ワイン好き必見!日本が誇る最大のワイン産地・山梨のおすすめスポット5選

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日本のワイン発祥の地であり、国内ワイナリーのおよそ半分が密集する山梨県。圏央道も全線開通してますますアクセスがよくなり、日帰り旅行にもピッタリの場所です。企業が運営する大規模ワイナリーからこじんまりとした個性派ワイナリーまで、試飲や見学も楽しめるワイナリー巡りはいかがでしょうか。

山梨ワインとは

山梨ワインの歴史は、明治時代にさかのぼります。
維新三傑の一人であり、明治政府の内務卿であった大久保利通が国策としてワイン造りを推奨する中、山梨県令(現在の県知事に相当)の藤村紫朗によって地元有志が募られました。こうして、日本初の民間ワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社(メルシャン株式会社のルーツ)」が勝沼に誕生しました。
しかし、設立当初はワイン造りの知識も設備もほとんどない状態。そこで、当時としては極めて異例であった海外研修生として、勝沼から2人の青年がフランスへ派遣されました。帰国後、彼らは本場フランスで学んだワイン醸造技術を地元に広め、山梨のワイン産業は着実に発展してきました。

それでは、おすすめのスポットをご紹介しましょう。

グレイスワイナリー

世界約90か国で発行されているイギリスのワイン雑誌、「デキャンタ」。この雑誌が毎年開催している世界最大級のコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズ」は最も金賞を取ることが難しい賞のひとつとも言われています。
2014年6月、世界各国から1万5007銘柄が出品されたこの大会において日本のワインで初めての金賞という快挙を成し遂げたのが、このグレイスワイナリーを経営する中央葡萄酒株式会社の白ワイン「キュヴェ三澤 明野甲州2013」です。また、同時にアジア地域の最高賞「リージョナルトロフィー」も獲得しています。

左端にある、ちょっと変わった名前のワインにご注目。こちらは作家の山本周五郎氏が生前愛飲し、絶讃した甘口ワインなんだとか。数年かけて樽で熟成させることにより醸し出される深い味わいが特徴で、デザートやブルーチーズなどにも良く合うそうです。そう言われるととても気になってしまい、ついついお買い上げ。

また、日照時間が長いことでも有名な明野には、同社のミサワワイナリーがあります。明野は夏になるとひまわりがとてもきれいなので、ぜひ合わせてお出かけください。

グレイスワイナリー
住所:
山梨県甲州市勝沼町等々力173
営業時間:
9:00~16:30
アクセス:
JR 勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約10分
電話番号:
0553-44-1230

サドヤ

もとは江戸時代より続く油屋であった佐渡屋が、1909年(明治42年)に洋酒・ビールなどの代理店「サドヤ洋酒店」に転業、その後1917年(大正6年)にワイン醸造販売を手がけるサドヤが生まれました。
サドヤのワインは「食」との結びつきを第一に考えて造られており、香りと味のバランスがとれた優しく上品な味わいが特徴です。

サドヤでは、醸造場・貯蔵庫である地下ワインセラーの見学ツアーも楽しめます。貯蔵庫などの設備や、以前貯蔵用タンクとして使われていた場所を利用した展示室を巡りながら、ワイン造りやブドウの栽培について学んだり、ちょっとしたトリビアを知ることができます。

もちろん、ツアーの最後には試飲も!

最後はお買い物タイム!自分用と、おみやげ用と・・・う~ん、悩んでしまいますね!

見どころたっぷりの見学ツアーは試飲つきで300円と嬉しいお値段!
さらにこちらは山梨の玄関・甲府駅から徒歩5分というとっても便利な場所にあるので、電車で来られる方にもおすすめです。

サドヤ
住所:
山梨県甲府市北口3丁目3−24
営業時間:
10:00~18:00
アクセス:
JR甲府駅から徒歩5分
定休日:
無休(年末年始除く)
電話番号:
055-251-3671

丸藤葡萄酒工業株式会社

こちらは明治23年5月の創業以来、親子四代にわたって続けられているワイナリー。伝統の在来品種である甲州や、欧州系品種カベルネ・ソーヴィニヨン、プティヴェルド、シャルドネなどの栽培、醸造を行っています。

こちらのワイナリーでは、セルフサービスで自由にワイナリーを見学することができます。入り口に設置されたマップを手に取り、思い思いに見て回るのも楽しいですね。

ショップではもちろん、試飲も可能です。お店の方にお願いして、いくつか飲ませていただきました。

こちらでは、2015年新酒のルバイヤートデラウエアと、1995年のルバイヤート甲州(いずれも白・甘口)を購入!

丸藤葡萄酒工業株式会社
住所:
山梨県甲州市勝沼町藤井780
営業時間:
9:00~16:30
アクセス:
JR勝沼ぶどう郷駅からタクシーで約10分
定休日:
無休(年末年始を除く。但し、1月~3月の土・日・祝日はショップのみ営業)
電話番号:
0553-44-0043

ワインカフェ古壺

さて、ここで少し趣向を変えて、カフェのご紹介です。
こちらは甲斐ワイナリーに併設されているワインカフェ。築200年の江戸期の土蔵をリノベーションして作られたカフェで、甲斐ワイナリーの全ての銘柄をおつまみとともにゆっくりといただけます。もちろん、コーヒーやケーキもありますので、ワイナリー巡りに疲れたら、こちらで休憩されてはいかがでしょうか。

ワインカフェ古壺
住所:
山梨県甲州市塩山下於曽910
営業時間:
11:00~18:00
アクセス:
JR塩山駅下車、徒歩約12分
定休日:
毎週木曜日(祝日の場合は営業)
電話番号:
0553-32-2032

ぶどうの丘

最後は、勝沼のぶどうの丘です。
こちらはワイナリーではなく、食事・試飲・買い物・入浴・宿泊などができる複合施設。こちらの目玉は、なんといってもワインカーヴ(地下ワイン貯蔵庫)!驚くなかれ、甲州市推奨の約200銘柄・約2万本のワインが一堂にそろう場所なのです。

試飲容器である特製タートヴァンを1,100円で購入すれば、ワインカーブのワインがどれでも飲み放題!特に時間制限もありませんので、心ゆくまでゆっくりお気に入りのワインを探してみてください。
また、こちらのお風呂もおすすめ。露天風呂から見おろす甲府盆地や南アルプスの大パノラマは、まさに絶景!夜は甲府盆地の夜景を楽しむことができます。
ただし、飲酒のあとの入浴は危険ですので、くれぐれもご注意を。

ぶどうの丘
住所:
山梨県甲州市勝沼町菱山5093
営業時間:
9:00~17:30
アクセス:
JR勝沼ぶどう郷駅から徒歩約15分
電話番号:
0553-44-2111
※ワインカーヴ受付は17:
00まで

ワイナリー巡りの醍醐味とは

今、ほとんどのワイナリーではオンラインショッピングに対応していますので、ご自宅でも簡単にお気に入りのワインが購入できます。しかし、実際にワイナリーに足を延ばして畑や施設を見て回ったり、造り手の方と直接お話したりしていると、思いがけないワインと巡り合うことがあります。そういった中からお気に入りの1本を見つけるというのも楽しいですよ。
かくいう筆者は今回ご紹介した以外にもいくつかのワイナリーを巡り、1日で12本のワインを購入してしまいました。あまり買いこむつもりはなかったのですが、こんな予想外なことが起こるのもまたワイナリー巡りの醍醐味!?ですね。

gotch

これまでに国内45都道府県、海外延べ40ヵ国を訪問。自分が実際に体験したこと、感じたことを自分の文章と写真で表現していきます。記事を読んでくださった方に楽しんでいただいたり、何かの参考にしていただければ嬉しいです。

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