ポーランド基本情報 【気候・服装編】~ポーランドにも四季がある!?~

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ポーランドといえば、寒い国といった印象がありますが実際にはどんな気候で、旅行時にはどんな服装をすればよいのか気になるところです。ここでは、ポーランドの気候と服装に関する情報をご紹介します。

ポーランドの気候

国土の広いポーランドは、西部と東部で気候が異なります。比較的温暖な西部は西海岸海洋性気候、夏でも涼しく快適な東部は内陸性気候です。

年間平均気温

ポーランドの年間平均気温は7度から10度と低めですが、日本のように四季のある国です。

旅行のベストシーズン

ポーランドへの旅行に最適なシーズンはハイシーズンである7月~8月です。朝晩は涼しく、日中の気温も30度前後にまで上がります。日本と違い湿度が低いので、1日中快適に過ごせます。

ポーランドの四季

ポーランドの四季は日本のようにはっきりとした四季ではありません。気候もエリアにより異なるので、比較的温暖な西部では2月末頃には春を迎え、東部では3月末頃からようやく春がやってきます。5月~8月までは暑い夏が続き、9月には短い秋が終わりを告げ、10月からは首都ワルシャワでも雪が降り始める冬の到来です。

エリアによっては気温差なんと28度!

ポーランドの天気は安定していないので変わりやすく、時には1日の気温差が28度も一気に下がったり、真冬の時期に17度を記録したりと天気予報士を困らせるような予想もつかない天候です。

安定しない天気の原因は大西洋上空の湿った空気

ポーランドの不安定な天気の原因は、大西洋上から発達した湿った空気が内陸部の乾燥した空とぶつかり合うためです。ポーランドは年間を通じて7割近く曇り空の日があります。

季節ごとの服装

【春】3月~5月は、昼間と朝晩の気温差が激しいので日本の秋のような服装(セーターやジャケットなど)をおすすめします。

【夏】6月~8月は、日によっては30度以上になる日もあるので昼間は半袖に半パン・スカート。夜は涼しくなるので長袖の羽織るものを用意しましょう。

【秋】9月~10月は、10月になると10度を下回る日もあるので、コートやジャケットが必要です。

【冬】11月~2月には、万全な防寒対策で旅行しましょう。日本よりも寒いので、手袋・マフラー・ニット帽などは必須アイテムです。

※エリアにより異なるので参考までに

ポーランドの雨

ポーランドでは、6月~7月にかけて雨の多い日が続きます。特に雨の多いエリアは、ポーランド南部とスロバキア北部の国境に位置するタトラ山脈です。

冬場の旅行はビジネスアワー(営業時間)を事前確認!

冬の時期にポーランド旅行をお考えの方は、観光地によっては営業時間が通常よりも早く終了する場所もあるので、事前に確認することをおすすめします。

さいごに

ポーランド旅行の際は季節によって気温もだいぶ異なるので、その季節に合った服装を予め用意し、くれぐれも楽しい旅行中に体調を崩さないように気をつけましょう。

Lindos77

沖縄でウェブライターとしてストレスフリーな生活を満喫しています。

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