ドイツ・ポツダム世界遺産「サンスーシー庭園」の見どころ特集！ベルリンから行く魅惑の街

  • 投稿者：umi
  • 更新日：2016.11.03
  • 地域： ヨーロッパ / ドイツ
  • カテゴリ：観光名所
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ベルリンより南西へ20kmほど行った場所にあるポツダムは、ドイツの北東部に位置している都市です。この街一番の見どころいえばサンスーシー宮殿と離宮が点在するサンスーシー庭園。世界遺産としても登録されています。これらのスポットをご紹介します。

サンスーシー宮殿

出典：Instagram

サンスーシーとはフランス語。憂いや心配がないという意味からサンスーシー宮殿は「無憂宮」と訳されています。建築様式はロココ様式で、1745年から1747年にかけて建設されました。

出典： commons.wikimedia.org

造営を命じたのは、大王とも呼ばれるプロイセン国王フリードリヒ2世。当初は夏の離宮として建てられましたが、結果として居城として使われました。またフリードリヒ2世自らも設計に一部関わっています。

出典： www.spsg.de

平屋建てで宮殿としては質素ともいえる外観をしていますが、内部は華やかな装飾が施されており、その様式は「フリードリヒ式ロココ」と呼ばれています。さすが、大王が暮らした宮殿ですね。

サンスーシー宮殿（Sanssouci）
住所：
Maulbeerallee14469 Potsdam
営業時間：
10：00～18：00（4月～10月）
　　　　　10：
00～17：00（11月～3月）
　　　　　10：
00～14：00（12月31日）
　　　　　11：
00～17：00（1月1日）
電話番号：
+49 331 9694200　　
定休日：
月曜日・12月24～25日
入場料：
12ユーロ（オーディオガイド付き）
アクセス：
ポツダム中央駅（Potsdam Hauptbahnhof）からタクシーで約10分

中国茶館

flickr

シノズワリという、中国をイメージした美術様式の建物です。金色と淡い緑色がとても幻想的ですね。あたかもおとぎ話の中に登場する館のよう。ドーム屋根の上に乗っているのは、清朝の高官の像です。

flickr

エントランスや建物の周囲には、等身大の像がいくつも飾られています。楽器を持って音楽を奏でていたり、果物らしきものを口にしていたりとさまざまなシーンが再現されていますが、これはお茶を飲んでいるようですね。

中国茶館（Chinese House）
住所：
Am Grünen Gitter 14469 Potsdam
営業時間：
10：00～18：00
電話番号：
+49 331 9694200　　
定休日：
月曜日（5月～10月）
　　　　10月～4月
入場料：
3ユーロ
アクセス：
サンスーシー宮殿（Schloss Sanssouci）から徒歩約9分

オランジェリー宮殿

flickr

サンスーシー宮殿の完成から約100年後に造られた宮殿です。オランジェリーの名前のとおり温室があるほか、噴水やアーケードなども設えてあり、まるで南イタリアのような雰囲気を醸し出しています。

出典：Instagram

こちらはがらりと変わって、モノトーンの天井や床と、赤い壁のコンストラストが印象的な空間です。ラファエルの間と名付けられたこの部屋には、ラファエロの複製画などが収蔵されています。

オランジェリー宮殿（Orangery Palace）
住所：
An der Orangerie 3-514469 Potsdam
営業時間：
10：00～18：00
電話番号：
+49 331 9694200　　
定休日：
月曜日～金曜日（4月）
　　　　月曜日（5月～11月）
　　　　11月～3月
入場料：
4ユーロ
アクセス：
サンスーシー宮殿（Schloss Sanssouci）から徒歩約10分

新宮殿

flickr

フリードリヒ2世が建設を命じた宮殿で、七年戦争後の1769年に完成しました。後期バロック様式の建物です。ベルサイユ宮殿に倣って建てられたといわれるだけあって、サンスーシー宮殿と比べると、非常に華やかな外観をしていますね。

出典：Instagram

200以上もの部屋があり、中には個性的な部屋がいくつかあります。洞窟の間もそのひとつ。部屋一面に飾り付けられた貝殻の数々は圧巻の一言しかありません。

新宮殿（New Palace）
住所：
Am Neuen Palais 14469 Potsdam
営業時間：
10：00～18：00（4月～10月）
　　　　　10：
00～17：00（11月～3月）
　　　　　10：
00～14：00（12月31日）
　　　　　11：
00～17：00（1月1日）
電話番号：
+49 331 9694200　　
定休日：
火曜日・12月24日・12月25日
入場料：
8ユーロ（オーディオガイド付き）
アクセス：
サンスーシー宮殿（Schloss Sanssouci）から徒歩約22分

歴史的風車

出典：Instagram

素朴な佇まいを見せる風車小屋。これはサンスーシー宮殿より以前に造られたものです。フリードリヒ2世は風車小屋の音を嫌がって取り壊しを命じたものの、所有者の願いを聞き入れ、命令を撤回したという逸話が残っています。

歴史的風車（Historic Mill of Sanssouci）
住所：
Maulbeerallee 5 14469 Potsdam
営業時間：
10：00～18：00（4月～10月）
　　　　　10：
00～16：00（11月・1月～3月）
電話番号：
+49 331 5506851　　
定休日：
月曜日～金曜日（11月・1月～3月）
　　　　12月・1月1日
入場料：
3ユーロ
アクセス：
サンスーシー宮殿（Schloss Sanssouci）から徒歩約3分

サンスーシー宮殿と、離宮などをピックアップしてご紹介しました。実はサンスーシー庭園には、これら以外にもまだまだ離宮があります。ポツダムを旅行した際には、どれだけの規模なのか確かめてみてくださいね。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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