大阪駅のおすすめ駅弁10選！美味しいお弁当を食べながら出かけよう

天下の台所といわれた大阪には、美味しいグルメがたくさん！もちろん、大阪駅で購入できる駅弁も例外ではありません。日々、多くの人が行き交う大阪駅で販売される駅弁はその数も膨大です。さらに、関西の周辺地域の名産がふんだんに使用された、よそでは味わえない駅弁が多いところも特徴といえるでしょう！

旅の醍醐味といえば、電車の中でいただく駅弁ものその一つ。電車の窓から流れゆく景色を眺めながら味わうご当地グルメの数々は、最高の贅沢といっても過言ではありません。大阪駅では、新商品の駅弁も続々と登場するため、訪れるたびに売り場をチェックする楽しみがあります。今回は、大阪駅でおすすめの駅弁をピックアップしました。人気の駅弁は早めに売り切れることが多いので、気になる駅弁を見つけたら、迷わず手に取ってみてください。

タコ壺をイメージした容器に入っている名物の「ひっぱりだこ飯」も大阪駅で購入可能な駅弁です。お弁当の容器が陶器でできているため、持ち運びは多少不便ですが、それでも購入したくなるほど美味しいと評判！電車や新幹線で食べるだけでなく、大阪のお土産として購入される方も多いようですよ。ひっぱりだこ飯の気になる中身は、真だこや穴子などの海の幸のほかに、季節の野菜がバランスよくトッピングされています。関東の人気駅弁として有名な「峠の釜めし」の関西版という感じです。

タコのうま煮など、割と渋めのおかずがトッピングされているので、大人向きの駅弁に思われがちですが、このたこ壺のような容器は子供からも大人気！1個1,000円とリーズナブルなので、「お子さんへのお土産を買う時間がなかった」という方は、お土産用に購入してみてはいかがでしょう。見た目にも楽しいたこ壺のパッケージは、それだけでもテンションが上がりますが、味も抜群に美味しいので二度、三度得した気分になれますよ。大阪駅では四季の和ごころ旅弁当の店舗で購入可能です。駅弁を選ぶときに、ぜひチェックしてみてください。

大阪駅の駅弁売り場には、大阪だけでなく奈良などの近隣の名産を使用したお弁当も数多く並びます。その中でも、長い間旅人に支持されてきた駅弁が「柿の葉寿司」です。奈良県の名物として名高い柿の葉寿司は、サーモン・海老・鯛・サバなどの切り身をネタにした押し寿司で、柿の葉で一貫ずつ包まれています。柿の葉をはがしながら食べるため、手が汚れないところや子供や女性が食べやすいサイズというのも人気のポイントです。個包装になっているので、大きめのサイズを購入して、みんなでシェアして食べるのもおすすめ！

柿の葉の香りは感じられませんが、柿の葉にある殺菌作用を利用しているところが柿の葉寿司のポイントです。保存食として加工はされていますが、鮭や鯛などの切り身を使用しているだけに、なるべく早く召し上がってください。柿の葉寿司は、1箱8個入りが1,000円で購入できます。さまざまなお弁当屋さんから発売されているので、サイズも色々。新幹線や電車でのランチ用やお土産用でサイズを変えて購入してはいかがでしょう。大きめサイズを購入してお土産にすると、夕飯のときに家族みんなで柿の葉寿司を味わえますよ。

ガッツリお肉を食べたいという方におすすめの駅弁が、肉飯ロマン亭の「ビフテキ重」です。基本的には、大阪駅にある駅マルシェ大阪内にある肉飯ロマン亭の店舗で食べるメニューですが、実はお弁当も販売されています。大阪で美味しい牛肉が食べられるお店として有名なロマン亭のお弁当なだけに、肉好きの方にはぜひ食べていただきたいメニューです。白飯の上にたっぷりとビフテキが敷き詰められて、1個960円というお値段はお得以外の何ものでもありません。

牛肉文化が根強い大阪では、お肉といえば牛肉！昔も今も変わらず庶民の御馳走といえばビフテキです。老舗の肉卸のプロの目で見極めた牛肉は、しっかり旨味を閉じ込めながら焼き上げ、秘伝たれを絡ませています。ご飯の上にトッピングされたビフテキは、一口食べるだけで口福をもたらしてくれます。

そのまま何もつけずにビフテキを味わえば、牛肉ならではの旨味を味わえます。さっぱり味わいたい場合は、添えられたワサビと一緒にお召し上がりください。大阪ならではの「美味しい」を実感したい方には、ロマン亭のビフテキ重がおすすめです。テイクアウトしてお土産にすると喜ばれますよ。

大阪駅で駅弁を購入する際に迷ったときおすすめしたいのが、水了軒の「八角弁当」です。1888年創業の水了軒は120年以上続く老舗のお弁当屋さん。大阪の人々にとっての水了軒は、1970年の大阪万博のときに天皇陛下にお弁当を献上した伝説のお弁当屋さんとして親しまれています。その当時、駅弁の定番といえば17種類の豪華なお惣菜が八角形のお弁当箱に入った「八角弁当」で、その人気はほかの追随を許さなかったほど！

基本的には、お惣菜の中身が変わっていないので、久しぶりに食べたら懐かしさを覚える方もいらっしゃるでしょう。食べやすいサイズのおにぎり、高野豆腐、鶏肉、昆布巻などが入っていて1,131円です。出張や旅行の帰りの新幹線で、おかずをおつまみに晩酌するのもおすすめです。実は、2010年に売り場から姿を消してしまいましたが、復活を希望する多くのファンの声が届き、2011年に再び大阪駅の駅弁売り場に登場しました。大阪駅で古くから愛されてきたお弁当を味わってみませんか。

朝に食べたい駅弁といえば、神戸淡路屋さんの「日本の朝食弁当」です。日の丸をモチーフにしたパッケージに、朝食の定番ともいえる焼き鮭・卵焼きに程よい大きさのおにぎりが2個入っているので、しっかり朝食を食べたい方にも満足していただけるボリューム！朝食としてだけでなく、小腹が空いた時にも最適なサイズなので、男性女性問わず人気です。駅弁の蓋の裏には富士山の絵が描かれ、朝一番に「おはようございます。今日も元気に行ってらっしゃい」のメッセージに励まされると「今日も一日頑張ろう！」という気分になれますよ。

駅弁ファンの間では、隠れた名作といわれる「日本の朝食弁当」の気になるお値段は、なんと520円！お腹も心もエネルギーチャージできてこのお値段はかなりお得です。早朝の電車ででかける方は、ぜひ駅弁売り場でチェックしてみてくださいね。大阪駅では、旅弁当11番ホーム店もしくは御堂筋改札口店で販売されています。旅弁当は、11番線ホームの西側もしくは御堂筋改札口近くに店舗を構えています。御堂筋改札口の店舗は、大阪駅南口改札からのアクセスも良いので大変便利ですよ。

大阪駅を訪れたら、ぜひ購入してほしい駅弁の一つが「めはり寿司とバッテラ」。めはり寿司とは、日本最古のファストフードといわれる伝統的な食べ物で、刻んだ高菜の茎を具にしたおにぎりを高菜の浅漬けで包んだもので、頬張った瞬間高菜の爽やかな香りが口の中に広がります。程よい酸味と塩気のバランスが絶妙な高菜漬けにくるまれたご飯は、高菜漬けの茎のシャキシャキとした食感と相性が抜群！あまりの美味しさについつい食べ過ぎてしまうほどです。

和歌山の名物・めはり寿司とセットになっているのが、和歌山で昔から保存食としてよく食べられていたバッテラ。バッテラとは、酢飯の上に薄くそいで酢じめにした塩サバの身と甘酢で煮た白板昆布を重ねて押し寿司にしたものです。和歌山の名物として有名な二品を一度に食べられるなんて、ちょっと得した気分を味わえます。

保存食として親しまれてきたバッテラとめはり寿司ですが、意外に日持ちしないので、購入後はなるべく早めにお召し上がりください。バッテラとめはり寿司がそれぞれ3個ずつセットになって650円です。大阪を訪れた機会に、和歌山の名物を味わいたい方は、ぜひお試しください。

大阪出張のお土産といえば「豚まん」をあげる方も多いのではないでしょうか。大阪名物・豚まんを販売している551蓬莱では、実は中華のお弁当も購入可能です。厳選した食材を使用し、素材本来の味わいを楽しめるため、売り場はいつも多くの方で賑わっています。特に、海鮮焼きそばに豚まんが丸ごと入っているインパクト大のお弁当は、かなりの人気です。豚まんのほかにシュウマイやほかの中華のメニューも入って、一つ900円というお値段も魅力！

海鮮焼きそばがメインのお弁当は、豚まんの代わりにチャーハンが入っているバージョンもあるので、その時々の気分で選んでみてはいかがでしょう。ただし、新幹線や電車の中でいただくと、豚まんの匂いが充満してしまうことがあるので気をつけて食べるようにしてください。自分用の中華弁当を購入したら、大切な家族や親しい方のために、551蓬莱の豚まんをお土産に持って帰ってはいかがですか。きっと、喜んでくれるはずですよ。幕の内弁当やお寿司以外の駅弁をお探しの場合は、ぜひ551蓬莱へ足を運んでみてください。

せっかく大阪を訪れたのなら、地元・大阪の人に人気のグルメを食べてみたいものです。美味しい食べ物がたくさんある大阪で人気のメニューといえば北極星のオムライス！大阪のオムライスの名店の味をお弁当で楽しむことができます。大阪駅内にある駅マルシェ大阪の中の店舗で、人気のオムライスに鶏ハンバーグ、野菜の素揚げ、唐揚げ、フライドポテトがセットになったお弁当が一つ1,100円で購入可能です。オムライス発祥のお店といわれる北極星が監修しているだけあって、かなりの人気！

鶏肉とケチャップの旨味が染み込んだチキンライスの上にのっているオムライスは、流行りのフワットロッとしたタイプではなく、絶妙な焼き具合。歯ごたえがありながら中はトロトロ。昔懐かしいオムレツが好きな方も、流行りのフワットロッとした食感のオムレツが好みの方も満足できる逸品です。

子供の好きなサイドメニューがセットになっているので、幅広い世代で楽しめる駅弁です。ライスもチキンやキノコなど、好きなものを選べるスタイルになっているので、いくつか違うものをチョイスして、みんなで食べ比べてみてはいかがでしょう。

四角いお弁当箱を5つのスペースに分けて大阪の近隣県の名物を詰め込んだ豪華なお弁当が「関西味めぐり」です。気になるお弁当の中身は、定番の鮭の塩焼き、出汁巻き玉子、牛肉煮、串カツ、かまぼこ、焼きそば、たこ焼き、タコのうま煮、野菜の煮物、甘露煮と関西の名物を一気に味わえるスタイルになっています。これだけたくさんの名物が詰め込まれて、1個880円という破格のお値段で味わえるところも嬉しいポイント！

大阪駅で思い出に残るようなお弁当をお探しの方に最適な駅弁です。バリエーションが豊富なおかずは、どれもご飯との相性が良いので、幅広い世代の方に満足していただけるはず！大阪駅では、11番ホームや御堂筋改札口近くにある四季の和ごころ旅弁当で購入できます。駅弁の隠れた名作といわれる「日本の朝食弁当」を製造している神戸淡路屋さんの駅弁なので、味・値段・ボリュームに定評があります。もし、駅弁選びに迷ったら、ぜひお試しください。夕飯の時間帯なら、タコのうま煮や串カツをおつまみに晩酌をしてはいかがでしょう。

四角いお弁当箱の中を9つに仕切り、美味しい料理が少しづつ詰め込まれた女性に人気の駅弁が「旅の幕の内弁当」です。たくさんの種類のおかずを少しずつ食べたい女性にピッタリなお弁当は、見た目にも鮮やかで電車や新幹線の中で旅行の思い出話に花を添えてくれます。幕の内弁当といえば、駅弁の中では価格設定が高めのものが多いのですが、神戸淡路屋さんの旅の幕の内弁当は1個880円というお値段も魅力です。

9つに区切られたお弁当箱の中には、白飯・タコ飯・赤飯の3種類のご飯が入っていて、残りの6つに牛肉のうま煮、焼き鮭、がんもどき煮、卵焼きなど、バラエティに富んだ色鮮やかなおかずがぎっしり詰め込まれています。定番メニューのほかに、関西らしいがんもどき煮やタコ飯を味わえるのも神戸・淡路屋さんの駅弁ならではです。さまざまなおかずをちょっとずつ食べられるので、ビールのおつまみにも最適ですよ。旅行の最後は、関西の美味しい駅弁を味わってみてくださいね。

大阪駅では、さまざまなジャンルの駅弁を購入することが可能です。品ぞろえも充実していて、日本中の美味しい駅弁を堪能できます。魅力的な駅弁を前にすると、あれもこれも食べたくなってしまいますが、大阪駅では関西周辺の近県の名産をふんだんに盛り込んだ駅弁を選んでみてください。大阪駅ならではの駅弁をチョイスすることで、今までにない口福を感じられるはずですよ。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をおすすめしています。