあります。スープには新鮮な豚骨だけを使用し、16時間かけて煮込むのだそう。コラーゲンたっぷりでトロトロ食感のスープはあっさりしていて、それでいて旨味が凝縮されています。スープに合わせるかえしはこだわり抜いた博多の老舗の醤油を使用。醤油の味が強すぎない。あくまでも豚骨の旨味を引き出させる醤油を合わせています。
写真でもインパクト大のチャーシューですが、噛めばその場でとろけていくような柔らかさ。しつこさのない、適度な脂身と旨味が感じられ、濃厚なスープに負けない美味しさです。
黄色と黒の看板が目立つ「たいよう軒」は神保町では名の知れた名店です。
席に座るとすぐに優しい笑顔の女将さんが注文を聞きにきてくれます。
昔ながらの中華そばを思わせつつ、現代の流行も取り入れたハイブリッド型のラーメン。なんと値段は500円という、衝撃プライスです。
分厚く切ったチャーシューは崩れる直前まで煮込んであり、ベストな塩加減と旨味がたまらないおいしさ。スープは鶏ガラをベースに、魚介と動物にダシを合わせた優しい醤油味です。それでいてキレもあって、懐かしい味わい。麺は細縮れ麺でコシがあり、歯切れがよく、どんどんすすれます。優しい味のスープとよく絡んであっという間に完食!
どれかが突出して特徴を出しているわけではありませんが、こうした昔懐かしいラーメンを味わえるお店は少なくなってきました。一品一品丁寧に作られており、お店としての誠実さを感じられる満足感のあるお店ですよ。
「お茶の水、大勝軒 BRANCHING」は昭和23年に創業した「大勝軒」から生まれたラーメン店です。いまや全国に名を轟かせる大勝軒ですが、創業者はみな日本そば職人だったようです。お茶の水、大勝軒が誕生したのは、大勝軒初のアルバイトだった田内川真介が、創業者の一人である山岸一雄の味を再現させたいとの思いがきっかけでした。大学卒業後に就職しましたが、再度修行に励み、山岸監修のもとで見事オープンすることができたのだそうです。
そんなお茶の水、大勝軒 BRANCHINGは、店内は全てカウンター形式。後ろには上着をかけるためのハンガーがぶら下げられており、ラーメンに一点集中できそうな環境です。ホームページの写真では黒シャツに白いタオルを頭に巻きつけた店員がずらりと並んでいます。ラーメン一筋のその姿に、期待が高まります。
魚介系が強めに主張しながらも、しっかりと動物系のコクがあるスープはお茶の水、大勝軒ならでは。麺は大勝軒独自の配分で作る自家製麺。もちもちとした食感ですすればすするほど、麺本来のおいしさを感じることが出来ます。チャーシューは脂身の少ない部位を使用し、肉の旨味を存分に堪能できます。写真をみて分かる通り、昔懐かしい盛り付けで、ほっとする見た目ですね。
実はラーメンだけではなく、カレーライスもウリにしています。神田カレーグランプリをはじめ、様々なタイトルを獲得している”幻のカツライスカレー”を味わうことが出来ますよ。辛さは控えめながら、濃厚なルー。サクサクに揚がったカツは食べれば肉汁が溢れだします。カレーとラーメンを楽しめる贅沢なお店に足を運んでみてはいかがですか。
”麺”のシンプルな看板が目印の、「用心棒」。店の中に入ると、真っ赤なカウンターに飾り気のない食券販売機、そして無料トッピングのポスター。
用心棒は神保町でも最古の二郎インスパイア系のお店なんです。お昼時には行列が出来てしまうほどの超人気店。最近では女子グループも頻繁に見かけるようになりました。お一人様だろうが、何だろうがラーメンに夢中なので気兼ねなく入れるのは魅力のひとつですね。
もやしと分厚いチャーシューが山のように盛りつけられた、まさに二郎系ラーメン。麺が伸びてしまうからと、麺をすすろうにも野菜が邪魔してちっとも食べられやしません。しょうがないので、もやしを一口。当たり前かもしれませんが、もやしはシャキシャキ食感が楽しく、チャーシューと合わせて食べると美味しさ倍増です。二郎系らしく、チャーシューはトロトロととろけていくような感覚…。
やっとの思いでトッピングを半分食べ終えると、太くてもちもちした麺がお出迎え。ここでにんにく・しょうが強めのタレとスープを混ぜ合わせることによって、最高の味わいになります。混ぜてパンチが効いたスープに、麺が絡まり、二郎系の中毒性の虜になるのを感じられるはずです。
食べ終えると、ひと勝負終えたかのような感覚に陥り、次の日にはまた行きたくなる中毒性のあるお店。二郎デビューのあなたも、もうすっかり中毒になっているあなたもぜひどうぞ。
神保町を歩いて、ふと入った路地裏に雰囲気のあるお店があります。その名も「神保町 黒須」。東京百名店の常連で、ミシュランガイドにも掲載されている人気店です。ビブグルマン部門に選出され、星を獲得するまでには至らなかったものの、今後も目が離せないお店と評価を受けています。
お店の外観は大人の隠れ家といった感じで、こじんまりとしています。白と黒の暖簾がスタイリッシュでおしゃれですね。そっと引き戸を開けると、丁寧な接客の店員が迎えてくれます。ラーメン店特有の、威勢のいい接客に慣れている人であれば、少し恐縮してしまうかもしれません。席は全部で8席。席が少ないこともあり、お昼時には行列が出来てしまうようですが、回転率はよく、思ったよりもすぐにお店に入れるそうです。
写真は”味玉醤油蕎麦”です。白い器に盛りつけられたラーメンの盛り付けは非常にシンプル。一品一品丁寧に盛り付けなければ、一歩間違えば貧相になってしまいますからね。洗練された美学を感じます。醤油スープは鶏清湯がメインで、一口目は醤油の味をガッツリ感じます。二口目は鶏の旨味と柚子の香りが口中に広がり、鼻に抜けてゆきます。
チャーシューは、スープの温度も計算にいれた状態で盛り付けられるので、食べる頃にはベストな火の通り具合になります。肉は肩ロースを使い、しっとりととろけていくような食感ですよ。一見普通の卵に見える味玉ですが、程よい半熟加減と味の染み込み加減です。
レギュラーメニューのレベルの高さもさることながら、限定メニューも非常にレベルが高く、二回目以降のお客は限定メニューを頼んでみる傾向にあるようです。ビブグルマンの評価は伊達じゃありません。
おしゃれな雰囲気と、芸術のようなラーメンを出すお店、ミシュランガイドに掲載されたお店、東京百名店の常連のお店、毎日のように行列ができる二郎インスパイア系のお店など、九段下には絶品ラーメンが沢山あります。
限定メニューがあるお店もありますので、何度も通いたくなるかもしれません。ひと通り観光をし終えたら、ラーメンをすすってみてはいかがですか。
※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。
休日は家から出ず、ネットサーフィンばかりしています。そのおかげで引きこもりなのにその土地の名物にやたら詳しくなってしまいました。
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