ラトビア基本情報 【ビザ・大使館・税関編】

3,296

views

0

旅先として日本人にまだあまり知られていないバルト三国の1つ、ラトビア。本記事ではラトビア旅行の前に知っておきたいビザに関する情報や大使館情報、税関についてまとめました。

ラトビア旅行の基本情報

北ヨーロッパのバルト海沿岸に連なるバルト三国の1つがラトビア。ラトビアに旅行するときに知っておきたい基本情報の1つが、観光にビザが必要かどうかということ。ラトビア旅行にはビザは必要なのでしょうか。

ラトビア観光の基本ルール

観光の目的でラトビアを訪れる場合、90日以内の短期滞在であればビザは不要です。ただし、出国時にパスポートの残存期間が90日以上あること、余白のページが1ページ以上残っていること、発効から10年以内のパスポートであることなどの条件があります。

また、ラトビアは多くの欧州諸国が加盟しているシェンゲン協定の加盟国の1つ。一部を除いたほとんどのシェンゲン協定国共通のルールとして、滞在期間の上限があります。滞在期間の合計は、あらゆる180日間のうち、すべての協定国への滞在を合計した日数が90日以内でなければならないので長期の周遊旅行の場合は注意が必要です。

ラトビアならではの例外

ラトビアへの入国には、他国にはない条件があります。それは、滞在期間中の海外旅行保険への加入と、その英文証明書の携帯。クレジットカードに付帯の保険でも可とされていますが、補償内容は旅行中の緊急治療、救急医療、死亡時の本国移送にかかる費用などで、金額は30,000ユーロ以上です。

条件などの詳細は変更になる場合もあるので、渡航前に駐日ラトビア共和国大使館のホームページで確認することをおすすめします。

それ以外の滞在の場合

仕事や留学など、観光以外の目的でラトビアへ行く場合は、目的にあったビザが必要になります。ビザの取得には時間がかかるので、早めに駐日ラトビア共和国大使館に問い合わせましょう。

大使館情報

ラトビアの公用語は、日本人には馴染みの薄いラトビア語。また、ロシア語も広く使われているようです。いずれにしても、旅行中、まさかのときのために大使館の連絡先は必ず控えておきましょう。

在ラトビア日本国大使館

ラトビアの日本大使館はリーガにあります。

在ラトビア日本国大使館
住所:
Vesetas iela 7, Riga LV-1013, Latvia
営業時間:
9:00~17:30
電話番号:
+371-6781-2001

税関について

ラトビア入国の通関は自己申告制です。また、持ち込み上限や、持ち込みが禁止されているものもあります。抜き打ちで検査されることもあるので、渡航前に持ち込みに関するルールを確認し、必要があればきちんと申告しましょう。

ラトビアの免税手続き方法

海外旅行の楽しみの1つがショッピング。免税加盟店で免税対象のショッピングをした場合、ラトビアか最後のEU圏寄港地で手続きすると、税金の一部が免税となる場合があります。渡航前に免税手続き方法のチェックも忘れずに。

最後に

以上、ラトビアを旅行するときに知っておきたいビザに関する情報、大使館の連絡先、関税についての基本情報をお届けしました。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • 日本人の舌に合う!北欧ラトビア料理とおすすめレストラン紹介

    ラトビア料理と言われても何も思い浮かばない…それほど私たちになじみのないラトビア料理ですが、実は日本人の口にとっても合うんです☆ラトビア料理をあれこれ食べられる現地のビュッフェレストラン"LIDO"もご紹介!

  • リガでミトンを買うならここ!ラトビア手編みのミトンおすす...

    ラトビアのミトンは今大注目のアイテム。でも、日本で取り扱っているところはまだ僅か。ラトビアで自分だけのミトンを探してみませんか?世界遺産のリガ旧市街には素敵なミトンショップが点在しています!

  • バルト三国・ラトビアのお土産におすすめ!「蜜ろうキャンド...

    自然豊かな北ヨーロッパの国ラトビアの特産品のひとつがハチミツです。そして、良い匂いのする蜜ろうキャンドルはお土産として喜ばれるおすすめアイテム。プロポリスが配合されているものもあるんです!今回は、ラトビアの蜜ろうキャンドルについてお届けします。

  • ラトビア基本情報【気候・服装編】

    バルト三国の真ん中、ラトビアはヨーロッパ大陸の北の国。とっても寒いイメージがありませんか? これさえ読めば怖くない、ラトビア旅行のための服装講座をお届けします!

  • ラトビアの「ルンダーレ宮殿」はバルトのヴェルサイユと呼ば...

    北ヨーロッパに位置するバルト三国。「バルトのヴェルサイユ」と呼ばれるほど美しい宮殿がラトビアのバウスカ(Bauska)という町にあるのをご存知でしょうか?首都リガから国内バスでバウスカまで行く方法と、ルンダーレ宮殿の見どころをお伝えします!

  • ラトビア基本情報【トイレ編】

    旅行においてトイレ事情は死活問題!公衆トイレが少なかったり有料だったり、やはり日本とは違いがあります。旅の憂鬱を解消するために、ラトビアに行く前に読んでおきたいトイレ情報です。

このエリアの新着記事
このエリアの人気記事
今週の人気記事