フィリピンに行ったらぜひ食べたい!甘~いトロピカルフルーツ4選

2,436

views

0

遠いようで近い南国フィリピンは、日本にも大量に果物を輸出するフルーツ王国!あまりにも身近なものから、一度もお目にかかったことのないような珍しいものまでそろえてみました。個性豊かなフィリピンの南国フルーツに、よだれ注意!です。

ドリアン

全身トゲだらけでさわるのすら痛そう!そんな強烈な外見を持つ果物、ドリアン。
「果物の王様」「悪魔の果物」「禁断の果実」「熱帯果実の魔王」など、すさまじい異名のオンパレードという何やらいわくのあるフルーツなのです。

学名「Durio zibethinus」は、「トゲのある、麝香(じゃこう)の匂いを持つもの」という意味。でもこの「麝香の匂い」は、明らかに美化しすぎ。実態はとにかく臭い!臭いの一語に尽きるというのが、ドリアンの最大の特徴。東南アジアのホテルなどでは、ドリアン持ち込み禁止のところもあるほど。飛行機でもすげなく拒否されます。

しかしひとたび口にすると、ねっとりと絡みつくように濃厚な、クリームとおぼしき食感の甘さに満たされます。1度食べるとやめられなくなり、においすらクセになるのだとか…。
そこまで言われると半分怖いもの見たさ。ぜひ味わってみたいですね!

パパイヤ

「南国のフルーツ」と聞いて、まず真っ先に思い出すのがパパイヤという人はけっこう多いかもしれませんね。日本国内でも沖縄などで生産されていますが量は多くなく、スーパーなどで出回っているパパイヤのほとんどがフィリピン産やハワイ産となっています。

黒く細かい種が、中央部にびっしりと詰まっています。独特な匂いもあるので、もしそれが苦手であればレモンやライムをかけると食べやすくなるのだそう。

濃いオレンジ色の果肉は酸味がほとんどなく、なめらかな舌触りでまったりとした濃厚な甘さです。果物としての印象が強いパパイヤですが、沖縄などでは熟す前の青い果実を野菜として調理する習慣もあるのだとか。

バナナ

バナナといえば、遠足のとき「バナナはおやつに入りますか?」というお約束な質問があるほど、日本人には馴染みの深い果物。赤ちゃんの離乳食の果物デビューにも使われるし、「良く食べる果物ランキング」では11年連続第1位!すっかり身近な果物となっています。

身近といえども、立派なトロピカルフルーツ。現在日本で消費されているバナナのほとんどがフィリピン産です。1年中スーパーに並んでいるし、腹もちも良いし、朝食を抜いたときや小腹が空いたときにも大活躍の優秀フルーツですよね。

1本80~90キロカロリーというそこそこの低カロリーでありつつも栄養価が高いバナナは、ダイエットの補助食材としてもよく使われます。
鮮やかな黄色の皮に、黒い「シュガースポット」が浮いてきたら食べごろですよ。

パイナップル

こちらもバナナと同様、すっかり日本人にとって身近なトロピカルフルーツとなったパイナップル。繊維質ですっぱい味わいが苦手という人も多い一方で、甘みと酸味の絶妙なバランスにとりこになる人も増えています。

パイナップルは「パインアップル」が縮まった言い方。「パイン」とはもともと「松」の意味です。そういえば皮の感じなど、松かさにそっくりですよね。若いときの姿も、迫力のある松ぼっくりという風情です。

パイナップルは追熟しないので、常温保存はNG。冷蔵庫に入れて、早めに食べるようにしましょう。果実のお尻の方に甘みが貯まるので、保存するときにはさかさまにすると全体に甘みが行き渡るのだそうですよ。

南国フィリピンの花形フルーツを4種ご紹介しました。まだ食べたことがないものがあれば、この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • フィリピン・マニラの最先端ショッピングモール「アヤラセン...

    オフィスビルなどが立ち並ぶマニラ随一の大都会・マカティエリアの中心に位置するアヤラセンター。デパートやショッピングモールなどが集まる一大ショッピング施設です。本記事では、そんなアヤラセンターを詳しく紹介していきます。

  • フィリピンの一風変わった調味料がお土産に大人気!おすすめ...

    フィリピンのお土産と言われて思い浮かぶのは何ですか?ドライマンゴー?パパイヤ石鹸?そういった定番土産じゃつまらない!という方必見。今回は「スーパーなどで見つけやすいのにちょっと個性的なお土産」をテーマにオススメの調味料BEST4をご紹介します。

  • フィリピンの必食おすすめシーフード料理図鑑

    外国に行って見たことない料理に出会うと、食べてみたい好奇心はあるけれど、不安の方が勝ってしまい、躊躇してしまうときありますよね。でも大丈夫。フィリピンでおススメのシーフード料理をご紹介。この写真にピンときたら、ぜひトライしてみる価値あり!

  • 【メトロ・マニラ中心部】フィリピンの美味しい日本食レスト...

    海外旅行先でふと日本食が恋しくなることってありませんか?そんな時でも大丈夫!フィリピンのメトロ・マニラ(Maynila)の中心部には日本料理が楽しめるレストランが多数あることをご存知でしたか?今回は中でもおすすめの4つの日本食レストランをご紹介いたします!

  • フィリピンでウミガメと泳ごう!ドゥマゲッティのおすすめ穴...

    フィリピンのビーチリゾートといえば、海もきれいでアクセスも良好なセブ島が有名どころですよね。ハネムーンや卒業旅行でも人気のセブ島ですが、今回はおとなりネグロス島の南部にあるドゥマゲッティという街の穴場的ビーチをご紹介します。旅行者で混雑しがちな定番をあえて外して、ゆっくりとした南国タイムに癒されてみませんか?

  • フィリピンで食べられる人気のフルーツおすすめ5選!南国は...

    フィリピンのフルーツといえばまずバナナが思い浮かぶでしょうが、市場に行くと見たことのないようなフルーツがたくさん売られています。産地だからとても新鮮で、おいしいフルーツばかりなんですよ!今回はバナナだけだと思ったら大間違い!アジアのフルーツパラダイス・フィリピンで食べてほしいおすすめフルーツ5選をご紹介します。

このエリアの新着記事
  • フィリピンで買いたい!現地で迷わないためのフィリピンお土...

    フィリピンへの旅行は最短4日から可能ですが、移動時間を除くと、実質的に行動できるのは2日間と少ないです。バカンスの時間は貴重です。お土産を現地で迷うのは時間がもったいないと思いませんか?観光の時間をムダにしないために、現地で迷わない!フィリピンでオススメのお土産20選をご紹介します!

  • フィリピンでウミガメと泳ごう!ドゥマゲッティのおすすめ穴...

    フィリピンのビーチリゾートといえば、海もきれいでアクセスも良好なセブ島が有名どころですよね。ハネムーンや卒業旅行でも人気のセブ島ですが、今回はおとなりネグロス島の南部にあるドゥマゲッティという街の穴場的ビーチをご紹介します。旅行者で混雑しがちな定番をあえて外して、ゆっくりとした南国タイムに癒されてみませんか?

  • 【メトロ・マニラ中心部】フィリピンの美味しい日本食レスト...

    海外旅行先でふと日本食が恋しくなることってありませんか?そんな時でも大丈夫!フィリピンのメトロ・マニラ(Maynila)の中心部には日本料理が楽しめるレストランが多数あることをご存知でしたか?今回は中でもおすすめの4つの日本食レストランをご紹介いたします!

  • フィリピン・マニラの最先端ショッピングモール「アヤラセン...

    オフィスビルなどが立ち並ぶマニラ随一の大都会・マカティエリアの中心に位置するアヤラセンター。デパートやショッピングモールなどが集まる一大ショッピング施設です。本記事では、そんなアヤラセンターを詳しく紹介していきます。

  • フィリピン基本情報 【祝日・祭日・ビジネスアワー編】

    フィリピンの祝祭日は、年間で20日以上になる年もあります。また、都市ごとの祝日や年度の途中にも休みの日が変更されることもあります。そんなフィリピンの祝祭日とビジネスアワーについてご紹介します。

  • プチプラからハンドメイドまで!フィリピンで人気のお土産、1...

    7107以上もの島々で成り立つフィリピンは、多彩な文化が織りなすカオスな街観光や楽園リゾートを満喫できる国です。フィリピーナもおすすめの、キュートなプチプラ土産からオシャレハンドメイド雑貨まで、人気のお土産の中から15アイテムを厳選してご紹介します。

  • フィリピンで訪れるべき観光スポット15選!絶景から有名観光...

    たくさんの島々で形成されている東南アジアを代表する国フィリピン!日本と時差も少なく、物価もお得なため人気の海外旅行先ですよね。そんなフィリピンで訪れておきたいおすすめの観光スポットをご紹介していきます。次の休みを利用してフィリピン旅行を計画してみませんか。

  • フィリピン基本情報 【トイレ編】 衛生面、マナー、その国な...

    日本からわずか4時間弱のフライトで到着する常夏の国フィリピン。最近ではドゥテルテ大統領の言動が何かと話題ですが、そんなフィリピンのトイレ事情について紹介します。

  • フィリピン基本情報 【言語・お役立ち会話編】

    7000以上もの島々から構成されるフィリピンには島の数ほど言語があるといわれています。そんなフィリピンの公用語といえば、フィリピン語(タガログ語)と英語です。これからフィリピンへ旅行や留学した際に少しだけ役に立つタガログ語を紹介します。

  • フィリピンで楽しむ♡魅惑のスパ巡り!おすすめスパ4選

    日本では行きたくてもなかなか行けないマッサージ。しかも、なかなかのお値段ですよね。フィリピンは日本に比べるとかなり安い値段で快適なリラックスタイムを過ごすことができます♡今回はフィリピンのおすすめスパを4つピックアップしてみました!

この記事のキーワード
このエリアの人気記事
今週の人気記事