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185463viewsトルコ料理といえばケバブ!じっくりと焼いたジューシーな羊肉が味わえる肉料理です。ここでは、代表的なケバブをはじめ、トルコでぜひ食べて欲しい絶品肉料理をご紹介していきます。トルコで本場の味をめいっぱい堪能しちゃいましょう。
ケバブは、下味を付けた肉をスライスして積み重ね、串に刺してあぶり焼きにしたものを、外側の焼き上がった層から薄くそぎ落として食べる料理です。ドネル・ケバブでは、ピタパンなどにケバブと野菜をはさみ、好みのソースをかけて食べる方法も広がっています。
クズはトルコ語で「羊」、シシは「串」を指します。つまりシシ・ケバブは串焼きにした羊肉のケバブのこと。ブロック状の羊肉を串焼きにしたものです。
マルマラ海地方の古都ブルサで1850年代に誕生した豪華版ケバブ料理。一口大に切ったドネル・ケバブをピデ(薄焼きパン)に載せ、トマトソースとヨーグルトをかけ、その上から熱々の溶かしバターを回しかけた料理です。トルコでは、ヨーグルトは遊牧時代から伝統食として親しまれてきました。デザートとして食べるのではなく、調味料や材料のひとつとして料理に使われることがほとんど。濃厚な肉汁とヨーグルトの酸味の絶妙なバランスにやみつきになります。
ウズガラは「網焼き」、キョフテは「肉団子」を指します。よくトルコ風ハンバーグと例えられますが、我々がよく知るハンバーグとは異なり、噛むとぷりっとした歯ごたえがあります。トルコの家庭やロカンタ(大衆食堂)でも日常的に食べられる料理の一つです。
子羊のすね肉の煮込み。やわらかく煮た子羊の肉は骨からぽろっとはがれるほど。マッシュポテト、ナス、トマト、オクラなどの付け合わせと一緒にいただきます。
アダナ・ケバブはキーマ・ケバブとも呼ばれ、挽肉を長い鉄串に刺して炭火でローストした料理。ドゥルム(Dürüm)と呼ばれる平たいパンの上に盛られることもあります。付け合わせとして焼いたトマトや唐辛子、千切りのタマネギ、パセリ、スーマックなどが添えられ、アイランや赤カブなどから作られた飲み物であるシャルガム(Şalgam)がよく飲まれます。
料理の名前は「スルタンのお気に入り」という意味。ナスのペーストの上にラムをソテーしたトマトソースをのせたものです。ナスをまるごとペーストにして食べるという発想は日本にはなかなかないですね!
キレミットは「瓦」、タヴックは「鶏」という意味。丸型や楕円形の浅い素焼きの土鍋で鶏肉や野菜を一緒に煮込んだ煮込み料理です。
パトゥルジャンは「茄子」。茄子を太めの輪切りにし、味つけをした羊のミンチ肉のだんごを交互に串にさしたものを炭火で焼いたり、中をくり抜いて肉詰めにしたりもします。非常に柔らかくジューシーで、ぶつ切り肉を串刺しにしたケバブよりも食べやすいといえます。
いかがでしたか? 日本では味わえない、豪快な料理ばかりですね! 日本にいると普段はなかなか羊肉を食べる機会はないものですが、トルコのラムは味付けが濃く、初めてでも食べやすいことで有名です。トルコに行った際にはぜひ、本場の味に挑戦してみてはいかがでしょうか?
二十代。ヨーロッパ在住でしたが、現在は主に日本国内を旅行しています。
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