台湾のモルトウイスキーKAVALAN蒸留所で台湾初の極上ウイスキーを味わおう!

台湾のKAVALAN蒸留所は短期間で味わい深いモルトウイスキーを作ることに成功しました。モルトウイスキーを作るにあたっての常識を打ち破った快挙です。その秘密は何でしょうか?3つの条件を活かしたKAVALANの秘密を考察していきます。また、蒸留所の見学会も行っています。高価なウイスキーの試飲ができますのでぜひ参加してみてください。

台湾初!ウイスキー蒸留所

出典:www.executivestyle.com.au

台湾発のウイスキーー蒸留所は、台湾では知らない人がいないドリンクメーカー、金庫グループが開きました。

MR.BROWN COFFEE (伯朗珈琲)の名で、缶コーヒーやカフェを展開しており、1996年には、大塚製薬との共同出資で金庫大塚も設立しポカリスエット、2014年からは、ポカリスエットイオンウォーターを製造販売しています。

出典:www.whiskyintelligence.com

KAVALANウイスキーは、2008年から製造を開始したにもかかわらずに、下記の賞を受賞しました。

2009年 インターナショナル・ワイン アンド スピリッツ・コンベンションでは、銀賞を受賞

2009年 サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンベンションで、銀賞受賞

2010年には、ワールド・ウイスキー・アワードで、ベスト・レスト・オブ・ザ・ワールド・シングルモルト・ウイスキーを受賞しました。

出典:rueyreview.blogspot.sg

ワールド・ウイスキー・アワードは、世界的に権威のあるウイスキー賞で、そこで受賞したことは快挙!

それも熟成期間がものをいうウイスキーの世界において、熟成期間が約1年半足らずのウイスキーが賞を取ったのですから、すごいことです。

その後も数々の賞を受賞しています。

出典:www.craveonline.com

KAVALAN蒸留所は、2006年に蒸留所を設立しました。

それ以前に考案はありましたが、温暖な地方でウイスキーが醸造できるかどうかが鍵だったようです。

しかし、科学の力でなんでも起こせる現代において、温度や湿度は問題ではありませんでした。

空調管理は、自動コントロールすればよかったのです。

おいしいKAVALANのための3つの条件とは?

条件その1 良質な水

出典:pixabay.com

料理にしてもお酒にしても、おいしいものを作ろうと思ったら、良質な水は欠かすことができません。

特にお酒においてはそれが顕著で、例えば台湾紹興酒は埔里で作られていますが、増産のためにほかの土地5ヶ所で作ったそうですが、埔里と同じお酒はできなかったようです。

いかに良質の水が必要かの例えですね。

Instagram の投稿

出典:Instagram

ですから、KAVALAN蒸留所も良質な水がある、宜蘭県に建立したのです。

雪山山脈からの伏流水が湧水として地表に流れ、その水量は豊富で安定しているので、ウイスキーの仕込みを制限するということがありません。

宜蘭県の水がいかに良質かは、宜蘭県にあるほかの観光地が教えてくれています。

八甲休閒魚場や花泉農場などなど、雪山山脈からの湧水を利用したレジャー施設がたくさんあります。

条件その2 澄んだ空気

出典:pixabay.com

雪山山脈は標高3,000mの山が、54座もあります。台北からは直線で50kmもないのに、山脈が都会からの空気を遮ってくれるのです。

青い空と青い海、そして海からの季節風、山からは湧水が流れる。

自然からの恩恵をたっぷりと受けられる場所、それが宜蘭県なのです。

条件その3 熟成の早さ

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宜蘭県は台湾の中でも雨が多いことで有名で、湿度が高いです。

年間平均が78%以上になり、気温も高いので、ウイスキーを熟成させるには不向きな土地であると言えます。

ただウイスキーをつくる一番大事な要素は、良質な水にありますので、温度や湿度は科学の力でコントロールすることで、クリアーしました。

Photo by JerryLai0208

ただ、土地柄も無視出来ない要素で、自動コントロールされた貯蔵室においても、環境は左右されるのです。

ウイスキーは、貯蔵庫のどこの場所に置かれているかでも味わいなどの個性が違ってきますし、樽を積む積み方にも違いがでてきます。

温度の高い場所では、樽木の成分が抽出されやすくなり、味わい深いウイスキーが出来上がるのです。

また、湿度も重要で、乾燥すれば原酒が蒸発してしまい、ウイスキーが出来上がりません。

Photo by JerryLai0208

KAVALAN蒸留所では、バレルと呼ばれる一番小さい樽をパラダイス型(縦置き)に置いて、熟成を早める効率のよい方法をとっています。

タイトル Ardbeg Tasting

タイトル Ardbeg Tasting
作者 Mikael Leppa

出典:www.sfinia.fora.pl

「台湾は暖かいので、ほかの地域で造るウィスキーよりも早く飲み頃を迎えることができます。
さらに発酵中は一定の温度を維持して、風味を一貫した状態に保てるよう管理しています。
私たちは専門技術を駆使し、科学の力に基づいた造り方をしているんです」

出典:http://dancyu.jp/article/recipe/a2015090478201/

KAVALAN蒸留所 見学

Photo by MadAdminSkillz

試飲のウイスキーの銘柄は、日によって変わり、また試飲時間は5分と短いです。

これはウイスキーを味わってもらうためではなく、ウイスキーの醍醐味である香りを楽しんでもらうためです。

ウイスキーをストレートで召し上がれる方も、そうそういないでしょうから、香りを楽しむ時間としては十分ではないでしょうか。

KAVALAN蒸留所(KAVALAN Distillery)

住所:
宜蘭県員山郷員山路2段326号
営業時間:
9:00~17:00
アクセス:
台北市内より車で1時間30分
台鉄宜蘭駅から車で20分
定休日:
年中無休
電話番号:
03-922-9000
料金:
無料

まとめ

Photo by JerryLai0208

最近は、科学の力でウイスキーを作る手法もあみ出されています。

しかし、古来よりの方法が一番ウイスキーをまろやかにし、味わい深く個性のある原酒をつくることができるようです。

KAVALAN蒸留所が開始して10年が経ちました。

自動コントロールされた貯蔵庫で、熟成された原酒が、新たなおいしいウイスキーを生み出すことを期待しましょう。

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