オーストリアウィーン観光・世紀末芸術の傑作「分離派会館」を訪ねよう!

19世紀の終わりに生まれた建築の新しい流れは世紀末芸術とも言われます。豪華な装飾がふんだんに盛り込まれた19世紀の建築で、世紀末芸術では機能的な美しさへと変わっています。分離派会館は世紀末芸術の代表ユーゲント・シュティール(青春様式)の建物。特徴は自然のモチーフが随所にみられること!自然のモチーフ探し、してみませんか?

植物モチーフはユーゲント・シュティールの特徴

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分離派会館は、19世紀末に生まれたユーゲント・シュティールという様式で建てられています。バロック、ロココなどの建築様式は豪華さに目を見張りますが、ユーゲント・シュティールは機能的な美しさを追及。デザインには自然をモチーフにしたものが多いです。分離派会館の側面の壁にはユーゲント・シュティールの特徴である、植物の彫刻が施されています。

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こちらは、ついつい目が行ってしまう金色のドーム型部分のアップ。「金色のキャベツ」「金色の王のネギ坊主」なんて言われてしまうことも多いらしいです。ですが、よく見てください。これは月桂樹の株で、つまり植物をモチーフにしているのです。

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植物がモチーフの装飾は、オットー・ワーグナー博物館でも見ることができる。元々は皇帝一家専用の駅として作られました。建物には煌びやかではありませんが、贅沢な装飾がたくさん入っています。

オットー・ヴァグナー博物館(OTTO WAGNER HOFPAVILLON HIETZING)

住所:
Schönbrunner Schloßstraße
アクセス:

設計者オルブリヒのサイン、彼の建築はシンプルで飾りすぎい美しさ

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正面玄関の左下あたりにある設計者のサイン。これはウィーン分離派(セセッション)のメンバーで建築家のヨゼフ・マリア・オルブリヒのもの。オブリヒはワーグナーの弟子にあたる人なんです。

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分離派会館を建築した後、オルブリヒはドイツに渡っています。ドイツでも建築家として活躍しましたが、ウィーンでの代表作はこちらの分離派会館となります。

分離派会館 (The Secession Building)

住所:
Friedrichstraße 12
営業時間:
10:00~18:00
アクセス:
地下鉄Karlsplatz駅から徒歩2分
定休日:
月曜日
電話番号:
+4315875307
料金:
大人€9.5
オーディオガイド:
€3
※毎週土曜日の11:
00~英語でのガイドツアーも有り(有料)

アールヌーボー様式にも見られる、生き物をモチーフにした装飾

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正面入り口の上に見える、曲線が美しいトカゲの彫刻。生き物をモチーフにした装飾は、アールヌーボー様式にも共通する特徴。頭がリアルで尻尾が窓枠の装飾につながっているのが面白いですよね。

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側面にあるフクロウの彫刻。ギリシャでフクロウは芸術を司る女神の象徴。

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こちらは1902年にユーゲント・シュティールに改装されたエンゲル薬局。伸びやかな天使の姿が目を引きます。手にしているのは薬杯だそう。お薬の他にも、リラクゼーション用のバスグッズもあります。

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そして、ここには蛇のモチーフがあります。蛇は医学の神のシンボル、分離会館に美術の女神のシンボルであるフクロウがあったのに似ていますね。

エンゲル薬局 (Apotheke Zum weißen Engel)

住所:
Bognergasse 9
アクセス:
地下鉄Herrengasse駅から徒歩3分
営業時間:
月~金 8:00~18:00
       土 8:
00~12:00
定休日:
日曜日

モザイク模様が綺麗な鉢、カメのモチーフも可愛らしい

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分離会館の正面玄関の両サイドにはタイルで飾られた鉢があります。その下をよく見ると、ここにも生き物がモチーフのカメがいますね。そして、鉢にも注目!モザイク模様の美しさにも魅せられます。

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ウィーンにはモザイク模様が有名な建物がたくさん。シュテファン寺院も有名ですね。こちらは工芸美術館の屋根。ため息の出るような鮮やかな緑色のモザイク模様。館内では2200点以上の貴重なハプスブルク家のコレクションを中心に、世界有数の美術工芸品を見ることができます。

ウィーン美術工芸館 (Kunstkammer)

住所:
Maria-Theresien-Platz
アクセス:
地下鉄Museumsquartier駅を降りてすぐ
営業時間:
10:00~18:00
      木曜は10:
00~21:00
定休日:
月曜日ただし、6・7・8月は月曜も営業
料金:
大人€15~
(ハプスブルク家の宝物、レオポルド美術館などは追加料金が必要)

入り口には3人のメドゥーサ、ギリシャ神話のモチーフ

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ギリシャ神話のモチーフも分離派会館の色々なところに使われています。中でも驚くのは正面入り口の真上に配置された3人のメドゥーサの彫刻。

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同じくちょっと驚く彫刻があるのが、このメダイヨン・マンション&マヨリカハウス。ワーグナー設計の2棟の集合住宅です。こちらもユーゲント・シュティールで綺麗な花模様の壁で有名。

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屋上から天に向かって叫ぶ2人の女の像。こちらはアルミ製で雰囲気は違うものの、驚いてしまいます。

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マヨリカハウスの特徴は、マヨリカ産のタイルで作られた鮮やかな花模様。

メダイヨン・マンション&マヨリカハウス (Medaillon Mansion & Majolikahaus)

住所:
Linke Wienzeile 38, 40
アクセス:
地下鉄Kettenbrueckengasse駅から徒歩1分

19世紀末建築の象徴のような分離派会館、いかがだったでしょうか?ウィーン分離派というグループとしての活動はあまり長くなかったようですが、ユーゲント・シュティールは近代建築につながってきています。

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masakanomarble

フルーツ王国山梨に住む主婦です。趣味は旅行とストップモーション動画の撮影。写真は60を過ぎてから海外旅行にはまった母に、連れてってもらったプーケットのホテル内。プーケットはホント地上の楽園でした。屋台の焼きそばとか、チャーハンとかもおいしかったぁ♪

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