北ヨーロッパ・ラトビアの夏至祭とは?観光におすすめ!

6,190

views

0

ラトビア全土で祝われる夏至祭"Ligo"(リーゴ)は年に一度の特別な日。自然と共に生きるラトビア人の感性に触れるチャンスです!! 北国ならではの太陽への思いを感じられるLigoについてご紹介します。

夏至祭"Ligo"って?

Ligoはラトビアで最も大切なお祭りです。夏至は1年の中で日が最も長く夜が短い日。長く厳しい冬を過ごさなければならないラトビア人にとって太陽は特別な存在なのです。
毎年6月23日から24日にかけてを祝うLigoでは一晩眠らずに歌ったり踊ったり、飲んだり食べたり。たき火を囲んで家族や友人と過ごす大切な時間を皆とても楽しみにしています。郊外のサマーハウスに出かけたり海辺に行ったりと自然の中で過ごすのが一般的です。

ラトビアの「名前の日」

ラトビアでは365日それぞれに「名前の日」があります。この「名前の日」はラトビア人にとって第二の誕生日。夏至祭のある6月23日はリーガさんの日、24日はヤーニスさんの日と決まっているので、夏至祭を別名「リーゴ・ヤーニ」とも呼びます。
そのため、ラトビアではヤーニスという名前が大人気。自己紹介をしてみればあの人もヤーニス、この人もヤーニス!と言った感じで最もポピュラーな名前の一つです。

Ligoで使うアイテム

ハーブ

昔から自然を大切にして生きてきたラトビア人にとってハーブや草花は切っても切り離せないもの。Ligoでもハーブが大切な役目を果たします。
例えば、"Pīlādzis"(ピラーディス)というナナカマドの枝は魔除けとして扉の前に立てかけます。"Kalmes"(カールメス)という菖蒲の葉は刻んで床に撒けば良い匂いを放ち、悪いものを部屋から追い出してくれます。

「ヤーニスのチーズ」

夏至祭に必須の食べ物が"Jāņu siers"(ヤーニュ スィエルス)。ヤーニスのチーズ、という意味で黄色く丸い形は太陽に見立ててあります。クミン、カッテージチーズ、卵、バターで出来ていてラトビアの夏には欠かせないもの。市場でもスーパーでも、どこでも見かけます!

たき火

夏至祭の夜は一晩中たき火を焚いて過ごします。海辺にやぐらを組んで火をつけたり、たき火の上を飛び越えたり…火を囲んで歌って踊って!夏至祭の夜、ラトビアの郊外では至るところで空に上る煙を見ることができるでしょう。
この日にかぶった花かんむりを一年間保存して翌年のLigoのたき火に投げ込むと、一年の悪いものを祓うことができるという言い伝えもあります!

民族衣装

手仕事の国ラトビアの民族衣装はとっても素敵!愛国心の強いラトビアの人々にとって民族衣装は誇り高いもの。地方によって形や柄が違います。夏至祭や謝肉祭など特別な日に着ることが多く、Ligoでは民族衣装を見るチャンスが沢山あります。

出典: bnn-news.com

Ligoを体験してみよう

出典: bnn-news.com

夏至の日にリガにいるなら、夜に川沿いを歩いてみて。ダウガワ川(Daugava)に沿って出店が並び、歌や踊りも見ることができます。屋台ではラトビアのドリンクや食べ物が買えるので、食べ歩きしながら散策を。日没はだいたい22:30頃。それを過ぎても白夜の影響でうっすら明るく、治安も悪くないので思う存分夏至祭の雰囲気を味わってみましょう!

出典: www.li.lv

クリスマスよりも、収穫祭よりも大切なラトビアの夏至祭"Ligo"。お祭りの行われる6月はラトビア旅行のベストシーズン♪温かく、緑がきれいで国中が明るい雰囲気に包まれています。Ligoの前日には準備のためのマーケットも開かれるので、6月22日~24日にお休みが取れたならぜひラトビアへ!!

memeri

ヨーロッパ在住です。
手仕事が大好きな視点から在住者ならではの情報をお届けします。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • 日本人の舌に合う!北欧ラトビア料理とおすすめレストラン紹介

    ラトビア料理と言われても何も思い浮かばない…それほど私たちになじみのないラトビア料理ですが、実は日本人の口にとっても合うんです☆ラトビア料理をあれこれ食べられる現地のビュッフェレストラン"LIDO"もご紹介!

  • リガでミトンを買うならここ!ラトビア手編みのミトンおすす...

    ラトビアのミトンは今大注目のアイテム。でも、日本で取り扱っているところはまだ僅か。ラトビアで自分だけのミトンを探してみませんか?世界遺産のリガ旧市街には素敵なミトンショップが点在しています!

  • バルト三国・ラトビアのお土産におすすめ!「蜜ろうキャンド...

    自然豊かな北ヨーロッパの国ラトビアの特産品のひとつがハチミツです。そして、良い匂いのする蜜ろうキャンドルはお土産として喜ばれるおすすめアイテム。プロポリスが配合されているものもあるんです!今回は、ラトビアの蜜ろうキャンドルについてお届けします。

  • ラトビア基本情報【気候・服装編】

    バルト三国の真ん中、ラトビアはヨーロッパ大陸の北の国。とっても寒いイメージがありませんか? これさえ読めば怖くない、ラトビア旅行のための服装講座をお届けします!

  • ラトビアの「ルンダーレ宮殿」はバルトのヴェルサイユと呼ば...

    北ヨーロッパに位置するバルト三国。「バルトのヴェルサイユ」と呼ばれるほど美しい宮殿がラトビアのバウスカ(Bauska)という町にあるのをご存知でしょうか?首都リガから国内バスでバウスカまで行く方法と、ルンダーレ宮殿の見どころをお伝えします!

  • ラトビア基本情報【トイレ編】

    旅行においてトイレ事情は死活問題!公衆トイレが少なかったり有料だったり、やはり日本とは違いがあります。旅の憂鬱を解消するために、ラトビアに行く前に読んでおきたいトイレ情報です。

このエリアの新着記事
このエリアの人気記事