梅田の人気つけ麺10選！自慢したくなる美味しいお店をご紹介

美味しいものが多い都道府県は？と聞いたら確実に上位に来るであろう大阪府。中でも大阪市には二大繁華街「キタ」「ミナミ」があります。キタとは大阪駅・梅田駅周辺を指し、トレンド発信のおしゃれな街。一方でミナミは難波・心斎橋駅周辺を指し、昔ながらの大阪下町風情を強く感じられる街です。

本記事ではいわゆるキタである、梅田の人気つけ麺10選を紹介します。梅田にはたくさんのオフィスビルがあり、それに伴い飲食店がずらりと立ち並んでいます。特に人気なのがつけ麺。梅田には多くのつけ麺屋がひしめき合っていて、どれもレベルの高いお店ばかり。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

どんなグルメサイトやブログでもおすすめのつけ麺屋に食い込んでくる「つけ麺紋次郎」。もともとは煮干しラーメンで有名な「玉五郎」のつけ麺を専門に扱うお店だったようです。ですが、現在は両方でラーメンとつけ麺を楽しめるお店になったのだとか。ホームページを見ていただければわかるのですが、経営している元気ファクトリーはなかなかユーモアに富んだ会社のようです。

お店はのれんが飾られている程度で、ふらっと入ってふらりと出てこられそうな雰囲気。休憩時間が限られているときにぴったりですよね。フランクな印象を受けますが、スープ割、たまねぎ、焼き石、ヘアピン、紙エプロン、ヘアゴムなどサービスが充実しています。髪が長いと、つけ麺を食べ進めるうちにうっかりスープに髪の毛がついてしまった…なんてアクシデントもあるので、非常に助かりますね！

シンプルでつややかな白色の器に盛りつけられたつけ麺に心躍ります。麺は太麺でもっちりシコシコ、スープは煮干しと豚骨の旨味と玉ねぎの甘みをガツンと感じられます。しかもスープの上にはダメ押しの魚粉がたっぷり。濃厚なのにべたつかない、しかも変な甘みもないシンプルなスープは万人受けする味です。

つけ麺は名前の通り、スープにつけながら食べるので最後の方はぬるくなってしまいますよね。あつもりを頼めば最後まであたたかい状態で食べることができますよ！

大阪人好みの紋次郎、ぜひ大盛り（無料）でどうぞ！

スープはもちろん、麺も自家製にこだわっています！という雰囲気を醸し出している「三田製麺所　梅田店」。その名の通り、麺は自家製で、その日の温度や湿度によって加水量を調整しているのだとか。小麦粉は数種類使い、しかも提供時には麺の固さを見ながら茹でる時間を決めているという徹底っぷり。

お店の外観はうどん屋っぽい、和風な雰囲気。木の看板が落ち着いた空間を演出し、1人でも入りやすそうですよね。

三田製麺所は都市部を中心に多くの店舗を構えているチェーン店です。麺職人達のこだわりをいろんな箇所で味わえるのは嬉しいですよね。ちなみに店舗の内観は全国共通ではなく、虎ノ門店や蒲田東口店は厨房から店内を見渡せる構造になっているようです。店によってインテリアが違うのもかなり興味をそそられます。

見るからに濃厚そうなスープと、つややかで太い麺。

まずはスープにつけずに麺をいただいてみましょう。シコシコとコシがありつつも、もっちりとした食感で口の中がとても楽しいです。ツルっと喉元を落ちていくのもまた快感。麺は大盛でも小盛でも同じ金額でお財布にも優しいです。ここはぜひ大盛りで！

スープは濃厚な豚骨魚介系。店舗で毎日作っているので臭みもなく、食べ終わりはあっさりとしています。

レギュラーメニューのほかに季節限定のメニューもありますので、季節の移り変わりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「京都 麺屋 たけ井」はラーメン好きなら一度は聞いたことがあるほど、広く知られた名前。どのグルメサイトを見ても口コミ数がかなり多いんです！店内はいつも混雑しているので、入ろうと思ったけれど、時間がなくてやめたなんて話も聞きます。なので時間をずらしても、満席になっている可能性がかなり高いので、訪れる際は時間にゆとりのある日にどうぞ。店内に入ると、混雑っぷりになれている店員がテキパキと案内してくれますよ、

駅構内にあるのでアクセスが抜群なのも魅力のひとつです！改札内にあり、電車を利用しなくても食べることができるので、分からなければ駅員に聞いてみて。

分厚い炙りチャーシューがどかんとのった麺に、トロトロしたスープがたっぷり。

麺は極太ストレート麺で、もちもちとした食感。極太なのに喉越しも味わえ、これだけで幸せ気分に浸れます。ですが、肝心のスープをまだ味わってないので食べきらないように注意してくださいね。スープはスタンダードタイプの魚介濃厚スープ。煮干しの味が強く、マイルドなのにコクのある味わい。スープの上には魚粉がかけられています。魚介のパンチが効いたスープに爽やかな柚子が香りますよ。

行列の秘密を探りに、ぜひ訪れてみませんか。

つけ麺ブームの火付け役として有名な「つけめん TETSU」。お店の公式LINEでも自称しており、かなり期待が持てます。

店内に入ると店員の元気な挨拶が響いて、これぞラーメン屋！といった雰囲気。席に着くと可愛らしいイラスト付きのつけめんの食べ方ポスターが貼られています。

白いシンプルな器がとっても綺麗。濃厚でトロトロのスープの真ん中にちょこんとのったナルトが可愛らしいですね。麺は太縮れ麺でトッピングにはかいわれ大根。最近はつけ麺の麺といったら極太ストレート麺をよく見かけ、縮れ麺はなかなか見かけないですよね。珍しい気がして嬉しくなります。

この縮れ麺が濃厚なスープによく絡んで、次々と麺をすすりたくなります。たっぷり入ったねぎがますます食欲をそそるんですよね。そして、食べ進めてくると中からメンマが！このメンマも味がよく染み込んでいてたまらないおいしさ。チャーシューをひと口食べてみると、しっとり感とやわらかさ加減が絶妙です。

つけ麺と言うと、食べ終わりに近くなるとスープが冷えてきますが、つけめん TETSUでは焼き石を頼むことができます。美味しいつけ麺を、最後まであつあつ状態で召し上がってみてくださいね。

大阪に9店舗ある「煮干しラーメン　玉五郎」。大阪の人に言わせれば玉五郎はあちこちにあり、大阪の煮干しラーメンと言えばここ！と答える方も多いのだそう。

元気ファクトリーが運営しており、2006年9月に玉五郎の記念すべき第一店舗である天満店をオープンしました。そこまで古い歴史を持つチェーン店ではないのに大阪の味と化しているのは、安くてうまい！からなのでしょう。

外観に余計な装飾はなく、のれんと食券販売機のみ。さっと食べてさっと帰れる感じがまた良いですよね。男らしい見た目の玉五郎ですが、店内に入ると一転！おしゃれなジャズが流れています。ラーメンとジャズが好きな人にとってはたまらない空間ですよ。席は長いテーブルのカウンター席のみ。さっと食券を出して、あとは待つだけ。

つけ麺が運ばれてくると、さっそく煮干しの良い香りが…。スープは豚骨をベースにたっぷりの煮干しを効かせています。さらに鰹や鯖なども投入。ひと口飲むと、口中が煮干しの旨味で一杯に。なのにクセは少なく、あっさりとした味わいです。煮干し系は苦手だけど、玉五郎のラーメンなら食べられる！という人も多いのだそう。

麺はつややかな中太縮れ麺。ぷりぷりもちもち食感の麺は食べ応えがあり、強い味のスープに負けません。トッピングの味玉を頬張ると、中は美しいオレンジ色。濃厚でこってりとした口当たりがたまりません！

煮干しつけ麺だけでも大満足ですが、自家製の水餃子もおすすめ。もっちりとした皮の中にジューシーな肉がたっぷり。ぜひ頼んでみてくださいね。

「神虎」は博多ラーメンと関西出汁を合わせるハイブリッド系のスープが特徴です。外観には暗めの木を基調としており、シンプルでありながらもどこか隠れ家レストランを思わせます。店内に入るとおしゃれな音楽と、落ち着いたインテリアで女性1人でも居心地よく過ごすことができます。

運営会社は銀の葡萄。銀の葡萄が経営するラーメン店はおしゃれな雰囲気のお店ばかりで、良い意味でラーメン店ぽくないんですよね。神虎もしっとりした雰囲気。

営業時間が長く、年中無休ですので、仕事帰りにもさっと寄って帰れるのは嬉しいです！

つけ麺と言えば、濃厚なトロトロスープが多いですが、神虎はさらりとしたスープ。魚介類をメインに取った関西だしと豚骨メインの博多ラーメン風の出汁が合わさることで、すっきりした味わいに。がっつり豚骨は苦手だけど、神虎のスープなら食べられる人も多いのだそう。

トッピングは炙りチャーシューとかいわれ、海苔、メンマと王道でシンプルです。味を引き立たせるために余計なトッピングはしないという自信を感じられますね。食べごたえのあるチャーシューは焦げ目の風味もばっちり。スープに浸して食べると、また違ったおいしさを発見できますよ。

卓上にはこしょう、黒七味など定番の調味料が置かれています。味変したいときや自分好みの味にしたいときに使ってみてくださいね。

高級な中華レストランを思わせる「麺屋 楼蘭」。

緊張してのれんをくぐると、店員が爽やかな笑顔と丁寧な挨拶で迎えてくれます。店内は細長く、席はカウンターのみ。食券販売機はなく、席に着いてからメニューを見て注文するスタイルです。店内はジャズが流れ、落ち着いた雰囲気です。

麺はじっくりと時間をかけて作った熟成麺。細めストレートで、喉越しや小麦の香りを堪能することができますよ。スープは豚骨と魚介系であっさりとした味わいです。具材がたっぷり入っており、わくわく感が止まりません！つけ麺は太い麺とトロトロのスープがトレンドですが、細めの麺にあっさりスープと言う組み合わせもなかなか良いですね。

そのほかの人気メニューとしては、汁なし坦々麺と焦がし味噌ラーメンがあります。汁なし坦々麺は辛味が少なく、値段も非常にリーズナブル。辛味が欲しい人は花山椒で調整します。焦がし味噌ラーメンはコクのある味噌と焦げの相乗効果で麺がどんどん進みます。昔ながらの味わいで、ついつい頼んでしまう人も多いのだとか。

創業当初からの人気店で、お気に入りのメニューを探してみてはいかがでしょうか。

「つけ麺処　つぼや」は大阪に2店舗を構える、いま人気急上昇中のつけ麺専門店。

お店の外観はおしゃれな隠れ家居酒屋といった感じ。ポスターは最小限で看板やのれんもシンプルです。

黄色の色合いが食欲をそそる麺、それからチャーシューが2枚つけられたこってり風のスープ。疲れた体に染みわたりそうな見た目で食べる前から満足感があります。

イマドキのつけ麺にしてみたら若干細めの麺ですが、ひと口すすると、もちっとしたコシのある食感を楽しめます。スープは魚介豚骨系で、あっさりしつつも風味豊かな味わい。甘めの味付けがもちもち麺と相性がよく、どんどん麺がなくなっていきます。でも、そのまま食べ終わるのはもったいない！つぼやでは昆布出汁のスープと刻み玉ねぎで味変をすることができるのです。先ほどとはひと味違った味わいを楽しめ、つぼやを満喫することができますよ。

雨の日に来店したら、店員に「あめたま」と声をかけてみてください。つけ麺に無料で味玉を付けてくれます。

昔ながらのラーメン店を思い出させる赤ちょうちんと老舗のそば屋風な外観がマッチした「らーめん つけそば 古今亭」。

古今亭は新梅田食堂街にあり、しかも梅田駅から徒歩3分というアクセスの良さで、多くのサラリーマンが訪れるのだそう。

入店するなり、店内には豚骨の良い匂いが充満し、元気の良い店主が迎えてくれます。これだけで1日の疲れが吹き飛びそうですね。

席に座ると、テーブルに食べ放題のキムチと食べるラー油が置いてあります。辛い物好きにとっては、これだけで十分と思えるほど嬉しいサービスですよね。

さて、キムチをバリバリ食べていると、お目当てのつけ麺がやってきます。黄金色の黄身が美しい味玉と定番のメンマ、スープには小松菜とたっぷりのねぎが浮かんでいます。麺はもちもちとした食感。食べ応えがありながら、喉越しは優しめです。スープは麺に負けないほど鶏だしが効いていて、酸味と辛味のバランスが絶妙です！

古今亭では麺の太さを選ぶことができるので、注文したスープに合わせて麺の太さを変えるのも楽しいですよ。

「みつか坊主 醸（かもし）」は、味噌ラーメン専門店です。移り変わりの激しい飲食業界で専門店を出店するのはある程度自信がなくてはできることではありませんよね。

そんな醸はラーメン店とは思えないほどおしゃれで、女性1人でも気兼ねなく入ることができます。もちろんサラリーマンでも、小さい子供や主婦、どんな年齢の方でも入りやすいのが魅力。ちなみに、おしゃれなのは店内だけではなく、ホームページもそうです。良い雰囲気の動画を作っていたり、SNS映えする写真がアップされていたりと店主のこだわりを感じられます。
店内に入ると、デニム生地のエプロンとキャップ姿の店員が明るく迎えてくれます。

ありきたりな味噌ラーメンではなく、ここでしか食べることのできない味噌ラーメンが人気の秘密。写真はつけ麺8号。

素朴な色合いの平打ち麺と、白味噌を赤味噌を絶妙なバランスでブレンドしたスープ！麺をすすると、みずみずしい食感とプリプリした食感が口の中に溢れます。喉越しもよく、食べたかどうか分からなくなるほどの軽い食べ応え。スープはやや濃いめの味噌味で、ほどよい辛味も相まって、麺との相性が抜群です。たっぷり入ったねぎがさらに食欲をそそりますよ。

ちなみに醸の店主は日本酒造りにも携わった経験があるので、お店には麺に合う日本酒が置いてあります。コクのある味噌ラーメンをすすりながら、一杯…なんて素敵ですね。

大阪の中心地である梅田には、さっと食べてさっと帰れることが魅力の、つけ麺のお店が沢山あります。

大阪と言ったらここ！と定番化しているお店、煮干し系つけ麺の重鎮であるお店、お馴染み魚介豚骨系のお店、つけ麺店とは思えないおしゃれなお店、味噌系専門のお店など、本記事では梅田にあるおすすめのつけ麺店を10店厳選して紹介しました。

麺やスープの温かさを選べたり、スープ割にしてもらえたりと、つけ麺にはラーメンにはない魅力があります。つけ麺文化がようやく浸透してきた関西の中で、とりわけつけ麺最先端を走る梅田の名店を食べつくしてみませんか。

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。