ドイツ・ベルリンで旧東ドイツの歴史に触れる観光スポット6選!DDRゆかりの地でアナタは何を考える?

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DDRって何?と思った方もいらっしゃるでしょう。DDRとはDeutsche Demokratische Republikという旧東ドイツのことを指しています。第二次世界大戦後には旧ソ連により支配され、社会主義思想を強制されました。そんなDDRを今でも感じることができる場所を6つご紹介していきますよ!

①DDR博物館(DDR Museum)

旧東ドイツでの日常生活をテーマごとに展示してある博物館。
実際にどれだけ規制されていたか、国から市民に配給されていたものがわかりますよ。
解説は英語とドイツ語。
子どもでも楽しめますが、大人ももちろん楽しめます!

旧東ドイツの住居空間を再現した部屋もあります。
実際に扉や引き出しを開けたりでき、展示法がユニークです。

旧東ドイツの国産車でもあるトラバントにも実際に乗ることができます!

旧東ドイツのことをあまり知らない方でも、当時の雰囲気を感じ取ることができますよ。
併設されたレストランでは旧東ドイツの料理が食べられます。
入場券を見せるとなんと10%割引!

DDR博物館(DDR Museum)
住所:
Kari Liebknecht Strasse 1, Berlin
営業時間:
10:00~20:00
土曜日10:
00~22:00
アクセス:
S場バーン5,7,75号線ハッケシャーマルクト駅から徒歩10分
定休日:
なし
電話番号:
030-847-12-3731
料金:
€6
おススメの時期:
通年

②アレクサンダー広場(Alexanderplatz)

ベルリンの交通の要衝でもある広場。
ロシア皇帝アレクサンドル1世が1805年にベルリンを訪問されたことを祝い、この名がつきました。
シュプレー川の東に広がっています。

冷戦時代には旧東ドイツの中心地でした。
ここから見る高層ビル群は社会主義国であった旧東ドイツの名残を垣間見ることができるかも…。

ここはベルリンで最大とも言われるデモが起こった場所でもあり、ベルリンの壁が崩壊する5日前に50~100万人の市民が集まり、政治体制の変化を求めていました。
今では色々なお店があり、大道芸人がパフォーマンスしていたりします!
地元の人たちもここで腹ごしらえをしますよ。

この広場には世界時計という世界中の時刻がわかる時計があります。
これは旧東ドイツ時代に作られました。
地元民の待ち合わせ場所として利用されていますよ。

アレクサンダー広場(Alexanderplatz)
住所:
Berlin, 10178 Germany
営業時間:
0:00~0:00
アクセス:
DDR博物館から徒歩11分
定休日:
なし
料金:
無料
おススメの時期:
通年

③赤の市庁舎(Rotes Rathaus)

アレクサンダー広場近くの市庁舎。
1861~1869年に建てられました。
1950年にアメリカから平和の象徴として自由の鐘が贈られ、今も正午に鐘を鳴らしています。
第二次世界大戦による爆撃により1度壊されたものの、現在では再建されました。
東西分断時代には旧東ドイツの市庁舎で、今はベルリンの行政機関として利用されています。

ピラーホールは高さ9mという広々としたオレンジ色の天井が美しいです!
ここにはドイツの歴史の中で重要な人たちの胸像が展示されています。

クリスマス前になるとクリスマスマーケットが市庁舎前で開かれるんですよ!
スケートリンクが特設されたり、観覧車がライトアップされてとってもきれい!

赤の市庁舎(Rotes Rathaus)
住所:
Ratausstrasse 15, 10178 Berlin
営業時間:
9:00~18:00
アクセス:
アレクサンダー広場から徒歩7分
定休日:
土曜日、日曜日
電話番号:
030-90-260
料金:
無料
おススメの時期:
通年

④テレビ塔(Berliner Fernsehturm)

アレクサンダー広場にあるテレビ塔で、ベルリンのどこからでも見えるランドマークとなっています。
旧東ドイツ地区だった場所に、1965~1969年にかけて建てられ、旧東ドイツのシンボルでした。
当時旧東ドイツ国家評議会委員長のヴァルター・ウルブリヒトは、テレビ塔が社会主義の優位性を表すシンボルとして誇っていたそう。
今は年間100万人の観光客が訪れるほどの人気!

展望台からは203mの高さからベルリンの街並みが見れますよ。
日程が決まっている方はWEBでチケットを買っていかれたほうが楽です!

回転レストランもあり20分で1周します。
朝食だとセットメニューが4種類。
回転しながらゆっくりご飯を食べてくださいね。

テレビ塔(Berliner Fernsehturm)
住所:
Panoramastrasse 1A, 10178 Berlin
営業時間:
9:00~24:00
(11~2月)10:
00~24:00
アクセス:
アレクサンダー広場から徒歩1分
定休日:
なし
電話番号:
030-2475-75-875
料金:
€13 子供(4~16歳)€8.50
おススメの時期:
通年

⑤秘密警察博物館(Stasi Museum)

旧ソ連の政権下にあった旧東ドイツは国民を監視するために、Stasi(シュタージ)という秘密警察を組織していました。
そのシュタージの本部だったところが、今現在博物館となっています。
旧東ドイツは国民に思想を強制し、反対する人たちは政治犯として逮捕していました。
写真を撮る場合は撮影許可のための1ユーロを支払い、ワッペンを貰ってくださいね。

シュタージの大臣エーリッヒ・ミールクの仕事場も見ることができます。
スパイの本部なので鍵つきの棚がたくさん!

盗聴や盗撮に使われていた機材が展示してあり、こんなところにカメラが!?と驚いてしまいます。
街中でこのような盗撮がされていたら、どれだけ暮らしづらいことか…。

シュタージは子どもたちにもシュタージの教育をしていました。

秘密警察博物館(Stasi Museum)
住所:
Haus 1. Ruschestrasse 103| Lichtenberg, Berlin
営業時間:
10:00~18:00
(土・日)11:
00~18:00
アクセス:
地下鉄Magdalenenstr駅から徒歩8分
定休日:
なし
電話番号:
030-553-6854
料金:
€6
おススメの時期:
通年

⑥秘密警察拘置所跡(Gedenkstatte Berlin-Hohenschonhausen Memorial)

実際の拘置所跡をそのまま博物館にしたもの。
1945年に建てられ、はじめはナチス関係者を収容していました。
東西分断されてからは、シュタージがこの施設をソ連から引継ぎ、政府に反対するものを収容。
かつて囚人だった方たちがガイドツアーをしてくれます。

独房では互いに交流をしないよう隔離され、音すら立ててはいけませんでした。
地下にも独房があり、暗く湿って狭かったので「Uボート」と呼ばれていたそう…。
取調べは徹底的に行われたそうです。

政治犯を連れてくる自動車や、独房などすべてを監視していた監視部屋も展示されています。
この拘置所に収容された市民はおよそ2万2000人というのだから…すごいですよね。
ガイドツアーは1日に数回しかありませんのでご注意を!!

秘密警察拘置所跡(Gedenkstatte Berlin-Hohenschonhausen Memorial)
住所:
Genslerstrasse 66, 13055 Berlin
営業時間:
ガイドツアーのみ11:30~、14:30~
(11~3月は月曜日~金曜日の14:
30~)
アクセス:
バスBahrhofstr駅から徒歩5分
定休日:
なし
電話番号:
030 -986082-30
料金:
€6
おススメの時期:
通年

終わりに…

そんなに遠くない時代にこのようなことが行われていたとは信じられません。
戦争は何も良いことは生まないというのがよくわかると思います。
旧東ドイツの人たちはどんなことを思いながら暮らしていたのか、想像しながら観光してみてくださいね。

maporinn

海外旅行、国内旅行どちらも大好き!一人でふらっと海外に行けたらいくことも。
英語が好きでイギリスには留学経験もあり。
色々な国に行って見たいです!

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