フランスで絶対行きたい観光スポット15選!人気のおすすめ名所をご紹介

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花の都パリなどオシャレで世界中から観光客が集まる国「フランス」。卒業旅行や新婚旅行の行先として日本人からも人気のスポットですよね。そんなフランスに初めて行く人のためにおすすめの観光スポットを厳選してご紹介していきます。旅行計画の参考にしてみてください。

フランスでおすすめの観光スポット:①オルセー美術館

オルセー美術館は19世紀の美術品を多く集めたフランス屈指の観光スポットです。
知的好奇心も満たされること間違いなし!
印象派の作品など美術品にも注目ですが建物にも歴史があるのが特徴的。
1900年のパリ万国博覧会の際にオルセー駅の駅舎とホテルに利用するためにヴィクトール・ラルーの手によって設計されました。
一時は取り壊しが検討されましたが1970年代にフランス政府の手によって改修され現在の姿に。
オルセー名物の大時計はターミナル時代から付けられていたもので駅だった頃に思いを馳せることも!
中央ホールではヨーロッパのターミナル駅でよく見受けられるトレイン・シェッドの吹き抜けがそのまま採用されているので是非ご覧になってみてください。
頭の片隅に覚えておいて、豆知識として一緒に旅行に行く人に話すと博識と思われるでしょう。
パリを訪れるなら必ず行きたいおすすめのスポットです。

主な収蔵品はセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ロダン、ルノワール、モネ、マネなど。
芸術の教科書で習った世界的にも有名な巨匠の作品ばかり。
19世紀の世界の芸術をけん引した作品が一堂に集まっています。
大きな美術館ですが半日ほどで見て回ることも可能!
オルセー美術館の中では優雅に食事をすることができるレストランやカフェもあり旅の思い出におすすめ。
日本語による音声ガイドサービスも有料ですがあるので絵画に詳しくないという人でも十分に楽しめます。
毎月第1日曜日は無料で開放されていて話題です。
しかし非常に混雑しているので訪れる際にはすりなどに注意が必要。
また滞在期間が短く他にも回りたいところがある人はその日を避けて通常の日にお金を払って入場する方が無難です。
余裕をもってスケジュールに組み入れてましょう。

オルセー美術館(Musee d'Orsay)
住所:
62, rue de Lille 75343 Paris Cedex 07 France
営業時間:
09:30~18:00
電話番号:
+33 (0)1 40 49 48 14
アクセス:
Gare du Musée d'Orsay駅から徒歩1分
営業時間:
木曜日:09:30~21:45
定休日:
:毎週月曜日、5 月 1 日、12 月 25 日
料金:
12ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:②エッフェル塔

エッフェル塔もフランスの観光地として世界的にも有名です。
フランスでは至る所にエッフェル塔をモチーフにしたお土産が販売されているのでそちらも要チェック!
パリ7区のシャン・ド・マルス公園の北西に位置していて道に迷った時に目印として利用することもできます。
第4回万国博覧会の目玉として誕生したエッフェル塔!
名前の由来となった技師のギヨーム・エッフェルと建築家のソーヴェストルの手によって1889年に竣工されました。
安全面に考慮した工事が行われたので建築の際に亡くなったのはたった1人だけだったそうです。
総工費は650万フランかかりました。
しかし政府からは150万フランしか払われず残りは設計したエッフェル自身の負債となりエッフェル塔の入場料などから支払いしたという仰天エピソードもあります。

建てられた当初はパリの街並みに相応しくないなどという声もありました。
エッフェル塔をみたくないやつはエッフェル塔に登れという言葉までできたそうです。
しかしその後も解体の危機を逃れ世界大戦中は塔からジャミングを流すなどフランス防衛にも一役買いました。
現在は地元の人からもパリの鉄の貴婦人として愛されています。
高さは324m。
金属備品は全部で18,038個、2,500,000個のリヴェットで構成されています。
展望台が3つあり、美しいパリの街並みを堪能することができます。
ただし先ほどの言葉にもあるようにエッフェル塔に登っていると肝心のエッフェル塔を見ることができません。
エッフェル塔と一緒に写真を撮りたいのならシャン ド マルス公園などや離れた場所から撮るのがおすすめ。
夜にはライトアップされて雰囲気も抜群です。

エッフェル塔(Eiffel Tower)
住所:
Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, フランス
営業時間:
09:30~23:45
電話番号:
+33 892 70 12 39
アクセス:
バスターミナルシャン・ド・マルスから徒歩5分
営業時間:
6月15日~9月1日9:00 ~ 0:45
    9月2日~12月31日 9:
00 ~ 11:45
料金:
最上階までエレベーターを利用した場合大人17ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:③ルーブル美術館

収蔵品が380,000点を超えるというルーブル美術館もフランス旅行では必ず押さえておきたい人気の観光スポット。
置かれている芸術品は先史時代から19世紀と幅広いので人類の歴史を感じることでしょう。
ルーブル美術館も建物自体にも価値があるのが特徴的。
建物は要塞やフランス王の城として使われていたことも。
中庭のガラスのピラミッドも新しい入り口として利用されていて必見スポット!
美術館としての歴史も古くなんと1793年から正式に開館したと伝えられています。
来館者数も世界一!
広さも総面積60,600平方メートルもあるのでとても1日で巡ることができません。
時間が無い人はツアーなどに参加して効率よく周ることをおすすめします。

展示されている絵画はレオナルド ダ ヴィンチ「モナ・リザ」や「聖アンナと聖母子」、紀元前古代ギリシアで製作されたと考えられている「ミロのヴィーナス」など。
一度は目にしたことのある絵画を自分の目で見ることができる幸せに浸れるでしょう。
特にモナ・リザは過去にアメリカや日本、ロシアで公開されたことがありますが今後は移動することがないだろうと言われている名作です。
もし時間に余裕がある人はルーブル美術館で撮影が行われた映画『ダ・ヴィンチ・コード』を見ておくと雰囲気が事前にわかるのでおすすめ!
ルーブル美術館ではフラッシュをたかなければ撮影してもOKです。
お気に入りの絵画はカメラに収めておきましょう。

ルーブル美術館(Musee du Louvre)
住所:
Rue de Rivoli, 75001 Paris, フランス
営業時間:
09:00~18:00
電話番号:
+33 1 40 20 50 50
アクセス:
Palais Royal Musée du Louvre駅から徒歩4分
営業時間:
水・金:9:00~21:45
定休日:
毎週火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
料金:
15ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:④ノートルダム大聖堂

1991年にユネスコの世界遺産に登録されたノートルダム大聖堂も日本人に人気のフランスの観光スポットです。
ゴシック建築の代名詞のような建物で遠くから見ていても雰囲気抜群。
1163年に作りはじめ完成したのは約200年後の1345年と大変な時間と労力が費やされました。
ヴィクトル・ユーゴーが手掛けた『ノートル・ダム・ド・パリ』の舞台としても知られているノートルダム大聖堂。
事前に本や『ノートル・ダム・ド・パリ』を原作に作られたディズニーのアニメ映画を見ておくとさらに感動しますよ。
歴史的にはナポレオンの戴冠式が行われた場所としても有名です。
戴冠式の様子はルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿の絵画で確認できるので要チェック。

中に入ると大きなステンドグラスがあり厳粛な雰囲気が漂います。
人気の観光スポットですが現在もパリ大司教座聖堂として崇拝の対象になっている施設なので服装やマナーには気を付けましょう。
男女問わず帽子類は脱ぎます。
ノートル・ダム大聖堂を起点にパリから各地の距離が測られていることで有名。
それを示しているゼロ・ポイントのプレートも忘れず撮影しておきましょう。
入場は無料ですが大聖堂の塔や屋上に登るには10ユーロが必要です。
登る際には387段の階段を利用するので歩きやすい靴を用意しておきましょう。
定期的にミサも行われているので長期滞在するという人は何度か足を運んでみるのもおすすめ。

ノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)
住所:
6 Parvis Notre-Dame, Place Jean-Paul II 75004 Paris
営業時間:
08:00~18:45
電話番号:
+33 1 42 34 56 10
アクセス:
aint-Michel Notre Dame駅から徒歩6分
営業時間:
土・日(08:00~19:15)
料金:
無料

フランスでおすすめの観光スポット:⑤サント・シャペル

スタンドグラスが好きという人におすすめな観光スポットがこちら。
ノートルダム大聖堂と同じシテ島にあるのでノートルダム大聖堂を見学した後で訪れるのがベスト!
ルイ9世が集めていた聖遺物の保管場所として作ることを命じたそうです。
フランス革命によって破壊こそされなかったものの塔や内陣障壁などが壊され遺物もどこかに行ってしまいました。
19世紀に多くの古建築の修復に携わったウジェーヌ・エマニュエル・ヴィオレ・ル・デュクの手によって修復され現在の姿に。パレ・ド・ジュスティスの一部分を形成しています。
国立モニュメントセンターが管理しているので今後もその美しい姿が維持されることを期待しましょう。

中に足を踏み入れると圧倒的なサント・シャペルのステンドグラスの美しさに思わず息をのんでしまうことでしょう。
聖なる宝石箱という別名にも納得です。
聖書をモチーフにした創世記からキリスト復活までを描いたパリ最古のステンドグラスは必見です。
さらに教会内で頻繁にコンサートが開催されているのでそちらも要チェック。
美しいクラシックの音色と教会の雰囲気に知的な時間を過ごすことができます。
入口が派手ではないので分かりづらく迷ってしまったという声も。
訪問する際には場所をしっかり調べてから行くとスムーズです。
サント・シャペルの入口の斜め前にカフェがあるのでそちらを目印にすると分かりやすいです。
天気が良い日の朝早くに訪れると混んでいないのでおすすめ!
逆にステンドグラスにサンセットが写る夕方もねらい目です。

サント・シャペル(Sainte-Chapelle)
住所:
8 Boulevard du Palais, 75001 Paris, フランス
営業時間:
09:00~19:00
電話番号:
+33 1 53 40 60 80
アクセス:
Cité駅から徒歩1分
営業時間:
10~3月 09:00~17:00
料金:
10ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:⑥リュクサンブール公園

フランスでも最大級の大きさを誇る公園で市民の憩いの場になっているリュクサンブール公園。
リラックスしたい時や散歩したい時にぴったりの人気の観光スポットです。
1612年フランス国王アンリ4世王妃でルイ13世の母だったマリー・ド・メディシスが宮廷庭師のジャック・ボワソーに命じて作らせたという歴史的にも由緒あるスポット!
現在も元老院の庭園として利用されていますが一般にも公開されていて誰でも自由に入ることができます。
無料で音楽公演が開催されていて、小さな子供と母親が遊ぶスペースもあるのでファミリーにもおすすめ。
小さなレストランもあり食事することもできます。
フランスの人がどんな生活をしているのか垣間見て人間観察を楽しむこともできますよ。
四季折々の花を見てかつての王妃に思いを馳せませんか。

公園内には様々な100を超える彫像や記念碑、噴水があるのでSNS映えする写真を撮ることもできます。
中でもフランスがアメリカに贈った『自由の女神像』のモデルとも言われている1870年にフレデリク・バルトルディが手掛けた作品は必見!
他にも歴史上大活躍をしたフランスの王妃の像もあるので歴史好きは要チェックです。
南端には天文の泉というスポットがあり4人の彫刻家の見事な作品を楽しむことが可能!
とても広大な敷地の公園なので訪れる際には歩きやすく疲れにくい服装で臨みましょう。
フランスを駆け足で旅行するという人は早朝に足を運んでみるのもおすすめです。
静かな朝の訪れにリフレッシュできますよ。庭園から見える宮殿にも注目!
元老院として使われているかつてのリュクサンブール宮殿の中には入れませんが様々なフランスの歴史を見てきたその姿に圧倒されることでしょう。

リュクサンブール公園(Luxembourg Gardens)
住所:
71 boulevard st michel 75005 Paris
電話番号:
+33 1 42 34 20 00
アクセス:
Luxembourg駅から徒歩1分

フランスでおすすめの観光スポット:⑦ピュイ・デュ・フー

フランス人から大人気の中世をモチーフにしたテーマパーク「ピュイ・デュ・フー」。
毎年4月から9月の限定で登場する観光スポットなのでこの時期にフランスに長期滞在するという人は旅行計画に入れることをおすすめします。
フランス西部にあるレゼペスにあるテーマパークで2014年には「世界一のテーマパーク」にも選ばれたことも!
中世の街並みを再現した建物や子供も大人も楽しめるアスレチック設備、大自然の中散歩を楽しめる場所など様々な遊び方ができておすすめです。
今はやりの3世代旅行に行くという人にもぴったり!
レストランや宿泊施設も併設されているので1日中楽しむことができますよ。
フランスやヨーロッパの歴史をモチーフにしているので世界史の勉強になること間違いなし!
楽しく遊びながら歴史を学べることでしょう。

圧倒的なショーの迫力に度肝を抜かれたという人も。
他のテーマパークとは違い生きている動物が多数出演するところがピュイ・デュ・フーの魅力の1つと言えるでしょう。
頭の上をワシやタカが数百羽単位で飛んできたという口コミもあるので苦手な人は注意です。
昼のショーと夜のショーがありそれぞれ演目が異なっているので両方楽しむと◎。
演目のスケジュールは当日ピュイ・デュ・フーのパンフレットを見て時間を確認する必要があるので滞在する時は早めの行動が無難。
座って良い席でショーを見たいのならかなり早い時間から並ばないといけません。
金・土の夜に開催される「ラ・シネセニー」は特に素晴らしいと評判です。
「ラ・シネセニー」は入場料とは別料金となるので入場料とセットになったものを購入しておくとスムーズ!

ピュイ・デュ・フー(Le Puy du Fou)
住所:
85590 Les Epesses, France
電話番号:
+33 820 09 10 10
アクセス:
パリから車で3時間40分程度
営業時間:
営業時間は日によって異なるため要HP確認
料金:
グランド・パーク1日券 大人34ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:⑧ガルニエ宮 - パリ国立オペラ

ガストン・ルルーが手掛けた『オペラ座の怪人』の舞台ともなった場所です。
ナポレオン3世が建築主としてシャルル・ガルニエが設計を担当して作りました。
建物名のガルニエ宮というのは設計士から名前を取っています。
ネオ・バロック様式の代表作とも言われ豪華絢爛さに心を奪われることでしょう。
大理石やブロンズ、金箔がふんだんに使われたファサードなど演目を見る予定が無くても一度は足を運んでおきたいフランスの観光スポットです。
劇場ホールや回路などを見学することが可能なツアーも日中に開催されているので興味がある人は参加することをおすすめします。
ガルニエ宮 - パリ国立オペラには幽霊が現れるという伝説もあります。
もしかするとオペラ座の怪人のモチーフとなった幽霊にも出会えるかもしれませんよ。



ガルニエ宮 - パリ国立オペラでは演目は主にバレエと小規模オペラ、管弦楽コンサートが夜に行われています。
ほぼ毎晩開催されているので興味がある演目があれば滞在中に一度は鑑賞することをおすすめします。
劇場内に入った時に必ず見て欲しいのがシャンデリア。
シャガールの天井画の相まって独特の雰囲気を醸し出しています。
過去には大きすぎるシャンデリアが落ちた事故があり、オペラ座の怪人の重要なシーンのモチーフになったそうですよ。
天井画にはパリの風景の他有名なオペラやバレエ作品が描かれています。
どの絵がどの作品を示しているのか考えてみるのも面白いですよ。
お腹が空いたという時にはパリジャンやパリジャンヌの社交場にもなっている年中無休のレストランがあるのでそちらも要チェック!
最高の時間が過ごせます。

ガルニエ宮 - パリ国立オペラ(Palais Garnier - Opera National de Paris)
住所:
8 Rue Scribe, 75009 Paris, フランス
営業時間:
10:00~16:30
電話番号:
+33 1 58 05 49 42
アクセス:
Auber駅から徒歩2分
営業時間:
7月中旬~9月中旬(10:00~18:00)
     その他各演目により異なる
料金:
12ユーロ(見学)

フランスでおすすめの観光スポット:⑨セーヌ川

セーヌ川は、フランスといえばと聞かれれば多くの人がイメージする定番の観光スポット。
長さは780キロありフランスでは2番目に長い川としても知られています。
セーヌ川を中心に発展を遂げてきたフランスの首都パリ。
パリのセーヌ河岸としてだいたい8キロほどの長さがあるシュリー橋からイエナ橋までの間が世界遺産にも登録されています。
パリの多くの観光地を歩いて回る際にはセーヌ川の景色を楽しめます。
セーヌ川には数多くの橋が架かっていて映画やドラマの舞台として使われた事も!
時間がある人はそれぞれの橋の名前や歴史を調べてみるのもおすすめです。
おすすめは最もロマンチックと言われているアレクサンドル3世橋!
昔の中世にタイムスリップしたような雰囲気の街灯やゴールデンのペガサス像があなたの訪れを待っていますよ。

セーヌ川沿いはどこも絵になるスポットばかり。
海岸や橋の上から撮るのもおすすめですがクルーズ船に乗船して船の上からセーヌ川やパリの街並みを堪能してみるというのもロマンチックで新婚旅行にぴったりですよ。
特に夜のクルーズはライトアップされたパリに感動すること間違いなし!
生演奏や食事を楽しめるクルーズもあるので予算と目的、時間帯に合わせ選びましょう。
食事なしのクルーズであれば現地でも簡単にチケットを入手することができるのでお手軽に楽しめます。
食事つきのクルーズの場合、フランス語や英語があまり得意ではないという人は日本から手配しておくとスムーズです。
服装は、食事なしの場合にはカジュアルな雰囲気でOK!
食事ありの場合はクルーズ船に確認する必要がありますが男性はジャケットがあると無難。

セーヌ川(River Seine)
住所:
Paris, France
アクセス:
アレクサンドル3世橋へはInvalides駅から徒歩3分

フランスでおすすめの観光スポット:⑩凱旋門

凱旋門もフランスのハイライトで必ず登場する定番観光スポット!
シャンゼリゼ通りの西側にあるシャルル・ド・ゴール広場に位置していて他の凱旋門と区別するためにエトワール凱旋門と呼ばれることも。
作るように命令したのはあのナポレオン!
フランスがロシア・オーストリア連合軍に勝利したアウステルリッツの戦いを記念して作られました。
しかし皮肉なことにナポレオン自身は完成を見ること亡くなくなり、実際に葬儀の際にこの門をくぐったそうです。
モチーフにしたのは古代ローマに大活躍したティトゥス帝の凱旋門と言われています。
門の下には第一次世界大戦で亡くなった無名の戦士の墓があり平和とは何かを考えさせられるスポットでもあります。
追悼の炎が毎日18:30から点灯されるので一度覗いてみてください。

凱旋門は中に入ることができます。
ほとんどの人は中には入らず外で記念撮影をしていることが多いので案外空いているという情報も!
中には234段の階段があり登るとパリの街並みを見下ろすことができます。
エレベーターもあるようですが主に体の不自由な人が優先して利用しているようなので体力に自信のある人は歩きやすい服装でトライしてみて。
凱旋門からはエッフェル塔を見ることもできますよ。
さらに凱旋門を中心にシャンゼリゼ通りを代表する12本の通りが放射状に伸びています。
夜には輝く星のように見えるので遠く離れた高い場所から凱旋門を見ると非常にロマンチック!
シャンゼリゼ大通りからの凱旋門を撮ると真正面に撮れるのでおすすめです。
凱旋門自体も日没にはライトアップされるので車の中から見るだけでも十分楽しめます。

凱旋門(Arc de Triomphe)
住所:
Place Charles de Gaulle, 75008 Paris, フランス
営業時間:
10:00~23:00
電話番号:
+33 1 55 37 73 77
アクセス:
バスターミナルCharles de Gaulle - Étoile - Wagramから徒歩1分
料金:
12ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:⑪モン・サン=ミシェル修道院

美しすぎる修道院として日本からも人気の高いフランスの観光スポット、モン・サン=ミシェル修道院をご紹介します。
1979年には「モン=サン=ミシェルとその湾」という名称でユネスコの世界遺産にも登録されています。
カトリックの巡礼地として宗教的にも大事にされているスポット。
あまりの美しさから「西洋の驚異」とも称されます。
歴史も古く708年にアヴランシュ司教だったオベールが大天使ミカエルからの夢のお告げでのケルト人が信仰していた島に礼拝堂を作ったことが始まりとされています。
その後は牢獄や要塞として使われた過去も。
人類の歴史を見続けてきた修道院と言えるでしょう。
年間300万人が集まるフランス屈指の観光スポットです。

かつてモン・サン=ミシェル修道院は満ち潮では海に浮かぶ孤島のようになり引き潮の時には陸と繋がるという不思議な現象が起こっていました。
昔の巡礼者はこの現象のために命がけで修道院を訪れていたようです。
現在では潮の干満に左右される事なくモン・サン=ミシェル修道院に足を延ばせるのでご安心を。
かつての巡礼者気分を味わいたい人はガイド付きで干潮時に歩いて渡ることができるツアーもあります。
修道院への続く参道にはお土産屋さんやレストランもあるので要チェックです。
中でも入口付近にある「プラールおばさん」のオムレツは名物料理になっているので一度は食べておきたいところ。
修道院自体はゴシック様式ですが長年にわたって増改築されたため中世の建築方式が入り混じっている内装であるところが注目ポイントです。

モン・サン=ミシェル修道院(Abbaye du Mont-Saint-Michel)
住所:
Bp 22, 50170 Le Mont St-Michel
営業時間:
09:00~19:00
電話番号:
02)33898000
アクセス:
レンヌ駅からバスで1時間程度
営業時間:
(9/1~4/30)09:30~18:00
料金:
9ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:⑫ディズニーランド・パリ

長期にわたりフランスを旅行するという人に提案したい観光スポットがディズニーランド・パリ!
パリ近郊の都市マルヌ=ラ=ヴァレにあるテーマパークで世界で4番目にできたヨーロッパで唯一のディズニーリゾートです。
世界第3位の広大な敷地があり日本のでディズニーリゾートにはないアトラクションも多数見受けられます。
主に2つのエリアに分かれているのが特徴的。
ディズニーのキャラクターとの交流を楽しめる「ディズニーランド・パーク」。
撮影スタジオで遊んでいるような気分になれる「ウォルトディズニー・スタジオ」。
二つとも周るも良し、どちらかに絞ってたっぷり楽しむのもおすすめです。
両方ともエンジョイしたいという人はディズニーホテルも7つあるので泊りがけで楽しむことがおすすめです。
パリのディズニーリゾートのシンボルは眠れる森の美女の城です。

「スペース・マウンテン:ミッションⅡ」や「ノーチラス号のミステリー」などディズニーランド・パリにしかないアトラクションは必見です。
さらに「アリスのキュリアスラビリンス」など東京ディズニーランドにはないアトラクションもあるのでそちらから優先的に回っても良いですね。
レミーのおいしいレストランをモチーフにしたエリアがあるのもパリだけです。
日本のディズニーリゾートとは違いディズニーランド・パリではカップルよりもファミリー層が多く訪れているそうです。お土産も子供服などが充実しているとの情報も。
出産祝いのプレゼントになるようなお土産を探している人には要チェックです!
さらにフランス語を話すミッキーは珍しさもあってSNSに投稿すると注目を集めること間違いなし!
ディズニー好きならチェックしておきたいスポットです。

ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)
住所:
77777 Marne-la-Vallée, フランス
電話番号:
+33 825 30 05 00
アクセス:
Gare de Marne la Vallée Chessy駅から徒歩7分
営業時間:
営業時間は日によって異なるため要HP確認
料金:
79ユーロ

フランスでおすすめの観光スポット:⑬エトルタ断崖

フランスの大自然にも触れてみたいと思うなら英仏海峡にもほど近いエトルタ断崖観光がおすすめ。
小説を読むのが好きな人はアルセーヌ・ルパン・シリーズの人気小説『奇巌城』のモチーフになった場所と言えばピンと来る人も多いのではないでしょうか。
エトルタ自体も絵画が好きな人にとってはブーダン、クールベ、モネなどもエトルタ断崖にインスピレーションを受けた作品を多く残しています。
断崖は雨風を使って作られた自然の芸術作品といったところでしょうか。
主なアーチは2つありアヴァルのアーチ、ポルト・ダモンがとくに有名です。
車で直接断崖上部まで行くことができるアーチもあるので気軽に訪れてみてください。
芸術家たちが見たのと同じ角度からエトルタ断崖をみると同じ美しさを芸術家たちと共有出来た気分になれます。

エトルタという街自体もモーリス・ルブランが過ごした街として有名です。
街にあるかつての邸宅は「アルセーヌ・ルパンの館」として一般公開されているのでそちらもあわせてどうぞ。
車で訪れる人が多いので駐車場の確保が困難な場合があるので訪れる際にはご注意を。
かなり離れたところしか駐車スペースが無かったという口コミも。
また天気があまり良くない時には季節によっては肌寒いので羽織物を持っていくと便利です。
時間がある人はこの付近に宿泊して日の入りと日の出の両方を楽しみましょう。
周辺には波の影響で綺麗な形をした石が多いので旅の思い出に探してみるのもおすすめです。
ノルマンディの名所でもある先ほどご紹介したモンサンミッシェルを訪れた際にはぜひこちらにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

エトルタ断崖(Falaise d'Etretat)
住所:
76790 Etretat, France
電話番号:
0235270521
アクセス:
パリから車で3時間程度

フランスでおすすめの観光スポット:⑭ヴェルサイユ宮殿

世界一豪華な宮殿とも言われるヴェルサイユ宮殿も訪れるべき観光スポット。
1682年にフランス王ルイ14世の命令で建築されました。
1979年に世界文化遺産に登録されており誰しも一度外観や庭園、象徴的な鏡の間などを写真や映像で観たことがあるのではないでしょうか。
フランス革命が起こるまではマリーアントワネットも生活していたことでも有名です。
とても意外ですが一般庶民も自由に出入りしていたそうで王妃は出産の様子なども寝室を見学に来た人々から監視された中で行われていたようです。
個人で見学に行く場合には何処を重点的に見るのか考えておかないと1日ではとても周りきれません。
見学場所を絞ったツアーなら半日程度で堪能可能なものもあるので手配しておくことをおすすめします。
日本からも申し込みできるものもあります。

かつて儀式や外国からのお客様をもてなしていた鏡の間は圧巻です。
ドラマや映画の舞台になることも多いですが実物は見ると圧倒されるものがあります。
この場所で即位式やヴェルサイユ条約が結ばれたと思うと歴史ファンには胸に熱いものを感じるのではないでしょうか。
さらに鏡の間はかつて明るさを維持するためにろうそくを使っていたそうです。
往年の姿に思いを馳せつつヴェルサイユ宮殿見学を堪能しましょう。
ヴェルサイユ宮殿には他にも水が周囲にはないのに王の権威を見せつけるために作らせた噴水のある庭も見どころです。
庭園の中央には窮屈な宮殿生活を離れマリーアントワネットが子供達とのびのび過ごしていたと言われるプチトリアノンもあるので時間があればぜひ。
歴史上の人物が身近に感じられることでしょう。

ヴェルサイユ宮殿(Château de Versailles)
住所:
place d'Armes, 78000 Versailles, フランス
営業時間:
09:00~18:30
電話番号:
+33 1 30 83 78 00
アクセス:
Versailles - Rive Droite駅から車で10分
営業時間:
(11~3月 )09:00~17:30
料金:
18ユーロ(ヴェルサイユ宮殿のみのチケット)

フランスでおすすめの観光スポット:⑮テット・ドール公園

フランスリヨンを滞在するという人にぴったりの観光スポットです。
公園プラス動物園というユニークなスポットで庶民の憩いの場になっています。
散歩を楽しむも良し、公園内にある池でボートをエンジョイするのも良いでしょう。
バラ園や植物園もあり植物観察をすることもできます。
無料で利用できるのでフランスを感じたいけどできればお財布のひもは締めたいという人にぴったりです。
動物園もキリン、シマウマやサイ、猿など本格的。
長期のフランス滞在で癒されたいという時には動物たちに癒しを求めてみましょう!
アンティーク調のメリーゴーラウンドやブランコもあり家族連れが遊んでいるところを観察できます。
1800年頃リヨンで生まれたと言われる人形劇ギニョールの芝居がされていることもあるのでフランス語の勉強にもなります。

開園したのは1857年という歴史の古い公園でもあります。
日曜日などお店が閉まることが多いフランスで週末のんびり過ごして旅の疲れをリフレッシュしたい時にもぴったりです。
ソーヌ川近くで週末開催されるマルシェで食べ物や飲み物をゲットしてピクニックを楽しむのもあり!
フランス人になった気分が味わえますよ。
公園付近にスーパーなどはないようなのでご注意を。
有料ですがポニーに乗ることも可能です。
一度トライしてみましょう。
かなり広い公園なので1日かけてもすべてを見るのは難しいです。
長期滞在する人は何日かに分けて、リヨン滞在が短いという人は訪れるスポットを限定していくと良いでしょう。
レンタル自転車で公園を1周するのもおすすめです。
おすすめの季節は秋!
綺麗な紅葉が楽しめますよ。

テット・ドール公園(Parc de la Tete d'Or)
住所:
Place Général Leclerc, 69006, Lyon, France
営業時間:
06:30~22:30
電話番号:
+33 4 72 10 30 30
アクセス:
Charpennes駅から徒歩10分

まとめ

フランスのおすすめスポットを紹介しました。
フランスは国民の70パーセントがカトリック教徒と言われています。
宗教施設を訪れる際には敬意を表して訪れるようにしましょう。
公用語はフランス語です。
パリ周辺では比較的英語も通じるようですが、フランス語しか話せないという人に出会うこともあるので簡単なあいさつ程度は話せるようにしておくと良いですね。
またフランスはストライキが多い国としても有名です。
滞在するという人は事前にストライキ情報を調べておくと良いでしょう。
世界遺産がとても多い国なので旅の目的を世界遺産巡りにしてもいいですね。
今回ご紹介したスポットはもちろんのことご紹介した以外にも魅力的な場所が多いです。
素敵な旅行計画を立ててあなたのフランス旅行を存分に楽しんでください。

さとひろろ

鉄道好きの夫と全国を鉄道で飛び回っています。娘と息子を鉄子にするか悩んでいる今日この頃。

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