イギリス王室バッキンガム宮殿の見どころ!垣間見る、英国ロイヤルファミリーのおひざ元

9,026

views

0

イギリスと言えば真っ先に思い出すのがロイヤル・ファミリー。イギリスの王室は比較的開かれた王室で、国民と距離が近いと言われています。夏の間、バッキンガム宮殿が一般公開されたり、ザ・マルのパレードなどで国民は王室に親しみを持っています。もしロンドンに行ったら王室に敬意を表して一度訪れてみませんか。

1.イギリス王室の住居<br>バッキンガム宮殿 Buckingham Palace

バッキンガム宮殿はエリザベス女王を始めロイヤルファミリーが生活し、公務を行っている場所。「開かれた王室」と言われ、夏の一定期間、公式広間を一般に開放しています。絵画や調度品はさすが王室と思わせるものばかり。ちょっとだけ王族気分が味わえる。

バッキンガム宮殿 Buckingham Palace
住所:
Buckingham Palace Rd, London SW1A 1AA, UK
営業時間:
09:30~19:30
期間:
2015年は7/25~8/31
アクセス:
地下鉄ヴィクトリア駅から徒歩6分
電話番号:
020 7766 7300
料金:
20.5ポンド
所要時間:
2~2時間半

2.王室の馬車のコレクション<br>■ロイヤル・ミューズ The Royal Mews

ロイヤル・ミューズはその名の通り王室の厩舎。公式行事に使われる馬車が並んでいる。戴冠式の時に使われる金ピカの豪華な馬車やダイアナ妃も乗った結婚式に使われるメルヘンのような馬車が面白い。

ロイヤル・ミューズ(The Royal Mews)
住所:
Buckingham Palace London SW1W 1QH
営業時間:
10:00~16:00
アクセス:
下鉄ヴィクトリア駅から徒歩5分又はバッキンガム・パレス正門から徒歩3分
定休日:
国家訪問と王室のイベント時
電話番号:
020 7766 7302
料金:
9ポンド
所要時間:
1時間
3月29日から10月31日までは17:
00まで

3.歴代の王様のコレクション<br>■クイーンズ・ギャラリー The Queen's Gallery

ロイヤル・コレクションを展示するクイーンズ・ギャラリー。イギリス歴代の王が収集した美術品・調度品を見ることができるのはまさに至福。ダヴィンチ、フェルメール、レンブラントなどの絵画から食器や馬具まで幅広い展示がある。定期的に展示内容は変わる。

クイーンズ・ギャラリー(The Queen's Gallery)
住所:
Buckingham Palace Rd SW1 southern wing, Buckingham Palace London
営業時間:
10:00~17:30
アクセス:
地下鉄ヴィクトリア駅から徒歩5分又はバッキンガム・パレス正門から徒歩1分
定休日:
2015年 10/20~11/12と国家訪問と王室のイベント時
電話番号:
020 7766 7301
料金:
10ポンド
所要時間:
1~2時間

4.衛兵交代式の出発点<br>■ウエリントン兵舎 Wellington Barracks/衛兵博物館 The Guard's Museum

ウエリントン兵舎はバッキンガム宮殿を護衛する近衛兵の本部。衛兵交代式の衛兵はここから出発し、交代した衛兵が帰ってる。。バッキンガム宮殿の正面は非常に混み合うので、衛兵の行進を見たいならこちらの方がおすすめ。ウェリントン兵舎の一角には衛兵博物館があり、衛兵の征服や武器、勲章など衛兵にまつわる様々なものを展示している。戦争の絵画や模型も展示されていて子供にもわかりやすい。元衛兵のガイドさんが親切に解説してくれる。

ウエリントン兵舎(Wellington Barracks)/衛兵博物館(The Guard's Museum)
住所:
Wellington Barracks, Birdcage Walk, SE1E 6HQ
営業時間:
10:00~16:00
アクセス:
地下鉄セントジェームズパーク駅から徒歩5分
定休日:
12月中旬~1月中旬
電話番号:
020 7414 3428
料金:
6ポンド
所要時間:
1~1.5時間
ウェリントン兵舎内部は非公開

5.偉大な女王を称える<br>■クイーン・ビクトリア記念碑 Queen Victoria Memorial

ビクトリア女王は19世紀の大英帝国の繁栄を象徴する女王。彼女の栄光を称えるため1911年に建造された。最上部には勝利の女神像と忠誠と勇気の化身の黄金像があり、その下にあるエリザベス女王の即位の像を称えている。

クイーン・ビクトリア記念碑(Queen Victoria Memorial)
アクセス:
バッキンガム宮殿正面

6.喧騒から離れて一休み<br>■セント・ジェームズ・パーク St-James's Park

セント・ジェームズ・パークはバッキンガム宮殿のすぐ東にある公園。セント・ジェームス湖の周りに緑や花壇があり、よく手入れされている。芝生やベンチで一休みするのに絶好の場所だ。

セント・ジェームズ・パーク(St-James's Park)
住所:
The Storeyard, Horse Guards Road, St James's Park, London. SW1A 2BJ
営業時間:
5:00~24:00
アクセス:
地下鉄セント・ジェームス・パーク駅から徒歩2分

7.王室のパレードが行われる<br>■ザ・マル The Mall

ザ・マルはトラファルガー広場とバッキンガム宮殿の間にある赤い色の道路。赤はレッドカーペットを表すもので、王室のパレードはここで行われる。両側にユニオンジャックが並ぶ光景は圧。ウィリアム王子のロイヤル・ウェディングのパレードもここを通った。

ザ・マル(The Mall)
アクセス:
地下鉄チャリング・クロス駅より徒歩2分

8.ロンドン芸術の最先端<br>■アイシーエー ICA

アイシーエーはイギリスの現代芸術協会のこと。ロイヤル・アカデミーなどの格式高いところとは違った最先端の芸術を紹介している。アイシーエーギャラリーはロンドンの最新アートが展示されている。劇場や映画館も興味深い。

アイシーエー(ICA)
住所:
The Mall London SW1Y 5AH
営業時間:
11:00~18:00
アクセス:
アクセス:地下鉄チャリング・クロス駅より徒歩5分
定休日:
月、12/24~26
電話番号:
7930 3647
料金:
無料
木曜日は21:
00まで

9.ザ・マルの入り口<br>■アドミラルティ・アーチ Admiralty Arch

アドミラルティ・アーチはトラファルガー広場からザ・マルへつながる門。1911年にビクトリア女王を称えて造られた。3つの入り口のうち中央の入り口は王室専用。回り込むような曲線により見るものを圧倒する。

アドミラルティ・アーチ(Admiralty Arch)
住所:
The Mall London SW1A 2WH
アクセス:
地下鉄チャリングクロス駅から徒歩約2分

10.騎兵の衛兵交代式が人気<br>■ホース・ガーズ Horse Guards

ホース・ガーズはセント・ジェームズ・パークのすぐ東にあるパラディオ様式の建物。1753年に造られ陸軍参謀本部として使われていたが、現在は近衛騎兵隊の本部となっており馬に乗った騎兵が警備している。ここの騎兵の交代式は鉄柵もなく人も少ないので見やすい。

ホース・ガーズ(Horse Guards)
住所:
The Household Division, Horse Guards, Whitehall, London SW1A 2AX
アクセス:
地下鉄チャリングクロス駅から徒歩約10分
衛兵交代式は午前11時(日曜日は午前10時)

11.猫が公務員?<br>■首相官邸 10 Downing St.

ダウニング・ストリートの10番地は初代首相ロバート・ウォルポール卿が住んで以来、首相官邸として使われているので住所が首相官邸を表すようになった。首相官邸ネズミ捕獲長として猫が公務員として働いていることでも有名。

首相官邸(10 Downing St.)
住所:
10 Downing St, London SW1A 2AA
アクセス:
地下鉄ウェストミンスター駅から徒歩5分

バッキンガム宮殿や周りの博物館はイギリス王室の威厳を感じる。衛兵交代式と騎兵の交代式は今も伝統を守る姿勢をを表している。イギリスを理解するためには是非行きたいところだ。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
このエリアの新着記事
  • イギリスのお菓子お勧め人気TOP22!お手軽お菓子から優雅なア...

    イギリスにはお菓子のバリエーションが少ないと思っている方、集合!ケーキやスコーン、クロテッドクリームにクリスマス限定のパイなど実は奥が深いイギリスお菓子の世界へご招待致しましょう。王室御用達のチョコレートからスーパーで買えるお菓子まで取りそろえはバッチリ。ハリーポッターやアガサ・クリスティの好物も登場!

  • ロンドンでオーダースーツが作れるアトリエ「Paul Smith West...

    イギリス・ロンドンに所在する「Paul Smith Westbourne House-ポール・スミス・ウェストボーン・ハウス-」はデザイナー、ポール・スミスの邸宅を改装したアトリエ兼フラッグシップストア。ここでしか作れないオーダースーツは必見です!旅の記念に1着オーダーしてみては?

  • イギリス基本情報 【時差・空港編】

    モノトーンの落ち着いた街並みの中を走る赤いバスが印象的な国「イギリス」。本記事では、イギリスに行く前に知っておきたい日本とイギリスの時差や、イギリスの玄関口、ロンドンのヒースロー空港までの飛行時間などの基本情報をお送りします。

  • スコットランド・エディンバラでおすすめの人気お土産ショッ...

    日本でのスコットランドの知名度、高いとは言えません。どんな国?と聞かれてもなかなか即答しがたい国の一つです。そんなスコットランドですが、行ったからにはスコットランドらしいお土産を買って帰りたいですよね♪ そこで今回は、スコットランドの民芸品やスコットランド人アーティストによるオリジナルアクセサリーを購入できるおすすめのお店3店を詳しくご紹介していきます!

  • ロンドンにあるおすすめホテル15選!人気観光スポットへのア...

    歴史がある国として、観光の見どころも多く、訪れる人が多いイギリス。首都であるロンドンまでは、日本から直行便が出ているので、旅先に選ぶ人も多いのではないでしょうか?英語も通じるので比較的旅行もしやすいですよね。今回は、そんなロンドン市内にあるオススメホテルを紹介しましょう。

  • ロンドンでおすすめのおしゃれハイセンスホテル7選!思わず予...

    歴史ある建物を訪れたり、洗練されたファッションストリートを歩いてみたり・・・せっかくのロンドン旅行ですから、宿泊先もおしゃれにキメませんか?そんなトラベラーの夢を叶えるハイセンスなホテルをドンと紹介します。

  • ロンドンのコヴェント・ガーデン観光スポットまとめ!おしゃ...

    常に人が集まっているコヴェント・ガーデン。ショッピング街にカフェやレストラン、しゃれた小さなお店が立ち並んでいます。今回はそんなおしゃれでにぎやかな街、コヴェント・ガーデンをご紹介します。

  • 【イギリス・コッツウォルズ】ブロードウェイのおすすめスポ...

    コッツウォルズの北にある町で世界で一番のコッツウォルズの羊毛を運ぶ拠点となりました。 そんなブロードウェイにはおしゃれなカフェやブロードウェイタワーなどの観光名所もあります。 イギリスのアフタヌーンティーやクリームティーを楽しめるお店も紹介します。

  • 007のロケ地、イギリス・ブレナム宮殿!極上の庭園や巨大迷路...

    元首相ウィンストン・チャーチルの生家としても知られるブレナム宮殿は、その規模だけではなく、美しさにおいても英国随一との評判です。1987年には世界遺産にも登録。一度は訪ねてみたいと思われている方のために、今回はその魅力の一端をご紹介したいと思います。

  • エディンバラのおすすめ観光スポット7選!鉄板観光スポット...

    スコットランド・エディンバラと聞いて何を思い浮かべますか?キルトやバグパイプなどが有名ですよね。そのほかにも美しいお城や建造物、奥深い歴史があります。そして忘れてはならないのがウイスキー!パブの文化があるため、美味しいお酒や食事がたくさん!今回はそんな魅力触れるスコットランドの首都、エディンバラについてご紹介します。

このエリアの人気記事
今週の人気記事