シンガポール基本情報 【交通手段編】

シンガポール国内ではMRTという電車が市内を走っており、乗り方も至って簡単で東京の地下鉄などを利用している方であれば大丈夫。安価な運賃で移動することができます。
MRTの建設は現在も進んでおり、シンガポール国内どこにいても15分以内に駅を建設する、というシンガポール最大の公共プロジェクトのひとつ。

以下のいずれかのチケットを買う必要があります。
1. スタンダートチケット（Standard Ticket）
2. ez-linkカード
3. シンガポール・ツーリスト・パス（Singapore Tourist Pass）
1. スタンダートチケット（Standard Ticket）は券売機で購入可能。他二つは窓口で購入が可能。

1のスタンダートチケット（Standard Ticket）の場合は、行き先の駅をタッチするか駅名を入力すると購入できます。

公共交通機関内や駅のホームでの飲食や喫煙などは厳しく禁じられています。罰金も課せられるので十分に注意しましょう。
飲食　500ドル
喫煙　1,000ドル　など。

目的のバスが来たら手を挙げて合図をします。手を挙げないと止まってくれないので注意しましょう。

前方から乗車しez-linkカードをかざすか、現金の場合はピッタリ運賃箱へ入れて乗車券を受け取ります。
ez-linkカードは日本のパスモやスイカのようなものです。
バスや電車、セブンイレブンでの支払いにも利用可能。
チャージはセブンイレブンでも可能です。

降りる際はアナウンスがないため、目的地手前の景色や目印を覚えておきましょう。
降車時もez-linkカードをかざします。忘れると次回乗車時に最高金額を加算されるので注意しましょう。

主なタクシー会社は青色のComfort Tansportation、黄色のCity Cab、黒のYellow-Top Cab、銀色のPremium Taxisなどなど。

緑色のランプは乗車可能。赤色のランプでHired、busy、on callの場合は乗車中であったり予約されているため乗車できません。また緑色のランプでもWoodlandやTampinesなど行き先が表示されている場合は、その地域にしか向かわないので乗車拒否される場合があります。

通常、タクシーに乗車するにはホテルや観光施設、ショッピングモールなどのタクシースタンドに並びましょう。ショッピングモールなどでは、正面ではなく裏側にタクシースタンドが設置されていることが多いので注意。

近くにタクシースタンドが見当たらない場合は流しのタクシーを捕まえることも可能ですが、横断歩道の近くやバスの乗降場、歩道側に黄色の線があるところはタクシーの乗り降りが禁止されているので、手を上げてもタクシーは止まってくれません。

運転手とのコミュニケーションは基本英語。運転手によっては中国語やマレー語タミル語などを話す運転手もいます。英語に自信がなくとも行き先を書いた紙を渡せば大丈夫。

シンガポールのタクシーでぼったくりに合う被害はほとんどなく安全ですが、念のためにも乗車した際にずっと携帯を触り周りを全く見ていなかったり、うっかり寝てしまうようなことは避けましょう。
万が一、被害に合った際や忘れ物などをしたときのためにも、ナンバープレートやレシートは控えておくと無難。

またタクシーに限らず、駅や公共の乗り物内では飲食が禁止されています。罰金も課せられるので十分に注意しましょう。

主なタクシー会社であればクレジットカードの使用も可能ですが、現金のみのタクシーも多く見受けられます。タクシーの窓にクレジットカード取り扱いのスティッカーが貼ってあっても、故障で使用できなかったりすることもあるので、乗車の際に確認したほうが無難です。

いわゆる白タクといわれるタクシーもシンガポールにはたくさん走っています。英語に自信がある方や地理的に慣れてきた際は使用してみるのもいいでしょう。

通勤時間帯や雨の日はタクシースタンドが行列になっていたり、なかなかタクシーがつかまりません。出張などで時間に制限されている方には重宝されます。また事前予約ができたりクレジットカードの登録もできるので、現金を使用する手間もはぶけます。乗車レシートは登録されているメールに直後に送付されてきます。

streetdirectory.comのSingapore Maps。行き先の住所を検索すると現在地からのルートを検索することが可能。オフラインでも利用が可能なとっても便利なアプリ。

バス、タクシー、MRTでのそれぞれの行き方と時間、また金額まで表示してくれます。

一番近いバス停やバスの乗車番号、また次のバスの到着時刻まで見れるのでとても便利。これで電車で行きにくい島内もサクサク移動。

とても狭いシンガポール。短い期間でもこれらの交通手段を上手に乗りこなせば、国内を十分に見て回ることができます。上手に乗りこなし旅を満喫しましょう。