フィリピン基本情報 【お金編】

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外国に行く時に必ずついて回るのがお金の話ですね。リゾート地への短期旅行や留学で長期滞在、ビジネスなど目的はさまざまあると思いますが、それとは関係なく、お金に関することは知識として頭に入れておいたほうがよいでしょう。今回は、そんなフィリピンの基本情報(お金編)をお届けします。

1.フィリピンの通貨

フィリピンの通貨はフィリピン・ペソ。補助通貨はセンターボと言い、1ペソ=100センターボ。紙幣は1000、500、200、100、50、20、10、5ペソ。硬貨は10、5、1ペソ、及び50、25、10、5、1センターボ。なお、為替レートは2016年6月時点で1ペソ=約2.2円になっています。フィリピン国内では、ペソさえあれば他の通貨を用いることはまずないと思って構いません。

2.フィリピンの両替事情

それでは、日本からフィリピンへに行く場合、どこでペソを入手することができるのでしょうか?

日本の空港でも両替可能!

日本国内だとフィリピンペソを取り扱うところは多くありませんが、羽田空港、成田空港などの両替所で扱っています。ですが、日本の空港だとレートが悪いので、ここで両替するにしても最低限にしておくことをおススメします。

フィリピン国内で両替できるところは?

マニラ、セブなどの大都会の場合、空港はもちろんのこと、町中やショッピングセンターなどあちこちで両替所を見かけます。一方、地方ではレートが良くないこともあるので、大都市で両替するのがレートの面ではいいと言えます。ただし、滞在期間がある程度の場合、治安に難があるフィリピンで大金を持つのは危険があるとも言え、悩みどころです。

レートがいいのは?

一般的に両替レートがいいのは街中の両替商で、その後に銀行、空港、ショッピングセンターの両替所などが続きます。もちろんどこのお店でも独自のレートを採用しているため、時間に余裕があれば、町の両替商を見て回るのがいいでしょう。物価の安いフィリピンでは、たかだか数百円でも軽視できない差になるので少しでもレートの良いところを探しましょう!

通貨は何を持っていくべき?

マニラ、セブなどであれば日本円の両替が可能な場所が多く、円で十分足りると思います。地方や島へ行くのであれば、やはり強いのはアメリカドルになります。したがって、日本の銀行や空港などでドルを調達しておくのが無難です。

両替にまつわるトラブル

マニラやセブでは、偽札をつかまされたり、枚数をごまかされたりといった両替にまつわるトラブルも発生しているようです。例えば、両替の激戦区マニラのエルミタ地区マビニ通りで、周りの店に比べて遥かにいいレートが書かれたカードを見せながら、「両替しない?」などと奥まったビルに誘われた場合、怪しいと思ってください。

個人的に、多くの人が出入りしているところや、メインストリートにきちんとお店を構えている場合は不正の可能性は低いと思います。フィリピンに限ったことではないですが、両替したその場でレートが誤魔化されていないか、枚数は足りているか、変なお札が紛れ込んでいないかをしっかりとチェックしましょう。

ATMについて

国際キャッシュカードやVISA、MasterCardなどのクレジットカードを持っていれば、ATMを利用することも可能です。その場合、VISAなどが設定したレートに個々の手数料が加わり、さらにATM利用手数料もかかりますし、事によってはスキミングの被害などもあり得ます。とはいえ、治安がいいとは言えないフィリピンに大金を持ち込むことを避けられるのは、ひとつのメリットだと思います。筆者は1年8カ月ほど旅をしており、さすがにその間の費用を全額現金で持つリスクは取れなかったため、基本的にはクレジットカードのキャッシング機能に頼っていました。

国際キャッシュカードやクレジットカードを利用して旅をする場合、限度額や引き出し可能回数について、出発前にしっかり確認しておきましょう!

3.フィリピンのチップ文化

フィリピンにはチップの文化があります。それぞれシーン別にご紹介します。

レストラン

セブ島のようなリゾート地にある観光客向けのレストランでは、大抵サービス料が含まれています。その場合、チップは不要です。サービス料の記載がなければ、合計の10%程度が目安です。一方、ローカル向けの食堂やファストフード店などではチップは不要です。

ホテル

こちらも観光客向けのホテルに泊まった場合、ピローチップ(枕銭)が必要になります。一部屋当たり20~50ペソ程度が目安になります。またポーターに荷物を運んでもらった時なども20~50ペソ程度が目安になります。

空港、港など

空港などでポーターに荷物を運んでもらった時も、ホテルと同様に20~50ペソ程度をチップとして渡します。重ければ50ペソを渡すといったところでしょうか。ですが、頼んでもないのに勝手に運ばれ、挙句100ペソとか200ペソとか言ってくる人もいるので、そういった人には毅然と断るのがいいと思います。

最後に

フィリピンのお金にまつわる情報をご紹介しましたが、いかがでしたか?フィリピンに行く時、お金をどうするかは大きな悩みですが、滞在期間がある程度まとまっている場合、個人的には治安を考慮し、多少手数料がかかったとしても、国際キャッシュカードやクレジットカードを利用するのが安心だと思います。一方、短期の場合や安全なリゾートホテルなどに滞在するのであれば、それほど神経質になる必要はないように思います。いずれにせよ、治安に不安のあるフィリピンですので、旅行前にしっかりと情報収集などの準備をして、めいっぱい楽しめる旅行にしてくださいね!

フィリピン共和国(Republic of the Philippines)
アクセス:
日本からはANA、フィリピン航空などがマニラ、セブへの直行便を運航している。またLCCのジェットスター、セブパシフィック航空なども直行便を運航している。所要時間は約4時間。
石塚皓

2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。

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