イギリスといって思い浮かぶのは、ビートルズとシャーロック・ホームズという人も多いハズ。ファンならずとも誰もが知る存在です。イギリスへ行くなら、ちょっと立ち寄ってみたいもの。そんなビートルズとシャーロック・ホームズの、気軽に行ける代表的な場所をご紹介しちゃいます。
1962年10月にレコードデビュー、1970年4月に事実上解散。
12作のオリジナル・アルバムを発売し、その内11作が全英アルバムチャートで週間1位を獲得した。シングルは22作発売し、その内17作が1位を獲得。さらにアメリカを初め各国でも高いセールスを記録し、ギネス・ワールド・レコーズに最も成功したグループアーティストと認定されている。
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バンドとしての活動期間はたったの8年。しかし、今もなおビートルズ世代は勿論、若者からも支持され続けている驚異的なバンド。デビューから暫くのあどけなさもカワイイ。
『アビイ・ロード』(Abbey Road)は、イギリスにおいて1969年9月26日に発売された、ビートルズの12作目のオリジナル・アルバムである。ロンドンのアビイ・ロード・スタジオ前の横断歩道で撮影されたジャケット写真は、レコードジャケット史上最も有名なものの一つである。
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この横断歩道は紛れも無く、世界一有名な横断歩道。ビートルズのお陰ですっかり観光名所となってしまいました。ココへ行けば、誰もが必ず同じようなポーズで写真を撮るのがお決まり。イギリス政府によって遺産の指定を受け、ちゃんと保存されているのが、ファンとしても嬉しい限り。
アビイ・ロード・スタジオ Abbey Road Studio
アビー・ロード・スタジオ (Abbey Road Studios) はイギリスのレコード会社EMIによって1931年11月に開設されたロンドンの録音スタジオ。ビートルズやクリフ・リチャード、ピンク・フロイド、シャドウズなどが録音を行ったスタジオとして有名である。
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こちらのスタジオも前記の超有名な横断歩道と同様、ビートルズによって大きな影響を受けている。当初は「EMI Recording Studios」という名前だったにもかかわらず、ココを録音スタジオとして使用していたビートルズが、スタジオ前の横断歩道でジャケットを撮影した「アビイ・ロード」というアルバムを発売し爆発的にヒットさせてしまった為に、スタジオの名前まで変えてしまいました。またしても恐るべし、ビートルズ。
ビートルズ・コーヒー・ショップ Beatles Coffee Shop
アビイ・ロードからほど近い、セント・ジョーンズ・ウッド駅の構内にあるビートルズグッズで溢れている小さなカフェ。コーヒーを飲む人よりお土産を買う人のほうが圧倒的に多いんだとか。アビイ・ロードにちなんだお土産もたくさん。横断歩道で写真を撮ったらココで暫し休憩。
ロンドン・ビートルズ・ストア London Beatles Store
名探偵シャーロック・ホームズが助手のワトソン君と下宿をしていたという設定のお隣には、ロンドン・ビートルズ・ストアがあります。Tシャツやマグカップ、アクセサリー、ステーショナリー等が所狭しと並べられ、ビートルズグッズを扱うお店としては、ロンドンで1番充実しているお店ではないでしょうか。超レアなお宝グッズがあるかも!ファンにはたまらないショップです。
ロンドン・ビートルズ・ストア London Beatles Store
- 住所:
- 231/223 Baker Street London.NW1 6XE
- 営業時間:
- 10:00~18:30
- 定休日は、クリスマス等の特定日。
- 日本人スタッフが常駐しているようなので、なんとも心強い。
- アクセスは、地下鉄ベーカーストリート(Baker Street・ハマースミス&シティ線/サークル線/ジュビリー線/メトロポリタン線/ベーカールー線)駅を下車。徒歩約4分。
- ベーカーストリートを右方向へ進むと左手にあります。
インターナショナル・ビートルウイーク International Beatleweek
ビートルズの出身地リバプールにて、毎年8月末に行われる音楽のお祭。この時ばかりは、世界中からビートルズファンがリバプールにやってきて、溢れんばかりの人となる1週間。コピーバンドによるライヴはかなりレベルが高いそうです。その他にもアート展やビデオショー、フリーマーケット、屋台など様々なイベントが催されるそうですよ〜。熱気がスゴイでしょうね〜。2015年は、8/26~9/1まで。
シャーロック・ホームズ Sherlock Holmes
シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)は、アーサー・コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公であり、架空の探偵。ヴァイオリンの演奏にも長けている。ボクシングはプロ級の腕前。化学実験を趣味とする。ヘビースモーカー。
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痩身で身長が高く、鷲鼻。総称すると、なんとも頼もしい男性です。ヘビースモーカーなのはイヤだけど。しかし、実在する人物で果たしてこんな男性はいらっしゃるのでしょうか?...
ベイカー・ストリート駅構内 Baker Street Station
ベーカー・ストリート駅(英語:Baker Street tube station)はロンドンにあるロンドン地下鉄の鉄道駅である。サークル線、ハマースミス&シティー線、メトロポリタン線、ベーカールー線およびジュビリー線の5路線が発着している。
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世界最古の地下鉄の駅は、歴史を感じさせてくれる重厚なトンネルが特徴的。そして、シャーロック・ホームズが助手のワトソン君と下宿していたという設定の場所「ベーカー・ストリート221番B」に最も近い駅であることから、駅中はシャーロック・ホームズで溢れかえるという、なんともカワイイ駅でもあります。
街の至る所で、シャーロック・ホームズ像を見かけます。いったい何人いるのでしょうか?探すのも、ひとつの楽しみ!
シャーロック・ホームズ・パブ The Sherlock Holmes Public House & Restaurant
シャーロックホームズファンにはたまらない、ホームズの帽子や探偵道具などの小道具が飾られた素敵な雰囲気の建物です。1階はパブになっていて、ここにしかない「シャーロックホームズ」という少し苦みのきいた、飲む価値ありのビールがいただけます。カフェではなくパブなのが、個人的に嬉しい!2階はレストランで、ホームズの部屋が再現されていて自由に見ることができ、シャーロック・ホームズの世界に溶け込んでしまうことのできる場所です。
シャーロック・ホームズ博物館 The Sherlock Holmes Museum
シャーロック・ホームズ博物館は「博物館」と立派な名称ですが、小さなおうちです(でも、5階建!)。小さな扉の向こうには、夢の世界が広がっています。
足元の悪い(失礼;)ボコボコした階段を登って2階のお部屋に行くと、そこには小さなベッドルームとリビングがあります。至るところに写真が飾られていたり、シャーロックの衣服や書籍、暖炉の周りにはアンティークな小物たち。乙女心がくすぐられるものたちが、あちらこちらに!
3階にはシャーロックが調査に使った小道具や調査ノート等、事件解決のカギになった証拠たちが飾られていて、気分はすっかり名探偵。ちなみに、日本語でアイテムの説明書きが記されているので、ちょっと覗いてさらにワクワクさがアップ!
4階には心して上がって下さい。シャーロックやワトソン、そして小説の中に出てきた登場人物の蝋人形が待っています。ちょっと不気味。せっかくなのでこのお部屋で是非、記念撮影を。
5階には小さなバスルームと物置が。使い込まれた良い味の出ているトランクや、花柄の便器もとってもオシャレ!やっぱりイギリスは、昔からこだわった人が多いのですね。
シャーロック・ホームズ博物館 Sherlock Holmes Museum
- 住所:
- 221b Baker Street London NW1 6XE
- 営業時間:
- 9:30~18:00
- 年中無休(クリスマスを除く)
- アクセスは、地下鉄ベーカーストリート(Baker Street・ハーマースミス&シティ線/サークル線/ジュブリー線/メトロポリタン線/ベーカール線)駅を下車。徒歩約4分。
- ベーカーストリートを右方向へ進むと左手。
ビートルズもシャーロック・ホームズも、知らない人でも身近に感じていただけたのではないでしょうか?こちらに行ったことをきっかけに、ビートルズの曲を聴いてみたり、シャーロック・ホームズの本も読みたくなったという人もいると思います。そして、それと同時に昔からの人気の秘密もうなずけるような気がしますね。
リバプールを除いて、ほぼご近所さんなのが嬉しいところ。インターナショナル・ビートルウイークも、年に1回のお祭りなので、日にちが合えば是非立ち寄りたいですね。