【 南米編 】犯罪のターゲットにされないために。海外で身を守るライフハック!

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明るく南国の賑やかなイメージが強い南米。 世界遺産が多く点在する南米の犯罪の発生率は残念ながら高い! ただし、犯罪の発生率が高くとも事前に自分でしっかり防犯対策をしておけば犯罪被害者になることは防げます。 今回は南米への旅行をする前に知っておきたい犯罪情報をご紹介させて頂きます。

1. 南米旅行者が狙われやすい犯罪

■ 南米旅行は注意して!

南国の明るいイメージが強い南米ですが、イメージほど安全なところではありません。

南米の多くの国では凶悪犯罪が多発しており、1人で歩いていたらどんな犯罪に巻き込まれるものかわかったものではありません。

偽の旅行者、偽の警察、偽タクシードライバーと日本では考えられないほど、犯罪に慣れている人物が多く本物の警察官だとしても賄賂で買収されていることも考えると頼りになるのは、日本大使館しかないかも知れません。

なので、犯罪のターゲットにならないように極力目立たないように行動しましょう。

南米は危険な場所が多く、旅行者はスリや置き引きどころの話ではなく強盗や殺人など凶悪犯罪の被害にあってしまうことがあるので、南米を旅行する際には

『 屋内であってもなるべく1人で行動しない 』
『 たとえ昼であったとしても1人で出歩かない 』
『 集団行動をしていたとしても常に警戒を怠らない 』
『 襲われたとしてもムダな抵抗はしない 』

以上のことを覚えておいてください。

お金や物が盗まれたとしても命があればなんとかなります。
最悪の場合は自分の命を守ることを優先させてください。

■ 誘拐が日常的にあるという恐怖

南米の多くの国は治安が非常に悪く、特にメキシコなどは犯罪組織が恐ろしいまでに力を持っています。

それらの犯罪組織の資金源となっているのが、薬物犯罪や誘拐ビジネス。
旅行者にとって一番恐れるべきは『 誘拐 』されるということでしょう。

ビジネスで南米に訪れる人はふつうの旅行者よりも誘拐されるリスクが高く、南米一国であるベネズエラでは誘拐事件が1年で576件以上も発生したと報告されています。

誘拐されるリスクを避けるためには

『 屋内であっても1人にきりにならない 』
『 ビジネスで来る際にはボディーガードをつける 』
『 行動のパターン化を避ける 』
『 常に周囲を警戒する 』

ということを覚えておいて下さい。

もしも誘拐されてしまったら、犯人たちの言うことを聞いて、決して逆らわないようにしましょう。

■ 強盗にも注意してください!

出典: suumo.jp

南米で人気のある観光地であるブラジルやペルーなどは比較的治安が良いため、安全な国ではありますが油断はできません。

誘拐のリスクもありますし、観光客を狙った強盗事件も少なくありません。

トイレをしていると後ろから男に羽交い締めにされ、貴重品を盗まれたりする強盗やエレベーターの中で銃をつきつけ、金品を盗まれるという強盗もあり、どこであっても気を抜くことはできません。

自分の身を守るための最低限の防犯対策としては

『 どこであっても1人での行動は避ける 』
『 時計、貴金属ははずし、華美な服装はしない 』
『夜間、休日、人通りの少ない時間帯は出歩かない 』
『 財布やカメラの取り出しは、必要最小限に 』

以上の事をしっかり守るようにしてください。

2.南米で注意すべきこと

■ マフィアが社会問題化しているという事実

強盗や誘拐が深刻な問題になっている背景には、南米マフィアという国際的にも大きな問題が関係しています。

メキシコなどでは警察とマフィアの抗争が国家的な問題になっています。

旅行者であっても被害にならない可能性はゼロではなく、南米ではアメリカのメジャーリーガーさえもマフィアによる誘拐のターゲットになるのです。

だから決して一般旅行者は安全ということはないのです。

南米のマフィアから実を守るためには、とにかく1人で行動しないこと。


そして、裕福であるということを気取らせてはなりません!

3.南米の危険地域

■ 南米の危険な都市

南米の多くの都市は昼と夜とでは、まったく違う顔を見せます。
昼は観光客が多い場所でも、夜になると大変危険なストリートに変貌するのです。

ラテン系の国、メキシコの首都『 メキシコシティ 』も観光地以外の場所は危険な地域が多くツアーコンダクターと離れて行動することは避けましょう。

サッカーの国ブラジルも危険な場所が多く存在しています。

W杯やオリンピックの場となったサンパウロ、リオといったブラジルの主要な観光地も裏に入れば何があるかわかりません。


またルーマニアの『 ブカレスト 』、ボリビアの『 ラ・パス 』、アルゼンチンの『 ブエノス・アイレス 』、ブエノス・アイレスの『 テグシガルパ 』など危険な地域は多いので絶対にツアーコンダクターから離れないように!

南米旅行はツアーコンダクターと

危険が多い南米旅行ですが、防犯意識をもって旅行をしておけば、最悪の事態はさけることができます。

また、ツアーコンダクターといっしょの旅行であればそれほど危険を感じることはないはず。つまりツアー旅行ならそこまで危険はありません。

しかし、それは集団で行動しているなら、というお話。
ツアー旅行だとしても危険な地域であるということには代わりはありませんので、絶対に1人での行動は控えるようにしてください!

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