陸の孤島、奈良田の里温泉に美肌の湯あり!

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山梨県南巨摩郡の山奥に秘湯とも呼ばれる奈良田の里温泉。歴史は古く、風情ある日本家屋の佇まいのなかにその温泉はあります。脱衣所にはドライヤーもなければ、コンセントもありません。ただあるのは良質な温泉の内風呂だけ。それでもリピーターは多いのです。

奈良田の里温泉

奈良田の里温泉は別名「女帝の湯」とも呼ばれ親しまれていますが、「女帝の湯」といわれる所以は、『女帝・孝謙天皇が病になり758年この地を訪れ、20日間湯治し病を完治した後もこの温泉に留まり8年間滞在した』といわれたことから「女帝の湯」「秘境の霊湯」と現在も呼ばれているそうです。
奈良田の里は甲府から電車で約1時間。さらにバスに乗り換え約1時間半の秘境にあることから陸の孤島と称されました。

敷地内には湧水が湧き出ていて飲めるようになっています。(温泉ではありません)
また脇にある立て看板には、奈良田の里温泉の効能や、女帝の湯と呼ばれている経緯が記されていますので是非ご覧ください。

奈良田の里温泉は陸の孤島と呼ばれるほど奥深く、あの武田信玄の隠し湯だったともいわれています。
佇まいは田舎の民家かおそば屋さんのようなイメージですね。
看板がなければ、誰も日帰り温泉とは思えないでしょう。

奈良田の里温泉の庭にはヤマメとイワナが泳いでいます。
庭に鯉とか金魚ではなく、イワナやヤマメというのがいかに奥深い里山だということがわかりますね。

1956年の奈良田ダム建設によりダムの底に沈んだその源泉を復活するため1979年新たに掘削して誕生したのが現在の奈良田温泉。
まずはこちらで受付をすませてから、別棟にある温泉棟へ。
受付のそばには土産品も置かれていて、オリジナル入浴剤「奈良田の里温泉の素」もありますよ。

この長い趣のある廊下を歩いて行ったところに、温泉の入り口が。
なんだか、日帰り温泉じゃないみたいですよね。
風情ある和風旅館のような感じ。

こちらが温泉の入り口。
浴室は内湯のみ男女各1
泉質:ナトリウム・塩化物炭酸・水素塩泉
源泉温度:42.2度
効能:リウマチ性疾患、運動器障害、創傷および火傷、慢性湿疹、皮膚掻痒症および角化症、虚弱児童、女性性器慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症および月経障害、更年期障害

出典: www.hikyou.jp

こちらの温泉は飲泉ができ、慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝・胆道疾患、糖尿病、痛風および尿酸素質、肥満症、慢性尿路疾患、じんましん等によいとされています。

大きくくりぬかれた湯船の窓からは南アルプスの山々を一望でき、総ヒノキで造られた湯船には天然源泉が掛け流しになっています。
なめらかな肌触りとつるつるした感触が特徴の美肌の湯です。

食事処「こんぼうす(奈良田弁でくいしんぼう)」の甲州名物『うまいもんだよ南瓜のほうとう(800円)』を食べると身体の芯までホカホカ。
そのほか川魚料理や馬モツ煮が人気です。

あらら。
ワンちゃんかと思ったら、たぬきさんがお出迎えしてくれました。
名前はポコちゃんだそうで、手を出さないようにと注意書きがあります。
看板犬ならぬ、看板たぬきさんですね。

奈良田の里温泉
住所:
山梨県南巨摩郡早川町奈良田486 「奈良田の里」内
営業時間:
9:00~19:00
アクセス:
【車】中央自動車道甲府南ICから約65km、中部横断道増穂ICから約50km
【電車】JR身延線身延駅から山交タウンコーチ奈良田温泉行きバス約100分。終点「奈良田」下車、徒歩5分
電話:
0556-48-2552
定休日:
水曜日(水曜祝日の場合は木曜休)、12/28~1/2休館
料金:
中学生以上550円/小学生220円(小学生未満無料)
   休憩料金 中学生以上1500円/小学生750円(小学生未満無料)

狸がペットだったり、庭にはヤマメやイワナが泳いでいたり、これだけ見てもかなり山深い陸の孤島にきたなというのがわかる気がしますね。
田舎のおもてなしにきっと満足出来る温泉だと思いますので、思い切って出掛けてみてください!

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