ポーランドのススメ!深い芸術と歴史の刻まれた国

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ポーランドは中央ヨーロッパに位置し日本に友好的な国としても知られています。戦後の復興で蘇った美しい中世の街並みは必見!なんと13もの世界遺産が点在しています。急速に発展を続けるポーランド、観光にとどまらない歴史を感じられる国。世界を知るってこんなにもワクワクするんですね。

ヨーロッパの中央部 ポーランド2大都市を巡る旅

ポーランドと言うと、花や森、自然、ショパンなどが浮かぶ人も多いのではないでしょうか。ヨーロッパの中央部に位置するポーランドは、敷地の大きさはドイツやフランスに匹敵するほど。また戦争が起こるたびに、大きな被害を被っしまった国でもあります。

建造物はどれも味があり美しく、訪れる人々を魅了しています。昼の景色はもちろん、夜のライトアップされた違う雰囲気には、空間そのものがまた別のものに感じられるかも知れません。ポーランドの地でしか味わえないひと時を五感全部で感じられることでしょう。

ポーランドの首都 「ワルシャワ」

現在の首都ワルシャワは、ワルシャワ歴史地区として世界宇文化遺産に登録されている街。主に「中心市街地」、「旧市街地」、「新市街」にエリアを分ける事ができ、それぞれに中世の歴史が色濃く刻まれています。

まずワルシャワ中央駅に降り立ち目の前に飛び込んでくるのは「文化科学宮殿」。展望階もある37階建ての高層ビルで、ワルシャワのどこからでも見えるランドマーク的な存在。ここからワルシャワを巡る旅へ出かけましょう。

文化科学宮殿(Palace of Culture and Science)
住所:
Plac Defilad 1  00-901 Warszawa
営業時間:
9:00~18:00
アクセス:
Warszawa Centralna(ワルシャワ中央)駅から約1分
電話番号:
(022)6567600
休業日:
12月25日、12月26日、元旦
料金:
大人20zł

ワルシャワの旧市街エリア 旧市街広場~旧市街地

ワルシャワは北のパリとも称される美しい街。

ここ旧市街広場は一度は破壊されましたが、忠実に復元されてワルシャワ歴史地区として世界遺産にも登録されているんです。

中央にはワルシャワの紋章である剣を持つ人魚像が建ち、周りにはオープンカフェが並ぶおしゃれな雰囲気!
絵本のような美しさに心が躍ります。

旧市街の北端には15~16世紀に造られたバロック様式の砦「バルバカン」があります。

ワルシャワ歴史地区が世界遺産に登録されたのは、建物自体というよりも、首都再建を熱烈に願ったポーランド国民の”情熱”がユネスコによって高く評価されたからなんですね。

ワルシャワの新市街エリア~キュリー夫人博物館

新市街地は15世紀に開発された町並みを復興したものです。
旧市街地から歩いて新市街地へ。

街中花が飾られているのが印象的で、どこもかしこも絵になります。
人々が集うレストランや、ショップが立ち並び、歩いているだけでタイムスリップした気分になるかもしれません。

新市街地にはキュリー夫人の生家が有り、数多くの人々が訪れる「キュリー夫人博物館」となっています。

キュリー夫人と言えば、ラジウムなどの放射性元素の発見でノーベル物理学賞を受賞している科学者ですね。
研究に関する資料が展示されており、一人の人間として、科学者としての生きざまが体感できる場所でもあります。

キュリー夫人博物館(Marie Curie Museum)
住所:
Freta 16 Warsaw
営業時間:
6~8月10:00~19:00(火~日)9~5月9:00~16:30(火~日)
アクセス:
旧市街から新市街へ真っ直ぐ歩く。徒歩~10分程度
電話番号:
(022)8318092
定休日:
月曜日
料金:
11ZŁ

ワルシャワでで外せない公園「ワジェンキ公園」

この公園は、ポーランドで最も有名な公園と言ってもいいほど。

ポーランド国王の別荘地であった最後の場所。
公園内にはワジェンキ宮殿(水上宮殿)やショパンの像があり、なんと夏場はコンサートなどが毎日開催されるそうです。

緑豊かで花々の美しさにも癒される空間。

このショパン像は、シンボルのなかでも有名なものとなっているんです。
ポーランド=ショパンというのが新鮮な方も多いのでは?

戦争により一度は破壊されましたが、ポーランドの人々により見事復元されました。
像には“炎は絵画を燃やし、盗人は宝を奪い、しかし歌は残る”と言う、アダム・ミツキェヴィチの詩のセリフも刻まれています。

像一つにも様々な背景を感じますね。

ワジェンキ公園 (Lazienki Park)
住所:
Agrykola 1 Street, Warsaw
営業時間:
日の出~日没
アクセス:
地下鉄 ポリテフニカ駅から0.8km。BELWEDERSKAバス停から徒歩約2分
電話番号:
(022)6218212
定休日:
なし
料金:
水上宮殿17ZŁ  庭園は入場無料
その他:
野外ピアノコンサートは、5月から9月まで毎日曜日の12時&16時開催(無料)

もっとも歴史ある都市「クラクフ」

ポーランドで最も歴史のある都市のひとつとして世界遺産にも登録されているクラクフ。
旧市街の中心地である中央市場広場は中世から残っている広場としてはなんとヨーロッパ最大!

レストランやカフェが並び、人々の憩いの場所となっています。
この広場の中央にある建物は、ルネッサンス様式の織物会館(織物取引所)。
2階は国立美術館の分館になっているんです。

ルネサンス式王宮「ヴァヴェル城」

このエリアで見逃せないのが「ヴァヴェル城」です。
この城はゴシックルネッサンス様式の城で16世紀まで国王の居城だった場所。

「王宮」と「大聖堂」の2箇所が見どころとなり王宮内には様々な美術品などの展示が、また大聖堂には歴代の王が眠る棺や、大鐘、フランドル産タペストリーの膨大なコレクションなどが見られるんです!

ここはヴァヴェル大聖堂内にあるジグムント礼拝堂です。

圧倒される程のルネサンスの芸術。
多くの見どころがあり、ゆっくりと一つ一つを目に焼き付けたいですね。
棟の上に登るとその歴史600年の「ジグムントの鐘」にお目にかかることができます。

ヴァヴェル城 (Wawel Royal Castle)
住所:
Wawel 5 31-001 Krakow Poland
営業時間:
※施設による~
アクセス:
中央市場広場から徒歩約15分
電話番号:
(012)4225155
休館日:
元旦、イースターの土日、11月1日、11日、12月24、25日(11月1日~3月31日は月曜休館)
料金:
敷地内入場、大聖堂は入場料無料 鐘を見るには大人12ZŁ
※営業時間9時~16時45分(4/1~10/30)、9時15分~14時45分(11/1~3/31) 施設により異なるので要チェック。

ポーランドのクリスマス・マーケットといえばクラクフ

冬の風物詩と言えば「クリスマス・マーケット」 ポーランドではクリスマスは家族と一緒に過ごす大事な行事の一つ。

クラクフのマーケットは、毎年11/25-12/26前後に中央広場で開催。
野外ステージでのイベントなどもあり、クリスマスムード一色に包まれます。

マーケットでの楽しみの一つはやはり食!
ホットワインや、ホットチョコレート、温かい食べ物で腹ごしらえをし、クリスマスのクラクフを楽しむのも素敵ですね。
ヨーロッパならではの、チーズやパン、ソーセージも見逃せません。

クリスマスマーケット(Christmas market)
住所:
Rynek Glowny30-062 Krakow
営業時間:
10:00~20:00(屋台は~22:00)
アクセス:
クラクフ中央駅から徒歩約15分
その他:
クラクフ旧市街・中央市場広場にて2015年は11/27-12/26開催(年により期間は要チェック)中央広場の真ん中に位置する織物会館の東側で毎年開催。

まさに絵本のような美しさの残る国ポーランド。
時期を問わず訪れられる歴史ある国の素晴らしさに、何度でも足を運んでみたくなるかもしれませんね。
ポーランドはリピーターも多く、行くたび新たな発見ができる国なんです。

あなたも是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

kaoruko

国内外問わず旅行は大好き。旅行も好きですが、定住してその土地を良く知る事が個人的にはもっと好き。南半球、ヨーロッパ、カナダ・・自然豊かなほどワクワクします。

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