イギリスのお土産人気15選!おすすめのコスメ、お菓子もご紹介!
516029views- 住所:
- Durham DH1 3EH
- アクセス:
- ダラム駅より徒歩20分ほど
- 開館時間:
- 月-土曜 07:
- 30~18:00
- 日曜 07:
- 45~17:30
- 電話番号:
- 191-386-4266
- 料金:
- 原則無料(塔は有料)
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イングランド北東部の町ダラム。この町のシンボルといえば、もちろんダラム大聖堂とダラム城です。1986年には世界遺産にも登録されていますが、それにも増して若い世代には、映画『ハリー・ポッター』のロケ地としても知られています。一体どんな所なのか、ご紹介したいと思います。
ダラムの町があるのは、イングランド北東部のダラム州。大きな都市でいえば、ニューカッスルから南に30kmほどの所に位置します。鉄道を利用すれば、ニューカッスルからは約15分。ロンドンからだと3時間ほどかかります。
ダラム大聖堂は、そもそもイングランドでも人気の高い教会の一つです。しかも、映画『ハリー・ポッター』のロケ地としても使われたことから、最近ではロケ地めぐりの旅行者も増えています。
ちなみに、塔の高さは66m。せまい階段を325段上らなければなりませんが、丘の上に建っていることもあり、ダラム市街を一望のもとに見渡せます。
ダラム城と大聖堂は同じ丘の上、芝生を挟んだ向かい側に建てられています。ダラム駅からは1km程度の距離ですが、上り坂を考えれば徒歩20分といったところでしょうか。
とりでや城が築かれて、その後に町ができる。そんなイメージとは異なり、ダラムの町の原点となったのは大聖堂でした。実際この町は、ダラム司教自身が治める司教都市として発展していきます。
工事の開始は1093年。完成したのは1133年のことです。ノルマン様式をベースにした教会建築としては、その精緻さにおいてヨーロッパでも随一。あとに続くゴシック様式の先駆けとも評価されています。
ウェア川のほとりから眺めた大聖堂の姿は、美しくかつ荘厳で、まさに一枚の絵のようですが、立地条件の方はといえば、かなりユニークです。上の地図を見れば一目瞭然。蛇行したウェア川に包まれているような印象さえ受けます。
川に囲まれた高台に建つ大聖堂は、たしかに守るに最適ですが、でもどうしてそこまでして大聖堂を守る必要があったのでしょうか?
サンクチュアリ・ノッカー(sanctuary knocker)というのをご存じでしょうか? 中世の頃の話ですが、たとえ重罪を犯した者であっても、この扉をノックさえすれば、一時的に教会に逃げ込むことが許されていました。
37日間の猶予がもらえますが、答えは二者択一です。裁判を受けるか、それとも国外に逃げるか。たとえ罪を悔いたとしても、許されるというわけではなかったのですね。
イングランドの一番北、ノーサンバーランド州にリンディスファーン島という小島があります。かつてそこに、ケルト系キリスト教のリンディスファーン修道院というのがありました。
ローマ人たちがイングランドから撤退した後、キリスト教はほぼ忘れられた存在になっていたのですが、それをイングランド北部で復活させたのが、このリンディスファーン修道院の僧たちでした。
ところが8世紀の終わり頃から、リンディスファーン修道院はヴァイキングの襲撃に悩まされ、ついには875年、修道僧たちが島を捨てて、イングランド北部へ逃げ出すという事態が発生します。いろんな場所をさまよった後、彼らがたどり着いた先。つまりはそれが、ここダラムなのです。
まただからこそ、守るに有利な、ウェア川が蛇行した高台の上が選ばれたわけですね。現在では、もちろんイングランド国教会に属していますが、敷地内に残るケルト十字を見れば、この聖堂の歴史がわかろうというものです。
ダラム大聖堂には、多くの聖遺物が安置されていますが、中でも重要なのが、リンディスファーン修道院でさまざまな奇跡を起こしたと言われる聖カスバートの聖遺物、さらにはセント・オズワルド・オブ・ノーザンブリアの頭部、『イングランド教会史』を著した聖ベーダの遺体です。
ちなみに、セント・オズワルド・オブ・ノーザンブリアというのは、リンディスファーン修道院の建設に尽力した、ノーサンブリア王オズワルドのことです。
ダラム城が建設されたのは11世紀のことです。建てたのはウイリアム1世。またの名は、ノルマンディー公ギヨーム2世。1066年に、イングランドの征服を成し遂げた王様です。
ダラムに城を建てたのは、もちろんスコットランドへにらみを利かせるためですが、なんとウイリアム1世は、この城をダラム司教に与えるとともに、司教にイングランド国王と同等の権限さえ授けてしまいます。もちろん、司教を取り込んでしまおうという狙いからですね。
強力な権限を授与されたダラム司教は、プリンス・ビショップと呼ばれ、政治と宗教の両面で君臨することになったわけですが、宗教的権威という面では現在でも地位は高く、イングランド国教会の序列では第4位に位置しています。
なお、ダラム城は1837年に設立間もないダラム大学に寄付され、1840年からは学生寮として使われています。ですから、原則的には個人での見学は一切不可。ガイドツアーでの見学のみとなっています(大学の行事と重なると、ツアーさえ行われません)。
ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校に関する場面で、大聖堂やダラム城が何回となく使われています。たとえば大聖堂の回廊に関して言えば、『賢者の石』では、白ふくろうのヘドウィグを雪の庭に放すシーンで出てきましたし、『秘密の部屋』では、ロンがナメクジを吐き出すシーンがそうです。
マクゴナガル教授の教室として使われたのは、チャプターハウス(参事会会議室)です。小さな魔法使いたちが、動物をゴブレットに変える魔法を習う場面、覚えていますか?
14世紀の初めに造られた、ダラム城の大広間(Great Hall)です。当時は、イングランド一の広さを誇っていましたが、残念ながら15世紀に縮小されたのが現在の姿です。それでも、高さ14m、長さ30mあります。
ハリー・ポッターでは、晩餐(ばんさん)の場面に使われていますので、もしDVDとかをお持ちでしたら、一度チェックしてみてはどうでしょうか。
歴史的な話が多くなってしまいましたが、ダラム城とダラム大聖堂についての概略は以上です。イングランド北部の町ですから、ロンドン観光などとセットにするよりも、むしろスコットランド観光の延長としてプランニングしてみると面白いかもしれません。
ダラム大学は伝統という意味では、オックスフォード、ケンブリッジに次ぐ大学ですので、ダラムの町自体にも、大学町に共通の雰囲気が何かしら感じられます。とは言え、百聞は一見に如かずです。ぜひ一度、訪ねてみてください。
昔からのクラシック音楽ファンということもあって、やっぱりヨーロッパが好きですね。あと歴史も好きなので、「旅と歴史」という視点から、いろいろと書いていければと思っています。どうぞ、よろしく!
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