ドイツのおすすめお土産15選!絶対買いたい人気のビール、コスメ、チョコレート!
374784views- 住所:
- Neuschwansteinstraße 20, 87645 Schwangau
- アクセス:
- ミュンヘンから車で約1時間半~2時間
- 営業時間:
- 3/19-10/15 9:00-18:00、10/16-3/18 10:00-16:00
- 定休日:
- 1月1日、12月24日・25日・31日
- 電話番号:
- +49 (0) 8362 930 830
- 料金:
- 12ユーロ(18歳未満無料)
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2016年に没後130年を迎えるかつてのバイエルン王、ルートヴィヒ2世。彼の人生とともに、ゆかりの城をご紹介します。
バイエルン州は、スイス・チェコ・オーストリアとの国境に位置するドイツ最大の州です。南部は山岳地帯で冷涼な気候のため、夏は避暑、冬はウィンタースポーツと、多くの観光客が訪れます。
そのバイエルン州の州都はミュンヘン。BMWやシーメンスなどの多国籍企業が本社を置く経済都市であり、日本でもすっかりおなじみとなったビールの祭典「オクトーバーフェスト」の本場でもあります。
そのバイエルン州で「王」といえば、それはルートヴィヒ2世のこと。今回は、彼ゆかりの城をご紹介します。
ドイツ屈指の名門・ヴィッテルスバッハ家の生まれで、19歳での即位直後は「ヨーロッパでもっとも美しい王」と呼ばれました。
彼ゆかりの城の中でも最も有名なものといえば、こちらでしょう。
ノイシュヴァンシュタイン城は世界で最も有名な城のひとつで、カリフォルニアや香港ディズニーランドのスリーピングビューティーキャッスル(眠れる森の美女の城)のモデルにもなりました。
1869年に起工し、1884年になってようやくルートヴィヒ2世の住居部分が完成しました。しかし、ルートヴィヒ2世の死亡とともに工事は中止となり、未だに未完成部分を多く残したまま一般公開されています。
ミュンヘンからは車で約1時間半~2時間ほど。バスを乗り継いで行くこともできますが、乗り継ぎが不安な方はミュンヘン市内からのバスツアーがおすすめです。
チケットはチケットセンターの窓口で購入します。(インターネットでの事前予約も可能)チケットは時間指定となっており、券面に記載された入場時刻に合わせて城へ向かいます。
また、チケットセンターから城までは馬車が運行しています。歩いても行けますが、40分ほどかかる上、冬場は路面が凍結することもあるので、じゅうぶんな注意が必要です。(もうひとつ、歩行の際は路面凍結以外に馬の糞にもご注意を)
特に、絶好の撮影スポットであるマリエン橋は凍結しやすく、進入禁止になることもあります。
もともとは12世紀に建てられた古い城で、ルートヴィヒ2世の父であるマクシミリアン2世が再建したもの。ルートヴィヒ2世は、ここで弟とともに幸せな子供時代を過ごしました。
また、ノイシュヴァンシュタイン城の建築中はこちらの城に滞在し、工事の進行を見守っていたそうです。
ノイシュヴァンシュタイン城と同じエリアにあり、チケットも同じ窓口で購入できます。こちらも馬車が運行していますが、徒歩の場合は20分ほどかかります。
ノイシュヴァンシュタイン城などと比べると規模も小さいですが、一方で金色に輝く豪華な装飾が特徴的で、ルートヴィヒ2世のこだわりが強く反映されているともいわれています。この城は客を招待するためのものではなく、彼が自分自身のためだけに建てたものでした。
リンダーホーフ城は、ドイツアルプスに囲まれた森の中にあります。公共交通機関を利用する場合は鉄道でオーバーアマガウ駅まで行き、駅前のバス停からリンダーホーフ城行きのバスに乗って、終点で降ります。車の場合は、ミュンヘンから1時間10分ほどです。
こちらは、フランス風のロココやバロック形式を取り入れた城そのものだけでなく、その庭園にもみどころがたくさん。凝った造りの噴水や、ワーグナーのオペラの一場面を再現した洞窟などがあります。
しかし残念ながら、今回の訪問は冬期だったので庭園はクローズでした。庭園もご覧になりたい方は、ぜひ夏期シーズンにお出かけください。
バイエルン州南西、リンダーホーフ城の近くにある小さな村。この村の建物の壁にはかわいい絵が施されており、お散歩するだけでも楽しめます。
また、この街は10年に一度上演される世界最大のキリスト受難劇でも有名。野外劇場で行われる劇には2,000人以上が登場しますが、この役者はもちろん、オーケストラや聖歌隊、演出・大道具など、劇に関わるすべてが村人によってとり行われているそうです。(次回は2020年に開催)
http://south-germany.jp/ac/2013/08/post-247.html#
南ドイツ バーデン・ヴュルテンベルク州&バイエルン州観光局公式日本語サイト。キリスト受難劇については、こちらをご覧ください。
美貌に恵まれ、ワーグナーの庇護を始めとして数多くの文化事業を成功させたルートヴィヒ2世でしたが、建築と音楽に破滅的浪費を繰り返し、晩年は「狂王」と呼ばれるようになります。そうして40歳のとき、きちんとした診察もなしにパラノイアの診断を下され、身柄を拘束されてしまいました。その後、シュタルンベルク湖畔にあるベルク城に滞在中のある日、侍医とふたりきりで夕方の散歩に出かけたまま、帰らぬ人となりました。
彼ゆかりの城に行かれる際は、ぜひ彼の人生についても想いを馳せてみてください。
これまでに国内45都道府県、海外延べ40ヵ国を訪問。自分が実際に体験したこと、感じたことを自分の文章と写真で表現していきます。記事を読んでくださった方に楽しんでいただいたり、何かの参考にしていただければ嬉しいです。
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